花火大会の夜、中学生の男女が経験した、優しくて、やわらかくて、愛おしい物語
最終更新:2016-08-09 00:28:58
3191文字
会話率:15%
僕は、夕暮れどきの駅のホームでその静かな男と出会った——。
医学生の「僕」、佐々山譲(ささやまじょう)とロットフォードの「私」、レヴィン・アンドリューズ。二人の前にはいつもチェスターコートの男が佇んでいた。憂いに満ちたうつくしいアンバーの瞳
を、やわらかく細めながら。
過去と現在が交錯する、静謐な幻想小説。
(2016/3/6完結しました)
カクヨムさんにも掲載しています。
https://kakuyomu.jp/works/1177354054880429293折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-03-06 10:49:16
54295文字
会話率:48%
2015年6月作成。サークル内で公開済みの物を加筆。
三題噺。お題「ポリデント」「包丁」「傘」
甘雨とは、烟る・けむるように、やわらかく、やさしく降り注ぐ雨のこと。
(出典:雨なんでもサイト――http://urx.red/s7tz)
最終更新:2016-02-17 00:06:20
2143文字
会話率:19%
俺は俺の親友を殺した。愛する彼女を手に入れるために。あれから時が流れ、俺は彼女にとっての一番近い存在になっていた。だけど、どうしてだろう。あんなにも嫉妬に身を焦がし、親友のことまで殺しておいても、未だ俺は彼女に気持ちを告げられずにいた。彼女
は今日もわらう。真実を知らずに、今日も俺にやわらかくほほ笑むんだ。その残酷な笑みですら、俺は愛しいと感じてしまい、また、恋をしてしまうんだ。許されないとわかっていても。
※他の小説投稿サイトで投稿していたものです。
そちらでの公開は今は中止しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-10-17 13:39:39
6620文字
会話率:18%
今年の風邪は質が悪い。感染から発症までがとにかく早くて、その上ひどく高い熱が出る。そんな病に罹ったまま、新納萩人は悪意めいた力により意識を喪失する。次に目を覚ました時彼が居たのは、魔術の横行する見知らぬ世界であった。
罹患中の風邪により
意図せぬ惨事を引き起こすも、萩人はその危地をまるでヒーローのような姫君、シンシアに救われる。
そのまま彼女の館で日を送る事となった萩人はシンシア付きの侍女のタルマや近衛兵スクナナといった少女たちと触れ合い、時に己の未熟さを噛み締め、時にお家騒動に巻き込まれ、時にもたらした病禍の大きさを思い知り、やがてただ仰ぎ見て憧れるばかりだったシンシアの、ヒーローの本当を、甘やかな軟禁生活の裏の真意を悟っていく事となる。
そうして時間を重ね、萩人は彼女らと厚誼を深め、やわらかく世界に馴染んでゆく。
だが数々を経て少しだけ大人めき、自らの足で歩き出した彼の前に、全ての禍根とも言うべきものが立ち現れて……。
得たものと経たものの全てでそれを乗り越え、彼は自分の生きていく世界を思い定める。
数字の横に※印がついている話にはイラストがあります。ご了承ください。
尚、最終話「病は君から その5」(こちらはgifアニメーション)のシンシアはつまようじ様が、「特別なんかじゃない その1」の三人挿絵は雪麻呂様が、目次下部の「これぞ表紙」と言わんばかりのそろい踏みイラストはなかづま様が描いてくださったものになります。
素晴らしい絵とその使用を快諾くださった御三方に、百万言を尽くしても尽きぬ感謝を!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-09-29 13:38:57
550389文字
会話率:33%
夫婦喧嘩から始まります。
最終更新:2015-02-06 00:00:00
211文字
会話率:70%
ゆれるようにやわらかく、不安定で残酷な。
のちに比類なき天才と呼ばれる少女の永遠の存在――”彼”との出会い。
最終更新:2014-09-18 20:56:50
3434文字
会話率:5%
まじめで堅い女の子と、やわらかく浮いてる男の子の話。
最終更新:2014-02-04 07:51:24
6506文字
会話率:65%
お月さまは、物語を持っていると思います。
最終更新:2012-05-17 10:01:09
261文字
会話率:0%
手紙を君に送った。僕は君を思い、そして隠す。
好意、表せない臆病な僕。
笑う、明るい仮面をつけた偽りの僕。
泣く、暗い仮面をつけた偽りの僕。
微笑む、心をやわらかくした一つの僕。
たくさんの僕が君へ送った一枚の手紙。たくさんの僕が書いた僕の
心。だから――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-05-09 18:17:04
309文字
会話率:0%
とろとろとしたオムライスはやわらかく湯気を上げ、ほんの少しだけ焦げ目のついた卵は、見るからにふっくらとしている。
我ながら素晴らしい出来だ。けれど、それを見た愛娘の反応は予想外だった。
一年ほど前に、「作家でごはん!」さんの鍛錬場
にて投稿させていただいた作品です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-12-14 20:11:20
2199文字
会話率:40%
両親を亡くし、親戚には裏切られ、挙句事故に会い全身の自由を奪われてしまった少女。全てに絶望し、自身を諦めていた少女。もう解き放たれたい…。そんな少女がなぜか気づけば異世界へ。しかも、身体は元通り。一度、絶望した少女の心はカチカチでした。でも
、異世界で出会う人々が、少女の凍てついた心を少しずつやわらかくしてくれます。少し魔法とかも使っちゃいます。よくある異世界トリップものです。自分が異世界もの好きのなので、よくある展開てんこもり、作者が好きなパターンいっぱいです、すいません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-05-25 20:56:51
13456文字
会話率:38%
水は私の体をやわらかくのみ込みました。
キーワード:
最終更新:2010-06-11 12:46:21
211文字
会話率:0%
きみとぼくのふれあいは、いつもやわらかくて、ココチよくて、ちょっとだけ、はずかしかった。でも、そんなきみも、もう、いない。詩かも。詩じゃないかも。詩ってなんだろう。たぶん詩じゃない。
最終更新:2008-09-25 00:33:46
684文字
会話率:0%
小学校最後の1年間の記憶を、あたたかくてやわらかくて、少しせつない思い出を。…時々、ふわりと思い出すことがあります。
最終更新:2007-10-03 14:19:19
9412文字
会話率:22%
はじめやわらかく、終わりは後味悪くなるのはホラー小説のならい。地方都市の田舎の山に短期バイトにきた僕。内容は産業廃棄物の不法投棄を監視するものだった。現地についてみると、さして危険な業務にもならない安堵感を抱く。しかし、日を進めるごとに、そ
の奇怪な現象に気づきつつ、それでもどこかなんとかなるだろうとう気持ちを持つのだが、気づいたときにはその土地に繰り返されてきた出来事に巻き込まれていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2007-07-11 13:34:31
47749文字
会話率:41%