召喚勇者(盾)の下で平で居続する、割と鬼畜な兵士(勇者候補)の日常物語。
大人のほとんどが夜仕事をするからスラム街の昼間は市街地と違ってとても静かだ。
市街地なら路地を走りまわる子供達の姿が見られるが、自らとたくさんの家族の腹を満たすため
に幼い時から食べ物を探しまわっていたルッシェ。
彼の生まれたこの国は、食料を求めて腐った残飯をあさらなくても自然の中から食料を得る事が可能だった。
子供達は仲間を引き連れ山や海に向う。
そんなスラム街に育ったルッシェは「昇進試験?金(賄賂)ないからやめとく。」賄賂がないと昇級できないのがあたりまえと信じている兵士。
先祖は、他国の紛争圧政から非難してきたスラム街、王侯貴族や上流家庭は残虐非道にして血も涙もない存在だとの口伝があり、《お方様》と恐れていた。
さらに、主人公は穴あけドリルの如く真っ直ぐにひねくれているのでうがったものの見方しかできません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-01-11 23:41:45
73070文字
会話率:32%
人伝てに口伝てに、歌い継がれる歌がある。遠く広く海を渡り世界を巡るその歌の、誰も知らないその所以。
海は全部を飲み込んで、ただ静かに凪いでいる。
最終更新:2015-12-23 20:29:06
3577文字
会話率:0%
オリジナルの設定や口伝などをつらつらと書き連ねていく予定。
最終更新:2015-11-23 20:58:48
1395文字
会話率:0%
藩主の急死により藩の派閥は二分化し、継嗣争いへと発展した。かつて同じ冷水流の高弟であった堀口伝右衛門と片平雪斎は、あることをきっかけに反目、雪斎は冷水流を離反し、その結果、二人は敵同士になった。雪斎の死後、冷水流の奥義をめぐって子の風雪は伝
右衛門親子をねらうが…。
※他サイト様との重複投降です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-10-22 10:30:51
6535文字
会話率:42%
歴史から存在を抹消された妖術師の城、といういわくつきの場所。案内役の老人から、口伝の忠告がなされる。
「閉じられた普賢の間の中で、口を開いてはいけない。現世に戻れなくなる」と。
だが不慮の大地震が発生し、襖の固定が外れ閉まってしまう。そ
うとは気付かないまま普賢の間にて口を開いたのは、十人の男女。
彼らが閉じ込められたのは、この世ならざる『異界』の地。だが異界にいるのは、彼らだけではなかった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-09-09 16:28:11
14882文字
会話率:64%
遥か昔に忘れられた島があった。名はない。ただ、辛うじて残った口伝の中に『水の都』という単語だけが残っていた。
最終更新:2014-09-17 00:55:27
472文字
会話率:9%
今は昔。昔々あるところに。はるか旧代の御世において。
語るとすれば、そのように語ってしまえるほどの昔のこと。
伝記伝説に描かれる生誕の物語。口伝口承に語られる原初の言伝。
その程度には歴史を遡っての過去のこと。
されど
この語りには、そのよ
うな大々的な価値は無く。
紐解かれるのは、個人の記憶。名など残ってはいない。ただの一人の人間の話。
いわゆる一つの与太話。
歳をとりすぎた老人が語るだけの、ただの思い出。
改訂前ver
※この話の改訂版をハーメルン様にて投稿させて頂いています。
第45部『談笑』以降より同時投稿・同内容のものとなりますのでご了承の上でのご閲覧をお願い致します。
この作品は東方Projectの二次創作です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-03-09 17:35:45
384884文字
会話率:21%
株式会社三田運送取締役社長・三田徹広は濃尾平野の夜景を見下ろしていた。「運べーーっ!」 鳴り響く怒号、飛び散る紅茶。金色の破片を散り敷いた平野の上で、徹広は一体何を見たのか。厳冬ロマンチック運送ノンフィクションの傑作がここに! 三ヶ月の失
踪より生還した作者の寝言から口伝された魂の一作。しかし、目を離した隙に作者に逃げられてしまったのは痛恨の一事である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-08-22 02:43:10
1049文字
会話率:43%
ウィーヴィング家には忘れられた秘密があった。それはいわゆる呪いというものであるが、それが今生の娘に現れ、ウィーヴィング家の当主は口伝の通り、呪いを解いてくれるであろう花婿候補を集め始める。
その情報に飛びついたのは国の機関で働くジル。しばら
くの間の隠れ蓑と、しばらくぶりの休暇のつもりでやってきた。
そんなジルは知らなかった。三年前に夢見る乙女たちの間で大騒ぎになったその呪いと解呪方法。それが世に言う「ウィーヴィング家の月探し」という公然の秘密であることも。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-06-17 17:29:44
26777文字
会話率:50%
曾祖母が語った東北地方の民話。
本稿は、当サイト「小説家になろう」の麟龍凰先生による企画『Smile』に向けて書き下ろしたものである。
最終更新:2012-01-14 09:25:04
4644文字
会話率:3%
時は江戸時代。森田千代を住み込みの弟子にした算術の達人・久能孝佳は、旗本家への仕官の話を断ったが、その領地では農民の遺産分けの問題が起きていた。孝佳が割り算の知識を使ってその問題を解決すると、それを真似したエセ算術家・柴崎茂徳は大損をこいて
しまう。 / ウェブ漫画にしていただいて各方面でご好評いただいた算術物語『一々口伝』の続編です。売り込みに成功せず企画が没ってしまい……せっかく書いたのに勿体無かったから、読み物として公開を。(笑) ネタは五話分まで考えていましたけれど、シナリオを書いたのはこの二話だけでした。28ページ想定で漫画原作の脚本形式です。 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-10-22 06:08:05
9127文字
会話率:66%
時は江戸時代。勝気な少女・千代は父親の遺言で若き似角流師範・久能孝佳のもとに赴くが、弟子入りをゆるしてもらえず、そのまま旅についていってしまう。しかしたちまち路銀(旅費)不足となって……孝佳は小遣い稼ぎのために道場破りをやらかしたが、それが
現地の殿様の耳に入り、トラブルへと発展してしまったのだった。 / 32pを想定した漫画脚本の形式で、改題の上で作画していただけた原作シナリオです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-09-17 19:27:10
7640文字
会話率:55%
■【ファンタジー/神話系/短編】■幼子、光魄は、卵を拾った。王権の支配時代、農牧業が営みの中心であり、羊毛・皮革や肉などを生産する乾燥・砂漠地帯の遊牧民たち。一定の土地に住まうことは決してなく、粗末な継ぎ接ぎだらけの衣を進んで纏い、陰日向で
も自由よ意思よ、それは曲がらないと誇り失わず。水や草を探し求め、家畜と共に生きることを拒まず受け入れて選んでいた……馬かける世界観的小説。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-05-30 04:03:39
10009文字
会話率:42%