薬売りを生業として旅をする不思議な父子。
二人が旅路の途中によった村は山火事のせいで山の神が怒り、作物が実らなくなってしまったという。
誰かを生贄に捧げればいいと村人たちは薬売りの小さな娘を静かに攫う。
部活で制作した部誌に載せた作品です
。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-01-08 02:41:32
10428文字
会話率:48%
生まれた漁村を追い出され、飢餓に襲われる少女。
彼女が今際の際に出会ったのは、美しい男の人魚だった。
そして少女は、人魚との約束を果たすため、ただ只管、海の見える屋敷で待ち続ける――。
※ 断り書き(2015/1/4) ※
この話の構想を
考えたのは中学か高校の頃、件の東日本大震災が起きる遥か昔です。
とはいえ、書き上げるまでに震災が起き、書いている最中に何も思わなかったといえば嘘になります。ただそれを理由にこの話の筋を変えようとは、どうしても思えませんでした。現実とフィクションとは全くの別物です。この話に現実の何かしらの事実が影響しているわけではありません。
書き上げたその日、そして公開しようという今日という日、震災からは既に3年以上が経っており、福島をはじめ、まだその爪痕は残っています。一方で、生き残った人々は前を向いて歩いています。
この作品が、誰かの心を苦しめることがないことを祈っています。
※この作品には、残酷な表現、具体的にはカニバリズム(人肉を食す習慣のこと)に該当するような表現が含まれています。また作中、津波を示唆する表現が出てきます。苦手な方、御不快に感じる可能性のある方は、読むことを避けていただくか、予めご了承の上読み進めていただきますよう、お願いいたします。
※2015/9/10 カミカミな感じの誤字を修整折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-01-04 03:41:34
6886文字
会話率:39%
人間と怪異の間を取り持つ組織“天秤”の一員である赤川粋は、相棒の常世により異次元の研究所に送り込まれていた。禁忌である不死の研究が行われていたそこの実験体を処分する中、最後の部屋にいた実験体を斬っても生存していたため、彼女を不死研究の成功
体として連れ帰った。だが彼女の不死は極めて不完全で、デルニエと名乗る彼女に苦痛を与えた償いとして、粋は彼女の呪いとも言える不死を解く約束をする。それは“天秤”の支援のない孤独な戦いだった……。
7/1 ローファンタジーかアクションか軽く迷ったけどとりあえずアクションに。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-12-30 03:00:00
110767文字
会話率:35%
日ノ本の、ある小さな村の話だ。
その村は雪女達に見守られた村であり、大雪が降り注ぐ雪山の山頂に無事辿り着いた者には願いを叶えるという伝説があった。
迫害され、村の外れまで追いやられた少年と、ただ傍にいたいという理由で少年を甲斐甲斐しく世話し
続ける少女が、その伝説を頼りに願いを掛けに行く和風ファンタジー。
(自サイトに転載2014.12.27)
(E☆エブリスタに転載2015.1.06)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-12-26 10:18:08
8647文字
会話率:42%
自サイトから転載。仮想江戸時代のとある藩が舞台。一人の侍が恋をしたのは、神社から外に出ることができない巫女だった。
連載としていますが、基本的に一話完結型で話は連続しておりません。
最終更新:2014-11-19 12:46:23
12947文字
会話率:42%
江戸時代初期、まだ世の中が荒れていたころ、2人の男が立ち上がった!
気ままに更新しているので、不定期更新です。なので、物凄い遅いこともあれば、物凄い速いこともあるかもしれません。
最終更新:2014-10-11 21:49:26
453文字
会話率:56%
江戸に暮らす下級武士、柴山小三郎、そして、大身旗本の息子、政木英之助。人知れず密会を重ね、悩み戸惑いながらも愛し合う二人。だが、英之助の部下に出世の邪魔だと反対され、国許から現れた恋敵の出現により、二人は決別してしまう。本当は愛しているのに
、幸せを願って別れたはずなのに、小三郎は、英之助に憎まれ、さらに彼には悪い噂が流れ、手のつけようがない状態に…。どこかで断ち切らねばと小三郎は立ち上がる。命をかけて愛した男を守ろうとする武士の姿。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-08-16 07:00:00
36553文字
会話率:50%
卑屈な少女が迷いこんだのは少し不思議な過去の世界......?
そこはまるで日本の江戸時代のようだが、妖《あやかし》と妖術が存在した。
彼女はその世界の中で何を得て、何を失うのか。
彼女は無事にもとの世界へ帰還することができるのか。
少女は絶望と希望の狭間で何を想う?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-05-22 00:57:53
596文字
会話率:7%
雷に打たれて気を失っていた私を助けてくれたのは江戸時代の人でした。
しかもその人は私のご先祖様で・・・!?
これって、もしかして、過去にタイムスリップ?
最終更新:2013-05-11 22:32:56
9776文字
会話率:59%
子猫ながらに幸せだったはずなのに、何の因果か化け猫にされた子猫。妖狐に大鴉と子鬼、人とは少し違うそれらを見守る人間とのお話。江戸時代風ファンタジー。
※偶にお話が大幅に変わります。
最終更新:2013-03-29 02:48:34
13152文字
会話率:19%
新江戸時代で異世界から仕入れた珍しい品を販売しております。一行詩を結晶化した飴、アストロ灯、虹を生み出す猿、黄金の左団扇、サラマンドラの尻尾など。気になる品がありましたら、お立ち寄りください。(サイト掲載作品の改訂版です)
最終更新:2013-01-14 04:02:55
60154文字
会話率:33%
江戸後期、意気と張りで吉原一と評判のなよ竹は、遊女であるにもかかわらず生娘だ。金にも力にもなびかず、惚れた男にだけ帯を解くと決めていた。そんななよ竹のもとに、京から来た商家の若旦那・菊之介が登楼した。美しく優しげな菊之介になよ竹は心騒ぐが、
彼の従者である龍次に言いがかりをつけられる。負けん気の強いなよ竹は、龍次と真っ向から対立するが……。※サイトからの転載になります。サイト初出:2005.12~2006.8折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-12-27 10:28:11
82268文字
会話率:23%
それはまだ夜が暗闇であった時代。夜の中には確かに何かが存在していた。はたしてそれは闇か異形か……はたまた人か。世を流れるは歪な異端。彼らはどこにも混ざれずに、目的もなく世をさ迷う。//エブリスタにて連載していたものをこちらに移動しました。※
歴史ファンタジーです。正直、時代考証は行っていませんのでご了承ください。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-11-26 00:11:53
45001文字
会話率:42%
香を扱う大店「駒野屋」の一人娘のお凛は今年で十六歳になった。年頃のお凛の元には、縁談が山ほど舞い込んで来るが、当のお凛は色恋にとんと免疫がない。ある日、友達のお美代が神隠しにあったことを知り、お凛は新しく入った仏頂面の手代の誠之助と、婿候補
の一人である色気過多の恭二郎と共にお美代を探し始めた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-09-26 11:50:20
107702文字
会話率:51%
旅をする若い男女の二人連れ。普通に見える二人だが、女は妖狐。そして男は人間。二人の旅、その目的は? 二人が向かう、その先に待つものは? 妖狐と人間の妖怪退治譚がメインで話が進んでいきます。
タイトルの読みは「たびのそらようこえまき」です
。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-08-09 15:00:00
717638文字
会話率:51%
時は江戸(仮) 所は江戸(仮)
ある長屋に住まう扇屋が、はた迷惑なあやかしどもに、ひたすら迷惑をかけられる話。
垢舐め編。
最終更新:2012-06-16 22:44:18
2073文字
会話率:42%
時は江戸(仮) 所は江戸(仮)
ある長屋に住まう扇屋が、はた迷惑なあやかしどもに、ひたすら迷惑をかけられる話。
豆腐小僧編。
最終更新:2012-06-16 22:40:24
2372文字
会話率:56%
時は江戸(仮)
所は江戸(仮)
ある長屋に住まう扇屋が、はた迷惑なあやかしどもに、ひたすら迷惑をかけられる話。
ろくろ首編。
最終更新:2011-08-19 23:11:45
3455文字
会話率:45%
今宵は無礼講。
稲荷神社の本殿に映る影。
不思議な話は如何です?
狐の嫁入りにはご用心。
この小説は、自身のブログ内でも掲載しております。
無断転載ではありませんので、その旨ご理解下さい。
最終更新:2011-09-15 01:17:31
2348文字
会話率:19%
江戸時代。花街の人間たちのオムニバス形式の愛の話
最終更新:2011-05-11 18:56:38
3802文字
会話率:54%
昔話風。女子にもてたい若様が、もて男になるために努力する話。若様は、もてる家来に対して、もてる方法を教えてほしいとは、立場上の面子があるため、正直には言えなかった。あれこれ理由をつけて、家来のまねをはじめてみるのだが、トンチンカンなことにな
ってしまう。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-02-05 14:47:36
9346文字
会話率:76%
時は西暦…と数える事なく日本で言えば江戸時代、米国ならば開拓時代。世界の僻地に我が国と米国を足したような奇妙奇天烈な国を見つけたり。その名も『ナメリカ』と言う。この国、実に古風で和風でウェスタンと奇抜な衣装と思想がまかり通っている。これは
そんな奇妙珍妙なお国の長屋の侍ガンマン、ジョーイ・権造レス・伊藤の物語。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2010-12-18 01:57:49
1692文字
会話率:28%