猫実弘(ねこざねひろし)は作家を目指している。小説を居候させてもらっている三國川咲(みくにがわさき)に作っている途中の作品を見てもらう。過去の荒鮫幸喜(あらざめこうき)とのルームシェアをしていた時の物を文章に起こして脚色したものだ。
画
家である三國川に見せたが面白いと言われなかった。それでもめげずに出版社の編集との話し合いのための資料を作る。三國川は展覧会に向けて作品を作った。風邪を引いて看病をしてもらう事もあった。
猫実が資料を編集に見せると、作家として絶望だと言われ、完全に夢破れホームレスになる事を決意。荒鮫に再開し、ホームレスのいろはを教えてもらいつつ数日生活。
雨の日、三國川が傘も差さずに探している所に遭遇。逃げ出そうとするが、体調を崩している三國川の姿を見て居た堪れなくなり介抱する。済し崩し的に家に戻った猫実は、三國川のマネージャー吉川日南子(よしかわひなこ)に体調を崩している三國川を展覧会に連れてくるようにお願いされる。かなり昏睡した状態を見て、答を保留にし三國川の意思を確認してから終わり次第病院に行く事を条件に、展示会へ向かう事が決定した。
当日連れて行くと、吉川と初顔合わせをしている時、三國川が自分の作品は猫実の小説を原作に作っていると言いだす。吉川と三國川はかなり激しく言い争った。女同士の言い争いで過激になり、三國川が吉川を叩く事もあった。吉川も半ば強引に納得させられた中、三國川が体調不良の状態で猫実と二人でお得意様のヘンリー・スタンスと話す。その直後、三國川は力尽きて倒れた。
看病をして数日ですっかりよくなった三國川と猫実は告白をして付き合う事になった。
また、三國川は猫実が知らない間に吉川と話して、猫実を画家の原作としてデビューを指せるという話で出版のめどが立っている事を伝える。猫実の夢は、形が完全に違うものとなったが、叶い幸せを得ることが出来た。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-12-17 00:07:59
66930文字
会話率:50%
まだ書かれてはいない別の作品の世界の中で、実際に書かれた小冊子。
いわば設定資料です。
最終更新:2014-12-02 23:38:55
2765文字
会話率:0%
「弱い菜食主義」の提言。
まだ書き上げていない作品の中に出てくる文章・パンフレット。
設定資料として書いたもの。
最終更新:2014-12-02 19:30:48
2935文字
会話率:0%
普通系TCG~シロアリの作中作設定
最終更新:2014-10-31 09:00:53
478文字
会話率:0%
生きる指針を失った男の前に現れたものは。
星空文庫にも投稿予定。
最終更新:2014-05-17 15:15:40
3882文字
会話率:20%
このファイルは、我々の所属する文部科学省文化部文芸振興対策室における極秘中の極秘文書だ。
さて、ここ数年のインターネットの普及により、創作活動へのハードルは著しく低くなった。
作品を広く世に送り出すために、狭い狭い門をくぐりぬけなきゃいけな
かったのは、昔の話。
不特定多数の目に触れることを作品の定義の一つとするなら、そのための壁はなくなったに等しいといえるだろう。
一方で、中断されたり満足な終わり方を迎えない『物語』がどんどん増えているのも事実だ。
諸君らには日々、未練をもって現代社会に『登場』してくる『作中人物』たちに対応してもらっているが、全くご苦労なことであって、いやもう本当にご苦労様としかいいようがない。
特に最近増えているのが異能力を持った『作中人物』たちだが、00年代後半からやたらと増えた『作中人物』のカテゴリがあった。
そう、『魔王』だ。
我々はその頃、外部協力員として『魔王』対策のエキスパートを雇っていた。彼女は今の諸君らよりずっと忙しかったが、ずっとスマートに仕事をこなしていたぞ。
いや、今の君たちの働きに不満を述べているわけじゃないんだ。すまない。
まあ、そんな彼女が特に苦労したのが、そのファイルの『物語』なんだ。
いくつか特殊な要因が有って、その『魔王』には随分苦労させられたものさ。
実のところ、その『物語』は文章の様式を取っていない。
これは過去を見ながら、作者と、その聞き手との間の会話文を筆記したものだ。
読んでも面白くないかもしれないが、読んでおいて損はないだろう。
こういう事例があった、ということを後で説明するためにも、まずはざっと目を通しておいてもらいたいんだ。
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ぶっちゃけると、別の作品の作中作品の流れをまとめるために、こうしてこのサイトに書いていってみようかな、と思ったわけなんです。
おいおいその別の作品も書くかもしれない。ここには書かずにどっかに送って……落選したら、まあここにも載せるかもしれません。
要するに、あらすじとしてはその程度のものです。
何分空き時間に書きながら投稿しているので、遡った書き直しなどもちょこちょこすると思います。
作品としてどうかと思いますが、広い心でお付き合いくださいませ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-05-06 15:15:46
9978文字
会話率:5%
Pixivにのっけていた、中世日本風の似非創作民話。悲劇かつ流血注意。ノリは日本昔話でしたが、登場人物が死にまくります。ホラー風味。
もとは学園小説の作中作で、高校1年生が書いたという設定なので、とりあえず高校1年生らしい文章を心掛けました
が、高3で書いた『熾天使の時計』より、うまいことまとまっちゃった気がする。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-02-25 19:00:00
13095文字
会話率:32%
ある雪山には氷の女の子が住んでいました。
体がとても冷たい氷の女の子は触れたものをなんでも凍らせてしまいます。
――それは、やっとできた雪山の友達でさえも。
ある時、それが嫌になった女の子は一人でどうくつに引きこもってしまいます。
氷の女の子が引きこもったことで冬の来なくなった雪山は一体どうなるのでしょうか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-11-26 20:00:00
1483文字
会話率:22%
縦書き版を個人サイトに掲載しています。→<http://hokorijou.web.fc2.com/longs/bokuani/bokuan.html>
「ぼく」は高校一年生だ。もうすぐ夏休み。けれどもまだクラスメイトたちと馴染
めなくて、ひとりぼっちになりそうな夏休みに溜息をつくばかり。そんなある大雨の日、二年生の兄貴が階段で足を滑らせ……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-08-31 21:00:00
79993文字
会話率:41%
悟堂明『魔術教本』より抜粋。『魔術教本』の概要とその理念の説明。
最終更新:2013-08-15 23:38:33
1376文字
会話率:6%
ジェームズ・ジョンソン『悪魔の伝承』第四章より抜粋。かのロドリゴ・ボルジアと教会政治上で対立したことでも知られる十五世紀イタリアの神父サルヴァトーレ・ジョルダーノが、彼を誘惑した悪魔を退けた逸話の紹介。
最終更新:2013-08-15 23:30:42
1200文字
会話率:10%
彼はある縛りを設けた小説を書いていた。しかし、どうしても最後まで書ききることができない。いったいどうやってこの物語を終わらせればよいのか……
※2010.10.16 ○研へ投稿履歴あり
最終更新:2013-05-22 06:57:32
3128文字
会話率:41%
第一章
友達の居ない法子はいつも寂しく一人ぼっち。学校では隅っこでじっとして、家では引きこもって過ごしている。現実が嫌いで、お話の中が好き。
そんな法子がある日、憧れていた魔法少女になる。人々を救う為に魔物を退治しようとする法子だが、現
実はやっぱり現実で。
孤独な魔法少女は英雄になれるか
第二章
魔法少女になっても惨めなまま。と思っていたら、友達が出来て、魔王の息子が押しかけてきて、何だか楽しくなってきた。けれどやっぱりそう上手くはいかなくて、法子の周りに不穏な空気が流れ始め。
少女は英雄になれない、それでもヒーローを目指す
この作品は『孤独な魔法少女は英雄になれるか?(http://ncode.syosetu.com/n3687x/)』の別ヴァージョンです。ついでに作中作です。
この作品はarcadiaにも掲載させていただいております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-02-28 22:14:08
158166文字
会話率:50%
……みなさん、はじめまして。私は小さな書店を営んでおります、エフェメラと申します。本日は朗読会にご参加いただき、とっても嬉しく思います。今日、私が朗読しますのは、心優しい英雄と小さな黒妖精の冒険物語「勇者と竜の女王」です。それでは、宜しくお
願いいたします。///全10話、一話につき2000~3000文字のお話です。拙作「お前ら!武器屋に感謝しろ!」の作中作でもありますので、合わせて楽しんでいただけましたら作者冥利に尽きます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-02-07 18:40:36
26072文字
会話率:36%
私、沖津洸平は、名曲喫茶「Calm」へと足を運んでいた。そこで私が出会ったのは――。
なーこさま主催「ミステリア」参加作品。ちょっと異色なミステリーです。
最終更新:2012-06-17 00:00:00
11706文字
会話率:47%
VRMMO中に小猫をかばってトラックに挽かれて死亡した平凡な少年、闇堂零夜(あんどうれいや)は剣と魔法の異世界『ザッハトルテ』に転生する。
最強の最強転生者による、異世界転生のバイブルがとうとう開幕!!
※この作品は、人によっては読んで不快
になるような内容、表現を多分に含んでいます。ジャンルをご確認の上、納得してからお読み下さい。また、この作品は元々『天啓的異世界転生譚』の作中作であり、ブラックファントム・ゼロは架空の作家です。 ※※※※重要※※※※ 作中の誤字・おかしな文章は演出です。毎回頭をひねって誤変換しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-12-18 01:00:00
40697文字
会話率:41%
突如おかしな世界に飛ばされた主人公蓮沼憲哉(はすぬまけんや)は、またもやおかしな話をする首陣康(しゅじんこう)に会ってしまった。しかも、作中人物を名乗る首陣と共に不良らと戦うことに。果たして元に戻れる方法はあるのか?ちょっとカオスな1話完結
型小説です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-11-08 11:41:36
6341文字
会話率:60%
マジで俺をまきこむな!!の作中に出てくるお話です。
もし良ければ、本編もどうぞ。
最終更新:2011-03-30 23:58:43
962文字
会話率:0%
学習塾で講師をしていた”私”。その塾が潰れてしまった事で、職を失ってしまった”私”は途方に暮れ、しばらくはアルバイトで糊口をしのいでいた。そんな彼の許に、家庭教師の話が入って来る… 息子が不登校になってしまったので、勉強を教えて欲しいという
のだ。
何故、少年が不登校になってしまったのか、悩みながら家庭教師をし続ける内、ある日、”私”は、少年が書いた物語を渡される。
少年が書いた物語を読み、”私”が少年に影響を与え、その影響が物語に反映されて、また私が影響を与える… と、いう構成で進みます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2010-07-29 01:10:12
136729文字
会話率:18%
ここは、『白』と『黒』しか“色”のない世界。
この世界のあるところに、一人の“絵描き”が住んでいました――
最終更新:2010-04-30 19:20:30
2694文字
会話率:15%