異世界の存在が知れ渡って久しく、あらゆる分野で現実の世界と異世界の二つにまたがった産業が隆盛し、それによってもたらされる恩恵を前提とした社会が築かれ、栄える時代。
ダンジョン配信者――現実世界とは異なるもう一つの世界に存在するダンジョン
と呼ばれる迷宮や地形を冒険し、その様子をインターネットで配信するその存在は、ただの娯楽を大きく超えて、新時代のエンタテイメント産業となった。
大手配信事務所に所属する配信者達が鎬を削るこの業界に、かつて無名の配信者として活動していた主人公一条寺直重(いちじょうじ なおしげ)は戻って来た。全く無名の新興配信事務所、その唯一の所属配信者として。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-04 02:06:29
285925文字
会話率:34%
時代が進むにともなって過疎化し廃村となって久しい村に、一柱のお狐さまが居ったそうな。
テレビは一応カラー、デジタルとかアナログとか何のことやらで映らなくなって久しく、そもそも電気も通らなくなって大分たつしラジオの電池が切れてどのくらいたつの
やら。
家電は未だ認識が三種の神器、とにかく時代に取り残されたお狐さま。
しかしまあ、とびっきりの美少女で。しかも分類的にはたぶん国津神だけど一応神様っぽい。
名前は未だないけれど、そんなお狐さまの下に突然現れたのはダンジョンゲート。
何かの祟りだと思って「ゲートそのもの」をぶっ壊したのが全ての始まり。
文明の進歩どころかダンジョンの発生でとんでもない変化をしていた現代社会に飛び込むことになったお狐さま「イナリ」の物語、始まります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-03 09:00:00
1020287文字
会話率:57%
変態ビルドと呼ばれるビルドを好む蛇ノ目碧は、ネットで知り合った友人に『リーヴラシル・フロントライン』というVRMMOに誘われる。久しくやっていないジャンルのゲームだったのもあって、彼はバイト代を貯めてゲームを購入する。
神と竜の戦争から幾星
霜の時を経た『リーヴラシル・フロントライン』の世界で、変態ビルドプレイヤーは自分だけの最前線を突き進む。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-02 15:27:53
262622文字
会話率:62%
太陽の沈まぬ帝国とまで謳われた、かつての世界最強国も零落して久しく、落日が万民の目にはっきりとしていた時代――
啓蒙派の開明君侯を父に、自由闊達に育った公女セシーリアは、姉シャルロッテの随員として、姉の婚約者である皇帝エルディナントが滞在中
の避暑地へおもむく。
ところがそこで告げられたのは、皇帝からシャルロッテへの婚約破棄宣告。帝妃となるべく徹底的に躾けを受けた、完璧な淑女シャルロッテを若き皇帝は敬遠し、奔放に振る舞う妹のセシーリアへ惹かれたのだ。
落ちたりとはいえ王の中の王、皇帝の求婚を断れるものではない。セシーリアはにわか仕込みのお妃教育を受け、礼儀作法もままならぬまま皇宮へ放り込まれる。
そこでセシーリアを待っていたのは、黄昏の帝室の旧弊さであり、落ち目の帝国をどうにか支えようと、冷たい糸を紡ぐ女郎蜘蛛のごとき太后ゾラとの確執だった……
※落日の帝国の花嫁として、政治への関与を禁止されているヒロインの視点で、異世界の19世紀風中欧・東欧っぽい地域の国際情勢の激動を描きます。ラヴ要素もあるけど、歴史と政治の話がかなり大盛りですのでご注意ください。めんどくさい部分を、ほどよく飛ばしながら読むのがオススメ(めんどくさいパート自体を書くの自重する、という選択肢はないのがこの作者)です。
※残酷な描写はありませんが、高校生以上を推奨する内容です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-30 07:00:15
305647文字
会話率:25%
西暦20XX年。人類は滅びの時を迎えた。衰退していく世界の中、周囲の人が死に絶えてなお生き延びた老人、大平晴嵐。文明復興の希望は絶えて久しく、彼も遂に死を迎えたのだが――これは、終末世界を生き抜いて死んだ男の、異世界転移譚である。
最終更新:2024-12-28 17:37:03
1314307文字
会話率:46%
姉とは久しく喋ってない。理由は特にないけど、姉弟なんてそんなもんだろう。と思っていたのに、本当の姉弟でないとわかってから、姉貴はやたらとそばに来るようになった。
最終更新:2024-12-11 12:33:11
3540文字
会話率:30%
主人公、『髙橋秀真』は不登校の引きこもりゲーマーだ。
学校へ行くこと自体が憂鬱で、中学1年生の途中から家に引きこもっている。
それ故に人と喋ることが非常に苦手。
一般的に『コミュ障』と呼ばれるやつだ。
高校1年生のある日、いつも通り家でゲ
ームをしていた秀真、その時いきなり一人の少女が秀真に会いに来た。
少女の名前は『十六夜瑠奈』、秀真が不登校のになって以来一度も会っていない幼馴染みだ。
秀真も瑠奈にたいしては心を開いているようで、ツッコんで、ツッコまれる仲だ。
そんな日の午後、秀真は十六夜家と久しく話していないことに気づき、さすがにまずいと思って十六夜家に訪問した。
瑠奈の部屋に上がらせてもらった秀真が見たものは、モニターに写し出される『配信終了』の文字。
問いただしてみると彼女は『VTuber』をしている、とのこと。
「秀真もVTuberしてみなよ!」
「……は?なに言ってんの?」
そこから始まる秀真のストリーマー物語
『コミュ障ゲーマーな俺がVTuber!?』
是非ご覧ください!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-27 12:10:00
19507文字
会話率:62%
僕は昔、Mr.ネガティヴというおじさんに会った。
Mr.ネガティヴは僕に罵声を浴びせ続けるパペット人形のような顔立ちの謎のおじさんだ。
これは、僕が久しくMr.ネガティヴ
最終更新:2024-09-24 16:33:14
5120文字
会話率:46%
ナーナティカとティトテゥスは双子でありながら、別々に育てられてきた。
思春期に初めて顔を合わせて以来、互いに競い合う関係だ。そうなって久しくして、国一番の学園に編入する枠に、二人は優秀者として選ばれ通い始める。
が、ティトテゥスが恋に落ちて
ポンコツになった。そして学園やその周囲で不穏な出来事が起き始め、事態に巻きこまれ首を突っこんでしまう。
色抜き歯形の呪い、バラバラ猟奇事件、それから……。
ナーナティカは平穏無事な学園生活を送り、優秀な成績を修めて帰郷するため、奮闘するのだった。
※)予告なく残酷な描写や虫などのセンシティブな表現が飛び出ます。苦手な方はご自衛ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-26 07:07:30
186135文字
会話率:41%
どこに書いてあった文章なんだろう
最終更新:2024-07-28 03:08:49
1252文字
会話率:34%
本格ハイ・ファンタジー・ジュブナイル。
ネトコン12に参加します。基本的に毎日夜20:10更新。
四季が定まらず入り乱れる世界。
常に秋の土地があり、その森の深奥に、
不思議な果実が生るという。
ユークレース国の国王は病に伏して久しく、
病状は悪化の一途である。その王を救うには、神々のものと伝えられる秋の地の果実、「奇跡の林檎」を手に入れる他、手立てはない。
その実を木から取れるのは、汚れなき乙女だけ。
ユークレース国の王女ラピスは、父を救うため、海の見える街から秋の地を目指し、ただ一人の従者の青年クエルクスとともに国を出立する。
魔法も呪術も今は古の力となり、二人にあるのは従者の些細な力だけ……。
いく先々の危険を乗り越え、王女は本当に父を救えるのか。
最愛の者のために、人はいったいどんな行動に出るのか。
これは、心優しき王女と忠義を誓った従者の新たな伝説の物語。
***
魔物やら、力強い魔法などは出て参りません。
ヨーロッパ風の世界で、姫とその従者の青年が、最愛の人のために冒険をします。姫の成長と、従者の誠意をどうか追ってください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-27 20:10:00
119845文字
会話率:42%
大陸から離れ大小の島が寄り添うように浮かぶ東雲列島。未だ魑魅魍魎がはびこるこの島は人間同士による群雄割拠も久しく鳴りを潜め、人々は天子を頂点とした朝廷による統治のもと大きな争いも無い平和な世の中を謳歌していた。
ここ中州国はそんな東雲
本島の中ほどに位置する国。風光る空のもと、天上に流れる少女は今まさに辺境の山地へと下り立とうとしていた。
――少女の正体と太平の世に暗躍する悪僧の淫謀とは? 中州国を股に掛け、少女と若き百姓兄弟達が繰り広げるてんやわやの珍道中。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-07 21:28:17
156381文字
会話率:57%
事の発端は、凡ゆる宇宙の消滅から。
誰も予期せず、気付くことさえ出来ずに多くが消え去って行くのみでは、その未曾有の危機に立ち会い、『抗う』と決意した"三つの世界"が『新たに世を創る大いなる神』へと変じた折に始まる。
即
ちも、物語の主軸は『三柱の大神たち』にあって、その内の一つ、後に『アデス』と呼ばれることになる神性。
とりわけ件の大神は『怠惰』と『邪悪』が変じた『暗黒世界の神』であり、世界の再生が始まって以降も変わらず、消滅の脅威が迫る中にさえ無気力な日々を過ごしていた。
しかし、ある日。
生来に持ち得た権能を利用して久しく闇に沈んでいた神の元へと、異なる大神に連れ立っては"見慣れぬ神"が現れる。
その名は——『女神テア』。
先の創世の時期には存在していなかった新顔の女神であり、曰く『自身のルーツを探るために大いなる神を訪ねてきた』と探究心に富む彼女との出会いは、後にアデスの心情を強く揺るがすことになる。
さる日々には『理想とは』を投げかけた彼女との問答——『探究をし続ける』と言って、"交わした約束"。
だがして、永遠に続くと思われた時の流れにも、二者の約定が守られることはなく——激しく勢いを増す消滅の波濤、急変する世界。
後に『世界』の『有る』か『無いか』を分ける大いなる戦には『勇気を持って脅威に立ち向かった女神』を含む諸神が失われ、存続の道を勝ち得ても失意に沈む世相。
しかして、喪に服するアデスでも、変化の潮流は否応なく訪れる。
静謐を望む彼の者に、『愛する子を失った悲嘆』によってかは『狂乱に荒れる神』と向き合い、時として『光と闇の対決』も経ては——新たに立つ勝者が『真なる王』の名乗りを上げ、平定した世を末長く温情に、見守らん。
(この作品は『小説家になろう』および『カクヨム』で同時に掲載しています)
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-27 18:06:36
259928文字
会話率:53%
聖国ゲフェンは、蛮国なる悪名を持つケイロンとの戦争に晒されている。自身より強大であるため押し込まれるようになってから久しく、ぶつかるたびに疲弊、消耗しているのだが、そんな当国にあって、希望とされるうら若き聖女がいる。名はリリー・アップトン。
またの名を「奇跡のリリー」。世界で唯一とされる回復魔法の使い手である。そんな特異性に恵まれたいっぽうで、その能力とまるで引き換えみたいにしてリリーが獲得できなかったものがある。睡眠だ。彼女は生まれてから一度も眠ったことがないのである――。
※「黒き邪心に薪を焼べろ~或る特級掃除人の堕天使化について~」と同じ世界の物語です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-26 22:24:16
4581文字
会話率:13%
父親と離婚してから久しく会わなかった元義母に喫茶店に呼び出された遥は、元義母の実子である悠生との関係を問い質されるのだが……
最終更新:2024-01-05 16:37:43
2303文字
会話率:43%
史上最も役に立たないビジネス講座誕生!
ある日、大学生になった売木のもとに、久しく会っていない曽祖父が家にやってくる。
何をしに来たと思えば「最近ビジネスを始めたが、全く上手くいかない」らしく貧困に喘いでいるそうだ。
手を尽くした曽祖父は
売木の元に相談を持ちかける
「すまぬ、売木の倅よ。ワシのビジネスをなんとかしておくれ!」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-17 18:37:49
9267文字
会話率:91%
[ある日突然、我が国の王が死んだ。]
それは、僕の家に久しく舞い込んできた知らせだった。死因は不明、遺体も見つからず、行方も知れない。にも関わらず、只今王家では次なる後継者を探すのに目一杯…。
王の従兄弟にあたる僕は、大まかな現状を理
解すると同時にその手紙を握りしめ、こうしてはいられないと直様家を出る。親はまだしもあの兄弟の事だからと心配を寄せ、見苦しい争いは辞めて話し合おうと向かったつもりが何故か巻き込まれてしまった僕。王の側近に使えていた執事に話を聞けば、どうやら各々ランダムに配られた任務を先にこなした者が、次の王として迎えられるらしい。その任務は親族全員分用意され、場所も環境もバラバラの様で。
そして与えられた任務がコレ。僕は今、知らない街に来ていた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-24 12:46:15
20313文字
会話率:58%
守屋 慶(もりや けい)は、高校のクラス名簿で久しく会わなかった高松 鈴(たかまつ すず)を見つけた。幼少期と何ら変わらない鈴に深く落ちた慶は、早速放課後に鈴を捕まえる。
慶には、『窃盗』というスキルがあった。他人の情報を盗み出せる、
現代においては重宝されそうな能力だ。慶は、想いを盗み取って鈴を彼女にしようと企む。
ところがこのスキル、実は重大な欠陥があった。……知りたいのはその情報じゃない!果たして慶は、無事に鈴を振り向かせることが出来るのか……?
ダメスキルに右往左往される慶と、ポンコツ幼馴染である鈴のドタバタラブコメディー劇!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-23 13:41:43
12743文字
会話率:35%
神々と人が近しい世界・ハイリヒテル。
人は神に祈り、神はその祈りの力で人々に恩恵を与える。
かつては神に気に入られた人間はその御許に仕えていたが、それも久しくない昨今。
冤罪を着せられ婚約破棄されたティアリーゼはそのまま湖に沈められる。
それを助けたのはティアリーゼがいつも祈りを捧げていた推しの神、軍神ストラだった。
*他サイトにもタイトルを変えて掲載しております。
(推し神は必ずついています)
今日中に完結予定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-14 17:52:48
29661文字
会話率:25%
――始まりを告げるのはいつだって一陣の風だ。
世界中に死と破壊を撒き散らした〈災厄の禍年〉の終結から十八年後の現在。人類を脅かす異形の軍勢を打倒し世界を救った英雄たちも姿を消して久しく、いまだ多くの傷跡を残す大地の上で、人々はそれぞれ
の日常を懸命に営んでいた。
そんな断絶と混乱に満ちた世界にはいつしか、道なき道を切り拓いて進む者たちが現れた。ある者は正義の徒。ある者は無法の輩。主義信条さえ千差万別、己が力と意志を貫いて生きる彼らを、人々は旅行士と呼んだ。
レーゲン・アーヴェントもその一人だ。灰白色の髪に瑠璃色の瞳。得物はそれぞれ師と父仕込みの剣と拳銃。身に宿すエーテルの力は風と水。トレードマークに空色パーカーを着込んだ彼女は、冒険と再会を志して故郷を旅立った。
雨の名を持つ少女を待ち受ける数多の出会いと別れ。勝利と挫折。仲間たちと共に辿る旅路の果て、世界に挑んだ若き旅行士が見るものはなにか。遥か空の彼方から〈天輪〉が見下ろすエーテルに満たされた世界に、新たな戦いの予感が迫る。
その発端となるのは森で迷った一人の少女。迷子探しから始まった騒動は、とある平穏な村を巻き込んだ激戦へと発展する。剣と魔法。歌と銃声。稲妻と閃光。襲い掛かる脅威にレーゲンたちが立ち向かう。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-24 01:43:33
556292文字
会話率:30%