大陸を貫く街道の十字路に位置する、交易都市ノスカリア。多種多様な人や物が交差する地として古くより栄える町だ。
その町の片隅、盛んに商業が行われる大通りから離れた閑静な宅地の奥に、「葉揺亭」という名の小さな喫茶店がある。
少し変わり者だが、確
かな手腕と広範で深い知識を持つ店主と、少しそそっかしいが、いつも明るく元気で笑顔の気持ちいい店員。そして色々な背景を持つ大事な常連客たち。
今日も蔦の葉扉の向こうの喫茶店には、紅茶の香りとちょっぴりの魔法が漂う。
これはそんなファンタジー世界の日常物語。
※2015~2016年に公開済みの作品を再構成・加筆修正し再連載している作品です(旧版→https://ncode.syosetu.com/n5196cm/)
※pixiv、くるっぷで同時掲載しています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-17 20:04:54
775876文字
会話率:44%
レイヴン伯爵領を治めていた伯爵一家は、領主の資格なしと判を押され、領地は国から派遣された監査官が預かることになった。
唯一、家族から疎まれ、不遇な環境に置かれていた娘のアナスタシアだけは、情状酌量の余地ありと見なされたのだが、この娘が何
とも変わり者。
馬小屋で暮らした賜物か、馬から教わった知識で、齢十歳ながら、ちょっと頭を抱えたくなるレベルの発明オタクだった!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-17 18:00:00
674479文字
会話率:41%
『空を見上げれば、いつでもそこにはテトラの星がある』
それは一種の『おまじない』のようなものだった。
恒星の爆発から星を守る『テトラの星』を発明し、一躍有名になった発明家、マイエン・サジェ。
だが彼女は、その発表の直後に人々の前から姿を消
した。
彼女は亡き友人からの最後の頼みを胸に、政治の中枢である中央の星を離れ、遠い遠い辺境の星へとやって来た。
けれどやって来た辺境の星は問題ごとが山積みな上に、住人達も変わり者揃い。
彼らを巻き込み、巻き込まれつつ、マイエンの辺境での生活が始まった。
※カクヨムにも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-08-21 16:17:34
58609文字
会話率:37%
リジー・オールドフィールドは高貴な騎士だ。
戦闘に用いる戦法が近接攻撃から魔法に移り変わった現代においても鋼の剣を振り回し続ける変わり者である。
耐魔法の呪印が施された軽装に身を包み、時代遅れの騎士と嘲笑を受けつつも、めげることな
く今日もリジーは戦う。
一体、誰と? もちろん世界の平和をおびやかすモンスターとである。
リジーの戦いが終わる事はない……
世界に平和が訪れるその時まで! 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-16 12:03:28
152266文字
会話率:59%
シドという名の男は、C級冒険者である。風魔法と身体強化を使い、ソロで活動しながらも街のギルドには属することなく、国中を移動しながら冒険者業を続けていた。そんな中、ハノイの街のダンジョンへ潜る。だが、そこでの出来事から、状況が少しずつ変わって
ゆく。しかし、面倒事には関わりあいたくない。少し変わり者のシドは、ちょっと何かを抱えつつ、冒険者として普通に生きていくつもりだったのだが…折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-15 08:20:00
394064文字
会話率:43%
業火の如き愛情を声高く歌え――最強の吸血鬼と当代一の聖句使いであるシスターのバディアクションファンタジー、今、開幕。/教皇の命で吸血鬼退治の巡礼の旅に出たシスターのオルキデアと封印から目覚めた古代最強の吸血鬼リャグーシュカ。愛の守護者を自称
するリャグーシュカはただの変わり者の吸血鬼にしか見えないものの、実は世界を揺るがすような秘密を抱えていたのである。※メインキャラ二人はあくまでバディなので恋愛関係になりません。※リアルの友人(うすしお味様)と「ある程度の共通のキャラ設定で世界観は各自オリジナルで作品を書いたら」というコンセプトで執筆した作品です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-14 12:36:07
47577文字
会話率:53%
四国から広島にやってきた林萌香は村を飛び出してきた女子だった。彼女は横川町にあるカフェ「DROP OUT」で働くことに。しかし元から変わり者の彼女であるも、そこで出会う人々はもっと変わり者で。日常から生まれゆくもののけ達のファンタジーな世界
。笑いあり涙ありの彼女と彼女の仲間達の日々をどうぞ温かい目で見守ってあげてください――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-13 21:00:00
14215文字
会話率:56%
幼い頃から引っ込み思案で根暗な少年、伊達賢一。中学生になって陸上部に入るも1ヶ月で退部。そんな彼は生徒会選挙の係で江川悟という男子と出会う。江川に図書室に呼ばれ「一緒に文芸部をやらないか?」と思いもよらない勧誘を受ける。不器用で変わり者な
男子と器用だけど変わり者な男子。二人の出会いから『文芸部』の歴史がはじまった――
それから約十年の年月が過ぎ、彼らは大人となる。そして再び運命の歯車が動きだすのだった――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-02-27 00:00:23
22101文字
会話率:63%
四人一組でパーティを形成しダンジョンと呼ばれる魔物の内部へ挑む冒険者……その中でも最弱層にいたノエルは、『ジャストガード』という攻撃が当たる寸前に盾を突き出す事で相手を怯ませるだけのスキル持ちだった。
しかも、その体は貧弱で、とてもパ
ーティを守る盾とは呼べない。
だがある日、魔汚染武具と呼ばれる呪われた盾に取り憑かれたノエルはパーティメンバーから攻撃され、『深淵』へと落とされる。
そこで得た魔眼と呪盾だけを武器に戦い抜き、オリハルコン級の冒険者達に認められる。
やがて、異端者だけで集まったようなパーティの盾役となったノエルは……もう、誰にも手がつけられないほどに強くなっていた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-12 12:10:00
27771文字
会話率:48%
────突然のさようなら。
物語の投稿サイト内で、仲良くやっていたと思っていた相手が突然退会した。
原因がわからずショックを受けた私に声をかけて来たのは、変わり者で有名な少女だった。
最終更新:2024-05-12 10:14:47
4238文字
会話率:37%
アルラウネの少女が森の中に来た人をアドバイスして導くお話。
裏ではこっそりと、人の動向を観察するちょっぴり変わり者の「魔王」である。
「不殺の魔王」エフェドラ=シニカ。それが彼女の名前だ。
シーナやマグ、ノリアと人の輪が広まってい
き、遂に薬屋を開くことになる。不治の病とされていた伝染病やらなにやら、大樹海から取れた植物(薬)で救っていく。
対価は相手の生き血、その数滴を頂く。
ある時、噂は変化を遂げる。
パープレア大樹海にある小さな小屋。そこには願いを叶える女性がいるらしい。対価として生き血を要求されるらしいが、必ず救われるそうだ。
その瞬間を眺める時、女性の顔は魔王の形相なのだそう。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-12 10:00:00
65983文字
会話率:50%
ここは王国にある職人街と呼ばれる街。
様々な一流の腕を持つ職人たちが集まる場所だ。
そんな街の外れに客足の少ない鍛冶屋が1軒。
ある日、ちょっと変わり者の店主がいるその鍛冶屋に1人の少年が祖父の剣の修理のために訪れる。
冒険者の冒険譚で
もなく、物語はとある鍛冶屋で起こっていく!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-11 17:10:00
86129文字
会話率:53%
3日間シリーズ、続編。
婚約破棄を突きつけられ、変わり者で有名な青年ウォーレンに嫁がされることになったアイリーンの結婚後の話。
どうやら彼は噂ほど変な人ではないようで?
キーワード:
最終更新:2023-09-23 21:18:34
4875文字
会話率:49%
異世界召喚された夏葉は、その直後『聖女に寄生して甘い汁を吸おうとしている不届き者』として森へと追放された。二人いた転移者のうちどちらが聖女なのかという議論もなく、即断で。
しかし、一人になった後にステータスを見てみれば、夏葉のクラスは聖女
となっている。そんなどこかで聞いたことがある展開に、夏葉はそのうち連れ戻される可能性が高いと考えた。隠そうとしても何らかの事件が起こるなりしてバレてしまうまでがテンプレだと。
そこで夏葉は能力自体は隠さない方向で考える。表向きは自分以外の者が能力を使っているように見せかければいい。そうすれば、秘密と人の命を天秤に掛けるなんていうありがちな葛藤も万事解決。自分もチートで稼げてホクホクだ。
隠れ蓑の役割を担ってくれる人材を、高級奴隷商から購入した夏葉。ロシェスという名の奴隷は、エルフなのに魔法が使えない変わり者で冷遇されていた。
本人もそのことで気後れしていたが、夏葉は逆に奇跡の力を使っても「使えてしまうかも」と思わせるような貴重な人材だと彼に伝える。
そして当初の思惑通りロシェスを天才薬師として仕立て上げ、その裏で奇跡の力を行使していた夏葉だったのだが――
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-11 14:40:00
66642文字
会話率:33%
今までの人生は終わりの見えぬ人探しに浪費し、周囲の羨む莫大な知識は人探しに使い続けた。
そんな変わり者の美青年、クラーク・アマンドは、前世の記憶を持っていた。
最愛の人を庇って死に、最愛の人のいる別の世界に生まれ変わった。
エルシア・
ロルト、彼女をやっと見つけると、反動なのか―――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-10 00:00:00
5130文字
会話率:48%
レティシアは森の奥にあるエルフの里で、里長の孫娘として生まれ育った。
彼女は同世代で変わり者として知られるノアのことを尊敬していた。
ある日、ノアは書き置きを残して単身で里を抜け出し、森の外へ向かう。
それは里では禁忌とされる行為だった。
最終更新:2024-05-07 18:00:00
200187文字
会話率:36%
オレンジ色の髪をした風変わりな男、ロイド・オーマは、冒険者になるという長年の夢をかなえるため、そして冒険の意味を見つけるために旅に出る。冒険を志す人にとっての楽園として知られるルミノスの町を訪れたロイドは、奇妙な状況に遭遇し、奇妙な人々と出
会うことになる。彼の冒険生活は、彼が想像していたものとはまったく異なるものであることが判明しました。
しかしそれでも鈍い 彼は現実と常に自分を支えてくれる変わり者たちに直面しながら、冒険の意味を見つけようと決心している。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-06 05:31:41
24276文字
会話率:42%
クロエとシャルロットは大の親友だ。いつも同じ時間をともにする。
2人の少女はある日ジャミールの作ったロボットに遭遇する。クロエは運命を感じた。だがそれは人付き合いの苦手なジャミールが作った物。思考は偏り「友達」を任務だと思い「約束」を
絶対としていた。要は柔軟性に欠けていて、一般的には友達に向かない性格をしていた。
変わり者のクロエはロボットと理解を深めようとするが、シャルロットは当然の如く距離を置きたがるようになる。不器用なロボットは「友達としての任務」を放棄することはない。
クロエとジャミールが作り上げたロボットがある「気づき」へと物語を運んでゆく。
この物語は第2章になります。第1章は別のBOOKで掲載しています。
毎日更新します。
この作品はカクヨム様でも公開しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-02 17:02:10
125671文字
会話率:45%
俺、明石令は父親の都合で”学園と文化の街”にある第四地区中央学園に転入する事に。
早々学園の変わり者【演而エル】に目をつけられてしまい、異能探偵部(非公認)に参加させられる。
あまり役に立たないでおなじみの異能【未来予知】で手に入れたアド
リブだらけの脚本を駆使し、
探偵とは名ばかりの世界を舞台装置とした演劇ショーが始まる……!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-26 02:46:01
23129文字
会話率:67%
ヒトの世は無知蒙昧の連中で溢れていて神も仏もあったものではなかった。――いや、一応は神々や仏、精霊と呼ばれる方々はおわしまして、だがしかし、ヒトの世とは大した関わりも無くあっちはあっち、こっちはこっちと神仏もヒトも銘々がてんでばらばらに、
それぞれ好きな様にその日その日を暮らしていた世界。
しかし或る時、ヒトの中の変わり者達と神々の中の変わり者達によって神々や精霊達の持つ知識や技術がヒトの世にもたらされる事となった。「頒明解化(ぶんめいかいか)」――それにより、ヒトの世の生活が変化し始めた。
そんな世界の日之許(ヒノモト)国、東の京・塔京で懸命に生きる青年、島津結三郎の物語――。/
「マジナイ神」の執筆がおろそかになっていますが、どういう訳か新しい物語の構想がずるんとまろび出てしまいました。ジャンルは相変わらずのガチムチ汗くさ男子しか出て来ないボーイズラブの様なゲイラブ物語です。「マジナイ神」と違い、全く物語の先の展開とか考えていない見切り発車で執筆を始めてしまいました。
ですので、物語の更新速度も、内容の展開もとてつもなく遅いですのであらかじめ充分に御理解の上での御拝読を御願い致します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-25 22:57:22
316586文字
会話率:38%
【シリーズもの】【一話完結型】情緒不安定で変わり者の王女は一人旅に出る。惰性で生きている気がする…。死んだらどうなるの…?平和とは?生きるとは?死ぬとは?地位のない私を受け入れてくれる人はいるのだろうか。そのに在るだけの私を受け入れてもらえ
るのだろうか。王女の旅が終わる時、一つの愛に辿り着く。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-24 01:12:39
14396文字
会話率:34%
【オメガバースBL】
服飾工房で働いている意匠担当(デザイナー)のクラウスは、ある日親方から「巣作り用の服」を作るように言われてさあ大変。αの彼は、Ωのことなんて何にも知らない。果たして商品は無事完成するのか?西洋風お仕事BLです。
*オ
メガバースですが、一部独自設定を含みます。
クラウス
→男性α。20歳。服飾工房で働く意匠担当。美形。仕事はできるが変わり者。
ノア
→男性Ω。18歳。クラウスと同じ工房で働く縫製室の徒弟。おとなしいがしっかり者。
※他サイトにこちらに加筆した別バージョンを投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-20 20:00:00
14655文字
会話率:31%
エリスと名乗る少女が家に届いたのは、風の強い日のことだった。
透き通った碧眼。柔らかなブロンドの髪が風になびき、金色の軌跡を描く。
少女はゆっくりとした所作でアンティーク調のドレスの裾を摘まみ上げ、膝を曲げて身体を沈める。ややぎ
こちない、覚えたてのような動きだった。
「お初にお目にかかります、ご主人様」
────────────────────────
「私は機巧人形というものが嫌いなんだ。……全くもって、忌々しい」
腕は確かだが変わり者とされる彼の元には、様々な事情を抱えた機巧人形がやってきて、その度に彼は人形を壊す。
「お慕いしております、ジニアさま」
そんな偏屈な技師に仕え続けた、ある機巧人形の話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-19 18:31:37
21359文字
会話率:46%