――ある日、この歪んだ世界を救いたいと願った人間がいた。
そしてまたある日、この腐った世界を滅ぼそうと思った人間がいた。――
近未来、文明は進化を遂げていきながらも、世界は不穏な様相を示していた。各国の経済格差は拡大し、犯罪率は過去最高
を記録。国際情勢は緊張の一途を辿り、第三次世界大戦の足音は確実に近づいていた。
そんな中、変わらない日常を過ごしていた夢弥明仁はある事件に遭遇する。そして事件に巻き込まれようかという最中、彼は小さな稲妻を見るのだった。その瞬間、幻想は打ち砕かれ、現実と対峙しなければならない時が訪れたのだ。彼だけではない、全人類にとって。
発展していく争いの中、次々と明かされていく真実。徐々に歪んでいく世界で人々は何を知り、何を求めていくのか。過去と未来が錯綜するサイエンス・ファンタジー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-16 22:28:02
50740文字
会話率:54%
中学生の灰島洋は、バスに乗り、通学中、トンネル事故に巻き込まれる。
瀕死の状態の洋は、たまたま銀河辺境星系へ移動する星間ジャンプ網の中継キャンプ地を探していた、星間交流連盟の係官に助けられる。洋は、命を長らえる代わりに、星間ジャンプの中継基
地を、次元的に重なる形で自分の身体の空間領域に設営することを受け入れる。
異星人によって多次元体に改造された洋は、ジャンプしてくる異星人や、洋のことを怪しむ国際機関の人間たちの起こすトラブルに、否応なしに巻き込まれる。
洋と異星人たちとの、ささやかな冒険譚が、星間キャンプ運営日誌に記録されてゆく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-16 09:23:40
35659文字
会話率:22%
ノートに書きためたものを、古い順から発表していく予定です。
『「アウトサイダー」ノート』というタイトルは、「アウトサイダー」である自分が思いついたことを記録したという程度の意味で、必ずしも「アウトサイダー」に関係しているとは限らないこと
を断っておきます。
「アウトサイダー」の説明は『「アウトサイダー」を説明する試み』に記述しています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-16 06:00:00
108766文字
会話率:1%
探索者、ギルド長、商人、奴隷etc・・・ある世界で暮らす人々の日常を記録し、報告します。彼らの頑張りが多くの人の目に留まることを願って。
最終更新:2025-02-15 23:21:15
213328文字
会話率:36%
ネットゲーム大好きなとある成人男性のインゲームネームは、ナクトナナ。
そんなナクトナナのチャット履歴の、部分的な記録。
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また書きます。よろしくお願いします。
読む時に負荷の無い文章を書ければと思います。
固定部分の無さとか、主語のわか
りやすさ、前提と導出の少なさ、その辺りを前回のシリーズより良くしつつ、書いて、さらに発見があれば、ハッピーです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-15 20:07:34
10658文字
会話率:0%
これは今までふるさと納税の申告しかしたことがなかった作者が、初めて青色申告+住宅ローン控除を申請したときの赤裸々な記録である!
開業届を出したときから準備していたのに、なぜ会場で2時間も立ちっぱなしで作業するはめになったのか……。
あの(
確定申告会場スタッフにとっての)地獄が、デビューを控えた作家達の参考にならんことを願う。
あとマイホームの購入を考えている人もね。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-15 20:03:07
3744文字
会話率:0%
時々、自分の存在が曖昧になる瞬間がある。
鏡に映った姿が、一瞬だけよく分からなくなる。
誰かに呼ばれた気がして振り返っても、そこには誰もいない。
目が覚めた時、自分がどこにいるのかすぐには分からない。
そんな些細な違和感の積み重
ね。
私たちは、そういう瞬間を「気のせい」として片付けてしまう。
目の疲れ、寝不足、ストレス。
理由をつけて、不確かな感覚を遠ざける。
そうやって、世界の輪郭を鮮明に保とうとする。
でも、もしかしたら。
その「気のせい」こそが、世界の本質なのかもしれない。
私たちが「現実」と呼んでいるものは、
ただの習慣的な観測の結果に過ぎないのかもしれない。
通学路の曲がり角。
いつもと同じ景色なのに、時折見知らぬ街に迷い込んだような錯覚。
教室の窓から見える空。
昨日と同じはずなのに、どこか違う色をしている気がする。
放課後の校舎に残る誰かの足音。
振り返れば、そこには誰もいない。
でも確かに、誰かがいた気配だけが残っている。
確かなものなど、どこにもないのかもしれない。
私たちが「現実」だと思っているものは、ただの習慣で、
「普通」だと信じているものは、単なる多数決なのかもしれない。
その「多数決」から外れた瞬間、世界は途端に不確かになる。
写真に写るはずのないものが写り込む。
写っているはずのものが、跡形もなく消えてしまう。
記憶と記録が、少しずつずれていく。
誰かの存在が、まるで霧のように溶けていく。
目を閉じて開けば、また普通の世界が広がっている。
でも、その「普通」が本当に普通なのか、
もう誰にも確信が持てない。
この物語は、そんな「気のせい」の正体に気づいてしまった者たちの記録。
存在の確かさが、まるで波のように揺らめいていく中で、
彼らは何を見出すのだろうか。
そして私たちは、本当に「存在している」と言えるのだろうか。
それとも、誰かの観測が作り出した、
可能性の束の一つに過ぎないのだろうか。
その問いの答えを求めて、物語は始まる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-15 18:40:00
30594文字
会話率:19%
江戸時代から日本にある謎の隔離施設。
マザーコンピュータに管理され暮らす人々。
コールドスリープから目覚めた犯罪者。
破壊されるマザーコンピュータ。
代わりに作られた7つの管理AI。
日本政府との交流。
価値観の違いで対立する
隔離都市と世界。
争いの中で暗躍するAI。
そんな戦乱の中で動画配信チャンネルを開設する主人公。
不思議な力を持つ仲間との出会いと冒険。
主人公の日記、AIの行動記録、あとなんか色んな人の日記とかが出てくる、、そんな物語。
日記が違えば見方も変わるって話。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-15 12:20:46
32249文字
会話率:32%
どうやら大地震の際の土砂崩れに巻き込まれて死んでしまったらしい隠塚ミノリ17歳。
気づくとミノリは死ぬ前日までプレイしていたゲームに転生してしまったようだ。しかしその人物が問題で、見た目はダークエルフの姿をした少女なのだが、それは主人公
やラスボス、悪役令嬢、さらには村人などでもなく、ただのザコモンスター。
ただ倒される運命しかないという、転生していきなり人生詰み状態になってしまったミノリは、あれこれと死なないように作戦を立てるがどうもうまくいかず……。
そんなある日、町から追放された6歳の双子を保護したミノリ。名前を聞くとその双子が15歳になるとどちらも死んでしまうメインキャラ、「光の巫女トーイラ」「闇の巫女ネメ」だと気づいてしまう。
自分はともかく、せめて2人には15歳になっても死なずに幸せになってもらいたいという思いで、ミノリは2人の母親になると宣言し、子育てに励むのであった。
そんな母親ミノリと、双子の娘2人の3人家族による、他愛のないお話。
※ミノリさん等のキャラデザは活動報告にアップしています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-14 23:58:24
1020749文字
会話率:47%
2024年9月、黒瀬馨は交通事故によりこの世を去った。お決まりの異世界転移にて黒瀬が選んだスキル、それは本田技研工業が誇る傑作、『カブ』シリーズの末弟、CT125だった。
黒瀬がCT125に乗ってやりたいこと、それは「この異世界を旅した記録
をひとつの本にする」ことだった。
男一人、時々男女二人の異世界バイク旅行記、開幕。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-13 18:10:00
15806文字
会話率:49%
誰もが目にしたことのある制服を着た女子高校生。
これは、そんな女子高校生が殺し屋で働く物語。
主人公の名前は藤沢貝。彼女は高校一年生でありながらも、依頼を受けて殺しにかかる殺し屋に勤めている。相棒の加藤直之と共に、2017年最大の凶悪殺人事
件『武蔵野市主婦殺害事件』の犯人を殺そうと奮闘する。世間を揺るがした殺人事件の真実とは?女子中学生が送る殺人ミステリー。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-13 15:35:45
50794文字
会話率:23%
騎士見習いのヒューバートは、数多の婚約破棄を繰り返す学園の有名人である『変わり者』ことエミリアにたまたま声をかけられ、婚約破棄間近らしい令嬢を救うべく、その理由を突き止めるため共に行動を始める。
楽しいことが大好きで周囲を振り回すエミリアと
、そんな彼女に振り回されるヒューバートのお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-13 12:30:00
32077文字
会話率:28%
かつての俺、パト・ディカイオス・エウレカは、【帝王神】と呼ばれる最高位神の12人の候補生である【帝王神候補】第1位として君臨し、自身が統括する惑星【エウレカ帝国】で充実した生活を送っていた。
ある日、世界中を旅したいと思い立った俺は、
自身専属の神である【専属神】のメリアと共に太陽系第三惑星【地球】を訪れていた。
『珍しいものだな、こんなに綺麗な星は』
『そうですね!この星は生命に満ち溢れていてとても美しいです!』
何気なく交わす会話。仲間と過ごす楽しい時間。
俺は勉強の日々に疲れ切った体を癒すため、全力で旅を楽しんでいた。
しかしそのひと時は、突如現れた闇の住人により儚く砕かれることになる。思い出すのは、ある凶悪な男によりもたらされた悲劇。明確な殺意を纏っていたその男の目的はーー
『邪魔者の粛清、それだけだ。』
こうして俺は敗北した。自分の力に慢心し過ぎていたのかもしれない。敗北して、帝王神候補であったはずの威厳、世界の誰よりも愛していた専属神、全てを超越する力、技術、あらゆるものを失った。
だが、まだだ。そう簡単に諦めるほど、俺は素直じゃない。俺のことを心配してくれる仲間がいる。帝王神になって世界の頂点を獲るという目標がある。その燃えたぎる心が、再び俺を突き動かす。
これは、全てを失った俺が最強を取り戻すまでの物語。世界を背負った神の、最強を賭けた旅の記録だ。
チャンネル登録者10万人のYouTuber【パトパトチャンネル】による物語を一部改変し、待望の小説化!!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-13 11:01:41
14029文字
会話率:39%
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内容について
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別作「2度目の人生、と思ったら、実は3度目だった。~歴史知識と内政努力で不幸な歴史の改変に挑みます~」の五百年と少し前、王国設立の原点
を記した外伝です。
時系列は異なり、個別のストーリーとして独立していますが、一部内容で上記物語の内容の原点として、過去が未来の歴史を紡いでいく描写も含んでおります。
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あらすじ
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実家で祖父の33回忌が行われた日、たまたま祖父の遺した自作の小説を手にした結果、その本に書かれた異世界での出来事に夢中になり、本を通してその小説で書かれた内容を追体験していきます。
太平洋戦争末期、特攻で戦死した筈の主人公は、とある異世界に転移し、その世界で虐げられ、滅びに瀕した人々により命を助けられます。
彼らの境遇を知り、共に生きることを決意し、滅びゆく彼らの定めを変え、転移で得られたスキルにより、失われた魔法の使い手を復活させます。
魔物の巣窟、広大な未開の危険地帯で、魔法により生きる術を得た彼らと、迫害のない自由な世界を求め、長い放浪の旅を始め、苦難の末、彼らの王国を築き上げるまでの物語です。
この物語は、単に過去の冒険の記録ではなく、500年の時を超え、未来を紡ぐ架け橋となり、長きにわたる繁栄と、滅びの定めにあったカイル王国が、初代国王によってどう導かれ、建国されたのかを紐解き、未来に起こる歴史改編の原点となっていきます。
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構成について
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本来、主人公の経験に基づいた視点の展開ですが、時折第三者視点で進行する場合があります。
この点はプロローグにて理由を記載しております。
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投稿について
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投稿を始めてしばらくは、毎日9時に予約投稿を入れています。
以降、隔日投稿に移行します。
20話以降は、本編の進行に合わせ投稿頻度を調整させていただく予定です。
何卒ご容赦ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-13 09:00:00
239516文字
会話率:25%
砂漠のど真ん中、誰も知らない不思議な図書館には、不思議な程丁寧な司書がいる。
彼の図書館の全ての蔵書は伝記。
どっかのだれかの人生と生涯の記録。
最終更新:2025-02-13 03:23:31
252555文字
会話率:17%
M.S.H.P.company(略称:厶シュピー)の仕事が
どんなものか、お見せいたします。
活動記録係 モクレン
最終更新:2025-02-12 16:25:06
37669文字
会話率:40%
「六翼の懺罪」は、天神が天界の法則を破った天使に課した呪いである。
この呪いを受けた天使は、彼の大切なものを一つずつ失い、最後には塵と化して消滅してしまう。
物語は、人間と自然が調和して生きていた遠い昔の時代から始まる。
天神
たちは人間を創造したが、彼らの生き方を見定めるため、一人の天使を地上に送り込む。
天使は人間に対する興味と好奇心を抱き、神々の命令を遂行するために地上へと降り立つ。
しかし、生活に苦しむ人々を目の当たりにした彼は、神の命令に従い彼らを裁くのではなく、助けたいという思いに駆られる。
この行動は天界の掟に背くものであり、やがて彼は「六翼の懺罪」という呪いを受けることとなる。
呪いの影響で、彼の六枚の翼が一枚ずつ剥がれ落ちるごとに、彼の大切な存在もまた命を落としていく。
苦悩する天使は、最終的に天界との絆を断ち切り、人間として生きる道を選ぶ。
彼の新たな人生は、戦火に包まれた国「ロカス」で始まる。
ロカスは長年にわたり戦争の渦中にあった。
貧困、飢え、略奪に苦しむ人々の中で、天使としての力を失った彼は、ただの一人の人間として生き抜こうとする。
しかし、彼の前にはさらなる試練が待ち受けていた。
貿易の要所である山脈に突如として現れた巨大な龍の存在が、国の経済を破綻寸前に追い込んでいたのだ。
この脅威を討つべく、ロカス騎士団が立ち上がる。
天使だった彼もまた、彼らとともに戦う決意を固める。
戦いの中で、彼は新たな仲間と出会い、友情を育んでいく。
しかし、彼の中にはかつての天界の記憶が色濃く残っており、その過去が彼の未来を縛りつけていた。
果たして彼は、自らの呪いを乗り越え、ロカスの民を救うことができるのか?
そして、彼の「翼」は、再び空を舞うことができるのか——?
これは、かつて天使だった男の、儚くも力強い生の記録である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-12 14:07:29
19721文字
会話率:20%
翼を持たない『飛揚船』が空を往航する。田舎町のはずれの歴史資料館には様々な過去の記録や貴重な図書資料が保管されているらしい。タカホシという男はこの資料館へ向かう途中に数年前の事を思い返していた。翼で空を飛ぶ過去の遺物『飛行機』に興味を抱く高
校生のタカホシは、航空史の研究のため資料館に向かった。だが『歴史資料館には怪物フランケンが棲んでいる』という語られない噂、触れてはならない禁忌がこの町にはあった……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-12 02:48:52
15540文字
会話率:43%
大戦の影響が色濃く残る地ベスビアス国。幹部からの命令で副官となったダルクだが相手は軍内部で最強と噂される参謀長のスピネルだった。士官なのに戦争に乗り気でなく、ごく小規模な軍隊のみを指揮する、変わり者。だが魔法の天才と言わしめるだけの実力は
折り紙付き。反して魔法が一切使えないダルクとは相性が最悪だった。そんなスピネルに振り回される日々は彼の理不尽な事情を知ってしまったことで変化していく。お互いの距離が縮むほどに心はどこかざわつく。ダルクの思いとは反対にベスビアス国は世情に巻き込まれていく。裏を返せば共に戦いの場に向かわねばならない。
世の憎悪に飲み込まれたはてにダルク達は何を切望するだろうか。孤高の天才軍師×器用貧乏な雑兵が織りなす愛の記録。
――そして、人に近づいてしまった カミサマ は知るのだ。
※この作品は「カクヨム」、「小説家になろう」にて重複投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-11 13:11:22
138308文字
会話率:35%
吉武恒久(よしたけつねひさ)、通称ヨシツネには、可愛い恋人がいる。
彼女の名は大橋伍月(おおはしさつき)。同じ高校の、一つ下の後輩だ。
美少女だがお世辞にも愛想が良いとは言えない伍月は、彼氏であるヨシツネにツンツンと棘のある態度を振りまく
。
「うざい」
「きもい」
「調子に乗らないでください」
「殴りますよ?」
などなど……
そんな伍月だが、密室で二人きりになるとデレデレな素顔を曝け出し、ヨシツネにキスを迫るのだった。
これは絶対にキスがしたい彼女と、絶対にキスを回避したい彼氏の、密室攻防戦の全記録である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-10 22:38:33
42564文字
会話率:33%