『十二冒険者~桃太郎×西遊記×オズの魔法使い×クトゥルフ神話』46話~55話の外伝です。
室町幕府8代将軍足利義政(あしかがよしまさ)は覚醒世界の夢見る人。彼は夢世界で月旅行を楽しんでいた。
すると彼が重用する庭師善阿弥(ぜんあみ
)が現れて、月の権力者たちの議会(理事会)に立会い人として参加して欲しい頼まれる。
善阿弥によると、月ではノーンデス派とニャルラトテップ派という二大派閥が幅を利かせており、どちらかが権力を掌握することで月世界にも覚醒の世界にも大きな影響を与えると言う。
政治には興味の無い8代将軍義政だが、お気に入りの庭師の頼みとあっては断れない。立会い人として月の議事堂へとおもむく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-11-20 17:46:01
13131文字
会話率:44%
慶長元年、近江幕府の支配下、永見貞愛を初代藩主に三万五千石の藩領を持つ引間藩の、万斛郷と呼ばれる地の、上泉と呼ばれる集落にある番所に住む侍とその仲間。
日常と、非日常とが背中合わせの、本来の歴史とはずれてしまった、裏の歴史の中にある世界のお
伽噺。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-11-08 10:29:31
14786文字
会話率:2%
都市、それは「それ単体にだけ特化した街」。倒幕し新時代を切り開いて和國には都市が幾つも存在していた。
時は嘉聖十一年。恵戸幕府が倒れ再び天皇が國の頂点に立って早十一年。”境”と呼ばれる都市の「写真館都市」にはある写真館があったーーー。
その
写真館は二つだけ確かな事がある。
一つ、店主はとんでもなく謎が好きだという事。
一つ、店主はとんでもなく美人だという事。
「学生都市」と「写真館都市」、二つの都市を持つ”境”を舞台に謎多き「写真館パンドラの匣」店主、扇赤加賀智と千藤美和子が織り成す真に奇っ怪で非日常で非常識ミステリィ(?)ここに開幕!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-10-16 17:49:48
38729文字
会話率:50%
《江戸時代の武士の階級・家格》について説明致します。江戸時代には200~300程の大名家(藩)がありましたが、そのうち比較的有名な藩で、なおかつヒエラルキーが解りやすい物を列挙しました。読んでいて途中で退屈になったり、目や背中が疲れたりする
かと思いますので、本作をお読みいただく際には、体調に十分注意して下さい。
読んでいただいた方には、できるだけご感想をコメントしていただけると幸いです。今後の『小説豆知識』コーナーの作品をより良いものにするためにどうかご協力をお願いいたします。
それでは、お楽しみ下さい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-10-12 00:29:34
2029文字
会話率:0%
時は文久三年(1864年)
今井あさは今から十五年前、京都の金持ち一族である油小路今井家の四女として生まれた。
まあ簡単に言ってしまえば、生まれながらにしての勝ち組である。
ということで、扇を仰ぎながら今日も祇園の甘味処を巡る
わよ、あらまたいい男に声をかけられた。
全く十歩歩けばナンパされるから、さっぱり目的地に近づけないじゃない。一体どうなってるのよとぷりぷりを頬を膨らませる。
そんな絢爛豪華な人生も、何千あるパラレルワールドの一つにあったかもしれない。
ところがどっこい。
身長百六十四の長髪黒髪、小ぶりの鼻に鋭い目つきをしたこの女性、退屈な人生を全くよしとしない男勝りの暴れん坊。
物心つくとすぐに新しいビジネルモデルだの、ブルーオーシャンはどこだの、イノベーションを起こさねばだの、お小遣いで新規事業を興してはそれを拡大するという剛腕を見せつけ、商神こと殊法大姉の生まれ変わりとまで言われだす有様。
今日も金魚の糞と呼ばれる僕こと白岡新次郎を引き連れ、新しいビジネス拡大に汗を流しているわけで。。。
時を同じくして、日本全体も目まぐるしい動きを見せ始めていた。
長州藩(山口県)は尊王攘夷をうたいながら、二百年続いた幕府転覆を狙い接近を試みる。
先陣を切った天誅組は、るろうに剣士でも知られる緋村抜刀斎を先頭とした集団が天誅天誅と叫びながら、幕府の幹部を暗殺しまくりの大活躍。
その一方、幕府側の公務合体派も討伐軍の強化を怠らない。
天皇守りの要である京都には、桑名や会津からの藩兵に加えて『新撰組』と呼ばれる新たな治安維持部隊を追加することを決定する。
激動の幕末の始まりである。
主な登場人物
・白岡家
今井あさ:寝ても起きてもビジネスのことを考える肉食関西女子
白岡新次郎:打倒あさを燃やすも、いつも振りまわされてばかり
今井はつ:ほわほわ癒し系アイドル
小藤:寡黙なあさのボディーガード
今井忠興:あさとはつの育ての親
・チーム徳川幕府軍
近藤勇:新撰組の取締役
勝海舟:徳川に籍を置くも、攘夷派とも仲がいいキャパ広きノンポリおじさん
・チーム尊王攘夷
久坂玄瑞:攘夷七皇の一人。設定嫁は井上真央でリアル嫁は杏という完全なる勝ち組
宮部鼎蔵:攘夷七皇の一人。みんなのほのぼの師匠
坂本龍馬:四国生まれのじゃっけん子折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-10-04 18:16:15
118449文字
会話率:44%
幕末の蝦夷地。江戸の豪商の娘だった椿は長州の過激派に裕福な家庭を壊され、お針子として蝦夷地にやってきた。そこへ新政府軍に抵抗し続ける旧幕府軍が上陸する。榎本を総裁とする仮政権が成立した日、旧幕府軍に理想を抱く椿はフランス語を話せる伝習隊の
士官 田島金太郎と出会い、恋に落ちた。フランスの海軍士官アンリやフェリックス、新選組の佐々木一、武蔵野楼の芸妓らと楽しい日々を過ごすが、新政府軍の進撃が迫りつつあった。
※プッチーニのオペラ『ラ・ボエーム』を下敷きに幕末風にアレンジしました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-09-19 12:00:00
46566文字
会話率:43%
江戸幕府が『日本』を統治する2015年。
この世界のパラレルワールドに生きる全国民。
この世界とはすべてが似ても似つかぬ世界で起こる紛れもない現実。
外交、政治、経済、さらには戦争。
時代の荒波にもまれながらも、悲痛な現実に足掻き、苦しみ、
戦った青年たちの青春賛歌。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-09-12 01:00:44
725文字
会話率:0%
二百五十年前、藤原幕府は第13代関白 藤原喜明の代で後醍醐天皇により滅ぼされた。その後、後醍醐天皇は天皇中心の政治を復活させる。
七十年前、再び天皇の権威が落ち、各地の藤原・橘氏の戦国大名が自らが殿上人、天下人になるべく動き出した。そんな物
騒な時代に生まれた、越後国岩船郡五万石の奥州橘氏の小大名 天堂時善重の子、龍之介。
「なんで源氏も平氏もいねえんだよぉぉおおおぉおお」「若がご乱心じゃーーーーッッ!!!」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-09-05 01:42:38
13199文字
会話率:48%
旧里と胡瓜の掛け合わせ。まぁ滑りますね。そして架空の江戸時代です。採用しよう。
最終更新:2015-07-19 20:19:45
1332文字
会話率:70%
ペリーのストーリー。黒船来航したペリーが逆にショックを受ける。そんなお話です。
キーワード:
最終更新:2015-06-06 20:59:41
1151文字
会話率:34%
戦国時代。
後に生きる人々は、この時代をそう呼んだ。
室町幕府の権力が完全に失墜し、様々な戦乱と共に多くの大名が名を馳せた乱世。
ただの商売人が、下克上によって一国の大名にまでのし上がる、夢を魅せる時代。
とある冬の山中で、一人の少年
と赤子が出会った。
生まれた時から己の定めに囚われ続ける「忍び」の少年。
周りと違う容姿、異なった血を持つ「異人」の赤子。
二つの孤独な運命が交錯した時、歴史は確かに新たな動きを見せていた。
戦国時代、それは動乱の世。
これは名高い英傑らの影に埋れていた、名も無き彼らの物語である…折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-07-18 22:36:06
30944文字
会話率:24%
新婚旅行先で訪れた鎌倉、高時腹切りやぐら…。そこで私達は、世にもおぞましい体験をしてしまった…。
※この小説は、E★エブリスタ、ケータイ小説投稿サイト『フォレストノベル』、携帯小説モバスペブック、GREEなどにも掲載しているオリジナル
ホラー小説です。
勝手な二次創作や盗作は、ご遠慮下さい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-07-11 19:43:04
7760文字
会話率:6%
自分が隠密であるという妄想に取り付かれている物乞いの老人。
それすら受け入れる底辺が集まる飲み屋。
そこに居場所を見つけている商人の喜助こそが、本当の公儀隠密なのだった。
最終更新:2015-06-22 20:49:55
12865文字
会話率:19%
外国船を打ち払い、幕府が16代将軍に世襲された東の小国。しかし、小国を司る神の国では、その後の事も考えず、武士達を煽り、勝手に外国船を打ち払わせたとして、この国の争いを司る大武神が地位を剥奪され、平和な神が新たな大武神としてつく事になった。
その式典の日。
とある者が、天空から落ちてきた。
人の世では誰も知らない出来事から17年後、勘当された怪力少女と、ひょろい武士の三男が、小さな包み片手に旅に出る。「居場所探し」のお題目で、その実、ただの家出でしかなかったはずの二人の旅は、少しづつ、復讐と運命によって歪み始める。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-06-14 22:02:02
5498文字
会話率:63%
幕府が倒れ訪れた魔栄時代。
世界は神に魔族、魔法使い、半妖、妖精、人間といった様々な種族であふれていた。
日本帝国で生まれ育った識は他国へ傭兵として出向いていたが戦争が終結し日本帝国に帰ってきた。
傭兵から楽士へと職を変えた識は恋人と暮ら
すがその生活も長く持たなかった。
本人が気づかぬうち傭兵としての識の名が広まっており、捕まえ仲間にしようと画策した他国のものが日本帝国に密入国し識の前に現れる。
行くことを拒むと恋人を殺され識は捕まり天魔国へと誘拐される。
こうして彼の狂った運命が幕を開けた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-06-10 14:20:56
472文字
会話率:0%
「将軍家は女だ」
源実朝の叔父、北条義時は御家人(ばかども)の悪口に飽き飽きしていた。頼朝公の外戚として成り上がった北条一族への嫉妬と当てつけに、幕府を統轄する執権の彼は気の休まるひまもない。
さらに前執権の父が、実朝が胎児のころ「変成
男子(へんじょうなんし)の法」という秘術を使ったと噂され、納得いかない。
確かに、今年十六歳の少年将軍は少女のような美貌の持ち主である。武芸に関心を持たず、和歌づくりや絵合わせなどの趣味に加え、ついでに男好き?
「もしや本当に……」義時は疑念を抱きながら、甥を鎌倉の主として支えた。
当の実朝は、父頼朝の幕府草創期の苦労も知らず、それゆえ誰よりも純粋で慈悲深い君主に育った。
争いを好まず、世の安寧を願う実朝は、合戦時代を引きずる荒れくれ武者たちをまとめるため、武力による抑圧ではなく、文化による統治を目指した。
叔父の執権と甥の将軍家は、ときに衝突し、ときに協力し合いながら、武士の都、鎌倉の発展を模索する。
そんななか、二十一歳になった実朝は、義時の政敵である和田一族の嫡男、朝盛と恋に落ちる。十七歳のときにかかった疱瘡の後遺症のため、恋を知らなかった実朝は、野心をもって近づいた朝盛の性に溺れ、心と体を支配される。
実朝の恋人への盲目的な愛は御家人たちから離反を招き、新世代の武将から謀叛を企てられてしまう。そして、その余波により、和田一族と幕府方の義時は武力衝突に至るが――
鎌倉の王者の生と性をめぐる、武士(もののふ)たちの狂騒曲(ラプソディ)。
※警告タグはつけていませんが、エロが苦手な人は第8・9部分の「月の恋人」はお避けください。合戦シーンのある第11・12部分も人によっては「残酷」と感じる方がいるかな。以上、「警告」ひとつ前の「ご注意」でした。
※ブックマーク・評価ありがとうございます。
こんな辺境の地にまで足を運んで頂いて、ほんとうに感謝感激です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-05-25 14:23:44
222386文字
会話率:21%
下野(現栃木県)の名門武将、小山三兄弟は源頼朝に仕え、鎌倉幕府の黎明期を支えていた。長男の朝政を筆頭に、兄弟はそれぞれ個性を発揮し、幕府内での地位を固めていく。平家の滅亡、奥州征伐……強敵を倒した関東の武将たちは、京の公家たちに己らの存在を
認めさせ、武士の自立を勝ち取る。しかし、外部の敵を失った彼らは内訌を深め、身内同士で血みどろの殺し合いを演じる。強い絆で結ばれていた兄弟たちも、ついには……
平安時代末期から鎌倉時代初頭を駆け抜けた武将たちの物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-02-05 16:07:20
41921文字
会話率:22%
憲法9条について思うところをダラダラ書きました。
最終更新:2015-04-17 23:58:24
2892文字
会話率:0%
我この柵にありて、退く者を斬る
土方さんの一声で、隊士は勢いを取り戻し、旧幕府軍は一時優勢になる。
最終更新:2015-04-07 12:23:18
715文字
会話率:23%
きっと、彼はあの日から死に場所を求めていた。
新選組は甲陽鎮撫隊と名を改め、旧幕府軍勢と共に北へと奔走を続けていた。戦いの中で近藤を失い、当初の目的を失った土方歳三はまるで死に急ぐかのように、鬼神の如く戦いを続ける。
北の大地、五稜郭で榎
本と出会い、大鳥とともに策を練って一時は形勢逆転をするも土方は腹に銃弾をうけ、一本木関門に倒れる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-04-07 01:19:30
1817文字
会話率:41%
鎌倉幕府末期のエンターテイメントです。
鎌倉や京都が舞台となります。心躍る激しい合戦や、ぞくぞくするようなオドロオドロしい話を目指そうと思いましたが、結局政治や謀略の話が多くなりそうです(毎度申し訳ない(-_-;))。
主役は足利尊氏
の弟、直義です。エキセントリックな兄と、サイケデリックな執事に振り回される、苦労性のイケメンです。
ご興味を持たれた方は是非!どうぞ!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-03-24 21:08:03
119961文字
会話率:30%
幕府の原点を作った日本初幕府を作った鎌倉幕府初代将軍源頼朝。
彼はこれから八百年続く武家の原点でもある。
そんな頼朝の死には謎が多い
頼朝はどうして亡くなったのか―――――
最終更新:2015-02-20 00:44:54
1154文字
会話率:27%
有力大名の力を削ぐ足利義教の矛先が、ついに幕府侍所を務める赤松家にも向けられようとしていた。赤松家宗家、赤松満祐の『悪党』の血が騒ぎだす。
※自サイト『京都にての物語』からの転載となります。
最終更新:2015-02-11 00:26:28
1805文字
会話率:13%
足利義持臨終に持ち上がった御継嗣問題。義持は継嗣指名を拒否し重臣による協議の上での決定を求めるが、重臣一同もまた指名を憚った。義持に死が迫る中、調停者三宝院満済が動く――
※自サイト『京都にての物語』からの転載となります。
最終更新:2015-01-28 00:12:37
2509文字
会話率:30%