そこに暮らす人々からはエルドラシルと呼ばれる、平均すれば剣と魔法の世界。
東側は人界と称されるノ=アーク大陸、南極と北極は大陸の存在が確認されているが
氷山だらけで国家の存在は未確認の未開地。そして西部にはノ=アーク大陸の
五倍以上の広さを
誇る"魔大陸"と呼ばれるほぼ未開の大陸がある。
物語はそんな人界ノ=アーク大陸の大国の一つであるエルフの国
アルヴェンライヒヘイムが魔大陸に進出を開始したところから始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-06-11 23:12:41
94254文字
会話率:48%
めに、地上世界で神族と交流のある、森の主の下へと降りた。そこで、少女ナディアと出逢った。豊かで美しい森には、古き大樹があり、その大樹は、森の主と呼ばれていた。少女は、森の主が大好きだった。何時も、森の主に登っては、彼方を見つめていた。少女ナ
ディアに出逢った、ラーストゥクルは、純真無垢で穢れの無い魂を抱く少女に、心を惹かれてしまった。
『神族と人間は、共にあることも、交わる事も無い』
天上神界の謂れを、跳ね除けて、ラーストゥクルは地上へと降り、ナディアと共に暮し始めた。
天上の女神サフィローアは、共に過ごしてきたラーストゥクルの事を、密かに想っていた。しかし、その想いを告げる事が出来ないでいた。
地上で、人間のナディアと暮していた、ラーストゥクルだったが、人間であるナディアは、やがて歳をとり死んでしまう。永遠に近い時間を存在出来る、神族には在りえないことだった。今際の際に、ラーストゥクルはナディアと、約束を交した。
「必ず、見つけるから」
ラーストゥクルは、ナディアの死後、魂を求める。しかし、ラーストゥクルには、魂を見る力も、探し出す術も無かった。宛ても無く彷徨うなかで、ラーストゥクルは邪神の手を取ってしまった。邪悪の力は、魂を見、手に出来るものだった。しかし、それでも魂を見つけ出す事は出来なかった。その間にも、地上人間世界の時は流れ、天まで届く高度文明を築きあげていた。
少女セルシアは、夢を見る。前世の夢、ナディアであった頃の記憶。セルシアは、再会の夢を見た。荒涼とした、焼き尽くされた景色の中で、ラーストゥクルと再会する夢だった。来世の夢。予知夢であった。その夢の景色と、現実世界情勢が重なり、不安で堪らなかった。何度も繰り返される前世の夢と、来世の夢。その不安は、現実のモノとなり、世界は焼き尽くされて終焉を迎えた。
焼き尽くされた世界は、少しずつ再生する。セルシアの転生体は、生まれ変ってゆく世界に生まれた。転生体であるオセルは、呪いの病。この時代の者は、呪いの病を背負っていた。その様な世界で、ラーストゥクルとの再会を果たす事が出来た。オセルは病に倒れてしまう。束の間の再会、オセルは死に逝く。ラーストゥクルは、昇華してゆく魂を見た。ナディアであり、セルシアであり、オセルであった魂は、輪廻を終えたのだった。
ラーストゥクルは良いと想えた。再び巡り逢えたのだから。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-05-01 14:00:00
67607文字
会話率:50%
そう遠くない昔、魔王や勇者が存在し人魔大戦が繰り広げられていた、そんな時代。その争いは永い年月続けられ、激しさは衰えるところを知らなかった。しかしそんな大戦が急に終幕を迎えることになる。
そしてこの世界は未曾有の危機に瀕することになる。高度
文明を擁する異星人の襲来によって。
異星人の侵略速度は常軌を逸した。世界に存在する全ての種族は停戦、そして協力し異星人を排斥するために手を取り合うことを決める。
永い争いの遺恨はそう簡単に消えるものではなく、異星人排斥運動は難航した。
そんな中、種族の垣根を越え、この世界の未来を憂い、立ち上がった者達が居た。後の「大陸の五武神」と呼ばれるもの達だ。
一人は勇者と呼ばれる人族最強の英雄
一人は魔王と呼ばれる魔族の統率者にして超越者
一人は聖女と呼ばれる神の加護を身に宿すもの
一人は転生者と呼ばれる異世界の知識を持つ異端児
そしてもう一人、
何者とも呼ばれなかった、自分の生まれた種族の才に恵まれず落ちこぼれと蔑まれた男
それでも世界を愛し続け、全てを守ることを諦めなかった男。
超越者ばかりが集まり立ち上がった「大陸の五武神」のなかで一際異色を放つ男。
これはそんな男が世界最強の召喚術士と呼ばれ、歴史に名を残すに至ったまでの足跡を辿る物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-12-30 00:51:59
3966文字
会話率:11%
超高度文明が滅んで数百年。
資源もなく、文明が衰退した世界で、残された人々の未来を待ち受けるのは光か闇か?
剣崎勇児は剣崎流兵法の十五代目である。
彼の仕事は数百年前に滅んだ、超高度文明の遺跡を発掘する『遺跡発掘員』である。
世界中を飛
び回る彼は、自国の大和王国のみならず獣人種、ルーン人種をも巻き込み、てんやわんやの大騒動。
彼は時代に何を問いかけ、何を残すのか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-12-14 20:00:00
128093文字
会話率:33%
豊穣なる不毛。惑星系に広がる豪華絢爛なインフラに住むわずか50万の人々。滅亡期を迎えた超高度文明を一人で支える超AIの罪と罰。人類のアセンション(霊的昇華)を主張する宗教の教祖。そんな母親を嫌う少女に託された唯一の希望。全球凍結していた惑星
に温暖化が訪れたとき、人類再生を賭けたプロジェクトが始まる。
(文字がギッシリな作品です。時間がかかるようですが、お手数でも縦書きPDFでの閲覧をおすすめします)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-08-18 21:19:21
250811文字
会話率:47%
多少の色が違えど両方瞳赤い主人公エナ、グレン市に住む孤児? だった。
父親、レイガス、何時しか家を出て行方不明。
それでも淡々と生活し大好きなカネを貯める毎日、そこへ身体の大きくそれで若く見える母マーガレット現れ、父親レイガスを探
すことになるがそこにいろいろあり……血の物語が幕をあける。
叙情詩です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-04-28 23:13:39
24835文字
会話率:19%
この世界より高度な文明を持つ異世界に召喚された俺は、ちょうど人間に対して猿のような扱いらしい。だから動物園の檻に入れられ見世物にさせられた。
最終更新:2018-02-26 06:18:52
4964文字
会話率:35%
人間が高度文明を築き上げるよりも遥か昔。1人の男がある力を求めて悪魔と契約を交わした。そして世界最古、真祖と呼ばれる1人の吸血鬼が生まれた。
数万年の歳月が経ち、神を信じていなかった吸血鬼が神によって異世界へと渡る。これはそんな吸血鬼が勝手
気ままに世界を歩く、そんな物語である。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-01-05 19:00:00
264496文字
会話率:52%
かつて、戦争があった。
二大超大国と、それに属する国家間の争いだった。
最初は誰もが気にとめないような小国の小競り合いだった。
だが、犠牲は憎しみの連鎖を生み、周囲の国々を巻き込み、やがて大国対大国という規模にまで大きくなった。
大国同
士は利益よりも損失が大きいと分かっていながらも、属国の要請で既にお互いに銃を向けており、振り上げてしまった拳をしまうことができなかったために、遂に開戦へと踏み切ってしまった。
小国と違い、大国同士での戦争では既に人と人が戦う時代は終わっており、戦闘は機械同士の戦いだった。
地上では人型の機械兵が、空では無人機が、海では無人戦闘艦が人に取ってかわって、無意味とも言える戦闘を繰り返していた。
この、いつまでも続いていく戦況を打開すべく、大国は次々と大量破壊兵器を戦線に投入していった。
人が死なない戦争は、その限度をも知らずに加速していったのだ。
しかし、自国が使えば敵国も使用する大量破壊兵器は、地球環境汚染を引き起こし、戦線の膠着を解決するどころか、人類の存亡に関わる程にまで戦争の災禍を大きくした。
これに、しびれを切らした大国の指導者達は、戦争を早期終結させるべく、遂に禁じていた兵器を使ってしまう。
核兵器である。
どちらが先撃ったかは分からない。
だが、それは関係なかった。
既に大量破壊兵器の大量使用で倫理など消し飛んでおり、どちらが先に撃とうが、報復など関係なしに撃ち合っていた。
結果、核戦争に発展したこの戦争は、人類の9割と、それに伴う高度文明社会の崩壊という悲劇的な終結を迎えた。
後に終末戦争と呼ばれるようになるこの戦争から数百年、生き延びた人類は、僅かに残された技術でふたたび繁栄の道を歩み始めた。
しかし、人類は戦争を止めることはなかった。
この物語は、終末戦争から四百余年後に勃発した世界統一戦争と呼ばれる戦乱を戦い散っていった名も無いき男達の物語である。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-07-08 06:00:00
91232文字
会話率:32%
あの「どこでもドア」が現実に!
超高度文明成長期に入った世界は加速度的に発展を遂げ、ついに2050年には空間圧縮式移動扉、通称どこでもドアが開発された。
そういった科学の異常な進歩に異を唱えるもの「レジスタンス」もいたが、国際連合の過激な弾
圧によってほぼ壊滅状態にされていた。
しかし、どこでもドアの出現によって特殊警備隊の必要に迫られた国家が選んだ人員は皮肉にも「レジスタンス」の生き残りだった――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-09-20 14:14:27
4293文字
会話率:61%
※現在執筆停止中。詳しくは筆者の「活動報告」をご覧下さい。絢爛豪華な高度文明に彩られた現代の夜。その昔、人と共にあったはずの存在、〝妖《あやかし》〟は、今や棲むべき闇を奪われ、その勢力を大きく減退させていた。そんな人と妖のバランスを保つた
めに、幻妖界《げんようかい》よりこの世に遣されてきた無愛想な白狐《びゃっこ》の少女、葛葉《くずは》。そして、その彼女の元に次々と奇妙な話を持ち込んでくるのは、ちょっと変わった怪談マニアの少年、夜彦《よるひこ》。彼は葛葉と共に、人と妖にまつわる様々な事件を解決しようとするのだが、その思いとは裏腹に、彼女は非常に気まぐれな性格で、会う度にいざこざばかり……。種族の違う、人と妖のアンバランスな凹凸コンビは、この世に蔓延る奇妙奇天烈な怪事件を解決できるのか!? ――第四話―― 夜彦の住む町で連続通り魔事件が発生。夜彦はその事件の異常性から、犯人は妖と考え、葛葉に調査の協力を頼むが、なぜか、門前払いに近い扱いを受けてしまう。落胆する夜彦、しかし、そんな彼の前に現れたのは黒い毛並みの狐。その妖狐は、ヒチセと名乗り、夜彦に協力したいと言い出すが……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-12-08 21:45:55
142628文字
会話率:43%
「僕の力を与えるよ。神も人手不足なんでね。」
神の放った一言によって世界は激変する。神の力を与えられた人類はその不可思議な力によって超高度文明へと急成長した。
しかし、それはこれから始まる最終戦争への幕開けでもあった。
主人公、天神
龍馬はあらゆる神の力を受けない少年。
「君が世界を救うのを見た―――。」
ある予知能力を持った少女との出会いが彼の人生を大きく変える。
神と人との頂上決戦物語!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-04-09 01:32:42
414文字
会話率:20%
高度文明を持つ食糧不足の宇宙人がとった行動とはなんだったのか!
最終更新:2005-10-01 23:44:49
4180文字
会話率:4%