六つの異なる物語。
それは、絶望に満ちた世界に染まっていた。
謎の小説家『アン=ボミス』が死に際に残したそれぞれ異なるジャンルの六冊の作品、それはかつてベストセラーとなるが、何故か六作品とも結末が『BAD END』となっていた。
そんな彼が死んでから時が流れ、
2017年。
後の調査で、アン=ボミスが残した六作品は、実はただの小説ではなく、この現実世界を破滅させる呪いの書であった。
破滅を回避するには、それぞれの作品の結末を覆すこと、その為には現実世界の人間をそれぞれの作品の『世界』に送り込み、彼等をその物語の『主人公』にして、絶望の未来に立ち向かわせなければならない。
これは、そんな絶望に満ちた六つの世界を救い、現実世界と言うなの『物語』の『BAD END』を回避する話である。
果たして、六つの世界と現実世界、合わせて七つの世界を救うことが出来るのか?
彼等の旅路に幸あれ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-07-23 19:11:31
39990文字
会話率:55%
――自分の未来を思い出した。おぞましい、唾棄すべき未来を――
死へと続く未来を覆す為に、顔を上げ歯を食いしばる事を決めた令嬢コーラルの奮闘の物語。
2016年11月2日 一迅社アイリスNEOにて書籍化
最終更新:2016-08-07 00:27:31
146626文字
会話率:36%
魔王によって滅亡の危機にあった王国グラン・シャーク。
その絶望の未来を回避すべく『勇者召喚』が行われる。
だがソレは最悪の一手だった……
最終更新:2015-10-30 09:19:35
1903文字
会話率:31%
世界人口の半分以上を死に至らしめる暴政を敷いた魔王を打ち倒した勇者。
しかし、それはさらなる絶望の始まりに過ぎなかった。死に際に魔王が発動した魔法によって世界中に呪いが降り落ち、一切の恵みを生み出す事がなく、魔物を湧き続ける死の大地と海が広
がってしまったのだ。今ある備蓄が尽きれば、僅かな食料の生産可能な区画を巡って再び凄惨な争いを繰り広げ、そして滅亡という絶望の未来が確定されたその世界。誰もが絶望に打ちひしがれる中、魔王を倒した勇者は彼らに向かって言った。――希望はまだある、と。そして彼らに知ったのだ、勇者が生まれた世界はこの絶望を払う事が出来る技術と資源を持っているという事を。
始まるのは異世界の滅亡寸前の国家と科学技術によって繁栄する地球国家の出会いと交流の物語。
--この物語には以下の要素が含まれます。異世界,魔法,TS,外交--折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-07-12 19:00:00
23521文字
会話率:17%
エブリスタにて同名で連載中。
西暦2020年、オリンピックを目前に控えた日本は、枯れた花の如く崩れた。
連鎖する大地震、伴う津波、各地で発生した竜巻……そして、日本全体を包み込んだ謎の白い霧と、降り始めた熱を持たない灰色の雪。
霧のせいで、通信はおろか、出入りすらできなくなった日本では、謎の奇病がはびこり、人々を苦しめていた。
2020年、そこには希望の未来など消え果、代わりに絶望の未来を告げる鐘が鳴り響いていた。
------そんな、狂った時代の末路で、一つの奇跡が起ころうとしていた。
灰色の雪が降りしきる瓦礫と化した東京で、精神病の青年は真っ白な雪花のような少女と出合い、互いに支えあっていく。それは、青年の長かった孤独との、お別れの始まり。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-02-09 16:08:57
23906文字
会話率:41%
中堅県立高校に通う少年、城島カイトは、ある日突然未来に飛ばされてしまう。
だがそこは誰もが夢見た未来世界ではなく、荒廃し、多くの生物が廃人と化した、絶望の未来だった。
そんな世界で、カイトはある男から「1年間生き延びろ」と指示される。過去に
帰還し、2人の親友が死んだ未来を変えるため、彼はこの時代の仲間達と1年間戦い続けることを決意する。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-11-11 23:31:14
33888文字
会話率:46%