行く先々で勇者一行の前に立ちふさがる数々のトラブル。
それらは魔界宰相デズモンドの策略だった。
全ては魔王城へ近づかせさせず、憎き勇者を倒すため。千の策に万の謀が勇者一行へ降りかかるのだった。
だが、しかし。
女神は……いやこの世界は、勇
者を愛しすぎていた。
「何!?都合よく問題を解決できるアイテムを持っていただと!?」
「なんで王女がそんなところに!?」
「力業で正面突破!?せ、め、て、ギミックは解いてけ!!」
時間と金と人員をかけて巡らせた策略を、次々と勇者一行は突破していく。
そして、着々と魔王城へ迫る勇者一行。
「だが、こうなることも見据え次の策も……もう突破されただと!?やばいやばい勇者が止まらない!!」
これはちょっぴり残念な上司やまぁまぁポンコツな部下たちに囲まれた魔界宰相デズモンドが、世界の寵愛を受けた勇者に立ち向かう奮闘記である。
頑張れ、デズモンド!負けるな、デズモンド!今こそ魔界宰相の力を見せるんだ!
なお、デズモンドが勇者に討たれるところから物語は始まります。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-14 17:12:13
7942文字
会話率:18%
かつて人々から【魔王】と呼ばれ、恐れられた男がいた。
亜人たちの長として君臨し、圧倒的な強さで敵軍を蹂躙してきた彼だが、ある時、勇者一行の卑劣な不意打ちにより非業の死を遂げる。
祖国に戻り、英雄として迎えられる勇者たち。
だが彼らは気づか
なかった。真に魔王の資質を秘めていたのは、息子の方であると言うことに。
目の前で父を惨殺されながらも、逃げることしかできなかった少年。
彼は誓う。世界最強となって、勇者たちに復讐すると。
しかし、彼はもう既に世界最強の力を手にしていた。
そうとも知らず、彼は冒険者としての道を歩み始めるのであった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-14 01:00:00
22398文字
会話率:26%
異世界転移を繰り返す主人公。たまたま知り合った勇者一行と王都に行ったら国王から追放された!しかも巨大怪獣が王都を襲った!それらを操るのは魔族の妖艶な女幹部達!強力な力を持つ勇者もデカすぎる相手に苦戦する。どうする異世界?どうなる異世界?!
主人公は鎧を身に纏い自らを巨大化して怪獣を殴り倒す!戦え!我らのイセカイマン!
これから数千文字貴方の目は貴方の脳味噌を離れ、このマヌケな戦いに呆れかえる事でしょう。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-11 13:58:58
208034文字
会話率:35%
クレスタは聖女として勇者一行とともに旅をし魔王を降した。ようやく訪れた平和であったが、魔王軍との戦争により国内は疲弊していた。あらゆる産業が停滞し、人民は飢えていた。ある日、クレスタのもとに神官長バルモアが訪れ告げる。「どうか、豚を殺さない
程度に傷つけるので、聖女様の回復魔法で無限の肉をもたらしてください」と。
というのは裏ストーリーで、表ストーリーは名無しの王国民たちがお気楽にだべってるだけです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-25 09:11:01
10204文字
会話率:2%
壊滅させた村や街は数知れず。人々が恐れ慄く存在、大魔王・ガナルザーク。それが転生した今の俺の姿である。世界の最果てに聳える魔王城に鎮座して早数百年経つが、いまだに俺の元に辿り着く真の勇者は現れていない。
そんなある日、ついに俺を討伐す
る伝説の勇者一行が姿を見せる。
「これで俺の魔王人生も終了か・・・」
勇者に負け、清々しい気持ちで一生を終えようとしていた俺だったが、勇者一行の様子がおかしい。
「どういうこと、ガナルザークを倒せば全てが終わるんじゃなかったの!?」
そのはず・・・だが、確かに空を覆う暗黒が晴れることはない。逆に次の瞬間、天より邪悪な光が差し、勇者と旅を共にしていた皇女が攫われてしまう。
「エルシィーーーッ!!!」
後を追う勇者達。城も崩壊し始め、事態は混沌と化す。
「おいおい、聞いてないぞ、こんな展開・・・」
ここに来て俺は初めて気付くことになる。自身が単なる中ボスでしかなかったことを。
これは、窮地に立たされた用済みの中ボスが、本当のラスボスを滅ぼすまでの物語である。
※ラブコメ多めです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-12 17:42:50
13738文字
会話率:51%
短くない旅の結果、勇者一行は魔王を討伐した。その一員である魔導師のクレアはその旅の結果、摩耗し、疲れ果て、人生の希望すら無くしていた。
そんな彼女は引退を決意し、褒美と称されて押しつけられた森へと旅立った。
そこから始まる、ひとりの少
女が少しずつ足を踏み出し物語。
※割とストレス展開あるかもしれません。
※独自の世界観で書いております。ゆるく考えてお読みください。
※恋愛は多分だいぶ後。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-30 21:18:28
129564文字
会話率:41%
魔王が棲むという城へとやって来た勇者一行。
玉座への扉を開けば、そこには巨大なドラゴンがいた。
すぐさま戦闘になるかと思いきや、ドラゴンから「ちょっと待て、たいむ」と制止される。
そして急に語り出したドラゴン。話を最後まで聞いた勇者のツッコ
ミが城を貫く。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-23 18:34:56
1164文字
会話率:60%
この世界がゲームである、あるいはそれに近しい世界であることを私だけはしっている。
とある事情により父と二人、辺境のさらに奥まった秘境にて二人暮らしをしていたシャナ。彼女の正体はこの世界のラスボスであり、父は魔王、幼い頃生き別れた兄は自
分と父を倒す勇者一行の一人であり、この物語の【主人公】であった―はずだった。
二度と戻ってこない(戻ってきたときは自分達を殺しにきたときだけだ)と思っていた兄がなにを血迷ったのか勇者にして王太子の婚約者と兄と相対する立場のもう一人の主人公の師匠と一緒に転がり込んできたのだ!!
訳を聞くとどうやら主人公のはずなのに追放されてきたようで―!?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-20 03:25:11
2718文字
会話率:37%
魔王によって世界は危機に陥った。
それを救ったのは勇者、聖女、魔女、神父の勇者一行。
しかし勇者は魔王と相討ちに、神父は国に帰って教皇に、聖女は人々を癒やす旅に出た。
残された魔女は一人、勇者の最後の土地を守るべくたった一人、孤独に生きてい
た。
そんな魔女に訪れた、千年越しの小さな出会い。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-04-16 12:27:38
2967文字
会話率:47%
※ツッコミどころ多い話となってます。
とあるRPGのモブ伯爵として転生した主人公。
このゲームについて知っていることは、シナリオ良し!キャラデザ、グラフィック良し!戦闘システム良し!金策周りガチクソ!という何故そこだけ厳しいのかという極端
な短所を出したゲームだったこと
彼は勇者達を見てあることを決行する。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-06 15:38:46
3092文字
会話率:33%
災厄の小悪魔と呼ばれ世界を恐怖に陥れた女の悪魔がいた。
だが…それも数十年前の話。
近年では人間との共存・共生の可能性を模索し、人間に化け隠遁生活をおくっていた。
ある日、彼女のもとに勇者一行が討伐に現れる。
しかし彼女は勇者に対し自ら投
降を申し出、首都へ連行される事となった。
その道中、彼女の偽物が現れて勇者一行に大型魔法を放った。
咄嗟に彼女は勇者達の前に躍り出て盾となり命を散らした。
彼女が魔法を受け散りゆく中で…とある光景を見た後、目を覚ますと人間の赤ん坊として生を受けたばかりの様子だった。
彼女は異世界に転生したようなのだが、転生前の悪魔のスキルが人間の身体に引き継がれていたのだ。
成長していく中、そのスキルを人間の為に役立てたいと彼女は思いはじめる。
しかし彼女は気付いてしまう…人間の身体では魔力量に限界があることを。
これは、人間として異世界に転生した悪魔が…生前のスキルを上手く駆使しながら、裏の英雄として陰ながら活躍する物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-04 01:00:00
160283文字
会話率:43%
国の末姫リリファはある夜、バルコニーに現れた魔王に攫われてしまった。
「姫よ。お前に咎はないが、俺と……この魔王ディアンジェロと共に来てもらおう」
呪いのせいで恐ろしい魔獣の姿をしている魔王を前に、恐怖で身体を震わせるリリファ。
なす
術なく魔王城へと連れ去られたリリファは、そこで思いがけず丁重に扱われた。
魔王の言動はいちいち嫌味だし、態度は悪いが何不自由なく暮らせるようにとあらゆる配慮がなされていたのだ。
そこでの生活を続ける内に、リリファは魔王が本当はどのような人物なのかを知っていく。
大好きだった昔話の黒魔王に抱いていた感情を思い出し、リリファはどんどん彼に惹かれていくのだった。
しかし、魔王は勇者に倒されるのが宿命。
姫が攫われたことで動き出した勇者一行は魔王城へと到達し、やがて戦いが始まってしまう。
「どうか、負けないで……!」
人類のために魔王は倒されなければならないというのに、リリファは魔王の生存を望み、彼の悲しい呪いが解かれることを願った。
これは美しい姫と醜い魔獣が惹かれ合う、シンデレラストーリーならぬ美女と野獣的恋愛ストーリー。
全5話。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-30 21:06:49
22987文字
会話率:33%
魔王を下した勇者一行の魔術師は、厭世感から自らを封印し深い眠りにつく。
勇者は魔王を倒した後、魔王と共に魂だけは逝き、肉体は戦いで命を落とした戦士に譲った。戦士は魔王討伐の凱旋後、姫と結ばれ後に王となる。僧侶は神官長となり戦士を見守る。
こ
の物語は目覚めた魔術師が人に出逢い自分と向き合い世界を巡る、そんなお話です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-29 16:48:08
883文字
会話率:7%
クリスマスという一大イベントに彼氏がいないという大敗北を世間的に決めこんでいた田中花子(たなかはなこ)。花子がドラッグストアのバイトをしながら増殖するカップルに悪態をついていたところ、花子を見兼ねた(面白がっていた)店長が福引の券を押しつけ
る。どうせなら面白いものが当たってほしいと、念を込めながら回したらどうやら当たりであるネックレスを引き当てたらしい。"良いことがある"と言われ、半信半疑でネックレスをつけて就寝したら、次の瞬間、全く顔の知らない女性に頬擦りされ勇者一行に選ばれていた。知らないまま送り出され、彼女は勇者と出会うが__。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-27 22:52:40
4395文字
会話率:39%
現れた魔王に立ち向かう勇者一行の前日譚。というか、この勇者で本当に大丈夫なのか?
最終更新:2022-12-17 18:56:45
2948文字
会話率:67%
数十年から数百年ごとに復活する魔王は魔物たちを率いて人類を脅かし、だがこれをさる一族の末裔たち、即ち歴代勇者がことごとく退けてきた。だが、その平穏は崩れつつあった。
勇者の息子が死んだことをきっかけに、主人公である少年・勇者の甥のハイド
ラはその数奇な運命を辿ることとなる。死んだ息子の代わりに、甥である彼がその後継の任に就かなくてはならなくなったのだ。勇者から後継となるための訓練を受けるハイドラ。しかし、役目の重みと周囲から向けられる歪んだ感情、そして親しかった従兄の死をいっぺんに受け入れられるほど、彼は強くなかった。さらに、魔術をうまく使えなくなる心因性の障害「魔術不全」を負った彼は、次第に壊れていく。
そんなある日、心身ともに疲弊しきった彼のもとに一人の人物が訪ねてくる。彼女は、かつて勇者の魔王討伐の旅に際して、勇者一行に助力を施したことのある不死の大賢者・光の魔女。ハイドラの師を買ってでた彼女は言うのだった。
「旅に出よう、ハイドラ!」
かくして、心に傷を負った勇者の甥と光の魔女の修行の旅がはじまる。はたして彼はその苦悩を乗り越え、真の勇者になれるのか___これは本筋であり、そして外伝だ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-15 17:04:00
204100文字
会話率:55%
膨大な魔力を持つが、攻撃系の魔法が得意でない少年・ジェイドは、大容量のアイテムボックスと補助・防御系魔法のレベルの高さを見込まれ、勇者一行と共に魔王討伐の旅に出る。
厳しい旅の末、とうとう魔王城に!
戦闘時以外は、優しく楽しい仲間たちを信頼
し、だんだん打ち解けていくジェイド。
ようやくたどり着いた魔王の間。
人類の存亡をかけた決戦も終盤、魔王討伐まであと少し……というところで、ジェイドの足下に輝く魔方陣。
「なんじゃこりゃ~~~!」
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-11 01:19:35
170761文字
会話率:50%
魔王の仕事は意外と地味である。何て言ったら疑われるだろうか。コツコツと小さな積み重ねを繰り返す日々である。嘘つけ、と思われるだろうか。配下に千も万ものモンスターがいて、自身も強大な魔法が使えて、怖くて、変身もできて―まるっきりの見当外れと
は言えないけれども、そう単純でもない。優雅に泳ぐ白鳥の足が水面下で藻掻いているように、多額の売上げを稼いでいる会社が蓋を開けてみれば赤字経営であるように。
掟① 勇者一行を絶滅させてはならない。
勘違いしてはいけない。全滅ではなく、絶滅させてはいけないのだ。魔王によって派遣されたモンスター達は、至る所で勇者一行を待ち構えている。そしてエンカウントして戦闘になれば全力で攻撃を仕掛ける。攻撃方法は少なく単純だが、勇者達のヒットポイントを1でも減らせるよう、毎ターン行動する。勇者とモンスターは1度戦闘が始まってしまえば、どちらかの勝利が確定するまで何ターンでも攻防を繰り返す。この戦いを決してなくしてはならない、ということだ。仮に勇者が絶滅すれば、モンスターの向かう先は町や村。襲う相手は一般人。そこからは何も生まれない。失うだけだ。
掟② 勇者一行は4人まで。モンスターパーティーは8体まで。
国家レベルの戦闘を仕掛けるわけではない。村単位でも、町単位でも、城単位でも意味を持たない。勇者達が短い戦闘を幾度となく繰り返すことが求められる。金と経験値を稼いでレベルを上げ、武器や防具を購入しステータスを上げる。そうして、勇者には1歩ずつ魔王の元へ近付いてもらわなくてはならない。その為に、勇者一行の人数を最大で4人までとする。これまでは馬車の中で仲間モンスターを待機させてきたが、それもなし。またモンスター側も、小型タイプで最大8体までとする。この範囲内であれば、好きに仲間を呼んでもらって構わない。
掟③ 魔王が地上に降り立ってはならない。
ラスボスが勇者と戦うのはラストバトルのみ。それまでは間接的にしか攻撃することはできない。例えばモンスターを派遣したり、ダンジョンを構築したり、イベントを発生させたり。直接手を下さなければ何をしても構わないが、仕掛けた後は見守ることしかできない。大概は他にやることがあって観察することもできないのだが、それこそ大勇者なるものが現れたらば、時間を割いて眺めたいものである。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-09 00:00:00
215219文字
会話率:56%
魔王が強すぎて敗走した勇者一行。
しかし彼らは魔王の恨みを買ってしまう。二度目に相対した時も更に恨みを買った為、彼らは助っ人を連れていくことにした。
※第4回下野紘・巽悠衣子の小説家になろうラジオ大賞応募作品です。
最終更新:2022-12-01 10:00:00
1000文字
会話率:50%
魔王に負けた勇者一行。異世転移してきた勇者は最後の切り札を使うことにした。
最終更新:2022-11-08 07:38:28
2456文字
会話率:46%
犬好きな作者が書いたら転生ものがこんな事に。
動物好きな方に楽しんでいただければ嬉しいです。
魔王になろうとした魔導師が、従魔にするため「獣」と呼ばれる存在を異世界から召喚した。
しかし「獣」は魔導師の手におえず、二人は相打ち。
魔王にと
らわれていた勇者一行の中でただ一人生き残った魔法使いの薦めで、「獣」は召喚された世界に転生した。
千年ほどゆっくりして失った魔力を溜め込むために。
しかし転生先は・・・犬? それも名は・・・猫?
俺様は強いはずだ!・・・でも、犬なんだけど。
金色のボーダーコリー風の犬になってしまった、そんな元「獣」の、ゆっくりまったり生活。
…になるはずが・・・
プロローグだけはシリアスですが、後はコミカルでライトなお話です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-05 11:00:00
144382文字
会話率:22%