14ヶ月前、一夜にして月は砕かれた。
夜が明ける前には入れ替わるように大きく緑色の「月」が空の4分の1を埋めていた。我らの月の命日は空に穴が開いたような新月だった。
最終更新:2025-06-21 20:32:50
2465文字
会話率:0%
後漢末期、困窮した筵売りの青年・劉備は、飢えを凌ぐため、そして世直しを掲げる熱気に惹かれ、太平道(黄巾賊)に参加する。そこで彼は、教祖・張角と出会い、強い影響を受ける。
ふざけたタイトルと第一章ですが、真面目に三国志です。
史実に沿って
歴史は進みます。
劉備は天下統一しません。
完結保証。毎日更新でテンポ良く進めていきます。
しばらくは9時と16時の1日2回投稿していきます!
〜第一部:名を上げる旅〜
第1章:黄巾の風
黄巾の乱参加、関羽・張飛との出会い
張角「良いか、玄徳。わしは、人を騙しているのではない。」「民が希望を持てぬ世だからこそ、わしの言葉が響く。役人が信じられぬからこそ、民はわしに救いを求める。この世が病んでいるからこそ、わしが必要とされているのだ。」
第2章:流転と喧伝
反董卓連合軍参加。平原の統治。
劉備「み、見たか! 我ら三人が力を合わせ、あの呂布を退けたぞ!」
ハッタリで生まれた武勇伝。だが、それは、無名の彼らがこの巨大な連合軍の中で存在感を示す、最初の、そして奇妙な一歩となったのである。
第3章:徐州の風雲
徐州譲渡。曹操、袁術そして呂布。
陶謙「ならば、劉備。お前は、今日から漢室の末裔になれ。」「それが真実か否かなど、どうでも良いことよ。この乱世においてはな。重要なのは、『漢室の末裔、劉玄徳』という権威だ。その権威があれば、人が集まる。兵も集まる。お前がこの徐州を治める上で、それは必ずやお前の助けとなるだろう。良いか、ただの劉備では駄目なのだ。漢室の末裔たる劉玄徳になれ。」
〜第二部:寄寓と葛藤〜
第4章:雌伏の時
曹操・袁紹のもとでの雌伏。献帝との対面。
第5章:荊州の沃野
新野での駐屯。諸葛亮との出会い。
第6章:長坂の逃避、赤壁の炎
曹操軍南下。赤壁の戦い。
〜第三部:蜀漢建国と落日〜
第7章:荊州の基盤
荊州南部平定。拠点作り。
第8章:益州入り
益州攻略。蜀の国造り。
第9章:漢中王の夢
漢中王、皇帝即位。そして白帝城の死。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-21 09:00:00
207190文字
会話率:30%
「やぁ、こんにちは。小さなレディ?」
「今日はこの街で宿を探そう。」
その男は今日も仲間と旅をする。
その街の周りには盗賊が居るから行くな?
島国だからからは馬車では行くことのできない?
そんなことは些事でしか無く、彼らは行きたいところに行
き、仕入れたいものを仕入れる。
「どーじょ?」
そんな彼らはある日、1人の子供を保護した。
彼が増えたことでもっと騒がしくなる旅路。
何故か暗殺者に狙われたり。ヤバい組織にたどり着いたり、教会と敵対しかけたりと、たまに彼らを襲うトラブルは大きいけれど、彼らにとって大切なのはその日を後悔なく生きること。
周りの大人たちが過保護になったり、過保護になったり過保護になったりと、色々ぶっ壊れる時もあるが、笑いの絶えない楽しい旅路。
「さぁ、君も俺達と行こう。」
これは、1人の商人が作った商隊の、旅の記録である。
※物語スタート時点で商隊はほとんど完成しています。
主人公は子供を拾った方の男です。
極力投稿するようにはしたいですが、気まぐれな投稿に
なると思います。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-20 17:36:26
12131文字
会話率:68%
『災』という概念をご存じだろうか? 台風に地震、津波をはじめとする自然災害が絶え間なく、至る地域を襲う。そんな自然が織りなす脅威に、手を咥えて過ぎ去るのを祈るしかない、弱者である我ら人類は、太古からその存在を忌み嫌い続けている。
しかし、
この世界の『災』は、一般に知られる "災害" とは、意味が異なる。勿体ぶらずに結論を申すと『災』とは、即ち "地球維持装置" 、ある種の抑止力である。もし仮に、山の幸を貪り、破壊の限りを尽くす者がいたとしよう。その者は、地球からすれば害だ。そう判断が下されたのならば、山火事という名の火刑に処されることになる。要は、『災』とは天罰であり、災害が齎された地域は、自信の生き様を見直さねば、ならぬという戒めである。
その『災』という概念だが、強大な力を有するため、AIと人類で争うこととなった。この熾烈の争いが『災』に甚大な影響を齎したのである。
繰り返しとなるが、『災』は、地球を存続するための、害を排除するための装置。しかし、それが正常に作動せず、必要のない位置に災害が齎されたら、、、。それは『厄』と述べるしかあるまい。
『災』に不具合を起こした張本人である "黒光" (主人公)が、世界中に散らばった『厄』を取り除く為に奔走する物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-19 10:29:02
66027文字
会話率:15%
古代、旧文明時代。
人類種が世界の頂点にいたと錯覚していた時代、人類種は同族で争い、貧富の差、地位、名声によって、同族他者を虐げていたと言う。
政治は腐敗し、歴史から学ばず、過ちを繰り返し続けた。
世界そのものが破滅を迎える前に、7人の賢者
が集まり、中心となって、多くの人々と神を呼び出し、世界を浄化したと云う。
この戦いの中で、全てを滅ぼそうとする者たちが現れたという。
滅ぼすモノたちが魔獣などを生み出し、神の軍勢と戦い、劣勢になるや、亜人、魔人、悪魔、魔神を召喚したと伝わる。
そして、悠久なる時が過ぎた。
勝者は我らが偉大なる先達であり、愚者は地に堕ちた。
今日、我々があるのは偉大なる先達たちのお陰である。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-16 20:58:30
11052文字
会話率:48%
科学の力ってすげー!我らが機界の極東島国ニホンへ、魔法界の英国から平たく言うと世界征服を目論むイカれたお客様が来日。愛犬との下校中、運悪く親切心で日本語の不自由な不審者を助けようとした少年、雪川稔くんは奴に目をつけられてしまい、あれよあれよ
という間に事件に巻き込まれ魔法界で保護されることに。
保護と教育のため稔が放り込まれた先は魔法学校。
そこへ稔と同時期に魔法界のニホン極東島国ヒノモトから飛び込んできた子供達が3人。雷神の鬼様を始祖とする実力の伴うハイスペ厨二病患者鳴神くん、走る野菜達を従える|怪異《ホラー》解体業者ひなちゃん、見た目は仔ウサギ中身は鬼畜な戦闘民族春兎くん。
4人と1匹の極東島国からやってきた問題児共が巻き起こす、事件あり、成長あり、ちょっとホラーあり、ドタバタ青春スクールライフ!
入学当日に退学RTAしかけたり、クソデカホットケーキ焼いてみたくて自由研究でドラゴンの卵取りにいったり、学校の裏山にヒミツ基地つくったり、学校に潜む怪異に巻き込まれたり、おふざけが世紀の大発見に繋がったり。彼らは好奇心の赴くまま、彼らは悪意なくいたって真面目に、時にはクラスや寮を巻き込んで仲良く問題児やってら。みんな元気だね。
そんなわけで、まずは未来の問題児スットコドッコイ共のご紹介。
書き溜めてる分の更新ペースは3日に1回。
他サイトでも掲載してます。
執筆は主に花時雨。
一緒に考えてる人:菓氏さん折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-16 05:56:55
62369文字
会話率:56%
ある時代のある王国。
古くから政争を続ける二つの家にそれぞれ少年と少女が生まれた。
隠し持つ力は王家をも超えると目される大領主の子として生を受けた二人。
少年であるローレンは父に言われた。
「あの女を殺せば我らの勝ち」
少女であるカミラ
は父に言われた。
「お前の腹に王の子が宿れば我らの勝ち」
共に次代の後継者として相対する二人は生まれながら殺し合う運命にあり、それ故に互いを憎しみ合うことしか出来なかった。
そんな二人が辿りつく結末。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-14 20:42:55
89550文字
会話率:25%
目が覚めたらそこは異世界だった。
亜人と呼ばれる生物と人類が生存をかけて争いあう世界。文明もそこまで発展しておらず、娯楽も少ない。
これは、そんな異世界に飛ばされた二人の青年、柊木 彰【ヒイラギ アキラ】と東藤 環【トウドウ タマキ】。
そして、彼らを呼んだ二人の人物が織りなす物語。
一人は生存のために、一人は自分のいる場所を守るために。
それぞれが三者三様ならぬ四者四様の目的のためにひた走る。
異世界に飛ばされた柊木と東藤に与えられた加護。そしてそれをどう使うか迫られる選択。
「俺は、俺の目的のためだけに」
「俺はずっと変わらねえさ」
「僕はね、結構この世界好きなんです」
「いずれの世界に我らがあればそれでいい」
交錯する思惑で、彼らは何を見て何を選ぶのか。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-14 20:03:40
85800文字
会話率:49%
かつて猛威を振るった魔王とその一団。
しかしそれももうあれから何十年と前のこと。
魔王とその側近は消え、モンスター、魔族たちは我ら人間のための、ただの素材でしかない。
そんな中で一人別世界から現れた者、リク・レシオン。
何も知らぬ彼女に対し
、希望を見出す者。
容赦なく試練を課す者。
それさえも一興と考え観測する者。
彼女の身を案ずるのは自分だけ、そんな中で楽しく、おいしくやっぱり苦しい異世界。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-14 16:57:02
70551文字
会話率:40%
【中世ファンタジー + 太平天国 + クロックパンク + 農民の一揆】
聖なる法王、黄金の杖
騎士の王、銀糸の床
麦を蒔く者、麦殻を噛み
布を織る者、衣を持たず
イブとアダムが耕す時
貴族と紳士は高座に座すか?
妻を奪い、家
を奪い
両親を斬られ、血が流れる!
人頭は転がり尽きず
血の借りは血で返すのみ!
司祭を斬れ!法王を斬れ!
騎士を斬れ!王を斬れ!
あらゆる不正を斬り倒し
すべての冤罪を清算せよ!
我ら小民、豚羊のごとく
聖女を迎え、虐殺の時を待つ
聖女来たら、司祭はいない!
聖女来たら、王はいない!
聖女来たら、役なく!
聖女来たら、税もなし!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-14 12:00:00
127363文字
会話率:25%
今日も元気だ、旅カモメ
流れ流れて港町
いつまでたっても逃亡奴隷
たまにゃ羽でものばしたい
剣術道場にやってきて
きれいな娘と恋をした
剣士でスケベでお調子者の
我らがサムトー、今日も行く
最終更新:2025-06-11 16:43:00
824809文字
会話率:46%
牧野良平がYouTuberみたいなものと学校生活を両立するお話です
最終更新:2025-06-08 10:46:35
691文字
会話率:0%
かつて世界を恐怖に陥れた魔王、ディアブロは勇者によって討たれた――はずだった。しかし目を覚ましたとき、彼は見知らぬ異世界で赤ん坊として転生していた。
しかも成長した彼は、なぜか「聖剣」に選ばれ、次代の勇者として神託を受けてしまう!
「…
…え、俺、元魔王なんだけど?」
世界を滅ぼした存在が、今度は世界を救う勇者に?
復讐?支配?それとも平和?
自らの正体を隠しながら、勇者として魔族討伐に乗り出す元魔王。
だが、魔族たちからは「我らが王よ!」と跪かれ、人間たちからは「救世主だ!」と崇められる始末。
魔王としての記憶と力を持ちつつ、勇者として生きる道を選んだ彼の、
“最強で最もややこしい二重生活”が、いま始まる──!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-08 00:30:42
3472文字
会話率:31%
「汝(なんじ)、まだ気づいておらぬのか? この世界はとっくに危機に陥っているのである…」
「七つの深境(しんきょう)が世界を蹂躙(じゅうりん)し、境霊(きょうれい)が人々にもたらすのは悲鳴と死のみ。天災、人災… アンリエルと名付けられたこの
世界は、あらゆる災厄に満ち、もはや病は膏肓(こうこう)に入っている」
「されど、このすべては変えられぬことではない! 汝こそが――『終天』遠征団の団長たる者、異世界より来たりし旅人よ、汝にはこの世界を苦境より解き放つ力がある。我ら全てを団結させ、困難に立ち向かわせる力が… 汝こそがこの世界の希望(のぞみ)である!」
「されば、頭(こうべ)を上げよ。そして苦難が紡ぎし荊棘(いばら)の地より立ち上がれ! 我らと共に、この世界を救わん!」
眼前の意気軒昂(いきけんこう)な少女が言葉を終えるより早く、彼女の頭は分厚い本で「ドン!」と殴られた。コツンと瘤(こぶ)が頭に浮かび上がる。
「コンスタンティン、ふざけるな。お前はいつも周りを振り回して…」
「アンジェリカ、もう少し団長と話させてくれよ~」
「アンジェリカの言う通り、早急に出発すべきだ」
「ルシカ、なぜ貴様まで…ぐすん…」
ああ、頼りない連中だが――どうやら今回の旅路は長くも甘美なものになりそうだ。
「世界を救う? いや、そんな大げさなものじゃない。ただ…救うべき人々が……少し多いだけなのだ」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-07 15:11:54
3546文字
会話率:23%
ここは科学技術と魔法技術が混在する世界。そこには多数の異界への入口が繋がっている、トラブルの絶えない場所である。
そんな中、この世界には1部の能力が秀でた能力者が存在する。総称して『狭間の守り人(チュトラリー)』。
彼らが自分自身
の能力を制御するという名目で通っているのが各狭間の入口が集中した場所に建てられた全寮制の『舞闊響轟校』。
これは写真が大好きな狭間の守り人である少年、四國瞳を中心に起こるトラブル満載な学校生活を描いた物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-01 16:55:09
92635文字
会話率:44%
木内雅也は、地元の高校へ進学した。1年2組の教室に入った雅也は、中学からの友人がクラスメイトになっていたことに安堵したが、よく見ると40人というクラスの中で女子は、たったの7人しかいなかった。男子33人、女子7人というアンバランスなクラスの
一員となった雅也にとって、クセの強いクラスメイトとの慌ただしくも賑やかな高校生活がスタートしたのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-01 16:05:14
69242文字
会話率:55%
名家の生まれの真理愛の特徴は、何をやっても「そこそこ」で終わること。両親、そして自分自身が真理愛に期待することを辞めて久しい23歳のある夜、異世界から真理愛に呼びかける者がいた。
「救国の大聖女さま、我らをお導きください……」
かくして無能
な真理愛は聖女マリアと相成った。
慣れない世界で、マリアの支えになってくれたのは青年クリス。2人は確かに惹かれ合うが、もう1人の大聖女の存在と王政国家のしがらみが、2人の恋を許さない。マリアは、新たな居場所で何を救えるのか。
聖女マリアは逃げだした。されど聖母はもう逃げない。
※しばらく連続投稿します。30話ほどで完結予定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-30 18:44:43
80211文字
会話率:44%
ある日、大学生の高宮拓真は下宿先にいる所を突然、警察に逮捕される。容疑は強盗だった。彼を取り調べた刑事の勝俣は自白を得るため、拓真をあるゆる手段を用いて追い詰めていく。しかし、それは拓真にはまったく身に覚えのない罪だった。
なぜ彼は無実
の罪を着せられたのか。彼はどういう人生を歩んできたのか。これは人間にとって、もっとも大切なものは何かを問いかける究極の物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-26 01:28:59
24214文字
会話率:0%
「お前をこの世で一番輝かせられるのは俺しかいない!」
劇団サークル『かぶらぎ座』の座長兼脚本担当の冠城ツバサは、今年も新入生募ってオーディションを開催することに。癖の強い新入生たちの中に紛れていた一人にツバサは圧倒されて──?
最終更新:2025-05-25 22:25:43
12657文字
会話率:36%
『魔王戦隊ダークトリニティ』
― 正義が正義である限り、“悪”は立ち上がらなければならない ―
異世界ノクタリア。
闇と魔力に満ち、人知れず悪と共存してきたこの世界に、突如として現れたのは――
地球から来た「聖断戦隊ジャスティスフェイス」
と名乗る“正義”の戦士たち。
彼らはこう断言する。
「この世界は、悪で染まっている。我らが浄化し、正しき秩序をもたらすのだ」と。
だが、その正義は、村を焼き、声を奪い、色を消していく。
それは、価値観の押し付けに他ならなかった。
その侵略に、かつて“正義にすべてを奪われた者たち”が立ち上がる。
炎の魔王・グリム。
氷の賢者・ネビュロス。
幻と毒の舞い手・ヴェルミリオン。
彼らは「魔王戦隊ダークトリニティ」を名乗り、“悪”を背負うことで、自由と表現、そして多様性を守る道を選んだ。
信じる者同士が刃を交える、“正義 vs 正義”の戦い。
そこに真の悪は存在しない。あるのは、信じる道を譲れなかった者たちの衝突だけ。
魔王戦隊は問い続ける。
「お前の正義は、誰の声を黙らせた?」
これは、
“正義”に苦しめられた者たちによる、
“悪”を演じる覚悟の物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-25 16:27:47
202335文字
会話率:30%