中世の北イタリア、マントヴァ随一の豪商の家に丁稚奉公のため引き取られた貧しい小作人の子マルコ。
何故か商家の気難しく強引な末娘マリアに気に入られ、読み書きや礼儀作法など教養を彼女から直々に叩きこまれる。
そして十歳の少年の行く末は如何に?
5話で完結予定の短編物となります。基本的に物語上の登場人物は二人だけです。
【 秋月忍様主催:冬のシンデレラ企画 】参加作品です。
12/22 第一幕の冒頭部分がゴッソリ欠落していたので修正をしました。最終話は12/25頃に投稿予定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-25 00:00:00
14490文字
会話率:36%
西暦2097年一つのゲームを栄にVRMMOが盛り上がっていた。
その中でも五感全てがリアルに再現されたゲームが逆光を浴びていた。
このゲームは、職業以外ほとんどランダム、そんなゲームを発売初日から最強を目指した
どんなゲームも無敗のゲーマー
姉弟のスローライフである!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-04-18 20:39:18
217文字
会話率:0%
白いエンシェントドラゴンは龍の里の裾野に広がる大森林で、暗殺者に襲われていた馬車を成り行きで助けてしまう。乗っていた少女と赤子を拾った龍は、自分の思うがまま育て上げることにする。龍の里で成長した赤子は、人間ながらドラゴンの常識をもって生き物
となった。そして、成人の試験のため、龍の里から人間の世界へと戻っていくことになったのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-04-14 14:08:41
9099文字
会話率:57%
ある日の深夜、武志はスマホの着信に目を覚ます。その内容は予想通り良くないことで、予想外の出来事だった。
「アイツが死のうとした」
友人の自殺未遂。
その一週間前、四人は楽しく酒を酌み交わしていた──と、そう……思っていたのに。
※本作品は
かわかみれい様『逆光のフォトグラフ』の原案を、原案の提示者である砂臥が解釈や設定を変更しないまま形にしたものです。
※『逆光のフォトグラフ』も『長い秘密』も、ガイドラインに基づき、互いの作品へのブクマ・評価をしておりません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-04-02 12:45:17
24799文字
会話率:39%
究極の方向音痴が災いして、スカーレットは奇妙な森に迷い込んでいた。
そこは仄暗く、生暖かく、湿っぽい風が絶えず吹いている。
これまでの世界とは根本から違うようだった。
土に根を張れなかったのか、根を剥き出しにした花が前を横切った。
そこ
の低い枝では、片翼しかない番の鳥が抱き合って飛ぶ練習をしているが、毎回墜落している。
そこへ胡散臭い猫がやってきた。
「おい、そこの赤髪、罪の象徴。
どうやってここに来た?」
彼女はそれが一番分からなくて困っている。
猫は着いて来いと合図しているが、何者かに引き止められた。
「そっちは、奥まで続いてて更なるカオスです」
彼女を引き止めた少年だ。
手足が折れそうな程に細い。
「カオスへ行けばもう帰れないですよ」
「私は帰れるのかしら?」
少年はタキシードにシルクハットという出で立ちで、どうしてそんな礼装を着込んでいるのかが気になるが、その疑問は後回しにする事にした。
「うん、僕と一緒なら」
いいかな?
と俯き加減で自信がなさそうに言う。
「そう」
スカーレットは踵を返し、来た道を戻ろうとしている。
「勝手にすれば」
少年はパッと明るい笑顔を灯してスカーレットの隣を歩く。
「道案内してくれない?方向音痴なの」
「知ってる。全然違う方向に向かってるよ」
「…そう」
この奇妙な森を抜けて、その先にはスカーレットが生きる世界が広がっていた。
朝日に透けた彼女の髪は、より一層鮮やかに輝いた。
色褪せた森で生きてきた少年にとって、衝撃の色彩だった。
「名前、教えて」
「…スカーレット。あんたは?」
「僕に名前はないんだ。
ずっと昔あったかも知れないけど、忘れた」
「ふーん、変なやつね」
「この世界には、あなたの赤い髪より美しいものはある?」
「もちろん、たくさん、ね」
スカーレットは笑った。
逆光を受けたその姿は、女神と見紛う程で、少年はスカーレットに神秘を見た。
これが、世界を慈しむ旅に出た2人が織り成す、冒険譚の始まりである。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-03-06 14:47:55
15696文字
会話率:25%
王太子の婚約披露会で、妃殿下候補の1人だった名門侯爵令嬢カトリーナが、年下のメガネ、小デブのしがない零細伯爵子息ヨハンに恋する話。3話構成の短編ものです。
美貌も名声も兼ね備えたハイスペ令嬢が、年下ダサ男(実は賢い)にハマって、逆光源氏に
なる予定。
題名は仮置きです。いつか変えるかもしれません。
初投稿、語彙も文章も反省だらけですが、御意見・御感想いただけると嬉しいです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-02-08 21:23:14
6371文字
会話率:42%
砂臥 環様・原案 かわかみれい・文によるコラボレーション作品『逆光のフォトグラフ』を、どうやって書いていったかについて纏めてみます。
情動をストーリーへ組む、のではなく、骨組みの決まったストーリーへ情動・情緒を寄せてゆく、難しくも面白い経
験でした。
それについて、出来るだけわかりやすく書いてゆきたいと思います。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-02-02 15:49:46
19639文字
会話率:15%
砂臥 環様・原案、かわかみれい・文 の、コラボレーション作品です。
アラサーの市役所職員である『俺』こと浜 武志には、高校時代からの気の置けない友人がいる。
年に一度は飲み会を開くなど、つかず離れずのいい関係を保っている。
武志には、
長く付き合っていて夫婦同然に一緒に暮らしている恋人がいるが、なんとなくずるずると入籍を伸ばして暮らしている。
今のままでいいと思っていないが、変えたいほどの切実な理由も見つからない。
そんなある日にかかってきた思いがけない一本の電話が、武志のぬるま湯の人生を見直すきっかけになる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-01-27 08:23:03
17136文字
会話率:29%
「ふっふっふ、今日からボクが魔王だ!」
この世界ではアホ毛の数がアホ度合いを示す。
類まれなる三本のアホ毛を生やした魔族の王子は、十歳の誕生日に正式な魔王となった。
そんな彼の目標はもちろん世界征服。
妙に強い痴呆老人、王子様願望をこじ
らせたエルフの女王、逆光源氏計画を目論むアラサー聖女。
そんな最凶パーティの護送船団方式による、魔王の快進撃がここに始まった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-01-04 12:05:37
22213文字
会話率:35%
とある町娘キャルステアは、毎日同じ事の繰り返しに飽きた。
何かと理由を付けて町を出ようと決心したその帰りに広場に現れる赤い髪の男……「その髪と瞳の色、間違いないな」と逆光で見えないながらも何かが始まってしまう予感がして、キャルステアは森は走
る。
走って走って、とにかくこの予感が繋がらないように逃げながら、私は自分の存在の謎を解き明かして行くのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-11-21 22:54:47
1586文字
会話率:9%
大好きだった男・アランに殺された少女・ノアが目を覚ますと自身の過去の世界に来ていた。どういう訳でこうなったのか困惑するノアだったが嘗ての仲間たちが殺されてしまう未来を変えるために生きることを決意する。仲間愛にバトル、ちょっぴり恋愛の入った逆
行ファンタジー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-08-23 18:44:05
8778文字
会話率:28%
以前に投稿した、『https://ncode.syosetu.com/n8696cs/』の聖側視点の短編です。
同タイトルで「ピクシブ」にも掲載しています。
内容はつきあう未の二人のある日常での出来事を切り取ったお話です。
BL要素を含み
ますので、苦手な方はご注意下さい、折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-08-15 00:01:06
4092文字
会話率:45%
流れ流され生きていく。
最終更新:2019-06-29 15:36:12
203文字
会話率:100%
茜色に染まる空、逆光で表情は分からずとも勝気な少女は決意を従者に告げる。
どれが真実で何が正しいのか、少女に全ての決断を委ねていた従者にとってはもはや考える必要のないことだった。最期まで気付くことなく。
最終更新:2018-03-11 18:20:15
2168文字
会話率:28%
旅の終わりのメランコリー
最終更新:2017-10-01 23:47:59
546文字
会話率:32%
あらすじ
むかしむかし、あるところに、『ゆうしゃ』と『おんなせんし』がおりました。
かれらは『のうきんパーティー』でしたが、『ぶつり』でなぐって、みごとに『まおう』をたおしました。
でも、『ゆうしゃ』は、『まおう』をたおしたときに
、『のろい』をうけて、こどもになってしまいました。
ちからをうしない、きおくもおぼろげになった『ゆうしゃ』は、とてもひとりではいきていけません。
『おんなせんし』たちは、『ゆうしゃ』におせわになっていたので、これからは『ゆうしゃ』をやしなっていくことにしました。
しかしそこには大いなる陰謀が――
憧れの勇者を自分のものにするべく育成していく、女戦士たちの異世界逆光源氏計画!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-07-24 14:33:12
3108文字
会話率:38%
出世率低下の危ぶまれる近未来日本。
政府は男性の小児性愛傾向是正と出生率増加の一挙両得を狙い、奇策に打って出た。
その名も絶対ひみつプロジェクト『逆光源氏計画観察計画』。
(独)人口増加研究開発機構の若手観察部員、高塚優紀は、少年擬態者(ク
ソガキ)たちの魔手からおねぇさんを守れるのか。ほんわかエリート後輩、藤堂陽菜は、一人前になれるのか。
そして、なぜ優紀は、少年の躰になってしまったのか。
結局お前は何がしたいんだ系ストーリーが、今、始まる。
カクヨムにも転載中折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-06-21 16:38:51
120207文字
会話率:36%
俺は妹の由愛と二人だけの世界で生きている。
家族は俺の本当の家族ではない。
その事実を知っているのは俺だけで由愛は知らない。
そんなある日、学校で由愛がいじめられているのを見た。
妹は傷つき学校へ行くのを止めて俺とも接するのを拒んでしまった
。
それから俺は完璧な計画を立てて…黒に染まった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-04-12 00:05:20
1875文字
会話率:34%
どんな角度から撮ろうとも、必ず逆光になるという木がある。
最終更新:2015-11-01 00:00:00
326文字
会話率:0%
どくどくと脈打つ音。心臓の駆動音。これほどまでに大きく聞こえるのは初めてかもしれない。血が流れ出ているのだ。胸に刺さった包丁が原因だ。抜こうと思ってもそれだけの力を失ってしまっている。体が冷えていくのが分かる。呼吸も段々と苦しくなっていく。
ああ……俺はここで死ぬんだ。笑えない冗談だ。死にたくない。死にたくない!それでも自分の体は言うことを聞いてくれない。
ふと影が俺に覆い被さる。俺に包丁を突き刺した犯人だ。夕日の逆光で顔は見えない。しかしシルエットでそいつが誰なのかは分かった。なんで、お前が……。
そんな言葉を告げる最中、そいつは俺に止めを刺すために包丁を引き抜き、再び俺を突き刺した-----。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-05-26 22:04:43
34723文字
会話率:55%