消えはじめた「人工物」。
小説というよりも詩に寄っています。読みずらいものかもしれませんが、一読いただいて、「私」と一緒に弔ってくれると嬉しいです。
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最終更新:2019-12-01 12:36:35
474文字
会話率:0%
近未来SF。西暦2100年。
人間から三大欲求の性欲と食欲がなくなった世界。
日本国は5つのドーム型の都市(エリア)で構成されていた。
空気、天気、人口、産業。究極的に完備されたドーム型の都市(エリア)。
エリア・カントーの自然省
に勤めるセルフは世界に懐疑的だった。
全てが人工物で作り上げられて、男女の恋愛は全て異質(びょうき)とされた。
そんな中、起こった友人の突然の失踪。省内の友人の疾走をきっかけに、彼の人生は大きく揺れ動く。
ディストピアなSF作品です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-07-16 23:50:51
38677文字
会話率:39%
奥まった森の奥。そこに不釣り合いな人工物があった。鳴り響くは鉄を叩く音。そこはあるものを求める人だけが辿りつける場所だった。
「おや、久し振りのお客様ですね。どうぞお入りください。えぇ、大丈夫ですよ。貴方の求める力がここにはあります。さぁ
願いを仰って下さい。貴方に資格があるのなら力を得ることができますよ。」
完全に不定期更新です。何話か纏めての話になりますので同時に投稿します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-04-27 22:47:33
11601文字
会話率:59%
自称ジャーナリストの息吹は一人+αで荒野をさまよっていた。
かれこれ三日は同じ光景を網膜に焼き付ける作業。なけなしの食料もわずかで、いよいよもって死神が迎えに来る時が近づいていた。方位磁針など役に立たず。太陽が東から昇っているのかも確
かではないこの世界での遭難は絶望的だった。
しかし、天は息吹を見放していなかった。丘を越えたその先に人工物であろう民家が見えた。廃墟でありませんようにと祈りながらそこへ向かう。祈りが通じたのか、そこには人が生活する村があった。喜びとともに安堵の息を漏らす息吹。しかし緊張が解けたせいか、ふらっと意識を失ってしまう。
◇
久しぶりの投稿になります。反響があれば長編版も書こうとは思っています。皆様からの熱い応援をお待ちしております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-04-14 12:02:46
16285文字
会話率:44%
スペースデブリ(英語: space debris、orbital debrisとも)または宇宙ゴミ(うちゅうゴミ)米語:space junk とは、なんらかの意味がある活動を行うことなく地球の衛星軌道上〔低・中・高軌道〕を周回している人工物
体のことである。宇宙開発に伴ってその数は年々増え続け、対策が必要となってきている。(Wikipediaより引用)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-03-14 20:10:12
1560文字
会話率:52%
スペースデブリ(英語: space debris、orbital debrisとも)または宇宙ゴミ(うちゅうゴミ)米語:space junk とは、なんらかの意味がある活動を行うことなく地球の衛星軌道上〔低・中・高軌道〕を周回している人工物
体のことである。宇宙開発に伴ってその数は年々増え続け、対策が必要となってきている。(Wikipediaより引用)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-11-07 00:52:13
2152文字
会話率:50%
人類は驚異的な技術力で目覚しい発展を遂げた。
だが各国が競い合うようにして急速に発展しすぎた代償は大きく、母なる海を枯れ、空は黒く染まり、大地は痩せこけ純粋な自然の姿を残したかつての青い星は消滅、地球は灰色の人工物と化していた。
人類が自ら
の愚行を嘆いた時、それらは災害レベルの環境汚染という形で牙を剥く。
地球のキャパを超え、浄化不能と化した汚染を前に人類は試行錯誤の末、試験的ではあるが有害物質に抵抗を示す"ナノマシン"を開発、それを体内に組み込む事で環境への適応を試みた。
結果時代が進むに連れ、人類全体が体内にナノマシンを宿すようになり、それは環境汚染に適応する為だけにとどまらず外傷に対する瞬間的止血、いかなる状態でも精神を安定させ、循環するナノマシンを停止させる事で罪人を処し、逆に瀕死の重傷人を蘇生させる。
世界は遂に己の生き死にさえも技術により管理する時代を迎える。
だが42世紀末、世界中では老若男女総勢1万人超の相次ぐ不審死が発生。
国連の調査によると死因は体内のナノマシンが異常を起こした事と判明。
人為的なモノなのか単純にプログラムの異常なのか、一部メディアが死神の存在を謳った事からナノマシンに突如起こる異常動作、特に生死に関わるモノは通称"死神"と呼ばれるようになる。
それは"人間に感染するコンピュータウィルス"であり感染経路、発症条件、予防策などは依然不明。
神の裁きか或いは乗り越えるべく与えられた試練か。
徐々に広がりを見せる謎のコンピュータウィルス死神に対して日本政府も対策を発表。
時同じくして首相を含む一部の上級官僚達は秘密裏に、とある機関との接触を開始。
その機関の名は"社会福祉法人 技能開発研究所"。
表向きには環境汚染に対して、より高度な反応を示すナノマシンの開発及び、それに対する情報共有を目的とした民間法人企業だが、正体は政府公認の秘密機関にして非合法な研究、人の道に反した禁忌を行う国家の闇を具現化したような狂気の組織。
監視社会の手前、表立っての行動に制約を掛けられている今、動けるのは先進技術の闇に隠れた裏の組織として福祉技研に密命が下される。
究極の畜生道とも言える、その作戦名は──
"EscapeGoat(エスケープゴート)"折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-07-30 16:12:43
238110文字
会話率:31%
雪山で後輩を助ける為、その身代わりとなって滑落した主人公、鼓童魁人は、気が付くと見知らぬ密林に倒れていた。古武術を嗜み、世界を旅してきた彼ですら見た事のない草木や、蒼天に輝く2つの太陽と楕円形の謎の天体と言う光景に混乱するも、どうにか森の
中に有る人工物らしき物を発見するの……だが……
自分の世界に帰る為、異世界移動の能力を持つと言う魔神の謎を解き明かすために、魁人は様々な事件に関わりつつも仲間達と共に異世界を探索する。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-05-19 18:59:06
402599文字
会話率:34%
目覚めるとそこは、異世界だった。
タイムマシンを発明したタカシ。
しかし、試運転中に事故がおこり、遙か未来にタイムスリップしてしまう。
未来では完全に文明が崩壊しており、人工物は一切見当たらない。
いったい何が起きたのだろうか。
タカシとともに世界の謎を解き明かし、過去に戻るための手がかりを探す物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-03-15 21:59:47
3437文字
会話率:11%
青年イナミは体内に『液体金属』を移植された実験体である。
宇宙実験施設船で造られた変異体が暴走。船は隠蔽のために出口のない亜空間跳躍を実行する。
イナミと少女クオノは、研究員の手引きで船から脱出することに成功。
しかし、各々が乗るポッドは
亜空間跳躍に巻き込まれ、永遠に漂流してしまう――はずだった。
イナミにとってほんの数秒後。ポッドは惑星に漂着する。
そこは二百年後の地球。戦争で破壊された人工物の雨を受け、崩壊した世界だった。
しかもイナミを出迎えたのは、亜空間に封印されたはずの変異体で……!?
これは、実験体イナミが、人類再興を目的とする機関やその特異能力者たちとともに、数多の戦いへ身を投じる物語である。
「未来を切り拓く力、と彼女は言った」
「だから、その『力』が世界の破滅を招いたのだとしても――」
※カクヨムにも投稿しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-12-17 21:05:43
324082文字
会話率:32%
あの日、あの時、貴方は何所で何をしていましたか?
僕は、そうですね。学校で授業を受けていましたね。
学校から帰ってきて、「あっ、今日はドラえもんの日だ。」と弟と妹と7時にTVを観ようとしたほど呑気に日常を過ごしてました。
ええ。実に無知で無
垢な存在だったのでしょうね。
しかし、今は違います。
学校で勉強をしっかりし、当時何があったのかを断片的に、客観的に、教えてもらってきました。
そして、それがもう目の前に近づいてきてる事も知っています。
さて、そんなこんなで修学旅行一日目は季節はずの台風の影響もあり暗く切ない気持ちで始まりましたが
とても、貴重な体験をしたのでまとめてみました。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-10-27 17:00:00
1756文字
会話率:7%
惑星間航行技術を確立させて既に二千年。その活動範囲を銀河系全体へと広げていた人類は、多くの惑星を開拓、開発し、人間が居住可能な環境へと作り変え、次々と移住を行っていた。
そんな中、<星歴>一九九六年に発見された惑星リヴィアターネは、人類に
大きな衝撃を与えた。なにしろそれは、何も手を付けなくてもほぼ地球と同じ環境であったのみならず、明らかに人工物、いや、紛れもなく地球人類以外の手による住居跡が遺跡として残されていたのである。
文明レベルとしては精々西暦一〇〇〇年前後頃の地球程度と推測されたが、初めて明確な形で確認された地球人類以外の知的生命体の痕跡に、発見当時は大いに盛り上がりも見せたのだった。
綿密な調査が行われ、大規模な惑星改造の必要もなく即移住可能であることが改めて確認され、また遺跡がある意味では観光資源になるとも期待されたが故に移住希望者が殺到。かつてない規模での移住が開始されることとなった。
惑星リヴィアターネは急速に開発が進み各地に都市が形成され、まさに本当に意味での<第二の地球>ともてはやされたのだった。
<あれ>が発生するまでは……。
人類史上未曽有の大惨事により死の惑星と化したリヴィアターネに、一体のロボットが廃棄されるところからこの物語は始まることとなる。
それは、人間の身の回りの世話をする為に作られた、メイドを模したロボット、メイトギアであった。あまりに旧式化した為に買い手も付かなくなったロボットを再利用した任務を果たす為に、彼女らはここに捨てられたのである。
注)この物語は基本、バッドエンドオンリーです。もしかしたら一部例外はあるかも知れませんがあくまで例外扱いなので、そういうのが苦手な方はご注意ください。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-08-25 05:27:48
139704文字
会話率:22%
文学的科学者たちは“変換”を行い、世界を巨大な柱時計にした。
人や動物、魚や虫や植物、黴、微生物などの生命。風や土、光、水、石、遠き果ての星々、そして、その間を理める暗黒という自然。ビル、車、ティッシュペーパー、ゴミ、瓦礫、フランスパンなど
の人工物。今では全て、この時計というイメージの一部だ。
例えば、ある一つの原子は文字盤に装飾されたダイヤモンドに“変換”されたかもしれない。側面にある木目の一つには、国際を牛耳った超大国が宿っているかもしれない。いくつかの銀河がまとめて、歯車から摩耗した金属粉に“変換”されたかもしれない。それらのことは科学者たち自身も理解してはいない。ただ肝心なのは、この時計のあらゆる構成要素は、大小問わず、元の世界の何かを表しているということ。例外はただ一つ。あなただ。
noteにも掲載しています(https://note.mu/mutsukilin/n/ne492bd6231c1)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-08-23 01:28:40
3059文字
会話率:0%
とある世界のとある町に店舗を構える配達屋。その名も【炎の宅配便】。店舗名に意味はないが、彼らは伝説の配達屋― Magical courier service―魔法宅配便としてその名を轟かせていた。それは必要とあらば時代や空間、過去や未来も超
えて必ず必要なモノを届けてくれるという俄かには信じられないもの。だが、それは噓偽りない事実であり、彼ら二人の類稀なる魔法によって可能となるのだった。ただ、その魔法の難点としてはその特異性から自身の存在が希薄になるというもので、気を抜いたら存在が薄くなってしまう。結果有名な割に仕事が来ない。集荷と配達の間に新規とリピーター獲得に余念のない店主の砂霧(さぎり)と紕詠(ひよみ)。仕事を求め、彼らは今日も営業に励むのだった。
お客様はヒトばかりではありません。神様だって動物だって人工物だって大切なお客様。どこへだって運んでみせます。だってお仕事ですから。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-07-18 05:05:23
10811文字
会話率:50%
20XX年8月某日、午後6時、日本の上空で紫色に光る球体が確認された。地上から球体までの距離は約30万㎞。惑星なのか、人工物なのか。吉兆なのか、凶兆なのか。様々な人々の思惑が、周回軌道を描いて回りだす。その球体……通称『紫色の月』の重力に
導かれるように……!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-03-26 00:45:27
31175文字
会話率:23%
冷凍睡眠200年の刑から目を覚ました天才ハッカー。彼の目の前に広がるのは慣れ親しんだ美しい都市ではなく、自然と人工物の境界がなくなった異様な世界だった。ヘビのように這いまわるケーブルが電卓と融合したカエルを追いかけ回し、緑の葉っぱを茂らせた
木々がプラズマライフルを実らせる。生きた機械におびやかされながらもたくましく生き残る人類、巨大な機械生物との戦い、遺跡と化したかつての都市群での発掘・・・ヘタレの天才ハッカーと相棒のメイド型毒舌美女アンドロイドが繰り広げる、荒廃した世界でのゆるゆるハッキングライフ。
※ 2017/1/24 完結しました
※ 2016/12/9 ツギクルブックス創刊記念大賞、AI特別賞を受賞しました。応援ありがとうございます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-01-24 20:07:39
585647文字
会話率:53%
現代とは少し違う世界で。
人工物の発達によって星たちの仄かな輝きは街から失われた。
そんな世界で生きる人達のお話。
最終更新:2017-01-20 22:15:33
223文字
会話率:0%
ロードクラウド国。文化に画期的人工物が発達する中、未だ魔術と錬金術が色濃く残った世界。『満月の都』と呼ばれる首都で探偵事務所を経営する男、キスティン・マックールは『計画的魔術犯罪』の依頼だけを受けるとんだ変わり者。
例えるなら『デミヒ
ューマンであるゴブリン族の村襲撃事件』
例えるなら『夫が妻を炎魔術で焼き殺した魔術殺人事件』
例えるなら『呪殺を行ったと自供した少女の呪殺殺人未遂』
例えるなら『異世界から持ち込んだ大量の近代兵器でのテロ行為』
どれもこれも一筋縄ではいかない難事件。彼のような探偵はお呼びじゃない大事件。
けれども彼は颯爽と現場に現れては、時に口八丁で、時に理不尽めいた魔法を使って、手腕の限りを尽くして事件解決へと導いていく。
そう、彼は魔術の犯罪を否定する特異的存在──
『魔法犯罪否定探偵 キスティン・マックール』折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-01-07 17:58:27
19045文字
会話率:51%
生まれながらにして役割を与えられた人工物は、もうそこから逸脱することを許されはしない。システムという神には逆らえない。しかし、そのシステムに疑問を抱いてしまった人工物は、どうなってしまうのだろうか。消されてしまうのだろうか。それとも--
最終更新:2016-12-22 12:36:09
3647文字
会話率:17%
誰かの手のひらの上で操られていたとしても、あなたの愛は唯一無二です。
最終更新:2016-10-12 07:00:00
356文字
会話率:0%
近未来、事故で意識を失った主人公が目を覚ますと100年経っていた。
さらに、自分の身体は全て人工物になっていた!
異世界でもない!
地球が舞台の近未来SF!
最終更新:2016-07-28 12:28:33
2112文字
会話率:39%