「八月の紫陽花」続編となります。
https://ncode.syosetu.com/n2761im/
前作はミステリーでしたが今回は裏社会などのアングラの話となります。
依頼者の要望に合わせて特定の誰かになりきって仕事をする派遣会社。
そこに勤めている「半井宗」は失踪した息子になって単身赴任から帰ってくる夫ごまかしてほしいという依頼をこなすことになった。何かを隠しているような依頼者の女性に、息子はどんな人だったのかと聞いても息子の性格を把握しきれていない様子。
その依頼が終わってから徐々に見え始めた闇バイト。それらは自分たちのように誰かに成り代わって荒稼ぎをしている様子。自分の所属している会社は目の敵にされ妨害行為を受けているという事がわかる。
そんな中、急激に増えている芸能人の自殺とともに聞こえてくるのは「死神」の噂。芸能界には関わらないと決めていたが、そうも言ってられなくなってきた。
点と点がつながり、やがて線となり。結びつく先は一つの答え。
自分は、一体「誰」でありたい?
エブリスタに全文掲載済み折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-30 07:35:26
111588文字
会話率:51%
侯爵令嬢フィーナには、オルガという年下従弟がいる。
病弱で寝込みがち。男爵家の末子だ。
オルガはフィーナに恋をしていて結婚してほしいと言ってくる。断るつもりで「あなたが騎士団長になれたらね」と口約束してしまう。
その日からオルガは剣術の修行
に励み騎士団に入る。日に日に逞しくなるのに幼い頃と変わらない、忠犬くん。
そんなある日フィーナの父が公爵家との縁談を持ってくる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-28 19:10:31
1980文字
会話率:36%
蛇場見(じゃばみ)ミチルには夢がなかった。
親に言われるまま指定された高校を出て、親が言う大学を出た。
新卒で入社した会社で心身を壊し退社。
引きこもりになっていたミチルに、叔母がお願いをしてくる。
ミチルの従妹・大木(おおき)ユメの家庭
教師をしてほしい。
ユメは明るく元気が取り柄だけど、勉強が苦手な子。
社会復帰するためのリハビリに、期間限定でユメの家庭教師を引き受ける。
そして夏の間、人々との出会いと交流を通じて、ミチルとユメは自分のなりたいものを考えていく。
下記サイトでも公開しています
https://plus.fm-p.jp/u/chihayafactory/book?id=62
https://estar.jp/novels/26203392折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-10 20:18:25
58841文字
会話率:38%
~犬の散歩から、魔獣の討伐まで、何でも承ります。~
アルヴ王国の地方都市にある何でも屋、『マーロッド人材派遣所』。
そこで働くジョー・クドーのもとに、ある日奇妙な依頼が舞い込んでくる。
「今度開催されるオークションで、競り落としてほ
しいものがあるのです。—――そう、勇者の剣を」
不審に思いながらも、多額の報酬につられ、依頼を受けることになったジョー。
彼は大きな陰謀の渦へと巻きこまれていく。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-24 23:04:30
1085文字
会話率:6%
人魔都市クルシブル。
吸血鬼シャーロット・ヘレナ・オームは、そこに居を構える探偵である。
学生にして人間のジョナス・ワッツを助手に従える彼女の元に、一人の依頼人が訪れる。
彼女の名前はマーガレット・サーフ。若くして勇者となった女騎士であった
。
「生き別れになった弟を探してほしい」
その切実な願いを叶えるべく二人は立ち上がったが、そこにはクルシブルをも巻き込む巨大な陰謀が渦巻いていた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-23 16:00:00
89019文字
会話率:56%
アイは中学2年生の春に夢を見る。夢の中で女の子に助けを求められるが手が届く前に夢が覚める。その日の下校時道中で女の子に再開し、さらにウムブラ(影)に襲われる。「ウムブラに対抗するために力を貸してほしい」と言われたアイはそれを承諾しルーシア(
女の子)からチャームをもらいうけ魔法を授かり、ウムブラを退治する。
ルーシアは「ウムブラは人間の負の感情から生まれた存在であること、そのウムブラを束ねてこの世界を負の感情で覆うとしている者たちがいること、それに対抗する者たちがチャームを持つことができるもの達である」こと告げる。そして魔法が使えるようになったアイに再度力を貸してほしいと告げる。アイは「守りたい人たちがいるから」とルーシアの願いに応える。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-22 14:18:43
5587文字
会話率:19%
とある一人の青年がいた
その青年は妹がおり、科学の実験をしていた。青年はここでは説明できない程の超能力を持っており一部は抑えられないものもあった。
その実験の帰りに妹と一緒に帰宅していたが、車がいきなり猛スピードで突っ込んで妹をひき○してし
まったのだ…
真横にいた青年はその場で泣き崩れ精神崩壊を起こしてしまい、謎の異空間が青年とぐったり倒れている妹を包んでいった。
その異空間の中で青年はあるお願いをした
「時間を戻してほしい」と、その瞬間突然ぐったり倒れていた妹から光が出てきて気づいた時には過去に住んでた青年の家にいた。
過去に戻した代償なのかその影響で青年は黒髪で眼鏡かけた少年と白髪隻眼の女の子に分裂して気を失っていた。
その家にいたのは2人だけなくもう1人、顔つきは妹とよく似ており、緑髪の少女が起きるのを待っていた。
2人が目を覚まし少女が「おはよう」と一声をかけてその物語が始まるのであった…折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-22 13:53:37
2757文字
会話率:45%
小さな頃に一目惚れをし、婚約をした人がいた。
学園に通い始め、数年が経ったとき、婚約者に呼び出され、「好きな人ができたから、婚約を破棄してほしい」と言われた。
自室で悲しみくれていた私の部屋を訪ねてきたのは、私から婚約者を奪った人だった。
最終更新:2024-06-19 07:00:00
13361文字
会話率:33%
美しい女傭兵マリア・オルティースは、魔の山に囲まれた町ギタの町長からある依頼をされる。
何百年も前から魔の山に城を構える魔王を倒してほしい――と。
高い報酬も魅力的だったが、何よりマリアが心を動かされたのは、町長グリゴリオス・メルクーリ
のギタの町人を安心させたいという熱意だった。
早速、魔の山へと魔王討伐に向かうマリア。
そこで待ち受けていたのは――魔王アグノス・ヴィノ・プロトス。
「立ち去れ」
威圧感のある声と放たれる強大な魔力に、数々の戦場を潜り抜けていたマリアでさえ恐怖を覚える。
が、負けられない。
ギタの町の人達のためにも……!
ぶつかり合う剣、火の魔法、そしてそれぞれの意志。
激しい戦いの中、マリアは不意にアグノスの玉座にぶつかってしまった。
玉座って、もっと高い位置にあるもんでしょ⁉
邪魔に思った彼女が、乱暴にそれを退けようとしたその時。
「やめてよぉ……! 俺のお気に入りなんだからぁ」
「……はい?」
マリアの中の魔王像が一瞬で崩れ去った瞬間だった。
腕っぷしが強く姉御肌の美しい女傭兵とすべての魔を統べる末っ子気質の魔王アグノスのファンタジーラブコメディ!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-17 22:38:32
78118文字
会話率:44%
絵画修復士が一枚の絵画に隠された想いを解き明かす――
京都と鎌倉、二つの古都と家族の歴史を繋ぐ、絵画×ヒューマンドラマ×ミステリー!
鎌倉のアトリエで絵画鑑定士兼修復士を営む上村松葉。
そんな彼女のもとに、ある日、一人の青年が絵画
の鑑定依頼にやってくる。
青年は金が欲しいから、という理由で、先祖代々受け継がれてきた絵画を売却するために、絵画の価値を鑑定してほしいと言うのだが……実はこの絵画には『魔除けの力』があるらしく!?
絵画に隠された謎とは? そして、青年の本当の目的とは……?
意地悪な教授に、情報通なお姉さま、優しい店主や父親を巻き込んで、松葉は絵画の謎に迫る!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-16 21:00:00
100770文字
会話率:43%
不幸な事故で17歳で亡くなった二木莉奈。大好きな乙女ゲームの世界に、ヒロインの子爵令嬢として転生した。けれど、何故か親密度も上がっていないのに、嫌いな攻略キャラと婚約成立?婚約破棄をしてほしいと願い奮闘するが、上手くいかず……。このゲームは
壊れている?
*ハッピーエンドですが、そこ抜けに明るい話ではありません。暗い要素があります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-16 15:23:47
4522文字
会話率:24%
年上幼なじみの怜くんは
スマホに依存ぎみで
いつもスマホばかり見てる。
――僕に依存して!
⋆。˚ ☁︎ ˚。⋆。˚☽˚。⋆
スマホが恋敵?
スマホに嫉妬して巻き起こる
可愛い男の子同士の
ピュア恋ボーイズライフ
ゆるゆる三角関係
ストーリー。
*小谷 歩夢
高校1年生の
ふわふわ系男の子
怜くんがいつも見ている
スマホにやきもち焼いてる
*園田 怜
歩夢の家の隣に住んでいる
見た目不良系
高校2年生男子
最近はスマホばかり見ていたけれど
歩夢のまじない?により――。
*黒木 悠生
歩夢と過去同じ中学に通っていて
今は塾が一緒。
歩夢が悠生に悩みを打ち明けたことにより
ふたりは急接近する
⋆。˚ ☁︎ ˚。⋆。˚☽˚。⋆
お読みくださり
ありがとうございます。
反応もいただき
うれしいです。
今週中に完結したいです!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-16 06:26:07
23807文字
会話率:36%
もぐらのモギーはタクシードライバー。会社からリストラされたのを機に、
モグラロードを使って自由に往来ができるもぐらのタクシードライバーに転身。
ある時戦地でけがをした少女ニーナを安全な病院に搬送してほしいと依頼をうける。
最終更新:2024-06-14 22:41:37
4067文字
会話率:5%
足ツボマッサージしてほしい。
最終更新:2024-06-14 17:20:00
436文字
会話率:0%
【第21回 書き出し祭り参加作品 第三会場2位】
貴方も言ったことがあるかもしれない。
あるいは誰かが言っているのを聞いたことがあるかもしれない。
話の通じない人間を、言動が理解できない人物を
"宇宙人"と蔑称
するのを。
ここで問いたい。
その人物が本当に宇宙人だったらどうなるだろうか?
貴方の母星が侵略されてしまうしれない!?
安心してほしい。
この宇宙人はただただ愛でるだけ。
愚かな|原生生物《人間》を愛でるだけだ。
取るに足らない原生生物達の日常も、価値観の異なる宇宙人から見れば
とても楽しい喜劇になる。これはそんなお話。
それでは成り行きを語ろう。
種としての合理性を追求し尽くして、進化の到達点に達した”とある宇宙人”は、手持ち無沙汰だった。
最早、繁栄も衰退もしない只々悠久に生き永らえる存在となり、永遠とも言える余暇を持て余していたのだ。
そこで思いつく。
進化の途上にある生物達を観察すれば、余暇が楽しく過ごせるのではないか。なんなら、自分達が導いてもいい。
そうして気まぐれで訪れた星で原生生物が進化の発展途上で無駄や不合理・不条理まみれながらも必死で生きる姿に感銘を受ける。
そして、その様子を表すであろう現地の共通語『Kawaii 』に心酔するのであった。
この星で余暇を過ごそう。そう決めた矢先に新進気鋭、才色兼備の若手女性実業家と出会いコンビニの雇われ店長となる。
誰に頼まれるでもなく発展途上の惑星の治安維持活動を行う異星人との一悶着があったり、厄介な客や物騒な事件に巻き込まれたりしながら、今日も彼はしみじみ思うのであった。
『この星の原生生物はとにかくKawaii』
■作者から伝達事項
・本作は連作短編です。各話は一万字程度の短編なのでサクッと読めます。基本は1話から読むのがおすすめですが、どこから読んでもそこそこ楽しめると思います。
・コメディ、ギャグなので各話の終わりはハッピーエンドかそれに近しいものです。ご安心ください。
・更新頻度は週次です。作者多忙だと不定期になる可能性はあります。
※この物語はフィクションです。
※この物語には犯罪行為や公序良俗に反すると思われる表現が若干出てきますが、そうした行為を推奨する意図はありません。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-13 19:30:00
35104文字
会話率:48%
聖王暦734年6月14日、勇者レティシア率いる勇者パーティは魔王を討伐した。その報は一日にして世界中を駆け回り、無事レティシアは有史以来最大の英雄として人類史に名を刻むこととなった。これはそんな勇者が、故郷の村に帰ってきた後の物語。「お父
さん、私と結婚してほしい」「……何を言ってるんだ、お前」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-11 18:32:09
18018文字
会話率:52%
製薬企業のMRとして勤務していた空木健介は、中途退職を決意し、出身地である東京国分寺市で探偵事務所を開設する。ある日、初めての仕事ともいえる依頼が、封書で届く。その依頼は、滋賀県と岐阜県の県境にある霊仙山に登る予定の男を尾行してほしいとい
う依頼だった。空木は、依頼された尾行を引き受けるが、尾行したその日、その男は、霊仙山の麓の廃屋で首吊り自殺に見せかけた絞殺死体で見つかった。空木は、重要容疑者となるが、幼馴染みの現職刑事の協力で疑いは晴れる。
廃屋の死体は、空木健介が尾行した男なのか、空木を犯人に仕立てようとした依頼人は誰なのか、空木は警察の捜査に協力しながら、独自に調査を進めて行く。警察の捜査により、死んだのは、製薬会社の現職部長と判明する。捜査は、名古屋、東京、仙台で勧められて行く中、空木は、死亡した被害者の妻からの依頼を受けて、死亡した男の仙台でのスキャンダルの有無を調べることになるが、ある日、事件の真相を話すので山形県の月山の神社に来て欲しいという手紙が届く。その月山で、またまた製薬会社の社員が死亡する事故が発生する。空木は、その事故に疑念を抱きながら仙台から北海道とスキャンダルの有無、真相を求めて調査を進めて行く。
調査の中で、死んだ被害者の仙台でのスキャンダルがおぼろげに浮かび上がるとともに、最初に空木に男の尾行を依頼した人物も浮かんでくる。さらには、製薬会社の支店幹部の自己保身、エゴの実態が明らかにっていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-10 16:04:16
123478文字
会話率:38%
私、笠江智華は、高校生活の片手間にアクセサリーを作ってはお小遣い稼ぎをしている日々。
ある日、私のアクセサリーを買い取ってくれているイケメン外国人のコンドラチイさんに「アクセサリーを欲しがっているクライアントと実際に会って話をしてほしい」と
お願いされ、お客様のもとへ打ち合わせに行くことになったんだけど……。
───連れていかれた先にあったのは、ファンタジーがいっぱい異世界の魔法使い・コンドラチイの、魔法工房でした。
太陽の樹液に、魔物の鱗、妖精の鱗粉、魔法の草花。
それらを使った素敵なアクセサリーは、私の掌で魔法を帯びて、誰かの願いを叶える魔宝石になる。
叶える願いは有象無象。
恋に、金運、健康祈願!
アマチュアハンドメイド作家が、異世界でただ一つの魔宝石を造り出す!
※肥前文俊先生主催、第六回書き出し祭りの第二会場一位をいただきました!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-10 07:00:00
407552文字
会話率:42%
A氏は女性から交通費を貸してほしいと言われ……。
最終更新:2024-06-09 18:29:35
1040文字
会話率:22%
ワガママ三昧な生活を送っていた悪役令嬢のミシェルは、自分の婚約者と、長年に渡っていじめていた聖女によって冤罪をでっちあげられ、処刑されてしまう。
その後、ミシェルは不思議な夢を見た。不思議な既視感を感じる夢の中で、とある女性の死を見せられ
たミシェルは、目を覚ますと自分が処刑される半年前の時間に戻っていた。
それと同時に、先程見た夢が自分の前世の記憶で、自分が異世界に転生したことを知る。
記憶が戻ったことで、前世のような優しい性格を取り戻したミシェルは、前世の世界に残してきてしまった、幼い家族の元に帰る術を探すため、ミシェルは婚約者からの婚約破棄と、父から宣告された追放も素直に受け入れ、貴族という肩書きを隠し、一人外の世界に飛び出した。
初めての外の世界で、仕事と住む場所を見つけて懸命に生きるミシェルはある日、仕事先の常連の美しい男性――とある伯爵家の令息であるアランに屋敷に招待され、自分の正体を見破られてしまったミシェルは、思わぬ提案を受ける。
それは、魔法の研究をしている自分の専属の使用人兼、研究の助手をしてほしいというものだった。
だが、その提案の真の目的は、社交界でも有名だった悪役令嬢の性格が豹変し、一人で外の世界で生きていることを不審に思い、自分の監視下におくためだった。
変に断って怪しまれ、未来で起こる処刑に繋がらないようにするために、そして優しいアランなら信用できると思ったミシェルは、その提案を受け入れた。
最初はミシェルのことを疑っていたアランだったが、徐々にミシェルの優しさや純粋さに惹かれていく。同時に、ミシェルもアランの魅力に惹かれていくことに……。
これは死に戻った元悪役令嬢が、元の世界に帰るために、伯爵子息と共に奮闘し、互いに惹かれて幸せになる物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-06 20:45:38
179725文字
会話率:58%
「おっきくなったら……わたしをおよめさんにしてください」
一人の少年に結婚の約束をした幼き少女は、彼の頬にキスをして彼の前から去っていった。
彼の名前は【桐生 英雄】
英雄……ヒーローという名の通り、正義感に溢れる少年――だった。
彼は山奥の田舎で弱きを助ける少年だったが、家庭の事情で都会に転校してからその性格を疎まれ、いじめられるようになった。
日を追うごとにいじめはエスカレートするが、それでも彼は耐えた。いつかはこの地獄は終わるだろうと信じて――
身も心もボロボロにされながら月日は経ち、結婚の約束をした日から約十年後。中学の卒業式に、英雄は一人の女子に仲良くしてほしいと言われた。
一人ぼっちで疲弊しきっていた英雄は、彼女の要求に応えてしまった。
手始めに春休みに一緒に遊びに行ったのだが、そこで何故かいじめっ子の不良に見つかり、ボコボコにされてしまった。
――あんなタイミングで会うなんて。きっと彼女と不良が手を組んで俺をはめたんだ。
絶望に打ちひしがれる中、誰もいない家に帰ると、ふと台所に置いてあった包丁を取り出す。
――これで死ねば楽になれる。
そんな彼を止めるように、家のインターホンが鳴り響く。あまりにもしつこく鳴るので仕方なく出ると、そこには天使と見間違えてしまいそうな、銀髪の美少女が立っていた。
「えっと……ヒデくん、久しぶり……」
彼女は何と、英雄に結婚の約束をした幼馴染の【神宮寺 日和】だった。
これは彼が幼馴染と再会した事をきっかけに、楽しい学校生活と幸せな日常を手に入れるために、時にいちゃいちゃし、時に障害を乗り越えるために奮闘する物語。
⭐︎日間現実恋愛ランキング一位ありがとうございます!!⭐︎折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-30 20:14:13
279244文字
会話率:56%
寒い北の地域にある小国、『霰の国』にある小さな村、『ギロッテ村』は、理不尽な理由で差別を受けている人々が暮らす村だ。そんな村に住む少女『ヘゼルゼラ』は、ある日謎の旅人『アルトダス』と出会う。
アルトダスは魔術を使う事ができ、村人達に魔術を
教えたことによって、英雄として崇められた。アルトダスは、ギロッテ村に住む人々の身分差別を解消してほしいという村長の頼みを受け、王へ訴えかけるために、王の住む都まで旅をすることになる。ヘゼルゼラも旅に同行する事を決め、二人は数奇な旅路を歩むこととなるのだった。
※グロ要素、鬱展開、ボーイズラブ要素などが含まれます。ご注意ください。中学生の時に書いた小説なので、色々と拙い所があるかと思いますが、ご了承ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-04 11:50:00
210113文字
会話率:35%