家庭にも学校にもストレスしか感じていなかった女子高生、川上文(かわかみあや)のクラスには、少し変わった女子生徒がいた。しゃれっ気もまるでなく、しかも女子にも拘らず制服の下はスカートではなくスラックスを穿き、いつも一人で本を読んでいるか宿題を
しているかという状態だった。
そんな彼女のことが気になった文は、その彼女、山伏一実(やまふしひとみ)に対してあることをきっかけに思わず声を掛け、それによって二人は互いを『ヒトミ』『フミ』と呼び合う友人となり交流を深めることになり、ヒトミのことを知れば知るほど彼女が持つ独特の考え方と言うか<哲学>に文は惹かれていくのを感じたのだった。
さらに、神木野好栄(かみきのこのえ)、陽谷瑠美(ひかりたにるみ)らと次々に出会い、時には衝突しながらもお互いを認め合う仲へとなっていき、彼女らは成長していくことになったのである。
筆者より。
以前に投稿した「イチコの哲学」を基に、完全に独立し完結した物語として再構成したものです。登場人物は全くの別人として描いており他の物語とはリンクしませんが、ある意味では平行世界の一つかもしれません。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-04-26 06:00:00
99502文字
会話率:35%
お友達も好きだし、美由紀さんも好きだけど、先生のこと、だーいすきっ!
あなたの側にいるその子も、きっとそう思ってる!
最終更新:2018-02-22 15:33:03
3816文字
会話率:61%
『ドーム』に守られた町。
そこで友達と暮らす『ぼく』に宿るおばあちゃんとの思い出。
そして歩む、これから。
最終更新:2017-11-21 23:36:27
17171文字
会話率:29%
父親が母親を殺した事件以後、鏡栄治は学校で苛めに遭い苦しんでいた。
百姓・宮田喜好の娘・美里と栄治は、驟雨の日に傘を貸したの縁で友達付き合いをしていた。
宮田喜好・美里親子と、鏡栄治は夜叉が池へ雨乞いに向かった。
クラスでいじ
めが蔓延っているのを察した社会科教諭・轟元一郎は、学級の浄化を画策する。
轟教諭は三人の卑劣な生徒たちの性根を叩き直すことに成功する。
鏡栄治は父親に会うことを拒絶していたが、美里の説得を受け入れて千葉刑務所で父親と
面会することになった。
そして、父と子は和解した。
Amazonkindleストアから、電子書籍・龍神を発売中。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-10-20 16:24:26
414文字
会話率:8%
夏休み、宿題をすっかり片付け、時間のたっぷりある少年。
海外ドラマに影響され、お祭りでレモネードスタンドを出そうとしますが……。
「カクヨム」と重複投稿しています(名義:@ns_ky_20151225)。
最終更新:2017-07-11 21:00:00
11057文字
会話率:43%
主人公の志乃は近所でも有名な仲良し親子だった。大学まで、実家から通っていたが、地元から離れたところに就職が決まった。初めての一人暮らしに慣れない仕事…仕事を辞めて地元に戻ろうとしていた時、友達の紹介である男性と知り合う。そこで、志乃はあるこ
とに気がつく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-01-19 16:31:55
662文字
会話率:9%
娘が話があると言う。
もう何年も話すこともない親子だった。
珍しいことがあるものだ。
どうやら結婚したいらしい。
相手はどんな奴だ。変な奴なら絶対に許さないぞ。
最終更新:2016-11-20 18:33:48
8586文字
会話率:21%
埼玉県にある高等学校「南涯高校」に通う桐島誠哉
彼は不良だった中学時代とは違い、平穏な毎日を送っていた
同じ学校で同じクラスの渡部歩
彼女も同じように、友達との毎日を楽しんでいた
そんな2人の恋愛物語
だが2人の間に立ち塞
がる壁は、いつも人と人との「縁」だった
※この物語はフィクションです 現実の世界とは一切リンクしていない事をご了承ください折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-05-31 02:10:02
736808文字
会話率:71%
中学二年の冬。二人家族だった菊池彩の母親が急病で死んでしまう。
傷心の彩の隣にはいつも古くからの友達である睦心がいた。
睦心の家に引き取られることになった彩は母の遺留品からある疑念を感じ始める。
謎の包まれた母の過去を辿って真実を探す。
最終更新:2016-03-28 04:35:10
3434文字
会話率:4%
語られた江舞寺の歴史、それを知った青年たちは危険を冒して謎に迫る。
そして戦いを迫られる向日葵。修行の日々、集まる精鋭たち。
ついに出逢いし屈強なる二人の戦士。その裏で怒れる妖獣。戦いの行方は、どこへ向かうのだろうか。
最終更新:2016-02-28 19:32:16
10095文字
会話率:56%
とある時代のとある国。甘味と呼ばれる城下のあんみつ城に招かれた、亡き妻を月に住む天女と信じ、一人息子に対しては無責任なまでの放任主義の流浪の侍・秋村紅季(あきむらこうき)。その父についてやってきた十歳にしては小柄だが、中身は父より大人び
た少年・秋村紫季(あきむらしき)。
一度も友達を持ったことのなかった紫季が、初めて友達を持つこととなった。少年の名は常真竜胆(じょうまりんどう)。甘味屋“桜月”の息子だが、甘いものは苦手。好物はなめこの味噌汁。特技は槍術と料理。
紫季、竜胆と竜胆の二歳年下の妹・蓮華(れんげ)は、小柄で腕利きの城下唯一の道場主・仲沢成(なかざわせい)。成の義兄で紫季と竜胆の憧れのくずきり城侍・東條美邑(とうじょうよしむら)。成と長屋の隣同士に住むちょっと変わり者の絵師・蒼木陸(あおきりく)。仲沢道場の兄弟子で奉行所の双子の跡取り・平崎麻(ひらさきあさ)と平崎海(ひらさきかい)。さらには芝居小屋の大スター・小野田多多次朗(おのだだだじろう)。といった曲者揃いの城下の人々に日々学びながら、平穏な日を送っていたが・・・。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-01-08 20:52:51
40701文字
会話率:61%
5年前に離婚してから娘に会っていない中年男と、「自分は死んだ方が良いんじゃないか?」と思い詰めている女子高生を巡る人間模様。若干ミステリー仕立て。基本的にはそれだけです。
今まで聞いてきた感想ですと、読んだ人それぞれ、感じ方が違うようで
す。
あなたはどんな気持ちで生きていますか?
まわりの人の心は見えていますか?
あなたはひとりぼっちじゃないですか?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-12-31 17:00:00
92280文字
会話率:49%
周囲のインチキにうんざりした主人公『僕』は、学校へ行かずに自室で本ばかり読んでいた。そんな時、家の中から見知らぬ子供の声がし、様子を窺いに向かう。リビングにいたのは、僕の母とその友達、そして、声の主の少女だった。挙動不審の母に連れられ、廊下
に出た『僕』は、あの親子の複雑な家庭環境について、聴かされる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-12-25 22:14:18
11945文字
会話率:45%
電車の荷台には、人に夢を見させる猫が棲む。
この小説には、少年の夢、老人の夢、少女の夢の3つの物語があります。
少年は友達との旅、老人は妻との旅、そして少女は母親との旅を夢に見るのです。
あまり読んでいただく前から、中身をバラしてしまうのは
好きではないのでこれ以上は書きません。悪しからず。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-12-24 21:32:10
33623文字
会話率:42%
桜井香奈子、17歳。
あたしは、いつも一人だった。
友達もいる。ウザい幼なじみだっている。本気で親切にしてくれる先生だって、いる。
でもあたしには、
あたしには一番欲しいものが存在しない。
高級品だっていらない。綺麗な服もおいしい食べ物
も必要ない。
あたしには。
あたしには、あいつの愛情だけが、欲しかったんだ――
*****************
昔、自分が他小説サイトで投稿した作品です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-11-01 21:04:32
17654文字
会話率:22%
斉藤貴志(タカシ)は結婚八年目の妻、歩美(アユミ)、五歳の一人息子、拓馬(タクマ)の家族三人でアパート暮らしをしていた。
タカシは建築関係の営業マンとして一課長の管理職。アユミは歯科医でアシスタントとして働きタクマは保育園。
毎朝アユミを駅
まで送り、ほんの少しだが家事をし子供を朝だけ保育園まで送りタカシも仕事へ。この繰り返しの日常だが幸せを感じていたタカシ。
そして迎えた結婚八年目の夏。
三年前から妻の帰省にあわせて妻アユミの高校時代からの親友とその家族たちとキャンプをするようになっていた。
集合場所はアユミの親友の一人、カオルの両親が営む日本料理屋「きわみ」の座敷部屋。
もう三回目ということもあり全員が慣れた手つきでキャンプの出発準備をしているところにアユミの友達の一人であり唯一の独身女性のカズミが20代後半から30代前半の男性と共に部屋に入ってきた。
カズミは神妙な面持ちで話があるから聞いてほしいと・・・
カズミの話とは何なのか・・・男性は誰なのか・・・
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-11-29 12:50:48
2291文字
会話率:27%
この小説は主人公華那(はな)が不幸な境遇に負けず頑張って子育てする姿を、華那に関わる人々の生き様を織り込み親子や家族のありようを交えながら書き綴られたものである。
幼児の頃親に捨てられた華那がやがて成人になった時引き起こしたちょっとし
た自転車事故から話は始まるが、接触で怪我をさせた相手は偶然の悪戯で後に華那の養父となる。
華那は児童養護施設に預けられて当然の境遇であったが、幸い幼友達の家に養女として引き取られ高校生までは幼友達の家で育った。高校生の時に女子高生仲間と伊豆に遊びに行ったがそこで見知らぬ学生にレイプされてしまい、やがて懐妊する。
周囲は後々の人生を考えて堕胎を進めるが華那はシングルマザーとして生きる道を選び家を出て一人暮らしを始めるのだが……
本書はフィクションであり、登場人物、団体その他特に断りのないものは全て架空で実在するものと関係はない。なおこの小説は子供たちの読み物としては相応しくない部分が含まれているため、R15の取り扱いとさせて頂いた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-10-07 21:53:06
126316文字
会話率:56%
いつもと同じ休息日に
いつもと同じ公園で
わたし達は遊んでいた。
その日もいつも通り遊んでいたけれど、友達のうちひとりが「トリップのおまじない」をしようと言って、それが実現してしまい――
生活に負担をかける枷のような能力をもつ5人 のこ
ども。
異世界に飛ばされて途方に暮れていたところ に現れたひと組の親子。
戸惑いつつも異世界で過ごす選択をした5人に、どんな生活が待っているのか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-08-31 19:17:30
27984文字
会話率:37%
初投稿。「りんご,汽車,青空」で書いてみました。多少無理やり感&テンプレ感はあると思いますがそこは暖かい目でみといて下さいm(__)m
次回作はお題「友達、仕事、ゴミ箱、電話、トイレ」で書く予定です。掲載目安は一週間後。
最終更新:2014-07-14 12:46:41
1665文字
会話率:30%
小学6年生のカエデ。卒業式を数日に迎えた3月14日。そう、ホワイトデー。卒業すると、カエデは私立の女子中学校に入るため、みんなと離ればなれになってしまう。だから、最後にクラス全員に配ったバレンタインのチョコ。そのお返しをきっかけに、カエデは
少し大人になる。そう、それは、小さな町の小さな恋のお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-03-16 05:38:46
4893文字
会話率:44%