エリートサラリーマン善哉薫(ぜんざい かおる)はある日、人事部長の引き篭り息子を社会復帰させるよう言われる。いやいやながらも努力し一時行方不明となった息子を発見したその瞬間、光に包まれる二人。
ゲームにのめり込んだため高校にも登校していない
東出忠臣(ひがしで ただおみ)。ある日オンラインゲームの発売日店舗限定得点を得るために家を出ることにした。やっとゲーム&得点を手にしたところで突如見知らぬ男に声をかけられる。その瞬間、光に包まれる二人。
気づいたときに二人がいたのは<自称正統皇太子フィリル・ド・マルシャーヌ>の御前であった。
内戦中の帝国に転移した二人。後ろ盾も、財力も、高い正当性もないフィリルとその政府のために、ほかの政府と、はたまた軍閥と、介入してくる隣国列強たちとどう交渉し、勝利を勝ち取るのだろうか。
相容れぬ二人の不本意な共闘による経済、政治、軍事闘争が今始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-02-12 01:50:02
11230文字
会話率:27%
名無しの権兵衛様へ
俺の彼女は、勇者様です。
愛しき勇者様曰く、異世界にいた頃はブイブイ言わしていたみたいです。
世界征服を目論む魔王を倒し、それと同時に人間達に平和が訪れ、勇者様は誰からも尊敬される存在になったそうです。
容姿も完
璧な勇者様は、まさに女神のように崇められ、人間だけでなく魔族からもアプローチされるみたいです。
ただ俺から言わしていただくと、勇者様は痛い子なんです。
彼女は、世界は自分中心に動いていると考えているからです。
この間も、街の人達を生きる底辺、王様の事を偉そうな糞袋と罵っていました。
とは言っても、流石は魔王を倒した勇者様。
全てのステータスはカンストしていて、多くの魔物を倒したという実績もあるので、残念ながら実力は本物です。
正に生きるチートです。
勇者様の固有スキル「あんたのものは私のもの、私のものは私のもの」によって、相手の長所を奪うことで、技を覚えたり、カンストしたステータスでもプラスαで成長し続けることができるそうです。
正にチートの中のチートです。
更にめんどくさい事に、勇者様は癇癪持ちです。
気に食わない事があると暴れまわり、城や山などを破壊してしまったそうです。
現に俺も何回か肋骨やられました。
正にチートによる荒らしです。
そんな勇者も今では、こちらの世界で俺と2人暮らしをしながら同じ高校に通っています。
常に核弾頭を背負って生きているような人生です。
ある日、嫉妬に狂った勇者様によって、魔王から奪った固有スキル「お前なんか魔物になっちゃえ!」により、俺はサキュバスに変えられてしまいました。
元に戻るには、勇者様に触れ続けなければなりません。
つまり、一生勇者様から離れなれなくなりました。
今も勇者様にご奉仕しながら、この世界で生きています。
梅桜椿(うめざくらつばき)より折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-12-20 16:54:43
21143文字
会話率:33%
1年前に世界は崩壊した
それは世界を触媒としまた別の世界を召喚する事により生じた大規模の再構築によるものだった
人類のその殆どが大災害によって滅び数を減らし今となっては絶滅危惧種となった
人以上に数を増やすのは異形の生命と人の形はし
ているが異能の力に囚われた別の何かだった
その異形がまみれた世界の中で絶滅危惧種のうちの一人である純粋な日本人 田村 ユウジはとある出来事から旅をする事にした
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-10-31 05:00:00
35952文字
会話率:61%
血で血を洗う修羅の国があった
幼い頃から訓練という名の地獄による強化
腕力といった力、洗練された技量による技
死をも恐れぬ為に死人になる気位
全てを戦に特化させる為に鍛え上げた兵は10の歳で戦場に駆り出される
とある戦にて齢14の戦
人が出陣した
名は鬼柳(キリュウ)
名の通り鬼の様な武力を持つ彼が戦に加算すれば戦況は一気に変わると言われる程の武勇を持つ
そんな彼に悲劇が訪れた
結果敗戦した戦の引き際、謎の黒い霧に包まれこの世から消えてしまう
気が付けばそこは異世界
人間、亜人、ドラゴンといったモンスターが当たり前の様に存在する奇妙、珍妙な世界だった
そして、そこで出会う新しい仲間
それは世界を救う旅をしている《勇者ロイン》と呼ばれる自分と同じ年の少年とその仲間だった
これは異世界の危機を救う為
仲間と共に苦難を渡り
仲間との非難を乗り越えて
友情に恋愛、ライバルとの出会い!
そして、全てを乗り越えて魔王との決着を果たすエピソード!
…ではなく
時は今頃の最近
魔王新略を阻止して早8年
異世界の中心国である王都《アルテラ》
そのアルテラの中心から少し離れた商売地の裏にて佇むお洒落な喫茶店《 if》
そしてそこのオーナーである鬼柳!
これは世界の平和をもたらした英雄達のIFの物語である
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-03-05 18:51:10
12430文字
会話率:62%
名前の無い町で暮らす異能を持った名前の無い少女の日常物語。名前の無い町で、いつものごとくの日常を送っていた中学三年生の少女は、ある日ひょんなことから一人の名前の無い小学生と出会って………?
異能を持った名前の無い町の住人達と、彼女はどんな物
語を織り成すのか。現実世界と言えば現実世界の話だけど、そうでないと言えばそうでないかもしれない。そんな曖昧な世界観。とりあえず異世界と言うほど異世界でもありません。
ぶっちゃけ思い付きで書いているので落ちまで話を考えていません。オリジナル小説はこれが初めてですし、ハーメルンで、他にも書いてるので亀更新になると思いますが、何卒よろしくお願いします。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-05-05 12:19:40
5851文字
会話率:28%
よくある話。
学校に一人はいる名無しの権兵衛。
そんな男がある日突然自身が愛してやまないゲームの世界へ?
最終更新:2018-03-06 11:52:01
2069文字
会話率:13%
時雨暁人(しぐれあきと)はドールが大好きな高校生。
今の状況を変えたくて暁人は、母親の実家である祖母の家に暁人は高校3年間を過ごすとにする。
祖母の家で出会ったドール。そのドールは僕に語りかける「私を普通の人形に戻して」と。
最終更新:2017-03-06 13:12:11
2854文字
会話率:44%
小説家になりたい。
俺がそんな夢を抱いたのは、いつの頃だったか。
漠然と何かを書きたい衝動だけはあったが、今まで何一つとして小説を書ききったことはない。
だが、今日からは違う。違うつもりだ。
高校一年生の春。
今日、俺は文芸
部に入部届を出す。
部活棟と呼ばれる、旧校舎を改修した古い木製の校舎。その中の、文芸部の部室の前に俺はいた。
扉を開ける。すこし立て付けが悪い。
髪の長い女が一人、椅子に座って本を読んでいた。扉を開けたことで、彼女の視線が手元の本から俺へと移る。抜けるように白い肌が、制服の襟口からこぼれていた。
「誰だ?」
女にしては少し低い声。
ぶっきらぼうで、まるで男のような口調。
「あ、あの。俺、入部希望の者です」
「そうか。では、入部届を出せ」
俺は彼女になんとなく気圧されながら、言われるままに鞄から手渡す。
部室内を見渡す。本棚と、それを埋め尽くす本。それと、パソコンが2台。そして原稿用紙と万年筆、辞書。
中央にあるテーブルを除けば、部室というよりも書斎のように感じた。
入部届をしばらく見つめた後、彼女はそれを机の上に置いた。
「私は神岸しほり、2年だ。文芸部部長をやっている」
「文芸部へようこそ、未来の小説家クン」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-09-30 19:00:00
3344文字
会話率:50%
架空戦記創作大会2016春 参加作品です。
最終更新:2016-05-01 00:00:00
1992文字
会話率:0%
二人の男女が襲われている。それを助けた男は名前を聞かれて「名無しの権兵衛」と言った。唖然とする面々をよそに男は至って平然としている。その正体とは!?。そして、この男にも背負わされた罪があった。それは、父殺しの罪であった…。
最終更新:2015-02-10 21:58:55
11438文字
会話率:67%
彼女の欲しさにVRMMOを始める主人公。名前はまだ無い。ゆっくりまったり、デイヴァイススオンラインの攻略を進めていく。チート、俺TUEEEEEなどの憧れを元に進めていくが所詮はゲームだからチートバクは運営と言う名の悪魔に消されてるから『基本
』は無いのよね。デスゲームになるかもしれないしユーザー不足でゲームがなくなるのかもしれない。作者はネーミングセンスがゼロなのでゲームキャラ以外の登場人物の名前は出さないよ
『大儀い』とは、めんどくさいという意味です。読み方は『たいぎい』です
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-03-22 23:00:00
17657文字
会話率:39%
子供たちが「戦争」を知らない時代。世界中から優秀な子供たちが集められた学校『学園』があった。『学園』は物語『金色の薔薇と影』のモチーフとされており、生徒たちは物語に登場する『金色の薔薇』に自分たちを重ねて、自分たちを「薔薇」と呼称していた。
そんなある年に、自分を『影』と名乗る生徒が入学した。すると、平穏だった『学園』に暗雲が立ち込め、『学園』を舞台に『金色の薔薇と影』のように失踪事件が起きる。一体、『学園』で何が起きているのか?『学園』に入学した女子生徒が《真実》を追う、学園サスペンス。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-04-01 18:45:08
59127文字
会話率:30%
ちょっとした実験作。地の文なし、会話文のみで書いてみました。先輩と後輩、夏の終わりに。
変態チックなハイテンション先輩と、常識人のダウナー系後輩が繰り広げる夏論争。お楽しみくだされば幸いです。
最終更新:2010-06-29 21:03:37
2391文字
会話率:100%