彼女は家に帰ると、必ずと言っていいほど新しい傷を抱えながら、僕に星を見ようと言ってくる。
彼女は、あの星が流れ星だと信じている。そんな星の様に輝く彼女に、僕は惹かれている。
最終更新:2018-07-20 10:12:14
684文字
会話率:57%
ある少女が、この世界は異世界で作られたゲームソフトに酷似したものであり、自分は、そのゲームソフトの主人公だと信じている。そして彼女の主張によると、ゲームに主人公に転生したはずの彼女は、ライバルに返り討ちにあい、ゲームシナリオに存在しなかった
「ゲーム中盤に、理不尽にも自分が通っている学院を退学処分されるというバッドエンド」に遭う寸前である。そこで彼女は、ゲームソフトではプレイヤーに対するナビゲーター役であったはずの人物を必死に探し出し、何とか救って欲しいと頼みに来たのだという。
しかし、いきなりナビゲーター呼ばわりされたその人には、全く心当たりがない。そして、それ以上に不可解で厄介な事実も判明した。
***
設定のネタバレになりますが、乙女ゲームの世界に転生してきた女の子、ネリー・ブッションは、本来、真面目な努力家だったのですが、幼いときに「自分は転生者で、将来は必ず玉の輿になる」と気がついてしまったので、いろいろ非常識な周囲にとって扱いに困る人に育ってしまいます。そしてゲームの舞台である学院で問題行動が、彼女を目障りに思う人たちの怒りをかい、退学処分を食らう目前の状態に追い込まれます。そこでやっと、彼女は、あのゲームにはプレイヤーと攻略対象との親密度などを教えてくれるナビゲーターがいたことを思い出し、ナビゲーターがいるはずの場所に、押しかけると。残念なことに、見ず知らずの他人から、いきなりナビゲーター呼ばわりされた主人公の彼は、身に覚えのない話に呆れるばかり。その上・・・折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-06-02 04:49:59
33616文字
会話率:28%
この世を支えているのは一本の桜だと信じている世界。
その桜を守り、千年に一度、巫女を選び桜に身を捧げる役目をおった一族、櫻狐族。その一族の存在を皆は知らない。一族の者達が、どんなに犠牲をはらおうとも。
花街『ウラガワ』。外の世界から線を引
き、独自の世界を持っている。
その街の創設者、街一番の大店『夜蝶楼』主人、白河はいつものごとく自身の部屋で街を見下ろしていた。
生憎の雨の中、街の大通りを駆け抜ける大小の影。気になった白河は、その影を追って外に出た。
そしてそこには、決して逢う事もないと思っていた者がいた。
傷だらけの過去が、また背中に寄り添い、白河の何かを削り落として行く。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-05-11 02:59:32
13054文字
会話率:32%
私、山田桜里子、ぴちぴちぴっちな女子高生!
あらゆる人間関係がリセットされる新生活を迎え、歓喜の歌も高らかに舞い臨んだ……ところまでは良かったものの……哀れ私、いきなり足を掬われてしまいました……
入学早々、【贅理部】なる謎の部活に
取り込まれ、息つく暇もなく様々な事件に襲われる、そんな状況に追い込まれてしまったのです!
私を引き摺り込んだのは、彩波悠弐子とバースデイブラックチャイルドと名乗る同級生。
すれ違う学生が漏れなく二度見するほどの美少女さんたちは、私を騒動の渦中から逃さない。逃してくれない。
だって、彼女らは歩く災厄(トラブルメーカー)、そこのけそこのけ美少女が通る。
並外れた美貌で人々を誑かし、明晰な頭脳で言いがかりを連発する、生まれながらの騒乱原子核なのです!
そして彼女は疑わない。正義の使徒だと疑わない。
悪の臭いをファブリーズする、その執行者は自分だと信じている。
なので彼女と彼女は日夜奮闘する。「日本を脅かす悪の秘密結社」を探し出し、天誅を加えることをライフワークとする、そんな女子高生なのです。
彩波悠弐子とバースデイブラックチャイルドという子たちは!
端的に言って、ちょっとおかしいよね?
だって「日本を脅かす悪の秘密結社」とか本当に存在してるんですか?
山田、見たことないんですけど?
『それでも日本は狙われている!』
彼女と彼女は言うのです。信じて疑わないのです。
どうすんの?
私、この状況どうすんの?
破天荒女子高生戦隊ヒロインストーリー、第三幕の開幕です!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-05-09 20:15:22
121740文字
会話率:36%
好きも愛してるもすべて偽物だと思う、たった一人を除いて。たくさんの愛を与えられても、結局はゴミになっていく。
女は忘れることのできない昔の恋人を、唯一の本物だと信じている。
人間の愛や幸せの形、ひとと自分の感情に答えを探し続ける話。
最終更新:2017-12-09 03:00:43
7398文字
会話率:1%
生命は廻るものだと信じている
最終更新:2016-12-25 19:51:02
262文字
会話率:0%
巨大な大陸というものが存在せず、細かな島がそれぞれひとつの「国」として機能している世界、《シェルファ》。
この世界では昔から、情報を他国に伝えるための技術が進まず、そのため、ある特殊な能力を持つ種族にそれを任せていた。
彼らはボイ
ス・ポストマン――《呼人(よびと)》と呼ばれており、自分の中に依頼人の声や動作をそのまま記憶、コピーして、それを確実に再生できる能力を持っていた。
……しかし、時は進み、いまだ「郵便」技術は未熟なものの、かつてのようにシステムがほとんどなく不便な状態からは抜け出した《シェルファ》は、次第にその能力以外にも彼らの秀でた部分――身体能力や、思考力。「無私」であることを誇りにするような崇高な――ある意味、扱いにくい性質――などを恐れ、嫌悪し。
今ではその数を大きく減らされ、《呼人》は絶滅したとまで真(まこと)しやかにささやかれる始末である。
主人公、『カキネナシ・カケネ』は呼人の数少ない生き残りであり、今でもその能力を使って《声を届ける》ことに自分の命をかける日々を送っている。
彼と、いくつかの島――「国」で起きていく、「人生」をめぐる、様々な「声」と「つながり」の物語。
世界は美しい場所であるはずだと信じている。
たとえ、世界から嫌われていたとしても。
――報われなくとも。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-09-06 21:48:52
91885文字
会話率:29%
大学生になった風ノ瀬 美優ことミルキーは、高校2年から同じクラスになった高橋 遥と仲良しになり、遥が「どうせなら同じサークルに入ろうよ~♡」とミルキーを誘った。
そのサークルはオカルト研究会で通称『オタ研』だった。
都内の大学では珍しく既に
オタ研があり、先輩方が3年前に設立したサークルで主な活動と言えば
皆でホーラー映画やアニメ鑑賞したりオカルトトークにどっぷり浸かって過ごしている様子だった。
本来の活動は心霊スポット巡り、都市伝説、超常現象、魔術、呪術・・・などと言った事柄を扱うみたいなのだが、この「オタ研」は特殊でオタク系でもある為に先輩は全て男性だけだった。
どいつもこいつもイケメンとは言えない。どちらかと言えば「彼女居ない歴=年齢」みたいな感じの面子であった。
このサークルに入会することに何も躊躇してない遥は、可愛らしさ全開で清楚な感じのロリ系女子だ。
スラリと手足が長く顔が小さい8頭身で、体が細身なのにも関わらず豊満な胸を恥じらいながら左右に揺れる胸を隠すかのように歩く虚弱な少女にも見える。決して虚弱体質ではないけどそう見えてしまうのは彼女の肌が透き通るように白いからかも知れない。
そんな遥はこのサークルで次第に「オタサー姫」となる。
一方のミルキーは、平均女子の身長と体重でどこにでもいるような女子大生って感じ。
中・高校の6年間はテニス部だった為に適度に日焼けしていて健康的だ。
そんな彼女には誰にも言えない秘密を抱えている。
普通の人間なら五感と言われている視覚・聴覚・臭覚・味覚・触覚があるのだが、ミルキーには五感の他に第六感と言われる霊感も備え持っている。
霊感があるなんて誰にも言えないと自覚しており、現在まで遥にすら相談した事も無い。
誰かに打ち明けたら、絶対に「人間的に否定される。」「それって幻覚だよ。」「精神科に行ったら?」‥等と言われると判断しているからだった。
何かとミルキーの傍に居た遥にも霊感が伝染してきてるみたいだ。
遥はそんな事とは知らずに、急に霊感が自分に降って湧いて出てきたものだと信じている。
何故なら、「成人になるまでに霊を感じなかった場合、ずっと霊感は湧かないものだ!」との昔ながらの言い伝えを信じ込んでいた。急に高2の夏ごろから何かしら感じる視線・気配や発光体を感じられるようになったので、意気揚々とオタ研に入ったのである。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-08-27 16:04:40
47872文字
会話率:3%
十七歳の誕生日、母親に突き付けられたプレゼントは、なんと御曹司とのお見合いだった。しかもその御曹司は狐に憑りつかれていて……
個性的な家族の中で、自分だけは普通だと信じている、幽霊や妖怪が見て触れる特異体質を持った巻き込まれ主人公と、狐憑き
青年が出会う所から始まるコメディ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-12-06 22:21:24
95827文字
会話率:37%
公爵令嬢マルグリットは、いわれのない罪を負って愛する人や家族と別れさせられ、国外追放の罰を下された。それでも彼女は誇り高く微笑んでいる。全ては祖国のためだと信じているから。
しかし彼女の覚悟も信念も、無残な形で裏切られる。全てを奪われ
た彼女は心を凍らせるが……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-09-19 07:07:39
39886文字
会話率:41%
実の兄に対してアブノーマルな思いを抱く月夜。
それを薄々感じながらも自分はノーマルだと信じている陽太。
この双子が、お盆に祖父母の家に行くことになった。
そこで陽太は、初恋の人と出会うのだった。
心中複雑な月夜の思いも知らず、陽太はデートに
出かけるのだった。
同じ登場人物を描いた、私のヒーローという短編も他にあります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-03-28 01:28:57
6457文字
会話率:27%
夢にまで見る、その微笑み。
ずっと隣に居て、誰よりも受け入れて、
誰よりも、愛した。
夢の向こう側、焦がれる心の行く先は
あなたの元だと信じている。
例え、いくら近い存在であっても。
キーワード:
最終更新:2014-08-02 20:23:05
7206文字
会話率:41%
俺たちは生きる。
思いもよらぬ害意を、自分たちとは無縁のものだと信じている。
今日までの平穏を極々当たり前のものだとして。
日々の平穏を友人たちと過ごす少年、伊波晶。
彼には想いを寄せる人がいた。幼馴染の七海彼方である。
しかし
、その思いを告げられず今一歩、踏みとどまっていた。
淡い青春の中、世界は光に包まれる。
気づいたときには、今あらゆる層で人気沸騰中の宇宙SF系VRMMORPG"アストラル・ベルト"の世界に良く似た異世界に転生していた!?
しかも不死の肉体と、肉体からあらゆるものに変異させて武器にできる能力を手に入れて。
だが、忘れないで欲しい。この物語に救いはない。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-03-26 04:57:39
6206文字
会話率:46%
ブタのおじさんは草が好きだと信じているリスの男の子のお話です。
最終更新:2013-08-07 23:42:09
1276文字
会話率:9%
不精で根性無しが、忍耐力をつけるために書き続けた日記。
ただのアホな行動しかしていないので、暴露本にも近いが、本人はメモリアルだと信じている。
最終更新:2013-04-19 15:49:19
8774文字
会話率:33%