不運な事故により異世界に転生された鏡 一樹(かがみ いつき)天国に行けるかと思ったら、まさかの異世界に行くことを進められる。
しかも転生先は一樹本人ではなく、神の遣いである魔神だった。
その魔神は敵に殺されてしまったらしく、そんなのあまり
にも理不尽すぎる。
生きていくだけで大丈夫と言われたがそんなのどう考えても殺した奴が来るよね。
絶対に見つかってたまるか、そう胸に近い異世界を生き抜くために今日も頑張る一樹なのだった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-09 11:03:53
49453文字
会話率:32%
魔力が生まれつき備わっていない、片目が開かない、瞳の色が吸血鬼を連想させる深紅の瞳、髪が一定以上伸びない。
インゼイル王国の第四王女として産まれた『エデン』は、これらの理由で理不尽なまでの不当な扱いを受けてきた。
根も葉もない理由で悪
女と罵られた彼女は、いつか周りの人間を見返してやると己に近い、只管に勉学に励んだ。
培った知識は計り知れず、彼女の知恵は十六の歳になった頃には既に大人顔負けのものとなっていた。
己の力で環境を変える、その目標を実現するために、エデンは実力至上主義で有名なセレスアスティア学園に入学する。
そこでは実力こそが正義であり、実力さえあれば誰であろうと入学から卒業までできるという、この世界では特殊な部類に入る学園だった。
そしてその学園には、特殊な制度がある。
それは『プリンセス・ア・ナイト制度』というもの。それは学園の女子生徒がプリンセスとなり、男子生徒がナイトとなり、それぞれ二人組のタッグになるという制度だ。
プリンセス・ア・ナイトとなった二人は卒業までにクリアしなければならない課題が課せられる。
それは、他のプリンセス・ア・ナイトとなった二人と戦い一定以上の戦績を収めること。
できなければ卒業はできず、収めることができれば何であろうと卒業ができるという。
エデン――彼女は、己の存在価値を証明するためにこの学園に入学し、そしてプリンセス・ア・ナイトとなって卒業を果たす為に尽力する。
しかし、悪女と罵られてきた彼女は学園に入っても変わらず、周囲から蔑まれることになる。呪われた女、魔女、そして悪女。エデンは多くの人間から理不尽に侮辱され、その度に心に傷を刻む。
反骨精神で今まで自分を誤魔化してきた彼女は、やがて限界を迎える。
心に刻まれた傷は永遠に癒えることはなく、誤魔化してきた自分もやがては崩れてしまう。
立ち上がれない、立ち上がりたくない、もうこの世界から消えてなくなりたい。
ナイトとなった相手にすらも殺意を抱かれ、殺されそうになったとき――
彼女の為の騎士は現れる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-08 20:19:36
85944文字
会話率:32%
KADOKAWAドラゴンノベルスより①~②巻、同作コミック①~②巻発売中!
魔物がダンジョンから逃げません、勇者が襲ってきたりもしません。自衛隊が攻めてもきませんし、訪れた人を撃退しません。
それは、ごく普通にダンジョンが人々の娯楽
として存在する世界。
某大手ダンジョンをクビになった壇ジョーンが、ダンジョン経営者として起業を決意。実家に放置されていた休眠ダンジョンの再活性化に成功する。
無事、OPENさせたダンジョンに訪れる個性豊かな常連達。
カリスマプロダイバー、巨大サイトの管理人、超レアモンス、メダルコレクター、モンスヲタのバイト女子など、数多くの人達と出会いながら、時にほのぼの、時に激しくバトル、試行錯誤しながらも、うどんの地でゆる~くダンジョン経営に取り組んでいく物語。
※カクヨム掲載中折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-08 19:01:31
710862文字
会話率:43%
日本を襲う巨大生物を退治する素敵な魔法少女「プリマジョ」になる。
それが少女ココの昔からの夢だった。
試験で落とされるまでは。
才能ナシ、微塵もナシ、諦めるほかナシ。無理、無駄、無意味、完膚なきまでに夢を否定されたココ。
初めての挫折を
経て成長したココは――
「プリマジョとか大嫌いなんですケド」
――プリマジョ嫌いのギャルと化し、プリマジョに対して怨嗟の言葉を撒き散らしながら、夜の繁華街で不良相手に刀を振り回すようになる。
夢を諦めたようで諦めきれないギャル、ココが再び掴んだチャンスをものにするため奮闘する。例えそれが、泥臭く血生臭く、血反吐を伴うものだとしても──。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-07 08:14:15
354153文字
会話率:33%
「――嗚呼、間違えたんだ私は」
【紅色の髪を持つ者は特殊な能力を持つ魔女の証】
【能力を持っていなくても、紅に近い髪を持つだけで迫害される】
この世界の常識のせいで、生まれた時から忌み子だった皇女のアリスは、傲慢に、我が儘に振る舞って
きた。
「傷つけられるその前に、傷つけてしまう方が、楽だったから」
敵だらけの毎日の中、でっち上げの罪で第二皇子である義兄に殺されたあと……
「過去に、戻ってる……?」
発現した自分の“魔女の能力”のせいで10歳の時まで時間が巻き戻ってしまう。
自分の過去の行いのせいで、殺される前に自分を守ろうとして殺されてしまった侍女のローラを皮切りに、護衛騎士になったセオドアなど、二度目の人生で、一度目の時とは違い、大切な人を増やしていくアリスが、今度の人生は、愛され、幸せになっていくお話折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-06 22:37:07
3972599文字
会話率:17%
普通の高校生【青谷剣斗】は、ある日車に轢かれそうになり、気がつくと洞窟にいた。助かったのかと安心したのも束の間。
今いる場所を確認してみれば、どうやらここは一度入るとクリアするのが不可能に近い《無限迷宮》と言う超高難易度ダンジョンの様です
!
【《無限迷宮》にようこそ!】
【ここは遠い昔に『大宇宙の意志』が創造した無限に階層が増えて行く迷宮です。】
【この迷宮内には『神』『半神』『亜神』『精霊王』『大魔王』『神龍』『太陽の勇者』などなど様々な存在の力が手に入ります!】
【迷宮にはあなたの出身世界『地球』以外の次元の挑戦者も存在します!】
【《無限迷宮》では100階層ごとに難易度が劇的に変わります!】
【迷宮攻略では永遠にも感じる時間が必要なので、挑戦者の皆様には『不老』のスキルをお配りしています!】
【以上が《無限迷宮》の基礎情報です!他にも多種多様な機能がごさいますので、ヘルプを確認してください!】
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-06 16:00:00
5830文字
会話率:34%
それは、約束というよりは呪縛に近いものだった。
伊崎陽太は平々凡々な日々を謳歌する男子高校生。
高校最後のGW最終盤こどもの日、軽い好奇心から立ち寄った占いの館(出店)に足を運んでしまったことが原因である呪いにかかってしまう。
勝手に頭の中
に浮かぶ文字列。
それが指すのは、意図せず定められた目標とその期限。
やがてその目標が、自分がいずれ辿る未来を確定させるようなものになっていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-06 02:15:52
14373文字
会話率:30%
30年前、突如として動物に近い姿形を持つ人類の敵、人呼んで"魔物"が現れた。
魔物相手に通常兵器など大して役に立たなかった。
しかし、魔物の出現と同時期に人々、特に少女達の一部に魔法と呼ぶに相応しい力を扱える者が現れた。
彼女達は戦う。自分のため、家族のため、命を懸けて。
人々はそんな少女達を尊敬と感謝を込めてこう呼ぶ。
魔法少女、と。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-04 21:00:00
357319文字
会話率:25%
〜短いあらすじ〜
〈外面という仮面を被った少女〉紫苑が、鏡の世界に迷い込み、仲間と共にエンターテイナーとして、お客さん達に最高のひと時を提供しながら、自分を見つけ出す物語。
〜あらすじ〜
〈外面という仮面を被った少女〉紫苑は、完璧である
。
容姿端麗、成績優秀、将来有望の完璧な少女
皆の意見を尊重し、自分の主張は抑える人気者の少女
彼女は、いつも本音を隠す。
ーだって、そうすれば、寂しくならないから。
彼女の昔の姿なんて、覚えている者は、0に近い。
外面さえ良ければ、すべて上手くいく。
そう考えてた紫苑だが、外面の性で、生きづらくなっていった。
ある日、紫苑は、部屋の鏡に吸い込まれてしまう。
パッ、と紫苑が目をあげると、そこは、森の中で、目の前には、少し違うけど、紫苑に似ている少女がいた。
紫苑は、訳もわからずに少女に手を引かれ、大きなテーマパークのような場所に導かれる。
さぁ、よってらっしゃい、みてらっしゃい。
楽しく胸が高鳴る舞台、最高のひとときが始まるよーっ!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-04 19:09:29
12690文字
会話率:38%
ブラックワークの日々を送っていた主人公(♀︎)。久方ぶりに布団生活に睡眠バッチリで満足しながら起きると……ここ何処? 私は誰?
……。
うぎゃぁぁぁぁああああっっっっつ!!!!!
な、ナニ! ナニが付いてる何でぇぇええええつっっ?!?!?
!
何と男になっていた!
どうやら異世界転生しかも、性別転換というオマケ付き☆°・*:.。.☆
責任者出てこおぉいいっ!
と叫んだら、異世界の神様が説明してくれました。
曰く、手違いで死んだらしい。嘘でしょっ?!
悲しんでいてもしょうがない。どうせならこのハイスペックな容姿を活かし、理想の男性になってみせましょう!面白みを加えて、オネエっていうのはどうかしら?!勿論恋愛対象は男よっ!
……え?
だって、心は女だもん。
これは異世界に男として転生してしまった主人公が、紆余曲折しながらも理想の男性達と切磋琢磨しながら恋愛していく奮闘記!!!
……かもしれない。
※話の進行上BLに近いですが、現時点では最終的には女性の状態でゴールインする可能性が九割超えております!予めご理解の上読み進めて下さい。
※主人公が目指すオネエは、作者の考えるオネエです!定義や解釈違いなどがあるかも知れませんが、ご理解の程よろしくお願い致します!
※頭を空っぽにしてお読みください!更新頻度は他の作品よりも遅いかもしれません!気長にお待ちいただけると幸いです!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-03 20:00:00
198397文字
会話率:31%
短編で書いた「クリスマスプレゼント from the dead」を”当子side”として、その背景的な感じで追加しました。
追加したのは、当子の友人早瀬が巻き込まれる事件についてです。
なぜ「復活サービス」が存在するのかや、早瀬の恋愛対象の
”遺伝子操作された超人”黒木タカヤの活躍?など……、
そんな二つのストーリーがかすりながら進みます。
恋愛ドラマを意識したけど、たぶんそうでもないという、相変わらず誰にニーズがあるのか不明。
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参考:「クリスマスプレゼント from the dead」のあらすじ
近未来、記憶の電子化及び脳内への書き込みが可能となった。
さらに、人間のクローン作製も条件付きで認可された。
それらの技術を使う事によって疑似的に故人を生き返らせるサービスが開始、認知されつつあった。
とはいえ、超高度な技術が必須である為、超高額なサービスとなったのは必然である。
ひと月前に、結婚を予定していた彼を事故で無くしたOL、当子。
彼女は、思い出箱に保管してあった彼と一緒に購入していた宝くじの事を思い出し、確認してみると、なんと一等が当たっていたのだ。
彼との未来を夢見て買った宝くじ、だからこそ、その大金は、彼を生き返らせることに使うと決めた。
人を生き返らせるサービスを提供する復活コーポレーションの担当者山田は、値引きの条件として新サービスのモニターを当子に提案する。
新サービスは、わずかな誤差を持つ同一人物五人の中から理想に近い一人を選択できるというもので、一人づつ順番に面会し、自分に最も合う者を選ぶのだ。
実は、クローン制作も記憶の入れ替えも、百パーセントの再現は難しく、どうしてもユーザのクレームを受けてしまうという。
そこで、新サービスが考案されたのだ。
費用の値引きにひかれてモニターを受けた当子は、一人づつ会うにつれ、自分はやってはいけない事をしたのでは?と悩み始める。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-03 06:00:00
74576文字
会話率:38%
たんぽぽを引きちぎった、普通で一般的なサラリーマンがループ攻撃されたお話。
ループをたんぽぽの復讐だと考えたSAN値低めの男が頑張って未来に希望を持てるようになっていく温かい物語。
※ループ物ですがSFより文学に近いのかなぁと思
うので、ジャンルは文学にしています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-02 23:59:50
963文字
会話率:29%
「あなたは一生、誰にも愛されない」
誰もが忌避するような芋蟲的人間である私には、風采と品格を兼ね備えた見目麗しい娘がいる。
しかし、私は娘に対して憎悪に近い感情しか抱けずにいた。
屈折した感情と関係性の中で、娘は何を想うのか——
父と娘の
、✕✕✕✕の物語。
※本作品は、現在執筆中の新作の練習作となります。あくまで習作のため未完です。アイディア集や断片集としてご購読いただけますと幸いです。全5話程度を予定。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-02 20:12:20
8806文字
会話率:9%
惑星地球化事業に従事していた銀河高次思念連合体の軍人、待宵 望は、経過観察のためほんの十年ほど眠っているはずだった。
しかし、休眠の最中、特大級の災害に見舞われ世界は激変。造り替えられるはずであった世界は全く予想外の姿に変貌し、ファン
タジー風味溢れる異種族や魔法、謎の技術蔓延る不思議な世界に成り果ててていた。
この様を見て高次機械技術の申し子は呟く。
「こんなもん、実質異世界転生したようなものじゃないか」
異郷に近い世界に放り出された機械化人間と、そのパートナー-AIの生き残りと帰還をかけたSFファンタジー物語、ここに開幕。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-01 20:30:35
577690文字
会話率:34%
チート級の能力の覚醒と引き換えに、自ら死ぬこともできず、永遠に星から星へと流され続ける残酷な運命を背負う者たちがいる。彼らはフェバルと呼ばれた。
ある日、星海 ユウはフェバルとして覚醒してしまう。だが目覚めた能力は、男にも女にも自由自在に変
身できるという一見それだけのものだった。
時には男、時には女。性別も能力も異なる二つの身体を使い分け、ユウは果てしない異世界の旅を続けていく。
旅は困難に満ちていた。次々と襲い来る強敵、行く先々で訪れる世界の危機。幾多の出会いと別れを経て、無力だった少年は徐々に秘められた能力の真価を解放し、宇宙の命運を背負う戦士へと成長していく。
なぜユウはフェバルにならなければならなかったのか。なぜ行く先々で過酷な試練が待ち受けているのか。やがて真実が明らかになるとき、ユウは絶望の運命と対峙する。
これはユウの旅と人生、そして運命との戦いの物語。
※第三章「二つの世界と二つの身体」完結。第四章『I』は、エログロ鬱要素が強い内容であるため、ミッドナイトノベルズとハーメルンにてR18版で連載しています(『フェバル~TS能力者ユウの異世界放浪記~ 4章『I』 R18版』)。
※現在、第4.5章「TS能力者ユウの異世界放浪記」連載中。長い旅を経て成長を続け、主人公最強ものに近い様相を呈してきました。
※章ごとに舞台となる世界が変わり、一部を除いて登場キャラクターも一新されます。
※私個人のサイト、ハーメルン、カクヨム、ノべプラでも連載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-01 20:03:55
2523090文字
会話率:31%
平成も終わろうとしている日本国。その終わりの年である平成31年の元日になった直後の深夜、日本国は突如各種衛星からの通信が途絶し、更に世界各国との連絡も取れなくなってしまう。
この事態を不審に思った日本国政府は直後に非常事態宣言を発令し、周
囲の状況を確かめるべく各方面に『P―3C』対潜哨戒機及び『P―1』対潜哨戒機、更に、近海を飛行している筈の航空機を確認するために『E―767』早期警戒管制機を東西南北の各方面に飛ばした。
その間政府はマスコミを通じて国民に真実を伝え、調査中故に報道を待って欲しいという事で国民のパニックを防ぐ事に成功する。
結果判明したのは、日本の西側にある筈のユーラシア大陸が見当たらない事、しかし対馬より更に200km先に巨大な大陸がある事であった。
更に、平成最後の元日を祝して打ち上げる予定だった最新型の観測衛星を急遽打ち上げて調べた結果、その大陸はアメリカ大陸と全く同じ形をしている事が判明する。
しかし、その大陸にアメリカの街並みは確認できず、当然の事ながらアメリカの駐日大使館やアメリカ政府とも全く連絡は取れなかった。だが、哨戒機が飛行する中で原始的な暮らしを営む集落を発見する。
日本政府は急遽使節団を構築し、アメリカ大陸と思しき大陸に上陸、沿岸部に住む集落に接触する。
そこに住んでいた者達は人間に近い容姿をしているが、まるで動物の様な部位を体に備え、動物の様な能力を発揮する事が出来る人々を発見し、接触を試みた。
そしてそれと同時に、ただ過去へタイムスリップしただけでなく、これまで認識していた地球とは異なる進化を遂げた人類……亜人類と呼ぶべき人々が暮らす並行世界に転移してしまったのではないかという判断を下した。
彼らが国を持たない存在であると認識した日本は、アメリカ大陸がまだヨーロッパによって開拓されていない時代の物であると考え、1か月ほどをかけて原住民の部族達に次々と接触を持って友好関係を構築し、瞬く間に大陸を平和裏に制圧下に置いた。
日本は食料と資源の確保のためにこの未開拓のアメリカ大陸を、国を挙げて開拓する事を決意し、次々と関連企業を送り込んで開拓を進めさせる事にした。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-01 06:00:00
1175840文字
会話率:38%
RTAとは…
リアルタイムアタックの略。ゲームをスタートしてから、クリアするまでの時間を指す。
かつてレイチェル・ルビリィは、グロウモンド帝国の公爵令嬢だった。将来の伴侶たる皇太子を愛し、皇妃として努力をする日々であった。
し
かし、現実は厳しかった。
学園の卒業式のパーティーにて、レイチェルは皇太子に婚約破棄を言い渡された。彼の隣には、つい最近まで村娘だった愛らしい少女。
既に次期皇帝として確定していた皇太子の人望は厚く、レイチェルはそんな皇太子を失望させた、恋路を邪魔する悪女として日夜報道された。結果、ルビリィ公爵家は責任としてレイチェルを修道院へ追放し、破門とした。罪を犯したわけでもないのに、罪人に等しい扱いだった。
辺境の修道院にて、レイチェルは村娘と皇太子、挙句の果てには帝国へ殺意に近い憎悪を煮えたぎらせていた。
そんなレイチェルは、最後のチャンスともいえる運命の出会いを果たす。
「私と一緒に復讐しませんか?」
レイチェルが手を差し伸べたのは『帝国一の放蕩息子』と悪名高い伯爵令息ブラッド・タンザだった。
彼もまた、皇太子とその婚約者サマたる村娘の暴走で流罪に処された被害者だった。
「いいですよ。お嬢様に協力します」
かくして、二人は熱い握手を交わしたのだった。
悪役令嬢と悪役令息。
最低で最悪のコンビによる、チキチキ☆帝国ぶっ潰しRTAが始まる。
「皇太子の愛する婚約者サマには地獄と名高い修道院で生涯を閉じてもらいましょう」
「採用ですわ。では、皇太子は鉱山夫として働かせましょうか」
「鉱山夫って!それはもう奴隷の仕事じゃないですか〜。アイツにピッタリですね」
…実は悪役を羽織らせられたんじゃなくて、マジモンの悪なのかもしれないが。
それは言ってはいけないお約束なのである。
・全七話
・ダブル主人公(レイチェルの存在感強め)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-01 00:00:00
35121文字
会話率:41%
高島凪(たかしまなぎ)は相当なイケメンでハイスペックだ。
何処が凄いかといえば成績優秀、サッカー部の部長、リア充、運動能力は抜群。
そんなハイスペック且つハイスペックな野郎とは引き換えに俺はモブキャラに近い。
容姿はそこそこ良いとは思ってい
るけど。
成績とか優秀じゃない。
体育も普通。
コミュ障である。
そんな高島にずっと恋心を抱いておりずっと告白のタイミングを狙っている美少女が居る。
名前は乙武星羅(おとたけせいら)。
俺とは当然、縁の無い彼女。
そのやり取りを欠伸をして俺は見ていたのだがある日を境に乙武さんと関わり始める事になる。
※カクヨムから転載。カクヨムにて猛烈連載中折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-31 18:16:55
10724文字
会話率:34%
アルヴテリアで産まれたクォルドヴァーン・リカーナ・ブラックウィステリアの学園物語
※他作品の後日談に近いので、多くのネタバレが含まれます。
最終更新:2024-10-31 00:00:00
152053文字
会話率:75%
『原災』と呼ばれる災害により、世界各国にダンジョンが出現し、魔物が生み出されるようになってしまった現代。
魔物は街中をも闊歩し、人々は避難所へと押しやられてしまった。
一方、異能力に覚醒した『覚醒者』が現れ、人類は魔物に対抗する力を得た。
それから4年。未だ避難所生活は続くも、元の生活に近い日常が戻っていた。
男子校で生活していた主人公の姫宮葵はある日、能力に覚醒する。
覚醒した能力は【バズ・エクスプローラ】。
本来は電子機器が使えないダンジョン内で、動画を撮影し、ダンジョン配信を可能にするスキルだった。
世界で唯一、葵だけがダンジョン探索を配信できる。
配信がバズればバズるほど強くなる能力のため、クラスメイトと協力して、有名ダンジョン配信者を目指す。
その周りで、世界は確かに変遷の道を辿っていた。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
カクヨム同時更新です。
多少の時間はあると思いますが。
作者の自我が嫌いな時は、カクヨムをオススメします。
【作者からのお願い】
感想ください!
執筆の練習も兼ねているので、「批判的な感想」も歓迎しています。アドバイスください!
ただ、その場合具体的に「こういうところが良くない」などと書いてくれると嬉しいです。優しい言葉を使ってくれるともっと嬉しいです。
暴言や誹謗中傷等はやめていただけると幸いです。
もちろん、肯定的な感想も大大大歓迎です!
褒められると筆が走りますw
よろしければ評価ブックマークもお願いします。
696首折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-29 17:10:00
98172文字
会話率:27%