戯れに記されたその世界の名は──オブリディア。
それは、漆黒の魔女が紡ぐ幻想物語。
虚構と現実が重なり、複雑に連なって混ざり合う世界で人々が織り成す理想を追い求めて描かれていく。
世界の外側にある生死の境界の館で、一人そのペン先を走らせ魔
女は静かに笑った。
これは夢に見るほどに恋焦がれ、尊き理想を奪われた愚かな女による空想叙事詩である……。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-05-23 12:39:55
600文字
会話率:0%
世界の外側を語る「真実」と、空の向こうを目指す「希望」
お互いを唯一の拠り所とする2人の少女の、静かで透明な物語
最終更新:2017-11-10 10:12:28
3052文字
会話率:55%
ある時、世界の外側に生まれた『自分』と『誰か』。
大いなる力を持った二人は、成長することも老いることもなく、静かに時を過ごしていたが、人間が人ならざる者達と邂逅したのをきっかけに、『誰か』も人ならざる者達と関わりを持つようになる。
やがて人
間は人ならざる者を「魔」と呼び、滅ぼそうと侵攻してきたが、『自分』の力の前に撤退。
人ならざる者達はその庇護を求めて『自分』と『誰か』の配下になり、人間の前に姿を現した『自分』と『誰か』はそれぞれ、『魔王』と『神』と呼ばれるようになるのだった。
これは長い時といくつもの世界の境界を超える、引きこもりのツンデレでSな魔王と優柔不断のデレツンでMな神の恋に似た物語ーー。
『幽霊王女と優しい殺し屋』(http://ncode.syosetu.com/n6808cu/)と『communio』( http://ncode.syosetu.com/n0262eg/)、『碧玉寺へようこそ!』(https://ncode.syosetu.com/n2906ex/)に登場する魔王が主人公(の一人)であるスピンオフ作品です(世界観がリンクしているだけなので、他作品を読まなくても特に支障はありません)。
神も魔王もチート系主人公なのに、バトル要素はあってもおまけ程度でしかない日常系の物語なので、一風変わったチート系主人公の物語を読みたいという方はどうぞ(一話完結型の物語なので、気が向いたらまた中盤のエピソードを追加するかも知れません)。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-03-10 20:00:00
193644文字
会話率:19%
21世紀。〈第三次世界大戦〉そして〈アメリカ内戦〉世界的な混乱を経て、人類は完全情報化社会の構築と国家の枠組みをなくすことに成功した。しかし、世界を襲った大混乱の陰には、一人の男の影があったのだ。
最終更新:2017-02-11 03:39:21
1324文字
会話率:0%
「この世界の外側には誰かがいる」
最終更新:2016-12-19 02:11:15
597文字
会話率:58%
例えば、世界に外側があるとしたら。
十六歳の男子高校生・吏生(リショウ)は、平穏に暮らしていたある日の下校中、唐突に不思議な森へと迷い込む。
そこは世界が群生する『世界樹の森』。
吏生は元の世界へ戻れるまでの間、森を管理しているという組織
『次元管理委員会』に『迷子』として保護されることに。
そして元の世界へ帰る日、森で事故に巻き込まれた吏生は、フェンリルと名乗る一匹の狼と出会う。
その出会いをきっかけに、吏生は両親の過去を知ることになる。
「あいつもきっと、ある意味では『迷子』なんだ」
世界の外側で、自分の居場所を探す『迷子』たちの物語。
『世界樹の森』シリーズ第一作。
※本作は『カクヨム』にも投稿しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-09-14 10:59:00
137389文字
会話率:54%
例えば、この世界の外側が、別のどこかと繋がっているとしたら?
少々変わり者の両親を持つ男子高校生・吏生(リショウ)。平穏に暮らしていたある日、不思議な森へと迷い込む。その森は、そこに群生する樹それぞれが世界を宿す『世界樹の森』。
その森を管
理する『次元管理委員会』に就職することになった吏生は、そこで両親の馴れ初めや、母親とある狼の確執を知る。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-01-23 01:00:00
76045文字
会話率:57%
異世界に転移した僕がスマホを見つめると、そこには『電波状況最高』の表示!つまり、ちょっと前の表現だと『バリ3』だった。恐る恐る検索してみると、ちゃんと検索できた。ちなみに『異世界』は『人が世界を分類する場合において、自分たちが所属する世界の
外側。』のことらしい。うん、間違いなくここ異世界!なぜならさっそくエルフさん達が歩いてる!
しかも、充電の心配はいらなかった。僕は、とある理由で最新式の手回しラジオを持っていたのだ。これはスマホも充電できるスグレモノ!手回し充電5分で待ち受け30分できる!僕は、この手回しラジオを今日もくるくる回し続けて無双する!!
【日間ランキング25位達成!!】
【120万PV突破!!!!!!!】
著/イラスト なかの折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-03-21 15:22:55
126848文字
会話率:32%
「人間は、この世界において、究極的には、三択の存在性を強制される」
怪物になるか?
神と世界に従順な、無我の境地に至るか?
世界を否定し、観測者に至る為に、死者として、死ぬか?
怪物とは説明不要の怪物だ。
神の使途とは
、幸福を無価値とし、この世界を救い尽くすために、
神の如き無我、世界と一体になったかのように、
神から与えられる、神秘そのものを備えて生きる。
死者とは、一概には形容できない。
第一に、あるいはの疑問だが、
死んで、存在が無の状態で、生きるれるか?
疑問に思うかもしれないが、そのような存在性の矛盾が、両立する。
死者は、その存在性が、世界と、そこで生きる生者によって、完全に保証されているのだ。
特に、世界に存在する観測者は、世界を拒否した、いわゆる自殺者、そのような存在を優遇する。
一切の神秘を与えられなかったからこそ、世界の外側に位置する”観測者”に選ばれるし、含まれるのだ。
観測者とは。
この世の神秘を認めず、そのように見えるものがあれば、すべからく暴き散らす。
己の視界に映る遍く不可思議を、否定する。
その為に、己から溢れる既知感を駆使する。
世界が未知感、神秘という、無限大のリソースを行使するなら、観測者はその対極。
未知を初めからの既知に収めるように、知恵の奔流、観測者特権と呼ばれる”魔法”、それを迸らせるのだ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-01-11 04:29:46
30393文字
会話率:33%
神代縁は自らのことを最低の人間だと思っている。
壊れたものや壊れそうなものを見ると、それを美しいと思う。
それが例え人間であっても──そう思う。そんな感性の人間だからだ。
だからこそ、というべきだろうか。縁はとある妄想に囚われていた。
自ら
の感性に相応しい真性の化け物になりたい、と。それが縁の本当の望みだった。
そして、縁は自らを化け物とするかもしれない可能性に出会う。
それは、異常保菌者(バグ)と呼ばれる存在だった。
この世界のバグと出会い、縁はこの世界の外側から、自らの意志を世界に介入させる能力を得る。
そして、その能力を持つ人間が逸人と呼ばれる存在だと教えてくれた水城鏡という女性に案内され、異常保菌者対策室と呼ばれる組織へと縁は身を投じる。
縁はその組織の中で、当たり前の人間としての温かさに触れた。
けれど、それはひとときの安息に過ぎず、縁は自らの中にある獣性を満足させることもなかった。
その獣性が度々顔を出しても、それをまるで怖がらない鏡に縁は不満を感じていた。
しかも、その理由が人間として信用できるからだ。それが、とても、縁には不快であった。
けれど、鏡を狙う異常保菌者、尾賀龍也が鏡の近くに現れたことによって状況は一変する。
鏡の養父であり、その親心から鏡が一人でも生きていける力を付けさせようと異常保菌者の能力に縋った龍也。
その存在の禍々しさに戦慄しながらも、鏡を守るために縁は異常保菌者になりかけている龍也と戦う。
戦いは苛烈なものとなり、縁は龍也を倒すことが出来ないことを知る。
そして、縁は自らの名前ともなった人と人との繋がり、それを断ち切る力を手に入れたことによって状況を終わらせる。
けれど、それは自らを慕ってくれた鏡との縁を断ち切ることでもあった。
それを覚悟して、縁は鏡に自らの能力によって作り出した武器で鏡を貫いた。
それは自らの中にある獣性と再び真正面から向き合う日々の始まりであり、縁は精神が摩耗していくのを感じていた。
かつて自らが浸っていた幸福というものが、如何に自らの獣性と向き合うこの日常の中で大切なものなのかを知った縁。
そんな縁に対して、世界は皮肉なプレゼントを用意していた。
逸人としての力によって、自らを救った存在との出会いを求めていた鏡との再会。それを果たし、縁は自らの中にある心を吐き出す。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-07-12 08:06:17
128046文字
会話率:33%
能力を失った元能力者・皇恭一郎は自らを中ニ病だったと思い込み、能力のことを忘れるべく恋人になった小日向千佳との日常に馴染もうとしていた。しかしプールでの出来事を皮切りに、恭一郎の日常は超常に侵蝕されていく。
その原因「世界の外側」から襲来し
た黒幕アウトサイダーの真意は恭一郎と融合することだった。アウトサイダーは多次元宇宙の上位世界から恭一郎たちの物語を「読み」、千佳に恋をし、彼女と結ばれることを願って物語への参加を目論んだのである。
脳腫瘍を患った恭一郎との融合を企むアウトサイダー。しかしアウトサイダーは自らのミスにより恭一郎の能力「確率変動」を復活させてしまい、融合を果たせず沈黙する。恭一郎の夢に現れたアウトサイダーは恭一郎にこの世界の秘密を語った。この世界はアウトサイダーが創った複製世界だというのである。脳腫瘍の治癒と交換に融合を求めるアウトサイダー。恭一郎は融合を拒み、病院での治療のため高校を休学することを決意した。
だが入院前の思い出作りに夏祭りへと繰り出した恭一郎を「世界の外側」からの刺客、懲らしめの天の使い・懲天使が襲う。懲天使たちはアウトサイダーと重なった恭一郎を襲うが、千佳を初めとする知己に憑依したために恭一郎には手が出せなかった。アウトサイダーは懲天使ごと千佳たちを殺してその後で蘇らせれば良いと告げるが、それは恭一郎には到底受け入れられない案である。激怒する恭一郎だったが、懲天使たちの捨て身の猛攻で千佳が致命傷を負った時、恭一郎はその助命と交換にアウトサイダーとの融合に応じた。
その時、恭一郎の防衛本能が融合に干渉する。無意識に発動した「確率変動」の影響でアウトサイダーの自我が恭一郎の自我に飲み込まれたのであった。アウトサイダーの能力を吸収した恭一郎は千佳の命を救った上、彼女に憑依した懲天使を分解・再構築して造物主となった己の眷族に転生させる。
恭一郎は千佳との連携で懲天使たちを死なせずに撃破した。恭一郎と千佳はアウトサイダー亡き後の世界を管理する宿命を負って日常に帰還する。
そしてふたりは改めて互いに互いを最良のパートナーであると認め合うのであった。
(第6回京都アニメーション大賞投稿作品)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-06-22 20:12:59
63472文字
会話率:53%
気づけば青年はかつて誰も到達したことのない世界の外側「アカシャ」に居た。少女は待ち望んでいた内側の世界からの来訪者に世界の調律役を押し付けて、世界が終わる前の最後の楽しみを満喫することにした。幾多の世界は摩耗し、神と呼ばれる存在はもうアカシ
ャに住まう少女だけになってしまったのだ。摩耗する世界の新たな神となるために、青年はアカシャからの使命を果たしながら少しずつ世界を再生させようと考え始める。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-05-11 20:08:44
18500文字
会話率:51%
病気や傷は一瞬で治り、犯罪を起こす人間の脳は操られそれを止められる。
誰もが幸せなこの世界をたった一人嫌っていた主人公はある事件から、その世界の外側で生きることになる。
彼は、彼だけのやり方で世界に抗い続ける。
問い続ける、この世界が良い
のかと。
※他サイトでも公開中折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-02-22 21:09:59
16845文字
会話率:46%
世界の外側を覗いた狂人と狂人の会話の記録
チャット形式
最終更新:2015-02-09 14:54:11
1862文字
会話率:0%
――僕は…僕は最強なんだ。
世界の外側。それは地球の人間の云う異世界とそれである。
そこからの侵略、600年前のできごとは記録媒体が残っていなくても証拠が大いに残っていた。
それは、東京の中心にある大きな門である。
奇妙な彫刻が施されている
解析不可能な鉱石の使われている異世界の産物であった。
人間とは一線超えた存在《自律思考的生命体》通称《ヒト》であるそれと、ある出来事がきっかけで同期してしまった少年――鴇朱康
そして、巨大宗教の教祖スメラギ・アリカと開いた門の中で不意にも出会ってしまった。
彼は600年前地球を護った組織《マクスカイア同盟》に恨みを持っているようで復讐をしたい様で大勢の仲間がいた。
康は自分の目的のために力をふるう。
そして、見つけたのが放置された古代の都市で康は成り行きでそこに国を建てることとなった。
思うよりも国の運営は簡単とはいえず、反逆者も現れてしまった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-11-03 20:10:16
44026文字
会話率:31%
この世は7つの世界と8柱の神によって治められていた。あるとき7世界の外側から8柱の神が現れるそれらは人間も巻き込んで争い始める、地上では人間同士が争い、天では神がぶつかり、次元の狭間ではそれぞれの神の長がぶつかった何度かのぶつかり合いののち
2柱の神は姿を消した、残された神は争いをやめそれぞれの世界に人間を引き連れ帰っていった。神々は姿を消し人間たちは平和に暮らしていたそこに魔族が次元を超えて攻めてきたそれに対抗するために8人の人間が立ち上がりその8人を中心に人間たち団結し魔族を追い返すことに成功した。その後、8人によって艦隊とその候補生を育成する学園がつくられた、これは常識の通じない主人公が学園や世界を舞台に巻き起こす日常を描いた物語です。
処女作なので誤字や脱字があるかもしれません。おかしなところに気づいたら教えて下さい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-10-11 22:21:16
7659文字
会話率:64%
ある日、不思議な夢に誘われるように世界の外側にあるという不思議な図書館・ラジエルライブラリへたどり着いた少女・神田詩織。
紆余曲折の末、この図書館で司書見習いをやることになった彼女に任された仕事は、利用者さんのお悩み解決の手助け――レフ
ァレンスだった!
果たして詩織は、悩みを抱えた利用者さん達を笑顔にしてあげることができるのか?
これは司書見習いとなった少女の成長を綴った、ハートウォーミングおしごとストーリー。
*主人公以外の視点で進む話は、サブタイトルの後ろに◆とつきます。また、三人称で進む話はサブタイトルの後ろに☆がつきます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-08-17 13:11:48
178837文字
会話率:34%
世界の外側に生きる、本質に突き動かされた存在。願いを叶えたいと思う心が力となり、力こそが願いを叶える動力源となる。
最終更新:2014-04-19 09:40:41
2838文字
会話率:36%
高校一年の冬、折橋博信は木岐原時雨という奇怪な言動を繰り返す男と出会った。
身につけていると夢が叶うという『ドリームキャプチャー』
宗教団体『新緑の従者』の陰謀
木岐原時雨が主催するクラブ活動『スクライング研究会』
そこにはあ
りきたりでおぞましい思惑が飛びかう、歪んだ現実が広がっていた。
自らの現実を守るために、博信は“世界の外側”から自分達を見下ろしている存在たちの戦いの舞台へ身を投じていく。
※自サイトに掲載中折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-12-07 01:00:00
150585文字
会話率:38%
買い出しの途中で異世界リデアールに三日月影道は召喚される。影道も含め4人の日本人がリデアールに現存する国家の1つマクダウェル帝国に召喚された。リデアールでは世界の外側からの侵略者である大魔王軍との戦争の真っ最中で、多くの国が自国の防衛に聖
導の勇者を召喚していた。マクダウェル帝国もそのうちの一つである。召喚された異世界人はみな強力な聖導師の力をもつとされていたが影道は一人だけ聖導師としての力をもっていなかった。聖導師ではないならと城から追い出されてしまった影道は戦争のなか生活のため、日本に帰る為の戦いを決意する。
影道「この紫の木の実って食べても大丈夫だよな?」
おっさん僧侶「死にはしないわよ」
影道「いただきます!」
おっさん僧侶「・・・あら? 心臓とまってる?」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-12-01 18:00:00
6056文字
会話率:12%
とある都市、桜庭市。
そこは科学が発展し、その果てに人々が『魔法』を使えるようになった世界。
そこに住む少年、柏原隆太は超元気少女遠里ゆらと、苦労人北方カイと共に魔法について学ぶことができる学校、方舟学園に入学する。
それほど魔法に興味を持
っていなかった隆太は、ひょんなことから、世界の秘密を知る。
『そこにあるはず』という認識の世界の外側、少年は何を見るのだろうか。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-08-31 13:08:10
343145文字
会話率:47%