深い森の奥にあるマグ族の村で暮らす《月の巫女》エリザベータは、生まれた時から皆を導く首長になることを決められていた。
しかしある日、外の世界から使者が訪れたことで、運命は大きく変わることとなる。
外の世界の戦場で負傷者の治療を行うこと
になったエリザベータは、信仰の違いによる差別を受けながらも、傷ついた兵士たちを治療し続ける。
そんな中、マグ族に偏見を持たない青年が現れた。彼の名はラディム。会話を重ねるつれて、惹かれ合う二人だったが、結ばれるには様々な問題があった……
《留意事項》
この物語は前作『王子は扉越しに恋を知る』で湖上の塔に幽閉されていた魔女の過去話です。その関係上、今作は悲しいエンディングを迎えます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-30 07:00:00
63993文字
会話率:54%
――アルトブルク国――
人種族によって成り立つこの国では、他種族の入国は厳しく制限されている。
奴隷も人身売買も法的に禁止されている、世界的には珍しい国である。
"ディルツカンパニー"
この国最大の権力を誇っている
。この国の王家とは名ばかりで、口を出すことが出来ない。王家はディルツカンパニーに守られていると言っても過言ではない力関係なのだ。
他国ではあり得ない、歪な力関係。
しかし、そんなこの国は5大国と言われる程大きく、力を持った国である。
ディルツカンパニーが建てた国を囲う壁によって人々は魔物から守られ、平和を得ている。
しかし、人々は知らない。
この国の平和が誰かの犠牲によって
成り立っていることを……。
レイシアとリンシィは生まれた時からディルツカンパニーにいる。ここで尽くす事が、2人にとってのあたりまえ。
2人は幼い頃から言い聞かされている。
「全てはこの国の為」なのだと……。
だから何をされようが、どんな事を強要されようが、争うことは許されない。
――そんな2人が自由を求める――
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-29 22:04:47
73898文字
会話率:27%
人はそれぞれの戦闘能力を持っている。
少ししか能力を持っていない者、生まれた時から圧倒的な能力持っている者。
庶民の主人公が12歳の時に両親が突然姿を消した。
主人公が両親を探しに行く旅物語である。
そんな主人公には何か珍しい能力が・・・
!?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-23 11:00:00
339161文字
会話率:54%
きっと生まれた時から、終わりが決まっていた。
だから、夢を見ることも、未来を描くこともやめた。
けれど――
ある日、私の静かな世界に、三人の“他人”が現れた。
罪を抱えて笑う少女。
孤独に沈む瞳の少女。
暗闇を怖がる少年。
彼らもまた、
恐怖と共に生きていた。
誰にも言えない痛みを胸に、今日という日を選び続けていた。
何気ない言葉。
交わされる視線。
触れられなかったはずの心。
これは、いつか終わってしまう「今」を、生きようとした私たちの物語。
――もし、君に明日があるなら。
その明日が、ほんの少しでも優しいものでありますように。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2025-06-18 00:24:31
12001文字
会話率:35%
豆狸と呼ばれる侯爵令嬢イザベラは、生まれた時からの婚約者であるロバートと、親友の公爵令嬢グレイスの恋を応援している。
そんな二人の仲を取り持ちつつ、どうにかしてロバートと円満に婚約解消できないものかと日々悩むイザベラは、夏至祭の言い伝えに望
みを託すことにした。
――夏至祭を楽しむ人々の中には、人間に姿を変えた精霊が紛れ込んでいる。その精霊を見つけ出してアラザンが乗ったクッキーを捧げると、何でもひとつ願い事を叶えてもらえる――
手作りのクッキーを用意し、妖精の仮装をして侍女達と街に繰り出したイザベラは、そこで美しい男性アルに出会う。
アルのことを精霊だと思ったイザベラは、自分の願いをアルに打ち明けたのだが――
★★★この物語は、先手必勝シリーズのギルバート殿下の両親、アルファードとイザベラが出会った時のお話です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-10 22:04:06
14915文字
会話率:28%
結城ことはとあすか――生まれた時からずっと一緒だった双子の姉妹。都内から電車で一時間ほど離れた郊外、桐ヶ丘市で、二人は高校一年生として私立蒼嶺女学院に通っている。両親を事故で亡くして以来、静かな家で支え合って暮らす日々。茶道部のことはは内気
で繊細、テニス部のあすかは快活で姉想い。ふたりは同じ部屋で寝起きし、登校も下校も、心までも寄り添ってきた。
そんな穏やかな夏のはじまり、ことはは下腹部の痛みに悩まされ始める。やがて婦人科の診察を受け、「常陰癒合症」という架空の難病と診断される。それは進行すれば将来子どもを産めなくなるかもしれない、若い女性にとって大きな決断を迫られる病だった。ことはは悩みながらも、子宮を残す「温存手術」に挑むことを選ぶ。
蒼い夏服に身を包んだふたりの少女が、終業式を終え、電車に揺られて向かう先は「桐華婦人科病院」。日常生活、病気の発症、学校生活、入院そして手術と揺れ動く感情と向き合っていく。恥ずかしさ、痛み、恐れ、そして深い愛情――。
これは、「手術室の向こう」にある未来へと歩き出す姉妹の物語。病と向き合いながらも、かけがえのない絆を確かめ合う、ひと夏の記録。
※内容はすべてフィクションです折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-06 16:39:47
57368文字
会話率:32%
生まれた時から忌み子と呼ばれ、虐げられてきた少女はついに食にありつけず、全てを諦めてしまう。そんな時に現れた男はどこか不思議な雰囲気で、どうやらこの村のものではないようである。男はあっけらかんとした様子で少女に問う。
「逃げちまおうぜ。」
こうして、少女の逃避行は始まったのである。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-31 22:28:27
13495文字
会話率:56%
アンニュイな鏡花がぼんやりしている。
持っているタッチペンが煙草の様に思えた。
女の子って生まれた時からお姫様なんだよ。
あの子はそんな事を言っていた。
でも決してそんなんではないとは分かっている。
注意事項1
起承転結はありません。
短編詐欺に思われたら申し訳御座いません。
上手い回答が出来ない人間なので、感想欄閉じてます。
これは読者様の問題ではなく、私の問題。
詳しく知りたい方は代表作の『作品と作者の注意点』に書いてあります。
注意事項2
人生、諦めが肝心。達観が大切。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-29 21:29:18
1021文字
会話率:34%
生まれた時からならず者。疎まれて当然。弾かれて当然。だから自分の居場所はあってないようなものだった。
そんな時、一人のチビと出会った。
で、なんで泣いてんだ。
注意事項1
起承転結はありません。
短編詐欺に思われたら申し訳御座いません
。
注意事項2
飆靡様です〜。照れてくれたらきっと可愛い。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-16 17:37:24
1461文字
会話率:52%
生まれた時から病弱だったせいか、一人で生きていける奴が羨ましかった。
生涯、俺の恋人は執筆で、其れに取って代わるものは、友人でも恋人でもない。
それでもあえて好みを上げるならば、強い女だろうか。
注意事項1
起承転結はありません。
短編詐
欺に思われたら申し訳御座いません。
注意事項2
恋じゃないんですよ。敬なんですよ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-12 18:35:01
1347文字
会話率:43%
ファイターギルドの戦闘機魔導士ジェドは仕事で領空内に出没した謎の非公認戦闘機とドッグファイトを繰り広げていた。苦戦の末に勝利を納めた時かの戦闘機は大破したが、残骸の中に頑丈な箱でできた積荷を発見する。中からは全ての肉体が機械でできている少
女が眠っていた。
少女の名はカリテ。生まれた時から体の部位が機械化(パーツ化)した超希少種の機械人だった。ジェドは彼女を保護するが、予想だにしない大きな事態の幕開けとなるのだった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-25 20:43:06
1113文字
会話率:37%
モルヴィアナはフォイルナー男爵家の長女である。
ラペンドルド王国でも位の低い男爵家の出身である彼女は生まれた時からこの世界では無い別の世界の記憶を持っていた。便宜上前世と定義付けた思い通りに行かなかった人生、二度目は楽に自由にそれとなく生き
ていこうと決めていた。
が、プレ・デビュタントの日に思い知る。
そこにいたのは自分が考えたキャラクター、シェリルだった。モルヴィアナ・フォイルナーは前世、自分が作った乙女ゲームの中の名前も記載されていないモブキャラだったのだ。
自分の好みを注ぎ込んだシェリルは遠くない未来、王太子に婚約解消を言い渡され失意の中自殺し、悪魔に取り憑かれ妖魔として主人公とヒロインに消滅させられる運命が待っている。
「悪女が悪女たるのはヒロインがいるからだ」
つまり自分が悪女になればシェリルは愛されるヒロインになるのでは?
モルヴィアナは王太子に興味はなかったし、婚約解消のせいで嫁ぎ先が泣くとも困らなかった。
愛するシェリルを守るため、モルヴィアナは最高の悪役令嬢になることを誓う。
これは、男爵令嬢が悪女として成り上がり、婚約解消される物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-22 23:25:16
230502文字
会話率:32%
海辺の町に住む愛とるかの姉妹。イルカとの出会いが二人の運命を変える。その定めは姉のるかが生まれた時から決まっていた?!不思議な体験と2人の日常、姉妹の絆を描いた物語。
最終更新:2025-05-18 17:53:12
3662文字
会話率:35%
誰かといることがこんなにも苦しくて、こんなにも残酷なのは、きっとこの世界が綺麗だから。
僕は余計な人間関係や、余計な秩序を嫌う厨二病の高校生。
何に対しても平凡で中途半端な顔がちょっとイケてる感じのクズ人間だ。
「いいや?俺は何もかも平凡な
クズ人間でいい」
俺はこいつの声が聞こえる。きっと、生まれた時からずっとそうだ。くだらない『ふたり』意識に青春という大切な時間を奪われている被害者だ。
まあ、こんな僕らの平凡で中途半端な物語を読んでくれ。
「だからぁ!これは俺の物語だ!読んでください」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-17 17:46:31
5378文字
会話率:40%
中世的で可愛らしい男の子は、生まれた時から師匠と旅を続けている。
目的もなく自由気ままな旅だったが、アムブロジア王国のムスタヨケルの街でバイオレット・メイフェイア公爵令嬢に探されたことをキッカケに2人旅は終わりを告げる。
可愛らしい男の子
の本当の名前は、アイビー・ヴェルディグリ公爵令嬢。
アムブロジア王国の隣国、セルリアン王国ヴェルディグリ公爵家の愛娘になる。
アイビーが旅をしていた理由は、アムブロジア王国の陛下から身を隠すため。
アムブロジア王国の公爵家に見つかってしまえば、陛下に献上されるおそれがある。
師匠1人では守りきれないと判断し、ヴェルディグリ公爵家に帰ることになったのだ。
公爵令嬢に戻ったアイビーを待ち受けていたものは、家族からの溺愛、そして、カディス・ブル・セルリアン王子殿下と契約で結ばれた婚約だった。
可愛すぎるアイビーを守るため周りはあの手この手を考え、アイビーはアイビーで「守られてばかりでは」と奮闘するお話です。
のんびり進みます。
長編になる予感がしています。
頭が狂っている人が出てきますので15禁になります。
1ページ辺りの本文の長さは一定ではありません。
2,000文字を目安にできれば思っていますが、短くなったり長くなったりします。
平日に2ページ更新を目標に投稿していきます。
土日祝はお休みになります。
拙い文章になりますが、楽しんで読んでいただければ幸いです。
読みにくくならないように心掛けていますが、読みにくかったら申し訳ございません。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-16 12:10:00
450853文字
会話率:44%
魔王が復活すると勇者は生まれる。生まれた時から勇者と定められ魔王を討伐するために旅をする。そして、数年が経過し勇者は魔王を討伐した。
これからは勇者ではなく普通の人として幸せに暮らす。はずだった。
旅を終え故郷に帰ると村は変わ
り果てていた。建物は壊れ、人は死に、植物は枯れていた。
そして勇者は後ろにいた刺客に斬られ息絶えた。
しかし目を覚まし起き上がるとそこは、昔の故郷で……?
裏切られた勇者がもう二度と奪われない為に復讐を誓う。そんなお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-14 09:40:00
35703文字
会話率:24%
辺境の地に立つ巨大な塔、それこそが魔法『大国』アスラディアだ。国土が塔のみという超小国でありながら『大国』を自認することができるほど、アスラディアは大国に強い影響力を持っていた。その表向きの理由は全ての魔法石がアスラディアで作られていること
であったが、裏の理由としては『すべての魔法石がアスラディア以外では作られないこと』である。つまり、『魔法石の作り方』、そして、それを守り続けている組織『闇の魔』こそがアスラディアを大国足らしめている理由である。
『闇の魔』はアスラディアの有する公然の秘密、つまりはスパイ集団である。たぐいまれなる魔法石を操る能力の高さ、構成員の完璧な連携、そして敵に対する容赦のなさ――魔法石の作り方を守るためにすべての裏仕事を受け持つ彼らがいる限りアスラディアは難攻不落、決して落ちることはない――それが彼らの強さであり、誇りだった。彼らは閉鎖的なアスラディアを守るために命を削って働いていた。
しかし、アスラディア新国王は即位と同時に君主制廃止を宣言、そして魔法石の作り方を他国に公開し、対等な貿易の開始を宣言した! その結果、守るものが最早ない『闇の魔』はリストラされるどころか、容赦なく国外追放を言い渡されてしまう。
こうして『黒の魔』の長であるルイ・スタンレー・フォードは自身だけでなく、部下であるラウラとイライザにも就職先を斡旋しなければならなくなった。しかしメンバー全員、表に出せる経歴がない。つまり出せるものは、生まれた時からずーっと無職のまっさらな経歴書のみ! ただでさえ転職は難しい中、追い打ちのように謎の刺客に襲われたり、謎の魔剣と契約してしまったり、聞いたことない王国からの嫌な予感しかしない勧誘が来たりと、次から次へとトラブルが舞い込んでくる。
「我々はそれでも生涯雇用を目指す」
リストラされた最強スパイ達によるセカンドライフ冒険活劇、ここに開幕。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-05 17:04:41
23106文字
会話率:50%
30歳の公安刑事・**篠原 透(しのはら とおる)**は、三年前の都心での爆破テロで最愛の妻と幼い娘を失った。犯人は未だ捕まらず、公安内部でも事件は迷宮入りとして扱われ始めていた。
だが、透は諦めていない。
「人間は、生まれた時から死ぬ
ことが決まっているなら、どう生きて、どう死ぬかが全てだ」と、自らの命すら惜しまず、国家権力の闇にも手を突っ込む覚悟で、独自に捜査を続けていた。
ある日、公安に新たなテロ計画の情報が入る。それは、三年前の爆破と酷似した手口だった。透は、自ら志願してこの潜入捜査に加わる。そして明らかになるのは、ただの狂信者集団ではなく、国家の裏側と結びついた「利用されるテロ組織」の存在だった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-20 13:39:15
2809文字
会話率:25%
主人公は画家一家に生まれた。
生まれた時から絵を描き続け、
画家になれるように育てられてきた。
そんな主人公はある日突然、
絵を描くことにおいて1番大切なものを失ってしまう。
絵を描き続けたいと言う主人公の心の底の思いと、
辛い現実が交わり
,主人公が葛藤していく…
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-20 10:59:24
7568文字
会話率:26%
【あらすじ】
「「チェンジ!!!」」
アリシア・モーガン(7才)、ヴェルナルド・グンヒル(7才)は母親同士が親友の間柄であることから、生まれた時から幼馴染として育った。伯爵家息女、男爵家令息という家格の違いがあったが、母親達の意向で7才に
なったら婚約する事となっており、二人は幼いながらも貴族として当然と思い過ごしていた。しかし、婚約の席で自分達の前世が日本人であったことを突如思い出す。しかも、前世では血の繋がった姉弟だったのだ!『『魔法!貴族!異世界転生で弟(姉貴)と将来結婚!?倫理観と生理的に絶っっっ対無理!』』二人は慌てて婚約をしたくないと主張するが、ただの子供の癇癪と取り合ってもらえず婚約が成立してしまう。その日からあの手この手で婚約を破棄しようと奮闘するアリシアとヴェルナンド。ついには婚約が破棄されないなら『修道院に出家いたします!!』と宣言し、伸ばした髪を切り落としてしまうアリシア。覚悟を宿した幼子に根負けした両親達は、一つの条件を提示する。それは、「16才までに『真実の愛』を見つけること」だった!この世界では、真実愛する者が現れると、左胸に花の文様が浮かび上がるのだ。そして文様から本物の花が生まれ、愛する者に渡す神の祝福が得られるという。しかし、両親の言葉に二人は絶望する。『『恋愛対象年齢が年上すぎる!!!』』のだ。この日から、7才児たちの真実の愛を見つける奮闘記が始まった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-20 00:00:34
1120文字
会話率:100%
イケメンすぎて微笑むだけで男女問わずつきまとわれる天谷輝(あまやてる)は、他人と距離をおいて穏便な人間関係を過ごすことを目標に高校2年生のスタートを切った。だが、隣の席の無口で優等生で眼鏡をかけた地味系女子、荻野望生(おぎのみい)から今まで
に味わったことのない、冷徹で辛辣な対応をされ、望生を振り向かせることに躍起になっていく。何をしても響かない望生に苛立ち、居眠りをしている望生にいたずらをしようと眼鏡をとった時、望生の素顔を知ってしまう。輝はそれ以降、望生のことが頭から離れなくなり、望生のことを考えると心臓が高鳴る病気を患い、原因を探るため望生との距離を縮めていく。
一方、望生は、輝から嫌われるよう努力していた。生来、性別問わず誰からも好かれる容姿と性格を持ち合わせている望生は、生まれた時から他人の自分への好感度が何パーセントなのかが見え、自分に好感を持っている他人の声が聞こえた。その煩わしさから解放されるため、好感度も心の声もシャットアウトする眼鏡をかけて地味な容姿を心がけ、なるべく人と関わらないよう過ごしていた。
ところが、一番関わりたくない学校一のイケメン、輝に素顔をみられ、輝からの好感度が急上昇し、つきまとわれることに。
好感度を下げようと躍起になる望生だったが、輝の好感度を下げることは一筋縄ではいかず……。
振り向かせたい輝と、嫌われたい望生、2人の望みが叶う日は来るのか?
相反する輝と望生は、果たして恋に発展するのか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-18 09:00:00
24365文字
会話率:36%
生まれた時からとある施設にいた少年。幼い頃から実験され続け、感情を失いつつあった。それでも小さい時に見た本の世界が外の世界に広がっていることを信じ、今日もまたその時を待っている。
最終更新:2025-04-06 20:23:27
81547文字
会話率:58%