魔力の強さが求められる世界では、魔力が強いと言われている金銀黒が好まれていた。特に貴族社会ではこれ以外の色を持つ者は侮蔑の対象だ。俺は侯爵家の当主であるが庶子であり、母に似て薄い茶色の髪と淡い緑の瞳を持っている。
侯爵家の当主になれたのは
こんな色を持つ俺が王族を超えるほどの魔力を持っているためだ。貴族たちは腹の中で俺を見下しながら、表向きは媚を売る。それほど王族の信頼が厚い侯爵家は魅力的なのだ。
適齢期の令嬢達が侯爵夫人になろうと近寄ってくるが、媚を売る女と結婚するつもりはない。貴族の当主にとって結婚は義務であるから、義母の選んだ相手と結婚すればいいと思っていた。
会ったこともない、血筋のいい女。
ただそれだけだったのに。
一目見て電撃に打たれたような衝撃が走った。
彼女は俺の女神だった。
女神に会ったその時から、俺の人生に色がつき始める。
※※かなりご都合主義です。心おおらかに楽しんでください。※※
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-04-13 20:03:14
34041文字
会話率:41%
わたしは子爵家の4女。子爵家はそれなりに成功している貴族ではあるが、4女に縁談を簡単に用意できなかった。そのため、18歳になるこの年まで恋人も婚約者もいないまま来てしまった。流石にそろそろ将来を考えないといけない。
結婚など無理にするつも
りもないけど、心配した姉夫婦に連れられて夜会に参加した。姉夫婦が挨拶回りをする間、ついうっかり庭に出てしまった。逢引きを邪魔してしまったようだ。どうしたらいいかわからないところを見知らぬ騎士が助けてくれた。
ある日、義兄の母である侯爵夫人に招待された茶会に出席するとあの時助けてくれた騎士がいた。
わたしは彼に恋していいのかしら?
◆2024-01-22に非公開設定予定です折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-11-30 07:41:04
135493文字
会話率:50%
「わたくしの侍女が前世がどうとか言い出したのだけれど…」連載版。
ある日、侍女が前世の記憶とやらを思い出したらしい。
その記憶によるとこの世界が乙女ゲームとして存在していて私は悪役、と呼ばれる存在らしいのです。
悪役とやらはどうやら良くな
い存在らしいのですがなるつもりは毛頭御座いません。
げぇむとやらも聞いたこと御座いませんが、国の為になるのでしたらその情報お役立てさせて下さいませ。不利益となることは回避致しますわ。
私はこの国の王女であり、民の幸せを願っているのですから。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-03-19 22:05:08
2077文字
会話率:25%
めちゃくちゃに運が良い女の子と、あまりに運が悪い男の子のお話。
最終更新:2018-12-02 19:29:21
1248文字
会話率:23%
「貴方に話し掛けているのよ?」
お嬢様が少女だった頃、一人の希代の天才暗殺者と出会う。
その出会いが現在へと繋がり、未来へと繋がる物語。
その物語のほんの序章に過ぎないお話。
最終更新:2018-12-02 18:25:55
2100文字
会話率:41%
タイトルが全てを物語っております。
最終更新:2018-05-04 07:29:43
863文字
会話率:23%
”派遣会社”から依頼を受けた[Heqins]が遂行のため、メイドに扮して潜入する。その依頼とは、侯爵夫人の暗殺である。
最終更新:2017-10-01 14:00:07
4032文字
会話率:59%
魔法の時代が終わったと考えられていたアンドーラの第一王女セシーネは、傷を瞬時に治してしまう不思議な力《治療の技》の持ち主だった。祖母の王太后はセシーネに施療院を設立し、その院長に就任するようにとの遺言を残してこの世を去る。
セシーネの父の国
王ジュルジス3世はその遺言に頭を悩ませるが、王室付魔術師のガンダスの助言を入れ、結局施療院の設立を決断する。
《治療の技》を広めたいセシーネだったが、医学の師の従医長のベンダーも《治療の技》の師ケンナスも《治療の技》には慎重だった。
そして、大部分の人たちは魔法とも不思議な《治療の技》とも無縁の生活をしていた。
だが、王室付魔術師のガンダスは《治療の才》のある子供たちを見つけて来る。
また、一方、「王立施療院」の設立準備に大蔵卿を辞職したブッルクナー伯爵がセシーネに助力を申し出る。
順調に「王立施療院」の設立と|治療師《・・・》の地位を確かなものにように思えたが、その前途には、様々な問題がセシーネを待ち構えていた。
その一つが、今は救貧院の院長をしている元女官長のキルマ・パラボン侯爵夫人だった。彼女にとって、《治療の技》、特に《見立て》という|治療師《・・・》独特の診察方法は、忌むべきものであった。
だが、ガンダスは次々と《治療の才》のある子供たちを見つけて救貧院に連れて来る。キルマは、表面上は協力をセシーネに申し出るが、実際は《治療の技》とは、関わりたくはないと思っていた。
また、セシーネには「福音教会」の「魔女」という断罪にも対抗をしなければならなかった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-04-25 11:12:43
519293文字
会話率:38%
田舎貴族の娘であるアイラは恩人の侯爵夫人に呼び出され、不眠に悩む王の寝かし付けをして欲しいと頼まれる。子供の寝かし付けは得意だが大人で試したことはない。無理と解っていたがどうしてもと乞われ、断ることができずに城へ上がった。不眠が原因で死の淵
にある王と出会い、ちょっとおかしな騎士に付きまとわれながらも役目を全うしようと頑張るアイラだったが、やがて不安に直面して……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-04-24 09:33:26
234912文字
会話率:52%
ジリアンは国王の命令により嫁ぐこととなった。相手は父と兄を立て続けに亡くし、爵位を継いだばかりのディーン・ハーヴェイ侯爵。
「爵位欲しさにディーンが父と兄を葬ったのではないか」「いや、侯爵家は呪われているのだ、次はディーンが死ぬ番だ」社交界
では様々な憶測が飛び交っていた。更にディーンには残虐で放蕩者だとの噂もついて回っている。
嫌々ながらもハーヴェイ侯爵夫人となったジリアンだったが、侯爵邸の強烈な住人や、度々起こる不思議な現象にも悩まされる事に……。
恋愛あり、オカルト要素ありのなんちゃってミステリー小説。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-03-19 07:00:00
125286文字
会話率:46%
次期侯爵夫人エレクトラは、夫に愛想が尽きた。
離婚を言い渡し、実家に帰ったが、独身時代に絡んできた現宰相が視界の端をちょろちょろし始めた。
最終更新:2015-11-11 06:00:00
25202文字
会話率:39%
王子による婚約破棄と新たな婚約者の発表の場でたった一人即座に「異議」を唱えたのは、王子が新たな婚約者として手を握っていた女性だった。
最終更新:2015-09-08 17:00:00
4646文字
会話率:28%
侯爵夫人は、夫である侯爵の駄目男さに愚痴を吐いていた。仕事をしないうえに女を囲う金を湯水のように使うのだ。とうとう侯爵が夫人に離婚を宣言したときに夫人がとった行動とは?
最終更新:2014-05-05 14:00:00
2774文字
会話率:67%
ブルムランド王国へ逃げてきたギルは、歌手としての才能を認められる。しかし、同僚に妬まれ竜の平原に追い払われてしまう。竜に襲われそうになった時、謎の騎士レオンに助けられる。レオンによって侯爵夫人に預けられたギルは国立劇場にデビュー。夏の野外
劇の最中、竜にさらわれてしまう。ギルとレオンは協力して黄金竜を倒すが、しかし、そこには罠が仕掛けられていた!
ラストで明かされる驚愕の事実!
この作品はリライト(第二稿)作品です。(初稿:2012年12月アップ、第二稿:2014年02月アップ)
2015年10月20日 推敲の上、誤字脱字の訂正、幾つかの表現の訂正を行いました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-03-04 09:37:25
123817文字
会話率:45%