過去の事件を基にしているので記憶にある方もいるかもしれませんが、未だにその事件に感じた空恐ろしさだけは忘れることができません。
秋津雅臣は選択を強いられていたが、アユとの生活を、二人だけの空間を失うことに恐怖を覚えるあまりに純粋であ
ったはずの思いが次第に狂気に歪んでいく。
秋津にとってのアユとは、一縷の希望を与えてくれるかけがえのない存在であったが、次第に受け入れる現実から遊離し、そして徐々に薄れていく。
降り敷く罪から逃れようと、喘ぎもがく男の狂騒。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-08-13 20:38:03
5516文字
会話率:13%
狭い狭い、水槽のような世界で僕らは生きている。魚のように、ただぼんやりと。 僕と彼女は、ごく普通の高校二年生だ。周りには少し、変わってるとは言われるけど。これはそんな僕、『ミズクサ』と幼なじみの『キンギョ』の日常の話。
最終更新:2012-05-30 23:00:00
3418文字
会話率:35%
居場所の出来た女装少年の末路です。
私の哲学を盛り込んでいるつもりです。
最終更新:2012-05-23 10:58:10
2660文字
会話率:13%
女装少年の話です。
後編もあります。
最終更新:2012-05-23 10:52:01
2968文字
会話率:15%
桜木亮太はごくごく普通の男子高校生。特徴と言う特徴もないが、存在感が無いわけでもない、友達もいるし、成績も悪くもよくも無い。 本当に普通の男子高校生、ただし、ある一点、彼の趣味を除いては…。彼はその趣味が周囲にばれる事を避けて、ひっそりと
高校生活を送ろうとしていた。しかし、ある日、あるクラスの女子と書店で正面衝突し、その趣味がばれてしまう。その女子とは、クラスで「文学少女」と名高い、いつも本ばかり読んでいて、まともに話しているところを見ることすら希少な女子高生、森山香夏子。彼女は桜木がレジに持っていこうとしていた大量の本――世間で言うところの、『少女漫画』を手に取り、桜木はそれを見て絶望する。だが、そんな絶望は、彼女がレジに持っていこうとしていた大量の本を、桜木が手に取ったとき、あっさりとふっとぶことになった――。
少女漫画が大好きな男子高校生と、少年漫画が大好きな女子高生を中心とした、まったりしつつ割とドタバタな、青春趣向倒錯系多方向ラブコメディーです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-04-30 11:42:41
21945文字
会話率:19%
幼馴染の美丈夫は最近見ないと思ってたら英雄になっていた!?
画家として生きていくか結婚して平凡に生きるかの岐路に立たされた貴族女性の運命の一週間が今始まる。(本当は何年も前から罠に嵌ってたんだけど)
最終更新:2012-02-06 00:04:28
7229文字
会話率:36%
幼き頃より母を亡くし、本当の愛情とは何かを知らずに生きてきた姉。父親は仕事で家におらず、ほとんど弟と二人きりで成長した姉は、歪んだ愛情を抱くようになる。――姉の倒錯愛を描いた恋愛短編。
最終更新:2012-01-15 16:08:35
1001文字
会話率:0%
電波好きな人なら必見の倒錯愛を描いた小説。
最終更新:2011-12-10 11:36:28
1302文字
会話率:0%
隠遁生活をエンジョイしていた樹海の魔女が、倒錯的ヨロメキや未知なる新人類と直面しつつ、事なかれ主義を返上するようなしないような。
現代日本と見せかけてところどころおかしい架空の世界を舞台に、非常識な人たちが非常識なことをする話です。
最終更新:2011-09-11 23:36:53
18503文字
会話率:53%
これは古い時代の物語、古き国の物語と聞く。雪のように白い姫君を手に入れた王子はその美しさを前にして倒錯した狂気に駆られる。
最終更新:2011-09-11 12:00:00
4285文字
会話率:19%
彼女の名はボインダ。彼女はあまりに美し過ぎる。清楚にして妖艶な、美しすぎる乙女ボインダ。愛するクレイブとの婚礼を間近に控え、幸福な未来が約束されていた筈のボインダを待ち受けるのは、穢れを知らぬ乙女心を引き裂くような悲痛にして過酷な運命だった
。幸せな微笑みに彩られた薔薇色の唇は悲しみに染まり、透き通るように白い無垢な柔肌は怯えにそそけ立つ。突如かどわかされて、見も知らぬ男に大切な純潔を奪われるボインダ。果てしない辱めに身を任せ、来る日も来る日もそのいたいけな肉体を虐げられるボインダ。陵辱に溺れ、汚辱に染まり、屈辱に耐えて、恥辱の虜となってゆく、性交用奴隷ボインダ。傷つき易く貞淑な恥じらいを容赦無く踏みにじる甘美な虐待に、ときめきが止まらないボインダ。巡り来る日々を朝な夕な、常に裸で過ごすボインダ。悲しいさだめを招いた、自らの淫美な肉体を未憐に恨む不憫なボインダ。執拗に繰り返される無慈悲な快感に、倒錯的な恋哀感情が目覚めてゆくボインダ。愛する者の元へ帰る事のかなわぬボインダ。瑞々しい肉付きを湛えた傾国の美乳は哀しみに揺れ、豊潤で清らかな女体は涙に濡れる。息つく暇もなく襲い掛かる運命を生き抜く清艶な乙女ボインダの、意地らしくも悲しき試恋の日々をつづった問題作。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-05-29 03:00:00
1046文字
会話率:43%
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最終更新:2011-04-08 03:52:00
293文字
会話率:0%
「ねぇ、フィクションってなんだと思う?」
と、夢路さん(長いお下げと眼鏡。聖典が"ドグラ・マグラ")は言った。
「虚構ですねぇ」
と、僕(普通の男子高校生)は言った。
「フィクションはフィクションさ。それ以上
でもそれ以下でもない」
と、鏡先輩(天然パーマの黒髪と無表情がトレードマーク)は言った。
「物語だねっ! 夢がたっぷり、素敵な物語だよっ!」
と、詩歌ちゃん(一人称が『僕』で男の子みたいな女の子)は言った。
「ノンフィクションはフィクションだって聞いたことがあるな」
そう言ったのは典雅先輩(茶髪の地毛に綽名が"人間失格")だ。
――――――物語を綴る行為はとても虚無的なものだ。現実を語る行為はとても無意味なことだ。或いは、
生を綴る行為はとても刹那的なものだ。死を語る行為はとても無機質なことだ。
ひとつの夏の、学園ミステリ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-04-04 11:41:31
25648文字
会話率:53%
母の再婚でできた弟。
天使のように美しい弟、春希と出会い変わる日常。
最終更新:2011-01-20 12:05:00
5694文字
会話率:23%
『誰か』の夜の情景。散文的です。
最終更新:2010-12-14 18:05:02
870文字
会話率:0%
ネットに投じられたとある青年の悩み。
最終更新:2009-11-17 09:22:51
735文字
会話率:0%
伊織という青年により、施設から引き取られた菖子の一生。一途という名の愛情の世界。そして、その表裏。――本文は、性的描写及び性的倒錯に関する内容を含んでおります。
最終更新:2009-09-25 09:56:43
15503文字
会話率:16%
兄に倒錯した想いを抱く奈々華は、日常の何気ない時のなかで兄が放った一言によって、異世界へと誘われてしまう。それでも兄とともに苦難を乗り越えていく内に兄の真意を徐々に理解する。「テングル国」という自分の知る日本とかけ離れた宗教国家で兄妹が奮闘
するお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2009-08-09 04:57:06
36393文字
会話率:43%
死体に魅せられた刑事、死体愛好家の美青年、奇妙な特技を持つ人形師、二重人格の雑誌記者。巻き込まれ型の倒錯者達が織り成すミステリー調ホラー。時々スプラッタ。縦読み推奨シリーズ連載です。完結済。
最終更新:2009-03-13 23:21:56
177701文字
会話率:46%
主人に選らばれるためには、自分が他の奴らとは違うという事を証明する必要があった。僕は僕なりに、個性を発揮しようと考えた。
最終更新:2007-03-31 00:33:20
825文字
会話率:38%
幻想と失われた夢を追う彼女と、現実の森で彼女を追う僕の物語。
最終更新:2007-01-08 01:54:26
4213文字
会話率:10%
息子の誕生日を祝うはずのテーブルは倒錯した風景だ。
最終更新:2006-07-07 17:50:54
1004文字
会話率:24%