勇気を振り絞り、俺は下駄箱にブツをいれた。
これは人生初のラブレターを出す俺の物語である。
最終更新:2011-10-20 21:00:00
1045文字
会話率:18%
織田信長が出世の第一歩とする桶狭間の戦いが物語の舞台です。
既に桶狭間に到着している場面から物語は始まります。
織田信秀の息子にして、城下町の不良の頭で、傍若無人に振舞って見せていたのは、信長にとって、人脈作りと人望作りのためだったの
です。そうした下積みを経て、織田家を継いでからも尾張の精鋭部隊が忠実に信長の家臣となって働いた(戦った)。
対する敵は「東海一の弓取り」と謳われている今川義元である。戦国の世に名を轟かせ、あの武田信玄でさえも脅威を抱く程の男である今川義元である。信長は、この今川義元の世評を知っているだけに、その存在を恐れるだけではなく、財政面でも戦略・戦術面でも敬う気持ちを持っていた。しかし、いざ対峙してみれば、なんら大したことはない、それどころか陳腐にさえ思える愚かな武将に映った。
はじめ、この桶狭間の戦いは、下馬評で、今川勢の絶対有利となっていた。しかし、いや、むしろ、そうと知れば、若くて勇ましい信長は尚の事、その己を小馬鹿にでもするような、世の常識をぶち破りたくなり戦う。
そして、戦ってみれば意外と今川勢は腰ぬけ集団である。それもそのはず、今川勢の実情は頭数の確保だけの寄せ集めで膨らませた、仮武装集団なのであった。漁師や農民を徴兵として、それでも足りずに思えた今川は北条からも兵を借りた。借りてきて、取って付けた様な兵は、忠誠も忠義も、義理もへったくりもあったものではない。今川勢として、戦おういう意思よりも、窮地に至れば逃げを選択する。その逆に、勢いで登り詰めようとする信長軍は前へ前へと進む。その中には森蘭丸の父親、森可成もいる。この森可成りこそが信長の精神的師匠にあたる男である。森可成りが信長の少年期・青年期の悪教育をしたおかげで、今の信長像があるという物である。
そして、森可成以外にも、小平太や新助などが活躍し、今川勢に大手を掛けて、ついには義元の首を獲るのである。
「武士の情け」
で獲った首を丁重に扱うべきかとも信長は思いもしたが、実際の所、信長はそうはしなかった。獲られた義元の首を、戦を終えた、ずぶぬれの、桶狭間の野原で、唾をかけ、蹴り上げた。そうする事で、それまで、戦に恐怖を抱いていた自分と決別できるものと思ってそうしたのである。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-05-31 06:29:02
8213文字
会話率:30%
少しツンツンしている、女の人と陳腐な男の人のただのありきたりな日常会話。
最終更新:2011-04-23 12:14:25
978文字
会話率:50%
披露宴なんて、戯言の陳列だよな
疲れたオトコの呟き
最終更新:2011-02-03 15:34:54
636文字
会話率:0%
主人公は、親友のリンチをしようとある夜、不良集団に持ちかけられる。
その呼び出しに応じ、主人公が指定された公園へ行くと、そこには親友が苦痛な表情を浮かべて横たわっていた。
周りの連中に煽られ、主人公は誤って親友に止めをさしてしまう。
死体となった親友を、主人公は裏山へと運びまたもとの公園へと戻ってくると、なんとさっきまで生きていたはずの不良集団たちが、何者かに全員殺されていたのだ!
これは一体どういうことなのか! 誰が、彼らを殺したのか。
衝撃的な真相が、主人公を待ち受けていた――!!
どうも、西内京介です。
僕が大分前に書いた小説を、載せたいと思います。
内容も陳腐で、文章も読みづらいかと思われますが、ぜひ一度、読んでいただきたいと思います!
よろしくお願いします!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2010-10-26 08:00:00
81228文字
会話率:52%
《悔恨の海》の別視点から見た話。
愛しいとか好きだとか、陳腐な感情は知らない。
純粋で澄んだ心に憧れてた。無気力な俺に全てを注ぎ込んでくれた健気さに惹かれた。
最終更新:2010-03-05 15:14:03
1656文字
会話率:9%
後漢末期、アジア全土に、ひいては世界に大きな影響を与えた大事件、後漢の滅亡が間近に迫る。
中華全土を旅する秀才宗爵は黄巾の乱の最中、仕えるべき君主を陳留の討伐軍に見出す。
張邈と宗爵は、悲運に見舞われ続けながらも、天命に抗い続ける
最終更新:2010-02-26 00:10:33
6212文字
会話率:11%
羽田の倉庫で働く男と来歴不明の中国人女性、同性愛のケンジ、事務のみっちゃん、危険な香りの陳、様々な人間模様がぐるぐる回って、少し悲しい終局です
最終更新:2009-07-10 05:25:25
4054文字
会話率:29%
紀元前200年、楚漢の戦いに決着をつけ、中国を統一した漢の高祖、劉邦。侵入した匈奴に、威信を示すべく出陣した劉邦は、白登山に匈奴の軍勢を追いつめたが・・・
最終更新:2008-12-13 08:53:05
17448文字
会話率:22%
洛陽から去った最強の将呂布はすでに忘れさられた存在に。だが、軍師陳宮は呂布に会見する。呂布は陳宮と共に再び表舞台へ。
最終更新:2008-11-10 22:20:24
21499文字
会話率:20%
友人の美加に呼び出された史美菜と百夏は、彼女の胡散臭い遊びに付き合った。農家の古い蔵の奥で見つかった魔法事典。それは胡散臭く、軽薄で陳腐な一冊の書籍だった。◆◆◆女子高生の三人はその本に描かれた呪文を執行する。全てはそれが始まりだった◆◆◆
ちょっと切ない、魔術にまつわる物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2008-06-30 22:07:43
66052文字
会話率:27%
七年前、季節は初夏だった。ある街で誘拐事件が起こった。私はその被害者だ。語るのも吐き気がする程残酷で、そして陳腐なこの物語。七人のオナカマと共に語りましょう。泣かない子供は死んでいる。
最終更新:2008-02-08 11:37:18
481文字
会話率:0%
ストリートライブが趣味で、童顔が悩みの大学生の平岡誠の陳腐なラブソングのようなラブコメディー・・・・の予定(笑
最終更新:2007-09-17 00:10:46
194文字
会話率:0%
映画やテレビの画面ではなく、自分達と同じ空気を吸うところに、そんな人間が存在すること自体、目にした者には容易に信じられなかった。熱愛中のカップルの中にさえ、恋人にその腕を取られながらも、なにやら運命的な出会いを感じずにはおれない女性達も、決
して少なくはなかった。女性達からは無条件の羨望を、男達からはそれに倍する嫉妬を、当り前のように受けるこの天下の二枚目が、何をそれほど落ち込むのか?彼の日常的な生活の場所から、かなり離れた、このそれほど有名でもない公園で、なぜボンヤリと過ごさねばならなくなったのか?その理由は、実に単純かつ、明解。余りに平凡かつ陳腐で、驚くよりも呆れるような理由からだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2007-07-10 12:29:22
20824文字
会話率:36%
舞台は図書館が燃やされる、人が生き埋めにされる、といった珍事件が頻発するようになった現代の日本。高校生・民雄は夢の中で孔子から助けを求められ、同じく孟子から助けを求められた旋子らと共に、人間を厳しい規律で縛る帝国をつくろうとしている性悪団と
の戦いに巻き込まれる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2006-10-18 05:47:49
4411文字
会話率:62%
陳腐な恋愛物語です。一週間だけ街にきた「彼」への思い━それは、「アタシ」が初めて感じた叶わぬ恋の痛みなのでした。
キーワード:
最終更新:2006-09-19 16:59:38
485文字
会話率:12%