どうもどうも、えー、騙し騙されっていうのは世の常、人の常でありますが、おっとっと。専売特許とまでは申しませんがねぇ元祖、騙す動物と言えばそう、タヌキとキツネですねぇ。
この二匹、昔から競い合ってきたもんでね。そりゃもう人間なんて手首を捻
るようなもんですよっとね、へっへっへ。
そう、昔々のこと。とある少年がおつかい帰りに山道を歩いていました。
片手にはお母さんにお土産に、と叔母に持たされた蜜柑を包んだ風呂敷。もう片方の手は道中で拾った長い木の棒。
おっと今、棒を捨てて、また新たに木の棒を拾いました。先程のよりも長いかなと地面に置いて見比べ、むむむっとまあ退屈しのぎですな。道のりはまだまだ長いですのでね。
さて、そんな彼に朗報。何やら先のほうで物音がしました。はてさて猪だろうかそれともイタチ?
そっと近づき様子を見ると、はい、お待ちかね。ここで登場でございます。タヌキとキツネであります。
おや、喧嘩かな? と少年は思いました。両者睨み合い、何かを喋っているようでしたが人間には獣の言葉はわかりません。ええ、ええ聞かせようとしなければね。
でも、想像がつきますよね? そう、どっちが上手く化けられるかって話だと。
と、その二匹、動きをピタリと止め、次いで耳だけをピクピク動かし始めました。
少年は自分のことがバレたのかなと思いビクリとしましたが、そのまま見ているとどうも違ったようです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-02 11:10:00
6498文字
会話率:30%
異世界転生漫画が大好きな男子高校生の中村唯斗は創造主に転生した。最初はいろんなものを作れて満足していたが、しだいに飽きてしまう。そこで創造主様が考えた最高の退屈しのぎとは。
最終更新:2024-04-01 15:33:55
3039文字
会話率:48%
少し不思議な、とある世界「アネモネ」。
その化身である「アンシスタ・アネモネ」はまだまだ未熟な女の子。
人形の身体を、自分がウェイトレスを勤める喫茶店のマスターから借りて暮らしています。
ですが留守番ばかりの日々に飽き飽き。
そんな彼女の退
屈しのぎは、「もう一つの喫茶店」のオーナーさんとお喋りすることでした。
アネモネにとって世界はまだまだ知らないことばかり。
これはそんな彼女のちょっぴり小さな冒険や、日常を詰め込んだお話です。
~・~・~・~
小説同人誌「アネモネが華やかに舞いましょう」「アネモネが涼やかに舞いましょう」から、個人サイト掲載部分と、本編の一部を転載しております。シリーズもの短編集になります。増刷の際にクローズドにする可能性がありますがご容赦ください。個人サイトには継続して掲載いたします。
https://btw.red/6maker-books/折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2024-01-14 08:00:00
195787文字
会話率:63%
実際はそんな事ありませんの姉の婚約者視点。実は婚約者はいました。
ヒュースの婚約者であるグリンダは鑑賞用だ。先日妹の婚約者にちょっかいを出して返り討ちに合うという騒ぎを起こした彼女のイライラを下手な芝居を見ているようだと面白がっていたが、
ますます怒りのボルテージが上がっていって。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-11 08:26:59
2592文字
会話率:37%
滅ぶ世界でただその時を玉座でじっとしている魔王の前に女神が現れる。
女神は魔王に自分達の世界を滅んでしまう原因となってしまう少女がいると言いその少女を救ってもらいたいと滅びゆく異世界の魔王に頼む。
魔王は女神から世界を滅ぼす原因を詳しく聞き
退屈しのぎにはなると女神の頼みを聞きその世界へと向かうのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-22 22:58:34
5476文字
会話率:69%
妊娠中、最後の帰省にしようと出かけた新潟の実家。あたしと幹生とノブは、退屈しのぎに縁日に行こうと、従兄弟を誘って、金魚すくいの屋台へ。意気込むノブ。お土産にもらった金魚を大切に持って帰るのだった。しかし、そんな夏休みも一変する出来事も起こっ
て……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-09 09:42:01
9476文字
会話率:51%
ふと目が覚めた先は真っ白な世界。謎の女にされるがままに、私は長い生涯を送る事になった。退屈しのぎに命を愛でつつ、知らず知らずの神様ごっこを続ける。そんな短編です。
最終更新:2023-08-23 20:18:14
27898文字
会話率:30%
死に近い高校生・刹那響司はある日、音の悪魔であるヨルと契約する。
ヨルとの契約後は霊や悪魔を認識できるようになり、様々な出来事を体験した。霊の浄化や呪われたクラスメイトの対応、親しい悪魔の消滅、『烙炎』と呼ばれる悪魔との戦闘。
普
通の人生では味わえない体験をしてきた響司は新しい悩みに直面していた。それはヨルからもらった『魂の音を聴く力』の制御が不完全であること。明確な解決策もないまま時は少し進み、夏休みへ。
一人の人間と一体の悪魔は夏休みを共に過ごす。
『退屈を殺す』という契約の下で。
※三日に一回ぐらいの頻度で更新予定折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-17 16:00:26
42319文字
会話率:53%
退屈で死を感じる高校生・刹那響司は毎日さまざまな退屈しのぎをしていた。
最近の退屈しのぎはオルゴールから出てきた古い手帳の翻訳だった。
手帳の英文を翻訳すると、魔法陣と思わしき図の集合体が現れる。
手帳の最後のページに記された魔法陣を描く
と、音の悪魔・ヨルが現れた。
ヨルに契約を迫られる響司は眠気で意識を手放す前に願いを口にした。
「僕の退屈を、殺してよ」
ヨルと契約した響司は『人外を視る力』と『魂の音を聴く力』を手に入れる。
今まで知らなかった悪魔と死者の世界を目と耳で知り、退屈を殺していく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-18 11:51:27
252614文字
会話率:45%
法は不文律でも秩序はしっかり守る――。
――これは、天国での退屈しのぎにあの世のいざこざを解決する、そんな彼女のちょっぴり過激な日常を綴る物語。
最終更新:2023-05-15 02:35:16
3119文字
会話率:45%
地獄の住人、鈴木(仮)【本名は明かせない】は地獄である失敗をし100年間、人間界に流刑された悪魔だった。
彼の退屈しのぎは人間の不可思議な体験や身の上話を聞き、もしも嘘をついたらそれを口実に5分間地獄に送り苦しめる事だった。
最終更新:2023-02-13 06:00:00
8094文字
会話率:22%
辺境伯家の次男ルネには前世の記憶がある。
日本人の川島悠斗は25歳にして交通事故に遭い生前愛読していた小説の世界の転生してしまったのだ。
ルネの生家であるカンテミール家は主要キャラ達の争いに巻き込めれて没落してしまう運命⁉
没落回避の
為、辺境の田舎に引きこもるが何故か小説の悪役アレクシスの退屈しのぎに巻き込まれてしまう。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-15 02:38:28
3626文字
会話率:22%
ドラゴンと騎士のふたりはぬいぐるみ。
持ち主であるタカシ君が眠ったあとは、いつもしりとりで退屈しのぎをしていましたが、いつか本物のドラゴンと騎士のように戦いたいと思っていました。
そんなある日、謎の声が聞こえたと思ったら、ふたりは本物のドラ
ゴンと騎士の姿になってしまい!?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-15 11:39:23
2846文字
会話率:26%
高校時代のエピソード。
最終更新:2022-10-09 00:59:56
747文字
会話率:8%
養父の結婚を機に(退屈しのぎで)他国へやってきた夢魔の月夜。
悪夢を求めてたどり着いたのは、禍々しい妖気に包まれた城だった・・・。
すっげえ久しぶりに投稿。話の中に、作者の他の作品に登場した奴が出ているような気もしますが、続きものではな
いので、自由に読んでくださいね。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-04 09:44:13
11781文字
会話率:20%
やることなすことすべてが完璧に出来日常に飽きていた比留間キリが強欲を司る神(リヒト)の退屈しのぎのために異世界転生させられ、その異世界で飽きのない波瀾万丈な生活を送るそんなお話
最終更新:2022-08-28 21:03:13
1445文字
会話率:44%
非日常的な掌編のアソートキャンディ。
ジャンルは、ファンタジーからサイエンスフィクションまで様々です。
退屈しのぎに、お一ついかがでしょうか?
御注意!
『この連載小説は未完結のまま○○の間、更新されていません。
今後、次話投稿されない
可能性があります。予めご了承下さい。』
などと表示されることがありますが、これは割り込み投稿によるエラーであって、実際には頻繁に更新しております。
運営は、事実を撹乱する表示設定を、すみやかに訂正すべきであります。
2018/12/14 更新
全二十四話前後予定。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-08 16:07:50
42651文字
会話率:31%
夜、一人で留守番をしていたマモルくん。退屈しのぎにラジオをつけると、雑音混じりにおかしな声が聞えてきた。
最終更新:2022-08-06 21:00:00
3690文字
会話率:11%
試験勉強中、退屈しのぎにラジオをつける。
そうして聞こえてきたものは。
最終更新:2022-07-28 17:42:39
5074文字
会話率:15%
銀世界に包まれた森の大きな城に住む魔女、ソフィア・スケアクロウズ。何百年も孤独に過ごした彼女はある日にやってきたリズベット・コールドマンを盗賊から助けることになる。
ソフィアは張られた結界によって城から出られなかったので良い退屈しのぎだ
ったと礼に高価なものを渡して帰したが、翌日になってリズベットはふたたびやってきた。
「行こう、ソフィア。アタシが、君の知らない世界を見せてあげる」
ひとりぼっちの世界に居続けたソフィアに温かな手が差し伸べられる────。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-25 22:49:46
350672文字
会話率:57%
この文章は拙作の――
『中世ヨーロッパそっくりな世界で銀髪ショタに転生!? 色々疑問は尽きないけど幸運に感謝しつつ人生やり直し! でも、やっぱり昔は何かと不便だったりで……ちょっとだけ現代科学チートを使わざるを得ない!?』
で扱った
現代科学チートを備忘録的に選り分けたものです。
つまり――
_人人人人人人人人人人人_
> ネタバレの嵐! <
 ̄Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y ̄
となります!
純粋に物語を楽しまれたい方は、先に本編を御一読ください。
また読み物としても楽しめるよう簡単な寸評も添えましたが、本編既読済みを前提にしていて、御理解の難しい可能性があります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-05 12:12:15
6605文字
会話率:4%