年末に行われる全国ネットの漫才コンクールで、香川県の高校生に通う素人の二人組み(鬼松と福家)が優勝した。
二人には小学一年生の時、全校生徒の前で予期せず辱められた経験があり、それ以来、赤面症と軽い対人恐怖症に陥った共通点があった。
小学三
年に上がる時のクラス替えで同じクラスになった二人は、似た境遇から親友になり、二人して木村サクラという女の子を好きになる。二人してサクラと同じ塾に通いだし、そこで数学講師の三島由紀夫に出会う。
三島は人と話すのが苦手そうな鬼松と福家を贔屓にし、三島を介して鬼松と福家はサクラと仲良くなっていく。
小学五年のクラス替えでも三人は同じクラスになったが、大きな変化としてまーくんという発達障害の生徒が転校してきていた。まーくんは何をするにも他の生徒たちには劣り、イジメの対象になった。まーくんの面倒を見るのはサクラの役目だったが、そんな優等生な振る舞いから妬まれ、サクラは陰口を叩かれ始める。
鬼松も福家もサクラは悪くないと分かっていながら、サクラを批判する言葉に反論できない。それを知った三島は嘆き怒って二人とは一線引くようになる。
ある日、まーくんが教室で排泄物を漏らすという事件が起こり、それを止めに入ったサクラもイジメの標的となった。
事件後サクラは腫れ物扱いされ、お漏らし事件はタブーとされるが、三島だけは意に介せずその話題に触れ、サクラの味方となった。
助けられなかったことを謝る鬼松と福家だったが、三島は許さず、「一日一回はサクラを笑わすこと」というミッションを二人に突きつける。それから鬼松と福家は笑いを研究し、日々サクラを笑わそうと努力する。対人恐怖症を克服し、人前でも研究した笑いの成果を発表するようになっていく。
鬼松と福家が漫才コンクールで優勝した年の大晦日。サクラと三島は、鬼松と福家が稽古に使っていた香川県総合運動公園の屋根がついた休憩所の下に居た。
正午を知らせるサイレンが鳴る。その音が細く聞こえなくなったところで三島が指を鳴らした。大きな柱の陰から鬼松と福家が現れる。人前で赤面することしか出来なかった二人が、六年十一ヶ月試行錯誤したネタが始まった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-29 19:00:00
31964文字
会話率:20%
高一の夏休みに旅行先の海水浴場で出逢った濡れた制服姿の少女との出逢いが後々の生活に大きな変化をもたらすことを彼は知らない。
ほのぼの、甘々で、たまにシリアス展開?
最終更新:2024-05-23 18:00:00
10464文字
会話率:43%
【ドラゴンノベルス中編部門『求道者』に応募する作品のため、必ず6万文字以内で完結します】
少年マリウスは国で最強の魔法使いである『護国魔法師』を目指していた。
しかしある日神から与えられた神託で、魔法使いとは全く関係の無い【天職:画家】を
与えられてしまう。
それでも最強の魔法使いになることを諦めきれないマリウスは、遥か昔に廃れた古代魔法である魔法陣の真の力を解き明かし、【画家】として魔法陣を描くことで戦う道を選択する。
画家でありながら最強の魔法使いを目指すマリウス。
そして無双の力を誇るマリウスによって貴族間のパワーバランスにまで大きな変化が起こり、国は大きく動き出していく。
魔法陣を描く画家の無双劇、ここに開幕!
【他サイトでも掲載しています】折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-21 19:10:00
58888文字
会話率:27%
画家はなぜ絵を描くのか……
画家の「私」は、夢である女性と再会する。中学生時代、私に絵の手ほどきをしてくれたかつての少女は、色の白い大人の女性だった。
少女との出会いは、中学生の私の人生に大きな変化をもたらした。
思春期の出会いがも
たらした男の経験とその後の画家の人生を描いた問題作的恋愛小説。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-30 22:34:47
23538文字
会話率:2%
『悪いな、今日は友達と遊ぶから』
そう女性達に向けて言ったのは、モテモテ主人公の天道進。
平凡な学生生活を送っていた俺、地道行人にまるで天啓のように聞こえたその声は、俺に行動を促した。
まずは髪を切り、なんならちょっと染めちゃっ
て、眼鏡からコンタクトに、そして親のコネを最大限に利用する。
見た目性格共に大きな変化を遂げた俺の元には、徐々に人が集まって来るように。しかしそれらに全くと言って良いほど興味を持てなかった。
俺が興味をひかれたのは、天道進の近くにいる女子生徒四人。しかしどうやら全員が天道に好意を抱いているようだ。
でもお前、なんでそんな事になんの? そのまま黙って進めば普通にハッピーエンドなのに。
あ~あ、お前が悪いんだぞ? お前がそんな選択をし続けるから彼女達は俺の所に来たんだよ。
ここまで来たのは俺も初めてだけど…………ん? 俺は何を言っているんだ? 自分でもよく分からない。
しかし何故か言わずにはいられないから言っておこう。『ようこそ、バッドエンドルートへ』折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-27 12:00:00
289763文字
会話率:49%
坂田翔(かける)の前に死神が現れ、余命が一ヶ月だということを宣告される。翔は余命を知るも特に動揺することなく変わらぬ日常を過ごそうとする。けれども見えないものが見えるようになって生活は少しずつ変化する。ある日、大きな変化が現れる。翔に待ち受
けている運命とは。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-18 21:25:22
5649文字
会話率:52%
剣と魔法が支配する世界。
だが、魔法はとても稀少な存在となってから、既に数えきれない程の年月が経ってしまっていた。
そんな折、主人公フォルスは突然の出来事に生活が一変する。
閑静な村で、父親と姉との3人暮らしの、ごくごく平凡な生活を送り、
今後も大きな変化も無い生活を送られると思っていた。
最愛の姉が昏倒するまでは。
フォルスは、実の姉に並々ならぬ情愛を注ぎ込んでいるのも相まって、最愛の姉を助けようと奔走する事になる。
やや直情的な感情に左右された行動が、様々な事件に巻き込まれるとは露知らず…。
最愛の姉を救い、もう一度笑顔を見たい。
重度のシスコン青年が、世界を又に掛けた冒険譚の開幕です!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-16 00:19:47
33928文字
会話率:24%
魔物と戦う職業、冒険者。
その中でもベテランの男に、一人の少年が勇気を振り絞って声をかけた。
「ど、どうしたらあんな風に、ゆ、勇気を出せるんですか!?」
戸惑いながらもその問いに答える男。
それが大きな変化を起こす事になると知らないまま……
。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-12 23:56:03
1596文字
会話率:50%
中世
世界はエネという不思議な力で満ちていた
エネは魔法を生み
魔法は軋轢を生む
永きにわたり、争いが絶えない中
一筋の希望が生まれたのだった
名は
「ソラ・エナジス」
彼の誕生はやがて
世界へ大きな変化をもたらすことになる
最終更新:2024-03-10 17:00:00
240文字
会話率:0%
小説家になろう20周年記念イベントへの参加をきっかけに、最近の『小説家になろう』の大きな変化に気づいた筆者が、『小説家になろう』を運営するヒナプロジェクトの内部で起きていることを考察したエッセイです。
最終更新:2024-03-09 20:29:15
4984文字
会話率:0%
僕(氷室 和也)は、ここ最近、生活に大きな変化があったのだが……。
キーワード:
最終更新:2024-02-01 00:00:00
1772文字
会話率:13%
7年前、大きな変化が起きた。
世界五か所に『核』が突如出現し、その後、その五つの『核』の共鳴が地球全体を包み込み、世界に大きな変化をもたらした。
【核】によって引き起こされるこの大きな変化を、人類は【大惨事】と呼んでいる。
共振による
超大規模自然災害により、人類の3割以上が行方不明または命を落とし、数え切れないほどの人類が生存の拠り所である家を失いました。
『ニュークリア』が出現した場所とその周囲一帯は濃い血霧に覆われ、周囲には結界が張られ外界からの一切の侵入を遮断されている。 このような場所を【ドメイン】と呼びます。
動植物が変化し、新しい鉱石や元素が現れ、どこからともなく亀裂が生じ、そこからモンスターが出現します。
国家という概念はもはや存在せず、5つの【中核】に基づいて設立された5大権力組織が代わりに存在する。
魔物の襲来に対抗するため、人類は魔物の体内から因子を抽出し、人間の技術と融合させて強力な兵器を生み出した、この兵器を『因子兵器』と呼び、因子を受け入れて使用できる者たち使用武器は「AMERS」と呼ばれます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-31 22:06:44
459文字
会話率:0%
花妖という異形の存在が跋扈する現代日本。
それに対するは、百花と呼ばれる人ならざるものと百花を統率する徒花。
遥か昔から現代にいたるまで、その戦いは続いてきた。
そして今、戦いに大きな変化が訪れようとしている。
主人公の霞川 凛は高校二
年生に進級した。そして新学期早々編入生が凛のクラスにやってくる。
この中途半端な時期にやってきた転校生はどこか不思議な雰囲気の美少女だった。
そしてこの美少女は凛の学校生活に大きな変化をもたらし、そこから凛の人生と日常は大きく変わっていく。今まで目を向けることすらしなかった世界に凛は目を向けさせられることになる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-31 13:55:00
13856文字
会話率:44%
同じ学校の男子に恋をしているらしい少女、雪内桃花。そんな彼女のとある日常。
日常は、大きな変化をもたらさないから日常。
最終更新:2023-12-13 19:22:02
3259文字
会話率:52%
騎士団長の不倫現場を目撃。
魔術師と協力して不倫調査、証拠を探して、国王陛下の前で断罪します。
ファンタジーな世界でメイドが不倫事件を追う。魔術探偵物語です。
地位も名誉も、素晴らしい妻もいる騎士団長がどうして不倫にはしったのか?
魔術に
よる調査、仲間との協力、推理とアイデアで真実を明らかにします。
その真実は、登場人物たちの心に大きな変化をもたらし、物語は意外な結末を迎えます。
毎日昼更新 全10話 完結予約投稿済み折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-28 18:00:00
39036文字
会話率:31%
幼い弟妹たちを養うために12歳で冒険者となり必至に働いてきたアレンは、弟妹たちが無事に独り立ちしたことをきっかけに冒険者をやめ、ちょうど折り良く募集のあった冒険者ギルドで職員として働き始める。
しかしその仕事は冒険者たちから見向きもされない
スライムダンジョンの管理という地味なものだった。うつうつとした気持ちを抱きつつもスライムを踏み潰し続ける生活を続けること1か月、突然ダンジョンの改変が起こる。
他に調査する者などおらず、独りで調査を行うアレンの頭の中にピコンという音が響く。それはダンジョンのレベルダウンの罠だった。自らの不運さにがっくりと肩を落とすアレンだったが、それはこれからアレンに起こる大きな変化の序曲にしか過ぎなかったのだ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-25 14:14:15
1096701文字
会話率:39%
7年前に異世界へ召喚され、『勇者』としての使命を果たした八嶋 透(やじま とおる)。
だがしかし、死んだはずのつもりが目の前には日本の景色が。
「戻ってきたのか、日本に」
透が居ない間、この世界では様々な出来事が起こっていた。
1番大き
な変化は地球に『魔素』が発生したこと。
それにより人々は異能力を使えるようになっていた。
だがそれと同時に、力に溺れ魔人化する人が大量発生。
事態を重く受け止めた各国は『魔殺協会』を設立。
日々魔人の討伐を行い、平和な世界を作る。
魔人狩りを行うその人たちを『ハンター』と呼んだ。
地球に戻った透の物語です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-06 05:00:53
57986文字
会話率:50%
こちらは、連載小説『姉が絶世の美女なので、』内の三章をお読みの方に向けた、人物紹介欄の補足という位置付けになっています。人物紹介欄には載せられない各人物の最新の状況などを、短くまとめた内容です。
三章に入ってから大きな変化のあった人物のみの
掲載です。
各人物の基本的な情報は各章の人物紹介欄の方にありますので、そちらも合わせてご覧ください。
※ネタバレ必至の内容となります。閲覧には要注意。※
話数は、それ未満の部分をお読みの方にはネタバレとなる情報がある、という目安です。
ネタバレ歓迎の方はご自由にご覧ください。
登場人物に大きな現状変更があった際、随時更新します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-22 23:58:40
998文字
会話率:0%
栗原 類(くりはら るい)は医学部に通う平々凡々で生真面目な大学三年生だ。
スーパームーンの夜、不思議な声を聞いた直後の事故をきっかけに、彼は毎晩ある夢を見るようになる。
それは、ルイス=クリフェードを名乗り、月巫女(つきみこ)という巫
女姫を守る騎士として過ごしつつ、彼女へ想いを募らせるファンタジーな夢。
どこかリアルな夢の中には、彼の身近な人間も出てきて、それは少しずつ彼の現実と夢の境を曖昧にしていく。
そんな中、大学教授の紹介で家庭教師として彼が出会ったのは、月村 莉音(つきむら りおん)。
類が見る夢の中に出てくる巫女姫に瓜二つの彼女との出逢いが、周りを巻き込み大きな変化をもたらしていく。
これは前世で身分差を乗り越え結ばれた騎士と巫女姫が、生まれ変わった現代で再び出逢い、新たな関係と絆、想いを紡ぐ物語。
すれ違い、時に傷付きながらも、二人が手を取り合い、幸せになるまでを描くちょっぴりファンタジーな恋と愛情の物語です。
※ この話における前世はシリーズ作品中の『月夢』という作品にあたります。
その関係上、一部、月夢本編のネタバレも含みますのでご注意ください。
月夢を未読でも読めるように書いていますが、詳細が気になる方は、シリーズリンクまたは下記URLからどうぞ。
(現在、月夢本編は改稿作業中で、2章まで完了しています)
【 https://ncode.syosetu.com/n0342fk/ 】
※ なお、同タイトルでノベルアップ+様、カクヨム様にも掲載する予定です。
※ タイトルは【ゆめうつつのそうれんか】と読んでいただけたら嬉しいです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-11 00:28:18
142391文字
会話率:51%
二年前、父さんが引き起こしたあの事故は、二つの家族に大きな変化をもたらした。
さとるは今年もこの街にやってきた。真実を確かめるために。
「知ってますか? 命日には亡くなった人が帰ってくるんだそうです」
彼らは再びこの町に集まって、そ
れぞれが真実を確かめようと行動する。しかし、それぞれの思いは勘違いの連続ですれ違っていってしまう。そう、彼らはみな背中合わせで全く違う方向を向いているのだ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-07 02:36:46
10754文字
会話率:30%