場末の飲み屋で働く池上愛花(いけがみあいか)は、青木(あおき)という客に実はゲイなのだと告白される。そういう冗談を言う客は多いので、普段なら気に留めないのだが、その時の愛花はなぜか「そうなの?」と尋ねて青木の様子を伺ってしまう。しかしテー
ブル移動の指示が出て、愛花はその席を後にする。ところが青木に指名され愛花は再び元席に戻る。
その席で愛花は、青木からゲイではあるが実際に男との関係は無いこと、女と一人の男との思い出を語ってもらいながら関係すれば、その男との記憶がこちらに移ってくることなどを語られる。それは本当なのだろうかと悩む愛花。それは愛花には消したい男との思い出があったからだ。
またその時に、青木がカモフラージュでレズの女と付き合っていること、嗜好はゲイなのに、女としか付き合ったことのない事実と、好きな男が一年ほど前に海外へ行って、ようやく気持ちはが薄らいできたことを告白される。その男は青木の気持ちを知らないまま旅立ったらしい。青木の中途半端加減に愛花は共感する。愛花も中途半端な気持ちで店に勤務していたからだ。
思い出を売ってくれないかと青木に乞われ、悩む愛花。そして店がひけた後に立ち寄ったコンビニで、愛花は青木に再び遭遇してしまう。コンビニ飯を食べるくらいならラーメンでもと誘われ、車のキーを預けると、車は見知らぬアパートの駐車場へ入って行く。抗議する間も無く、青木は車のキーを持ったまま階段を上がって行く。
追いついた愛花は青木に部屋の中に誘われる。そして手製のラーメンを振舞われる。そのラーメンが美味しくて愛花は、つい思い出を売ってもいいと約束してしまう。しかしその場で寝入ってしまった愛花はまるで神に思い出を売ることを咎められるような悪夢を見る。しかし今更気が変わったとも言えない。
愛花はまずどの思い出を売ろうかと考え始める。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-05-27 03:10:48
45318文字
会話率:43%
最近メディアを賑わす不審死のニュース。
それは、ウィルス性の伝染病……と言われているが、証拠や痕跡は無い。
発症する人にはなぜか共通点があった。
『一度は逮捕されたのに、証拠不十分で無罪になった人や釈放された人』
今日もまた拘置所から出て
きたばかりの男が死んだ。
その直前、女子高生と話をしているのを目撃される。
法の目をかいくぐる犯罪者に鉄槌を下す。
私の名前は『雀』折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-05-26 23:00:00
54932文字
会話率:57%
都会を離れ、父の事情でとある、山奥の田舎町へと引っ越して来た初霜葵。
彼女にとって、田舎暮らしは過酷で性に合わなかった。彼女自身、少しずつストレスを感じ始めていた。
そんなある春の事だった。村の『しきたり』により、村人達は必ず「櫻
祭り」に参加しなくてはならなく、葵も渋々祭りに参加した。
だが、この祭には他には無い、ある『鬼』にまつわる、言い伝えがあった…。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-05-21 20:30:41
5193文字
会話率:23%
これは、我々の住む地球での物語ではない
遠く……そう、どこか遠い所の物語である………
その星には、人、そして人以外にも様々な種が存在していた
その中には人の脅威となる魔物も存在する
ある魔物は陸を駆ける狼の姿
ある魔物は水を巡る魚の姿
彼ら
はあらゆる場所、姿で生息し人々の生活を脅かしていた
しかし、その魔物は最初からその星に居たわけではないのだ
遥か昔、その星では、我々人間に似た種族が栄華を極めていた
彼らは飽食の限りを尽くし、機械を操り自然を蹂躙し、彼らの住む惑星「スーラ」を自ら蝕み、種としての過ちに気づかぬまま1000年の時を過ごした
緑と青の楽園だった星は、汚染された大地と黒ずんだ海に覆われた死の星へと姿を変えていった
しかし、その歴史は唐突に終わりを迎えることになる
ある大雨の日、それは突然起きた
前兆すらなく、突如地上に巨大な「何か」が出現した
その形は定かでは無いが伝承によると、「神」、「悪魔」などと記されている
その化け物は、数多の異形の生物を身に纏い街を破壊した
魔物がこの星に生まれ始めたのもこの時からである
星にある文明は消し飛び、僅か生き残ったのは奇跡的に難を逃れた極少数の者たちと、人里離れた奥地に住む人とは異なる進化を遂げた民族のみである
難を逃れた人々は、互いに寄り添い、集団を作り新たな集落を作り始めた
彼らは、自分達を襲った異形が今までの行いへの罰だと信じ、今まで培ってきた技術すらも放棄し狩猟と最終の時代へ戻ることを決意した
それから1000年
驚異的な自浄作用によりスーラは本来の美しい緑と青の星に戻っていた
そして、人々は古の教えを忘れ、着々と文明を再生している…
これはその星に生まれた罪人達の物語である
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-05-20 01:08:46
400文字
会話率:0%
現在、この世界は人間が支配しているわけではない。
私達の住んでいる地球には、常に人間の生命を脅かす存在は無い。
しかし、この世界には存在する。
虫が出てきたからといって、殺虫剤を掛けて殺す・・・といったように、人間以外の生命体を殺すことがで
きない。つまり、人間にとっても絶対安全の世界ではない。
人間を脅かす存在・・・超獣と人間は呼ぶ。
超獣を狩る者たちのことを討士と呼ぶ。
超獣の姿は、様々である。
人間は、いつでも超獣に襲われる危険性がこの世界にはある。
そのため、人間は超獣を狩る者たちである討士を育成している。
この物語は討士である、少年の物語・・・。
折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2012-05-12 14:47:39
271文字
会話率:0%
同じものは存在しない。幸せは永遠ではないけれど・・・
最終更新:2012-05-06 17:05:30
248文字
会話率:0%
とある田舎にある私立高校「蓮関高等学校」
個性あふれる愉快な生徒と先生達が送るコメディー学園ストーリーです。
コンビニは無いし、スマホはすぐ圏外。自分達の高校を馬鹿にしながら
も学校生活を楽しむ明るくてほのぼのとした物語。
最終更新:2012-05-06 12:28:07
2353文字
会話率:44%
シンはオリビアの様子がこのところがおかしいことを気にしていた。それも自分を見ている…?それもあまりよい視線じゃない気がする。
一緒に働くのにそれは無いと彼は彼女に問いかける。「オリビア、なに?」 そんな何気ない日常の何気ないお話。
最終更新:2012-05-04 01:50:35
1610文字
会話率:56%
ある日、俺、山崎康介は悪魔と天使と精霊の戦争に巻き込まれてしまう。
俺は中二病ではないんだ!
戦争なんてやれる神経の持ち主ではない!
こうなったら、最後まで隠れて、残ったやつを後ろからぶすりと…
連載物は初めてです。不定期更新。誤字脱字。変
換ミス。文法ミス。文才の無さ。等、いろいろありますが、それでも良いという方はぜひ読んでください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-05-03 13:00:00
14507文字
会話率:46%
おっすおら紗無駈
何気ないはずの日常がなくなっちまった!
不定期連載?作者が受験?んなもん知るか!!
文才は無いけど精一杯がんばるさ
最終更新:2012-05-01 21:21:19
201文字
会話率:0%
幼馴染と買い物を済ませ、帰り際にトラックに轢かれて死んでしまった
荒哉 霧影は神様の不手際で死んでしまった為、転生で第二の人生を歩む事となった。
転生先は平行世界の東方projectの過去の世界で鬼武者の能力を駆使し、如何歩んで
行くかは・
・・・・・・・誰にも分からない
転生物ですが、最強では無いのであしからず折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-04-30 02:03:54
25056文字
会話率:28%
魔が世界ににじみ出て影響を及ぼす世界で、剣術師として修行をしているアイシャ、一風変わった剣術師である彼女に眉をひそめる人間も居るが、同期の幼なじみである光の術士のシラーと闇の術士のクロエ等といった理解者にも恵まれ、それなりに平穏に暮らしてい
た。
そんなある日、月の化身のような少女と出会った事が切っ掛けで彼女の生活には大きな変化が訪れようとしていた……。
※ 現在文章見直し中なので(改)多発しております、内容に大きな変化は無いので読み直しの必要は有りません折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-04-13 21:57:06
63567文字
会話率:51%
人捜し。
探偵に頼むというには余りにもそぐわない印象を持つ、だが現実では十二分に有り得る依頼。
俺は、そんな事を、探偵として任された。
何の事は無い日常のワンシーンを、彼女は非日常を求めて埋没する。そこだ何処か解っている俺にとっては
、この依頼は実に容易いものだった。
何故なら、俺が彼女にそこを教えたのだから。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-04-12 21:12:29
1974文字
会話率:55%
何てことは無い日常を過ごしていた私の前にある日突然現れた少女は、自分の事を『魔王』と名乗った。
診療所にやってきたよくある妄想性の患者の一人だと思い、相手をした本当に何気無い時間。
彼女の悩みは、普通の女の子のものだった。
最終更新:2012-02-19 19:16:15
2139文字
会話率:58%
幼い時にとある理由で両親が死んでしまった少年が悩みながら生きる世界 最期はハッピーエンドになったらいいな! 残酷な表現は無いですが後々出てきたときに忠告忘れてても嫌なのでつけました
最終更新:2012-04-12 01:48:35
3964文字
会話率:53%
主人公は愛を知り過ぎた故に、世界を呪ってしまった。そう愛を知り過ぎた故に。
だけど、本当に世界を呪ってしまう程、世界は残酷なのだろうか?
そんな答えを見つけるための物語
最終更新:2012-04-05 18:46:36
2572文字
会話率:39%
勇者は召喚され、眠りについた魔王も目を覚ます
絡まる事無く交わった二重の螺旋
隣を歩いているのに手を繋げない二人
魔王が居て・・・勇者が居る
では始めよう・・・・・嘗ての“夢”の続きを
最終更新:2012-03-29 21:52:02
9974文字
会話率:25%
お話の中だけに登場する神様。お話の中だけに登場する怪物。しかし一般人には知られていないだけで確かに今の世にも存在していた。
主人公・加地裕人はある日命を落としてしまうが、医神の卵の力より一命を取り留める。図らずも裏の世界に足を踏み入れてしま
った裕人は、手に入れた僅かな力で精一杯生き抜く事を決意した。
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完全な習作&テストです。
本名の方のプロットを制作しながら、こちらの作品をプロット無しで書いていくつもりです。文の構成や言葉使いに変なところがありましたら、容赦せずに指摘とアドバイスをしていただけると助かります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-03-29 16:21:36
4049文字
会話率:42%
主人公とヒロインが高校で出会いそして2人は慌ただしい高校生活ですれ違い、わかり合い、少しずつ成長する。そして、最後の日桜の木の下で結ばれる。
高校生活を中心に置く青春漫画のようなモノが想像できるであろう。
そんな青春漫画の様な日々を送
るに必要な物を挙げるとすれば、舞台は大前提として事件やイベント、1番はなんと言っても個性的な仲間であろう。彼らがいるからこそ楽しい物語が紡げると言っても過言では無いはずだ。
皆さんは彼らの活躍を見ていますか?青春の主人公を誰もが名乗ってよい高校生活に人しれず主人公を立てるだけに存在する人たちを、その環境を作った功労者たちを。
そんな、物語を進めるためだけに神様に作られた哀れな存在達、決められた物を真っ直ぐに、円滑に進めるために努力する黒子達を。
彼らは主人公よりもずっと悩み挫折し、闘っている。
彼らは今も黒い衣装をまとい動いているかもしれない、あなたのために。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2012-03-27 01:42:14
1539文字
会話率:40%
「空ってさ、心とおんなじって知ってた?」
ある日突然現れた一つ年下の男の子。
空に恋をする彼に恋をした。
優しすぎる恋人と魅力的な彼との間で揺れる気持ち。
彼女が出した答えとは――――――
誰にでもおこりうる日常を描いてみました。
恋する女性に読んで頂けたら嬉しいです。
勿論男性の方も大歓迎です。
あまり文章が得意では無いので読みづらかったらすみません。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-03-10 01:02:34
15730文字
会話率:30%
とある日の夜、紅楓(くれないかえで)は家を出た。すると近所の公園で女の子を見つけた。なぜか不思議な雰囲気を漂わすその女の子に紅楓(くれないかえで)は心を奪われ話しかけるのだった。
「虚しい」「名前が……無いの」
そういう女の子に紅楓(くれな
いかえで)は星乃空(ほしのそら)と名付けた。そして、今までの生活が変わった……
空、星に反応する星乃空(ほしのそら)ある日、家からいなくなっていた。紅楓(くれないかえで)と友達らは待ち中を駆け回り、探すことに。結果、町唯一の山の上、そこは街の明かりが届かない場所。この場所で『プラネタリウムへ行く』と約束させた。
プラネタリウム当日、紅楓(くれないかえで)と星乃空(ほしのそら)は会場へ行った。その背後には友達が尾行っ!?楽しく終わったはずのプラネタリウム。
なのに……
『Apres un reve』
こう書き残していた。
意味はフランス語で『夢のあとで』
紅楓(くれないかえで)と星乃空(ほしのそら)の物語はまだまだ続く?
☆
初めまして、琥月零です。
この作品はもともと長編でPCに打ってる分を切って載せてるので、各サブタイトルに深い意味は無い場合もあります。載せる話の主な内容を題にしてるんだけなので……思ったこと、感じたことがあれば感想くれるとうれしいです。ぼろくそに言ってくれても全然大丈夫なんで。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-02-28 23:16:45
15734文字
会話率:43%