正月のある日だった。
ピンポーンと家のドアフォンが鳴る。
少年は玄関のドアを開けた。
そこには、親友の鈴木が立っていた。
「お、どうした?」
「家が無くなった。今から出かけるよ。」
「??」
「もう会えないと思う。」
親友の鈴
木は、顔色一つ変えず淡々と言って振り返ろうとした。
「おい、ちょっと待てよ。」
少年は鈴木の服を慌てて掴む。
鈴木は笑って言う。
「大丈夫だよ、なんとかなる。」
「とりあえず、うちに入んなよ。」
鈴木は、掴まれた手を振り払って走り出した。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-08 16:12:41
11296文字
会話率:34%
王子様からのキスで目覚めた白雪姫―エリネージュ。
毒林檎を食べて仮死状態になっている間に、何故か面識のない敵国の王子レクシオンに身柄を引き取られていたらしい。
小人たちと暮らしていた不可侵の森へ帰りたいと願うも、それはできないと断られる。
なんと、レクシオンは死んでいたエリネージュに一目惚れをしたというのだ。
「君以上に美しい死人にはもう会えないだろう。僕のために、死んでくれないか?」
「絶対に、お断りですっ!」
命を狙われる王女と死体を愛する(?)変態王子の問題だらけの前途多難な恋物語。
※タイトルのとおり、白雪姫をモチーフとした(ちょっとダークな)ラブコメです。
※ラブコメといいつつ、後半重くなりがちです。R15指定は保険で追加しました!
(サイト「カクヨム」にも掲載しています)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-30 00:00:00
137886文字
会話率:28%
もう会えないあの子へ
キーワード:
最終更新:2020-11-04 20:50:24
234文字
会話率:0%
友人の薦めで言われるまま婚活をしていた聖川(ひじりかわ)美咲(みさき)。三年ほど経って、そもそも恋愛に向いていなかったのだ、という己の枯れた性分に気付き、無駄だったのだと悟る。
そして正直にその考えを告げるべきかと悩んでいたところに偶然
件の友人に会い、想いを告げる直前に呆気なく友人の前で撥ねられ他界。
次に目覚めるとなぜか若返っており、周囲にはイケメンパラダイスが……。
何が何だか分からない状況で落ち着いてよくよく話を聞いてみると、どうやら美咲は数百年ぶりの聖女であり、いずれは勇者の母となるらしい……って、え? 勇者? 母? 魔法? ……もしかしてここってファンタ、ジー……?
文字通り他の世界、異世界に他界してしまったらしい。想い出されるのは最期に見た友人の泣き顔。女の仕事が結婚出産なこんな世界では、潔く婚活するしかない。もう会えない友人に心配されぬよう、美咲の一癖も二癖もある異世界婚活が始まろうとしていた――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-01 16:00:00
4786文字
会話率:29%
もう会えないあなたに贈る手紙
最終更新:2020-05-21 23:18:41
793文字
会話率:0%
晴(はる)と想太(そうた)には2mの距離さえ遠く感じられた。だってずっといっしょにそばにいたから。2020年4月、緊急事態宣言の最中、外出自粛の続く東京、大好きな晴から「ごめん。もう会えない。」というLINEが来た想太は、ついに心が複雑骨
折して涙が止まらなくなる。一生懸命、受験勉強して晴と同じ大学に合格して、入学するはずだった春。この手で掴み取った「未来」が失われてしまった現在。どんなに自分ががんばっても変えることのできない現実。今を生きる二人の恋の行方は――
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-04-27 23:01:56
6317文字
会話率:53%
淡い思い、もう会えないかもしれない人に、思いを伝える。
内容は10代の淡さ、不確実さ、揺れ動きを書いてるつもりです。
最終更新:2020-03-29 12:06:55
45169文字
会話率:10%
世間知らずの少年の、幸せになるための、成長の物語。
無知に生きている自分のせいで。
弱い自分のせいで、不幸になる。
そして、いつもと違う、その次へ。
幸せを掴むために、自分の言葉で。
自分らしさと、必要な変化と大切なものの為に。
名前も顔も
知らない、あなたのために。
もう会えない、でも、幸せを願いたい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-01-29 16:27:27
9963文字
会話率:41%
ある日僕は大切は彼女を失った
渡瀬寛貴は中学生の時に大切な人を喪った
その数ヶ月後
寛貴は高校生になりそこでもう会えない彼女と瓜二つの女の子と出会う
はたして彼女と瓜二つの女の子に寛貴は恋をするのか?
はたまた違う子に恋をする
のかそんな小説です
まだ小説を書く事態なれてないので誤字が多いかもしれないです
すいません マイペースに更新していきたいです折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-12-01 23:44:47
9356文字
会話率:84%
序章
僕は泣いていた、大きな声で子供のように泣いていた。
泣き疲れたその晩に夢を見ていた、その夢は僕の望んでいる世界だった。
僕には親友と彼女がいた、今では2人には会いたくても、もう会えない。
僕はそのことを受け入れることが出来
ない、こんな世界消えてしまえばいいのにと毎日のように思った。
僕は夢のこの世界にはどうやっても行くことが出来ない、それでも僕は行きたい、親友も彼女も生きてる夢の世界に行き2人に会いたい、僕はそう思った。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-11-22 22:37:32
964文字
会話率:42%
ある日、駅で迷ったとき、貴方に会えた。
もう会えない貴方に再び逢いたくて、せめて想いを伝えたいのに、もうあなたは何処にもいない。
最終更新:2019-09-04 21:06:43
1493文字
会話率:15%
「放課後に別れたら、もう会えないかもしれない」
文明の崩壊後の世界。
「僕」は少女と終末の放課後を過ごし、最期の恋をする。
カクヨム様でも投稿しています。
最終更新:2019-06-15 00:35:51
14628文字
会話率:37%
もうこの世にいない、大好きだった人
いつまでも、心に傷があります
やっと今日、さよならできそうです
最終更新:2019-04-03 22:19:27
1351文字
会話率:4%
この話は私の高い理想をモチーフにした恋愛小説になっています。
主人公の真也が一目惚れしてしまった女性がいた
その人とはもう会えないと思っていたが、なんと入学した高校でまさかの再開!
そこから真也の猛アピールが始まり、恋に発展できるのか...
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-12-10 02:05:01
2307文字
会話率:75%
それはただの明晰夢の筈だった…
小学三年生の夏休み、少年は忘れ去られた世界を救えるか?
_______________
多分、もう会えないであろうあの世界の仲間たちへ
私は大人になってしまったが、君たちのことは未だにただの夢とは思えないで
いる。
夏が来る度に君たちのことを思い出す。
今も元気にしているだろうか、目的は果たせたのだろうか、気になることは山ほどあるが確認のしようがないので、私と同じ体験をした仲間がいないかそれとなく探そうと思う。
それと同時に大人になってしまった私は童心を忘れ、君たちと過ごした記憶も薄れつつある。
だから、ここに覚えている限りのことを小説として記録に残そうと思う。
ただ、一つ許してほしい
この小説には私の願いも描こうと思っている。
これは私のエゴであり、それこそ空想だろう。
ここがデータ社会の片隅であったとしても
どうか、一人でも
同胞の目に止まりますように
_______
「カクヨム」にて連載中です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-11-29 17:10:45
8234文字
会話率:23%
プロローグ
私、タグは今日で中学生活を終えた。
特に友達がいたりする訳でもなく、ただ一人で帰路を辿る。
周りにはたくさんの人がいた。
それはクラスの友達と喋っている人、恋人といる人、クラブの仲間同士でふざけあっている人、そんな中を一人で歩く
。
でも寂しくもない孤独が好きな厨二病でもなければカッコつけたいお年頃でもないわけだ、ただ単に友達がいないだけだが。いや少なくとも2人はいるのだがどうせクラスだったりと帰っているのだろう。
後ろから声がした。
…私を呼ぶやつなんているのかな、
などと思いながら振り向くといつものふたりがそこには立っていた。
そこには2人がたっていた。
幼馴染のルカエラとトキだ。
ルカは仁王立ちで私に
「また1人なの?」
といった。
うわこいつ馬鹿にしやがって、
…心の中にとどめておく。
これでも一応女子だ、言い返してはならない…
トキはいつも通りちょこんとルカの隣にいて…なんというかかわいい。
えっこれで男なんですか?
…これも心の中で処理だ。
私はぎこちない笑顔を浮かべ挨拶をしてからルカの隣に並んだ
でも私は、もう会えないかもしれない、とまだ言えていない。
だから今綴っているのは中学生最後の話
もう会えない3人の話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-11-02 21:38:48
4160文字
会話率:27%
あなたの夢魔はなんですか
キーワード:
最終更新:2018-10-30 10:36:36
337文字
会話率:0%
何故忘れていたのだろ。忘れようとしていたのだろうか、思い出さないようにしていたのだろうか。
思い出そうとすれば容易にできたはずなのに。
俺はそれを避けていたのだろうか。
友人の一言で昔のあることを思い出してしまった主人公ナル。
その時から
ナルはどんどん"あること"の記憶が鮮明に蘇る。
会いたい人に会いたい気持ちと、会いたくない気持ちとの間で揺れ動く心
もう会えないとわかっているのに・・・
青春をかけたほろ苦い恋の物語
[貴方は俺に勇気と心地よさをくれた。貴方の声は真っ直ぐ俺の心に届いた。貴方は俺の……]
ある地のある夏の一時の恋を貴方は信じますか折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-10-13 19:55:04
1203文字
会話率:52%
ある日、自分が初めて好きになった作品が完結していたことを知る。
突然自分を襲う、大切な何かを失ったという感情。虚しさ。
自分は本当にこの作品を愛していたのか?
新しい彼女にはもう会えないのか?
そもそも彼女は…
その心境の変化が見せる叶わな
い恋の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-05-22 20:51:28
5867文字
会話率:21%
世界有数の大企業の1人娘、神条 葉月(かみじょう はづき)は異世界に勇者として召喚された。
葉月は元の世界に帰ろうとするが、帰る手段を失ってしまう。
大好きな人にもう会えないと途方に暮れていると、ある考えに辿りつく。
「帰れないのならば、
彼をこっちに呼べばいいじゃないですか♪」
1人の少女の恋心に、異世界は振り回されて・・・!?
至らぬところが多いと思いますが、暖かく見守って頂けると幸いです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-05-06 21:35:32
6355文字
会話率:34%