『今思い返すならば―――もう、あの時すでに、自分は囚われていたのだ。』
奥深い森に一人で住むユーリは、その平穏な生活を心の底から愛していた。
それなのに、なんの間違いか王城で働くこととなった矢先、たまたま樹上で出会ったのは黄金色を持つ第一王
子だった。
その身に、金色を頂く王と黒を宿す女。
彼らの出会いから始まる、永きに渡る物語。
※短編「始まりの物語」を連載としました。マイペース更新となりますが、よろしくお願いします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-08-04 00:24:29
324199文字
会話率:21%
その世界は今、滅亡の危機に瀕していた。
突如として現れた魔王が強大な魔力を振り撒き、魔獣や不死、魔族といった邪悪な生物を活性化させて世界中の主要都市を襲わせた。それは平和を望む全ての種族に対する宣戦布告であった。各種族は協力してなんと
か侵攻を食い止めてはいたが、魔王の力は別格であった。魔王は常に魔王城に居るものの、そのせいで魔王城周辺から続々と強力な魔獣などが生まれ、一進一退を繰り返していた平和を望む種族の連合軍は押され始めた。
このままではこの世界が滅んでしまう。
それを危惧した神が助力してあげようと考えたが、神が直接に手を下すのは神界では違法とされている。許されているのは奇跡としてひとつだけ望む力を与えることだけである。しかし、魔王は抜きん出た実力者であり、誰かにその力を与えて勇者に仕立て上げたとしても、魔王を倒したあと、その勇者が新たな騒乱の火種になるとも限らない。――なにしろ魔王を倒せる力の持ち主なのだ。
しかし、一度与えた力を奪うのも不憫である。勇者として祭り上げられたのにその力を失うのだから。
そこで部外者、――つまり後腐れが無いように別世界の者にその役目を与え、魔王を倒したあと報酬と引き換えに力を返して貰い、元の世界に帰せば良いと考えた。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-08-01 19:28:37
4325文字
会話率:45%
大陸を統一し、未曽有の繁栄を享受するサンドラ王国。
しかし、王が不審死をとげ、女王が失踪したことから王国は大混乱に陥ってしまう。
聖堂教会は王と女王の死を王女ヴィクトリアによるものだとして、人型魔導兵器、『機神』を駆り王城に対して強襲を仕掛
ける。
間一髪で逃げることに成功したヴィクトリアは聖堂教会に宣戦布告をする。
そこにもう1つの勢力、軍が介入し、王位を争う泥沼の紛争となっていく……!
王都脱出編終了!
第2章、逆襲編スタートします!
王都を巡る攻防戦、軍の超兵器『エーレンベルク』との戦いなど、戦いの激しさは増していく……!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-07-31 18:49:39
56867文字
会話率:44%
助けてください、ストーカーです。 ストーカー男から逃げようとして、王城舞踏会に参加させられるはめになったシェリー。そこで助けられた王子に恋をし、恋心に戸惑うが、後ろ向き過ぎて片想いだと思い込む。一方王子は王子でシェリーが初恋の相手だというこ
とに気づき、振り向かせようとする(既に振り向いている)。その恋をネコフード魔術師のネムが後押しし、ストーカー男ことフェリクスが妨害するお話、、、になる予定。 不定期更新です。よろしくお願いします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-07-31 18:34:12
6031文字
会話率:44%
人々の住まうグラスガルトの地。魔族の襲来以来、多くの国が滅ぼされ人間は敗北を繰り返し続けた。止まるところを知らぬ魔族の進軍が続く。そんな中、いまだ魔族との戦いとは縁遠い世界にいたエリクシーナ王国の王女ルセリア。印象的な翡翠を思わせる瞳をした
ルセリアは、『翡翠の姫君』と呼ばれてその美しさを称えられていた。だがその美しさは、人間ばかりでなく魔族の王までもが知るところとなる。魔王はルセリア王女を誘拐し、魔王城へと連れ去る。王女の護衛であった騎士ルーサーは、そんな王女を救出するため、各地の魔族との戦いに身を投じていくことになる。やがて、エリクシーナ王国も、姫君を救い出すために魔族相手に大軍を繰り出すのだが……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-07-23 06:11:33
97173文字
会話率:40%
しつこい勇者と、やさぐれた女魔王が、とある約束をするお話。
最終更新:2014-07-12 23:38:58
4332文字
会話率:43%
異世界に来て10年。近所に住んでいた幼馴染のお姉さんを追いかけ異世界に飛び込んでみたはいいものの、どうやら時既に遅し。彼女が生きていた時代から数百年経過した時代だった事を悟る。そして異世界に来て10年経った今頃になってようやく諦める気持ちに
なった。最早当初の目的も見失い、半ば投げやり気味になった主人公(♂)は、自殺特攻覚悟で最強最古と言われる魔王に挑む事を決意する。そんな訳で魔道具片手に単身魔王城へと突入するのだが……。
タイトル適当風。テスト投稿なのでエタる予定。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-07-01 11:31:29
18137文字
会話率:38%
魔王討伐の旅を続けてきた勇者「カイ」とその仲間、武闘家「トモ」とヒーラー(兼魔法全般)「ユウ」。魔王城を目前にしたその晩のキャンプで物語は始まる。
3人の関係と魔王との対決の行方、そしてカイの持つ秘密とは。
最終更新:2014-06-24 02:11:21
11721文字
会話率:31%
ある日勇者として選抜された男は、勇者の使命である「魔王討伐」への旅の仲間として幼馴染と供に旅に出る。二人での楽しい旅の末、魔王城で待ち受けていたのは二人も知る人物だった。これはそんな魔王討伐へのラブコメになります。
最終更新:2014-06-04 20:11:08
7008文字
会話率:72%
魔界。魔王国。魔王都。魔王城。
その最上階に出勤する。五体の魔族がいる
魔王と四天王だ
彼らの業務は人類を滅ぼす事——ではない
「適当にやってれば万事どうにかなる」の精神で常にフルスピード全力暴走!
これが魔界トップの通常業務!
さあ!進め
!魔王軍!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-06-22 20:03:21
52630文字
会話率:49%
これは、とある世界、とある時代の魔王と勇者の奇妙な物語である。
とかいうと壮大だけど、その実態は特に中身のないただのコメディーです
剣も魔法もあるファンタジーだけど戦闘は全くなし!基本は魔王城の中しか場面がない!だって魔王は引きこもりだから
しょうがないよね!
※初投稿かつ気ままに更新する予定なのでお手柔らかにお願いします折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-06-17 12:49:25
19403文字
会話率:73%
勇者よ!
今こそ立ち上がれ!
魔王を倒すのです!
パロネタ成分多目ですので、そういうのがダメな方向きではありません。そこんとこ夜露死苦!
最終更新:2014-06-15 15:01:51
2920文字
会話率:34%
魔王城で毎日いつ来るかも分からない勇者を待ち続ける生活に飽きた魔王デュベルは、自らの手で勇者を倒すために旅に出る。
しかし、勇者はまだ存在しておらず、エレット王国では勇者選考試験が行われていた。
デュベルは勇者になったばかりの勇者を倒すため
に勇者選考試験に紛れ込んだのだが、そこで勇者にしか抜けないはずの剣を抜いてしまい、勇者になってしまう。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-06-15 00:36:23
16184文字
会話率:53%
魔属と呼ばれる者達が住まう世界、魔界。初代大魔王が滅びてからの混沌とした時代を乗り越え、今ようやく平和の時を迎えようとしていた。
大魔王城の執務室で定期報告を行っていたサジットは、大魔王リンバーの口から息子へ王位を継承するという言葉を聞
く。それは異世界から魔界に訪れていた大魔王が役目を終え、元の世界へ帰還するという通告でもあった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-06-06 11:02:28
111084文字
会話率:45%
魔王城にて勇者たちを待つ魔王。
だが聡い彼には分が悪い事がわかっていた。
生き残るために、どうにかして勇者を撃退するために、彼はできる事をできるだけやってみることにした。
無事生き残ったら、故郷の幼なじみにプロポーズするという思いだけを胸に
秘めて。
魔王ジョニーの明日はどっちだ!?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-06-05 13:04:08
5173文字
会話率:30%
村人だった。主人公の記憶が微かに覚えている
記憶によって、それは、たった一つのことでだった。
暴君王をどうするのか。そうして主人公はどうなるのか
最終更新:2014-05-29 10:00:00
23788文字
会話率:3%
魔王城に潜入し、魔王に戦いを挑むも返り討ちにされてしまった勇者。
彼は神の加護のお蔭で、死亡したとしても神殿で復活するスキルが備わっている。
だが……蘇った場所は神殿ではなく、主人公の肉体は城内で殺した筈の女吸血鬼になってしまう。
しかもこ
の女性は、花嫁候補の一人として魔王城に向かわなければならない魔族である。
主人公は魔王の花嫁にならないように細心の注意をしていたが……その結果は大失敗に終わってしまった。
この物語は魔王によって王妃にされてしまった主人公が、徐々に攻略されてしまうお話です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-05-20 07:25:30
57000文字
会話率:30%
「まおーさま! ごほーこくです!」
今日も能天気な声が魔王城に響く。
可愛らしい人形の身体とえげつない性格を併せ持つ使い魔ラズベリーと、新米魔王ちゃんマオ。そして彼女達を取り巻く人々の騒動の物語。
「ゆだんしてるところをぐさっとやっちゃえ
ばいいのです!」
「お前可愛い顔してえげつないこと言うね!?」
今日も魔王城にはそんな賑やかな声が響き渡る。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-05-14 23:16:57
6561文字
会話率:36%
高校二年生である『弓月凛音(ゆみづきりんね)』は、憧れの存在だった一つ年上の先輩『旭駿馬(あさひしゅんま)』と共にRPG風の異世界へトリップしてしまった。
そこで旭駿馬は『勇者の転生』であると分かったのだが、凛音の方は突如現れた魔族達に
拉致される。
召喚された衝撃のせいなのか人間界での記憶を失っていた駿馬と、全くなんともなかった凛音はいきなり離ればなれに。
そして連れ去られた先の魔王城で、凛音は厄介な事実を知らされる。
「貴方は初代魔王の魂の欠片を持った魔王候補の一人です」
以降、否応なしに魔王になる為の修行を始める事に。
「私は魔法も使えないし、魔王とかにもなりたくないんだけどなぁ」
そうは思っても周りに流され、どんどん深みにはまって行く凛音。
他の魔王候補である魔族の三王子、ライアン、ディオン、ルディ。そして補佐のジェイクと共に日々はまったりと流れ出す。
しかもこの異世界はイケメン天国で、白い肌と黒髪だけが自慢だった凛音は『異世界補正』で、特に魔族にはモテモテなような?
とはいえ、『勇者駿馬』にとっては、魔王(になるかもしれない凛音)は倒すべく存在には違いないらしく――
時にコミカル、時に切なく。
異世界の逆ハー&恋愛(かもしれない)ゆる辛ストーリー。
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ライトな文体と気軽に読んで頂ける雰囲気を自分なりに目指しました。
よくある異世界トリップ勇者&魔王ものですが、まったりしたり、ちょっとドキドキしたりして頂ければ、といった心意気での創作です。
今までは乙女ゲーム用シナリオをメインに執筆していましたので、全体的に『そういったニュアンスのゆるい感じ』を描いているつもりです(笑)。
少しでもお楽しみ頂けましたら幸いです!
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プロローグは4000文字強、
以降は1000文字~1500文字ほどを目安にしています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-05-11 18:10:53
110639文字
会話率:34%
※思いつき投稿。続くかわからない。最初から王女様のターンです。この作品に登場する王女様はお下品です。
東の大国のお話。どうしようもない愚王と毒婦王妃による悪政に耐えかねた国民がついに反旗を翻した。王城になだれ込む反乱軍の中には、王を憎む一
人の少年兵がいた。彼は単独で城の中を突き進み、やがて玉座の間へとたどり着く。しかし、そこで彼を出迎えたのは、死体の山に囲まれ艶やかに笑う一人の少女であった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-05-06 18:27:18
2557文字
会話率:42%
魔王が勇者に討たれて20年ほど後、魔王城からの生き残りの息子エミルが、仲間と一緒に勇者に倒された魔王の敵を討つために、割とぬるい方法でほのぼの復讐するお話。
のんびりした話が書きたいので、話の流れは亀のごとくのっそりしています。
最終更新:2014-04-18 12:00:00
558115文字
会話率:24%