六つの異なる物語。
それは、絶望に満ちた世界に染まっていた。
謎の小説家『アン=ボミス』が死に際に残したそれぞれ異なるジャンルの六冊の作品、それはかつてベストセラーとなるが、何故か六作品とも結末が『BAD END』となっていた。
そんな彼が死んでから時が流れ、
2017年。
後の調査で、アン=ボミスが残した六作品は、実はただの小説ではなく、この現実世界を破滅させる呪いの書であった。
破滅を回避するには、それぞれの作品の結末を覆すこと、その為には現実世界の人間をそれぞれの作品の『世界』に送り込み、彼等をその物語の『主人公』にして、絶望の未来に立ち向かわせなければならない。
これは、そんな絶望に満ちた六つの世界を救い、現実世界と言うなの『物語』の『BAD END』を回避する話である。
果たして、六つの世界と現実世界、合わせて七つの世界を救うことが出来るのか?
彼等の旅路に幸あれ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-07-23 19:11:31
39990文字
会話率:55%