魔物の群に全滅させられた辺境の開拓村の生き残り孤児五人が、辿り着いた隣村でやっと手に入れた拠点で、相変わらずほぼ自給自足の暮らしを営みつつ、その場凌ぎの栄養失調の苦境から、未来への希望を求めて模索してゆく様を、主人公『ぼく』──思春期に差し
掛かる今、時に『俺』──の目を通して描く、シリーズ『浮浪児の流れ行く先』第四章。
登場人物については第一章(草間の章)をご覧下さい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-30 15:47:03
485665文字
会話率:31%
俺は緒方霞(おがたかすみ)、女の子みたいな名前とよく言われることを除けば、どこにでもいる平凡な男子高校生。高校入学後、小学校卒業まで一緒に暮らしていた「義妹もどき」こと親戚の高山莉菜(たかやまりな)と一緒に暮らすことになった。
外観こそか
わいらしいリナだけど、その実態は捻じれた角と尻尾の生えた悪魔のような性格をしており、普段から俺をこき使い使うだけでなく、時にはいたずらをして俺を翻弄する。
今回は困ったことに、他の洗濯ものと一緒に下着(ブラジャーとパンツ)を出してきた。「義妹もどき」と言っても、同級生で年頃の女子高生であることには違いない。
ん……これを俺に洗えってこと?
ブラジャーってすげ~ヒラヒラしててる。こんな作りになってるの? パンツってこんな小さいのにお尻入るの?
ていうか、これをさっきまでリナが履いてたの? うぎゃあああああああ~~~~~~~!!!!!
それ以上考えるな俺!!!!
本当の兄妹じゃなくてもリナは大切な妹。邪なことを考えるの厳禁だ!
とは言え兄ちゃんだって普通の男子高校生です。たまには色々色エロ考えることだってあります。
愛する妹よ、そんな刺激の強いもので兄ちゃんに刺激しないでください!さもなければ、兄ちゃんの鋼の良心がいよいよ決壊しちゃいます。
さて……どうする俺? これから妹パンツとブラジャーを洗うの?
そもそもどう洗えばいいの?
少なくても男もの下着とは全然違うよね。
でもやるしかない!
妹大好き兄ちゃんが作戦を駆使し、妹パンツとブラジャーを徹底的に洗濯する!
俺には聞こえる……。
「わーい綺麗になった」と喜ぶ妹ブラジャーの歓喜の声が……。
俺には聞こえる……。
「早くわたしの泡も落として」と嫉妬する妹パンツの不機嫌な声が……。
言っておくが俺は変態ではない。
シスコンなのは認める。それ以上でもなくそれ以下でもなく……。
これは妹を溺愛する若干えっちな思春期お兄ちゃんの魂の慟哭である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-21 14:12:45
6894文字
会話率:12%
未だ魔法が威を振るい、不思議と驚異と神秘が人の野原に姿を見せる時代。
素朴な村々、賑わう町々、華々しき都市に気高き国家が混じり合い、
夢見る人々と夢から現れ出でる人ならざる者どもが息づくグリシアン大陸。
そんな異世界に転生した村娘は記憶を
失いつつも成り行きで魔法少女になった。
その一方、前世でしたためられた思春期によくあるちょっとアレなノートは世界に災いを招く魔導書に転生した。
これは一介の村娘が魔法少女となり、高邁な使命を胸に、強大無比な魔力を有する魔導書を渉猟する物語である。
※序章と第一章以降は多少雰囲気が違います。あしからず。
逆に序章が合わなくても、第一章以降が合うかもしれません。要するに転生前後です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-19 19:06:22
1783973文字
会話率:42%
日々をそれなりに過ごしていた青年、里見颯(さとみ はやて)。彼には思春期にありがちな、しかして無下には出来ない望みがあった。それは『彼女が欲しい』という平々凡々ながらも果たせないものだった。いつも通り誰もいない、誰も来ない教室で自習に励んで
いた彼の元に、颯の落としたシャーペンを拾って届けに来た女の子、胡桃沢茜(くるみざわ あかね)が現れる。彼女と会話を続ける中で、唐突に彼は告げられた。「わ、わたしと! キャッチボールしませんか!!!」予想だにしないアグレッシブなお誘いに彼は「はい!」と即答してしまう、控えめながらもアグレッシブな言動を取る茜との、それなりじゃない日々が始まるのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-18 13:45:45
2547文字
会話率:26%
思春期の実体験を元にしています。
最終更新:2023-10-17 00:06:40
1805文字
会話率:16%
ゲームだけでなく日常生活でもコスパを考えてしまう効率厨の藤宮理は高2の春、隣の席になった天音結衣と言葉を交わす。これは理屈に囚われる思春期男子と不思議な女の子の恋の物語。/完結は50話前後を予定しています。要望があれば70話程まで続けます。
毎日20時投稿予定。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-16 20:00:00
11938文字
会話率:47%
悲惨な過去を抱える主人公は、故に完全に心を閉ざし、いつしか無感情となり引きこもりとして中学校へ通っていなかった。そんな時、叔父の友人だという訪問者が現れ、幽玄高校――巷では恋愛専門学校と呼ばれる学校の理事長を務めていると聞く。学校には決して
行かないと決めていた主人公だが、叔父の友人によって説得され入学を決意。4月から高校へ入学することとなった。
そこから始まるのは、自分と他人の相性を心理学者やAIによって測定され、必ず相性良い他人を1人は同じ学年に配属するという、超高度な最先端技術を用いた相性全ての学校教育。
運動が得意な人とその運動が好きな人、音楽を聴くのが趣味の人とその音楽を聴くことが趣味の人。男女関係なく組まれる相性は、しかし生徒には通達されず生徒の行動次第で今後が左右されるシステム。
そんな中、誰もが気にするのが――男女間の相性。恋愛という思春期に於いて最も心を揺さぶる概念が、生徒たちの心を常に揺さぶる。
相性指令と呼ばれる軽い試験や、月一度のイベント事。それらによって触れ合わなければならない絶対の条件下、主人公は無感情を豊かにするため、今日も学校へ無で通うのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-16 17:10:20
423217文字
会話率:59%
とある金持ちお嬢様の執事として働いている男の娘、鳳冴宮はお嬢様の命令により、女装して女子校へ通う羽目になってしまった。
見た目は女の子だが、その中身は思春期真っ盛りの少年。
バレてしまえば社会的死は免れない!
さぁ隠せ!隠し通せ!
この作
品は「ノベルアップ+」にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-14 19:25:53
3207文字
会話率:54%
松田さくらはどこにでもいる普通の高校生。だが、父親の古書店で偶然手に取った1冊の本によって異世界の扉が開かれた。思春期でどうしようもない気持ちを抱えた少女が、魔法の存在する世界に移り住み、一歩ずつ大人になっていくストーリー。
最終更新:2023-10-06 13:48:27
7811文字
会話率:33%
真面目で優しいけど少し間抜けな、恋多き男子高校生『目白君』。
運動も勉強も出来て容姿も可愛らしい、いつもボーッとしている女子高校生『椿さん』。
二人は小学校からの幼馴染で昔はいつも一緒にいたけど、思春期ゆえの照れ臭さから目白君は椿さんから距
離を置くように。だけど、気がついたら椿さんは近くにいて、結局は持ち前の優しさでつい彼女にお世話を焼いてしまう。
そんな二人の毎日を徒然なるままに綴った作品。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-03 23:01:23
6738文字
会話率:62%
そこら辺にいる、『普通』の高校生。
毎日明るく、元気に当たり前の生活をしている。
問題も無いし、起こしたこともない。
そんな、平凡な高校生の僕。
でも、たまに辛いときもある。
思春期だからかもしれないモヤモヤ、裏の気持ちを素直に記す。
そんな短編。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-28 10:00:00
3220文字
会話率:4%
小暮夜詩は13歳の中学1年生。
『平凡』と『平穏』の違いは?
『常識』と『良識』の違いは?
君の人生はこれからだろう?
どうして『これから』が必ず存在する前提で大人は話すのか?
普通の中学生が考える『普通』。
思春期を拗らせたそんな彼のひ
と夏の忘備録。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-21 16:15:39
3842文字
会話率:34%
子供の頃、ひとりぼっちだった彼と仲良しだった「たぬきくん」・・・大人は誰も信じてくれなかったけど。
思春期を境に姿を消していたたぬきくんだったが、高校生活最後の夏が終わろうとする頃、恋に悩む彼のもとに再び現れた。
少し不思議なファンタジ
ー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-20 00:11:41
4141文字
会話率:19%
成長とともに父親の私との間に距離ができてきた中学3年の娘。
十五夜の夜、そんな娘とお月見ドライブに行くことになったが、彼女は浴衣で行きたいと言う。
1000文字でどれだけ表現できるかに挑戦した掌編。
最終更新:2022-09-11 20:00:45
971文字
会話率:17%
私は、王のために存在する。とはいえ、大それた力を持っているわけではない。不老不死であることと、死をもたらす力を持っていること、そのくらいである。
王は主人公に対してだけ、思春期拗らせてます。ツンデレ??です?
左右はどっちでも読めると思い
ます。好みでどうぞ。
タイトルは、「お題.com」様よりお借りしました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-08 02:00:00
3543文字
会話率:42%
ローズ。『不可視』の二つ名を待つ冒険者。
後の世でその名を知らないものはいない。
数々の古代竜や邪神を倒し、無敵の冒険者と呼ばれた女性。
なぜ、『不可視』なのか。
その理由は忘れ去られたが、あまりにもすばやい身のこなしの為、動きが見えなかっ
たからとも、変幻自在で光速の剣さばきが見えなかったからとも言われている。
しかし、彼女のそばには常に一人の女性がいた事を知る者はいない。
その女性の名はマリー。
低レベルの魔法ならなんでも使えるが、中級以上の魔法は一切使えない、いわゆる『器用貧乏』だった。
だが、彼女なしではローズの活躍は決して始まらなかっただろう。
これはそんな彼女たちが冒険者を始めた頃の、
心温まる...わけではないが、
ワクワクする...人もいるかもしれないが、
波乱万丈...といってもどうせ高が知れているが、
と、とにかく!!
彼女たちの冒険への憧れと思春期ならではのエッチな気持ちを余すところ...はあるかもしれないが、
精一杯、記述した英雄譚...と日常譚を足して二で割ったような中途半端な物語である!
話は辺境の街、サクラノの冒険者ギルドから始まる...
〇アルファポリス様にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-28 20:00:00
192789文字
会話率:41%
神山 霏々季(かみやま ひびき)は母親と喧嘩別れする形で家を飛び出した。
何もかもが嫌になった彼女は、近所の廃駅・西田蔵(さいだくら)駅に向かう。
その駅には有名な都市伝説があって、時折別世界に通じる列車が停まるらしい。最初は暇潰し程
度にしか思わず、そこまで期待していなかったが、本当に列車を目の当たりにした霏々季は熊のぬいぐるみ・ヒューマに誘われ、後先考えずに乗車してしまう。
ところが、それは黄泉行きの列車だった。
なんとしてでも途中下車をしなければならない霏々季は、美しい車掌・ワタルに事情を説明する。途中下車はできないと断られたものの、生者の国に戻れるように協力してくれることになった。
しかし、帰るまで必ず生者であることを隠し通すこと、黄泉の食べ物を口にしてはいけないことを告げられる。生者であることが明るみになれば罪人として囚われ、黄泉のものを食べればその住人になってしまうのだという…。
果たして霏々季は無事もとの世界に帰ることができるのか。
(カクヨム様でも掲載中)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-25 19:00:00
26037文字
会話率:42%
海凪悠晴の第二作。
処女作である「十九の夏」から舞台は遡ること三年前、高校に入学するとき、そして一年生の一学期の夏樹の様子が日記風に描かれたお話です。筆者の当時の実体験も多く含む私小説的ストーリー。
合格発表、高校の入学式、そして初めての授
業……、そして数日が過ぎます。
夏樹を含めて周りは中学生まで優等生だった者ばかり、県内でのいわゆる名門高校に進んだ夏樹はさっそく挫折感を味わい、悩み多き日々を送ります。
五月病、そして球技大会での失敗からのズル休み、スクールカウンセラーの先生との相談。
その中で落ちこぼれを感じながらも、夏樹は頼もしい兄貴肌のクラスメイト長田や、科学系の部活に勧誘してくれる橋本などという級友を得ます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-25 12:00:00
41824文字
会話率:40%
昔々あるところに、
ギリギリ思春期と言えなくもないお年頃で、口が悪くて、いい性格もしているシンデレラが住んでおりました。
「私が独りでモソモソ飯食ってる時に、皆だけ美味いもん食ってるとか許せねぇよ……許せねぇよなぁ!?」
猛るシンデレラ
は友人のネズミ達や魔法使い、ついでにダニエルの力を借りて王城へと向かう。
そうして少女は招待状を片手に、諸々の目論見をその胸に王城の門を叩くのだった!
その先に待ち受ける、シンデレラの知らない煌びやかな世界とは──!
「お帰りなさいませ、お嬢様。ホストクラブ『王城~キングス&プリンシズ~』へ!」
「えっ……と、とりま、チェンジで……」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-19 17:56:09
32898文字
会話率:53%
魔女・セレストは未婚だが娘がいる。血の繋がらない娘の名前はローズマリー(マリー)。セレストの弟子であるエリスと親公認で絶賛交際中の恋する乙女である。マリーがエリスに夢中であるのは自他共に認める事実。気がかりなのはエリスがツンデレであるという
こと。人目がある場所ではどうにもマリーにツンツンしてしまうエリスと、マリーとを心配するのはセレストばかりではない。セレストの恋人であるレスターはワケ知り顔で放っておけばいいと言うけれど――。
義理の娘とその恋人(で弟子)を見守る継母とその恋人のほのぼのラブコメディー。
※大きな山も谷もありません。シリアスは一瞬だけです。
※他投稿サイトにも掲載。
※完結まで予約投稿済。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-16 00:00:00
8639文字
会話率:17%
世界が滅びることになった。きたるべき終わりのために安楽死の薬が配られ、ある者は滅びの前に死を選び、ある者は全財産をはたいて限りある時間を遊び呆けている。犯罪に走る者もいたが、概ね秩序は保たれていた。そんな中、紙村(かみむら)は登校する。居場
所がないくせに、律儀に登校してくる小筆(こふで)に会うために。そして紙村はある日小筆を学校から連れ出すことにした。
※他投稿サイトと重複掲載。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-11-18 00:00:00
6401文字
会話率:48%
「私が、宇美を愛してるってこと、分からせてあげる。」「えっ!?ちょっ!??しず姉!?」清楚系お嬢様姉妹(?)が紡ぐ甘くてじれったい百合ラブコメ!!思春期の少女たち特有の上手く行かない二人の関係をお楽しみください!!
最終更新:2023-08-15 23:05:47
2028文字
会話率:31%