家族との関係に悩む孤独な少女百合奈は、家族旅行で出向いた高原の森で、圭と名乗る少年と運命的な出会いをする。
それから3年間、毎年夏の夜に百合奈と圭は森で会って話した。
2人の交流は続いていたが、4年目の夏の夜、圭は『君の事を絶対忘れな
い』と言って、百合奈の前から消えた。
文字通り、目の前から忽然と消えた。
本来ならパニックになりそうなところを、百合奈は何故か、ああ、帰ってしまったのね、と受け入れた。
あり得ないような現象をどうして受け入れたのかわからない。しかし握りしめていた胸元の石がほんのりと熱を持っていることに、百合奈は気がついていた。
実は圭は膨大な魔力を使って時空を超えてやってきた異世界人だった。
一方、百合奈にも秘密があり、百合奈は自分自身を救うために、時空を超える決心をするのだった。
全5話予定です。
*
異世界転移がメインの話ですが、設定はゆるゆるです。
結果的に異世界転生になります。
異世界ではありませんが、生まれ変わりの記憶持ちが出てきます。
魔力を溜めて異世界へ渡る原動力にしたりしますが、そこら辺は本当にゆるい設定なので、軽い気持ちでお読みいただけると幸いです。
自死やナイフで刺されたりと、センシティブな表現が出てきます。苦手な方はご注意ください。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-15 21:00:00
26758文字
会話率:27%
上と下のみで構成される、短く、平和でほんのりとした、図書館が舞台のおはなし。
最終更新:2022-06-04 18:40:42
1048文字
会話率:14%
ひとつにくっついた耳を持つうさぎの話です。
ーー主人公はいつだって、運命を切り拓こうとする側。
ほんのりと絵本のような文体になっています。
お楽しみいただければ幸いです。
最終更新:2022-05-08 23:08:56
3435文字
会話率:28%
死期が近づいた風はほんのりと春の匂いがする。幼い頃に祖母から聞いたこの言葉が、『風の看取り人』として働く日々の中でふと頭をよぎることがある。
最終更新:2022-03-11 21:54:24
8520文字
会話率:45%
「僕には君だけしかいませんでした。君にだって、僕しかいないでしょう?」
珍しい黒髪の持ち主のディアーナは、意地悪な姉妹たちに虐げられながらも、必死で一家を支えていた。しかしある日、奴隷として売られることになってしまう。
そんなディアーナ
を助けたのは、ほんのりと狂気を漂わせる変人の青年、ラフィエルだった。
ラフィエルはディアーナを「女神」と呼び、何故か執着してくる。どうやら、ディアーナが黒髪であることに関係しているらしい。
時に優しく、時に強引なラフィエルに戸惑い、翻弄されながらも、ディアーナは次第に彼に惹かれていく。けれど、変人貴公子との恋は、一筋縄ではいかなくて……?
これは、変人貴公子に崇拝された不遇な令嬢が、自分の価値に気が付いて幸せになっていく物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-04 12:35:05
128285文字
会話率:46%
濃厚なミルクがふんだんに練り込まれたパンは、刷毛で塗られた溶き卵により艶々と太陽のように照り輝いており、絹のようにきめ細やかで、どんな高級羽毛布団よりもふかふか。口の中に放り込んだ途端、そのしっとりとした食感とほんのりとした上品な甘さの虜
になってしまった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-18 20:16:27
719文字
会話率:0%
短め作品集の「よっちゃんは悪くない」の登場人物が出ます。そちらを読まなくても大丈夫だと思います。読んでいただければ、嬉しいですが……
※ほんのりとBL♪
★エブリスタさんにも掲載しています。
最終更新:2021-12-21 21:00:00
5134文字
会話率:37%
薔薇が咲き誇り、ほんのりと華やかな香りが鼻を擽る。
さわさわとそよ風が木々を揺らし、木漏れ日が踊る庭園の端。
純白の四阿でお茶を楽しむ男女がふたり。
ここはとある伯爵家の庭園。
毎週行われる、婚約者とのお茶会。
無口な青年(コミュ症と恋
の病を患い中)と、麗しい少女(実は鈍感で結構ドライ)がお茶をするお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-08 16:12:49
7454文字
会話率:17%
技術の発展と共に変わって行く世界を旅する二人の冒険家が色々な人と出会っていくという、どファンタジーな物語の第二集です。古代文明とか秘密結社とか、そういう要素がほんのりと入っております。
第一集から読んで頂くとさらに有難いのですが、第一
集は別の作品にしてしまいました。「果てしない旅シリーズ」としてくくってあります。そちらもどうぞよろしくお願いします。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-30 17:21:17
74207文字
会話率:49%
聴覚過敏の少女が、土砂降りの日に、謎の生物と暗い少女と出会う。ただそれだけの、少し不思議なお話。
雨の夜道にて少女二人が出会うショートストーリーが読みたい、誰か書いてくれないかとのリクエストを見て即興で作った作品になります。なお、ハーメルン
にも投稿いたしますので、読みやすい方でお読みいただければと思います。
ホラージャンルにしてありますが、直接的な恐怖描写はありません。人によってはほんのりと感じる程度ではないかと思われます。どちらかと言えば、SF(すこしふしぎ)な物語になっております。
お楽しみいただければ幸いにございます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-27 18:03:24
9302文字
会話率:14%
今、俺、的場防人(まとばさきもり)は彼女と抱き合っていた。
消毒液のツンとする香りにほんのりと汗の匂いと少し甘い香りに。
授業中だってのに、なんで俺は保健室でこんな事をしているんだか。
かつての誓いを忘れたわけじゃない。病弱な彼女
を支えるのだと。
でも最近は恋人なのか恋人でないのか曖昧なこの距離が少しだけ苦しい。
今なら告白しても、いいだろうか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-05 16:03:21
6530文字
会話率:38%
高校生七瀬正人は、夜道に腹を刺され死んだ。はずだったのだが、魂が美少年ユリスの体に入り込んでしまっていた。ユリスにはやらなければならない使命があるらしく、正人は成り行きで協力する事になってしまった。仲間と友情を深め、謎を解明する冒険。
月
曜日更新
※ほんのりと同性愛を個人的に感じさせる描写がございます。苦手な方はご注意ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-17 12:50:17
12371文字
会話率:50%
100連勤を無事達成した仕事疲れからか、つい信号を無視してしまい、トラックに引かれたサラリーマン、赤城恵(ケイ)26歳。
気が付いた時には、目の前に金髪巨乳の神様が居た。
そこで“魔法創造”という超絶チートスキルを授かるついでに、“スマホ
”と“魔力無限”もゲットした赤城恵なのだが、“魔法創造”には赤城恵の中学時代の黒歴史が濃密に関連していた!?
しかし神様は、その事を伝え忘れていた。
神様「まぁ6年後でよいか」
その後、ユリスタシア・ナターシャちゃんとして異世界にTS転生した俺こと赤城恵は、そのチートで厨二病なスキルで様々な魔法を創造しながら戦い、冒険し、時には仲間を増やして、自身の内に眠る中二病に苦しみながらも新しい生を謳歌するはずなんですが、どうも上手くいかないようで……?
という感じのストーリーです。百合描写はありまぁす!
でも、ほんのりと出てくる程度なので、濃い目が好きな人は物足りないかも。
追伸:更新時間、再変更のお知らせ。20:00から21:00の間に投稿します。
登校日もとい投稿日は、最新話の後書きに記載するようにします。
体調によって変動するので、要チェック。
若き青少年や少女たちに配慮して投稿します。
内容? 気にするなって。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-11 08:00:00
1033331文字
会話率:36%
プロの小説家になるため、会社を辞めて執筆を続けていた三十路手前の冴えない男。高坂(こうさか)
筆が止まってしまったある日、彼は気分転換のために外出した先で、桜の木々をキャンバスに描いている女性──立花玲(たちばなれい)と出会う。
コ
ンテストに出すため二人で絵を描いているうちに、彼女に対するほんのりとした憧れと、人生に対する気づきを得ていく高坂。
だが彼女が語った内容には、幾つかの嘘がこめられていた。
これは、彼がひとりの小説家として成功するまでの物語。
※長編作品、バレンタイン・デイ(ズ)に登場してくるヒロイン、立花玲の過去を描いたifのストーリーです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-16 23:16:33
8060文字
会話率:28%
たまにはこんなの如何でしょう。
最終更新:2021-04-14 00:06:09
337文字
会話率:0%
静かな平穏に佇む、(社会的にはもう大人でよいだろう年齢だが)臆病で、精神は大人に成り切れぬ普通の少女(大学通い)の部屋の一隅に、どうやら昔から来たらしい、西欧出身でふわふわ髪の自然科学者さんが訪れてしまう連載。
あなたは一体誰なのかどこから
来たのか、やんわりと疑問を漂わせつつも幽かに温かい、平穏な日常の中の出来事。
のんびりほんのりと細々連載していきます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-15 19:17:50
42652文字
会話率:12%
主人公、大地の昨年のバレンタインの戦績は妹の慰めチョコレート1つ。
そんな大地が今年のバレンタインではなんと3つのチョコレート(うち一つは男子生徒の友チョコ)を手に入れた。
その上、バレンタインにチョコレートを捧げると送り主ともらい主を運命
の糸で結んでくれる神様『結糸(ゆいと)』まで現れて、大地の恋愛がついに芽吹こうとしていた。
それなのに、どうして誰がどのチョコをくれたのか分からなくなってしまったのか。
憧れのあの娘、妹の親友、それとも男友達?
三人からもらったチョコを前に、大地は苦悩する。
だけどこの3つのチョコレートにはある思惑が蠢いており……
大地は結糸の支えもあって、一つのチョコを選択する。
大地の運命の相手は誰?
結末はチョコレートのように苦く、ほんのりと甘い。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-25 00:01:11
8943文字
会話率:51%
父親の勝手な応募で旅に出ることになってしまったスマイル。指定された人を集めつつ魔王の城へと向かうが………指定された人が皆男!?しかも女王様が隠れ腐女子で魔法道具を使ってスマイル達を覗き見をしている!?皆性格はバラバラ、中には常に喧嘩をしてい
る奴らや、妙に仲が良い奴ら、べったりくっついてきたりする奴……もうBLの匂いしかしない…けど能力的に見るとこのチームは強い!!…ハズ。
※後から編集するかもしれません
※ほんのり、ほんのりとBL…
※pixivにも載せてます
※初心者です折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-18 20:40:38
60694文字
会話率:60%
自由を求めれば対価を要求される。たとえ一時の自由であっても。そういうほんのりとした、自然の怖さを込めた詩です。
最終更新:2020-12-18 02:17:48
409文字
会話率:0%
故人を迎え、もてなし送る『ホオズキ祭』。
かつては見送る駅が有名だったが、時代の流れと共に廃れていった。
今では寄りつく人のいない廃駅はホオズキの提灯にほんのりと照らされ、故人を送り出す。
ホオズキ祭で再会した元恋人。
元恋人の妹から渡さ
れたICカード。
忘れられずにいた感情が蘇り、元恋人も同じ気持ちで。
残された僅かな時間、お互いに望むのは「ずっと一緒に」。
ホオズキの提灯に照らされた道をただ堕ちていく。
握ったICカードの感触を確かめながら。
『夏のホラー2020』、『夏の光企画』参加作品です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-25 19:39:17
7068文字
会話率:22%