西暦2050年1月1日 新年の幕開けと共に突如として発生した大地震、その地震によって世界が大きく変わった。地震の後、地面から突如として出現した謎の多い塔、通称 《ダンジョンタワー》の出現にともない魔力を帯びた動植物、《魔物》達が出現しし、夢
物語と思われていたファンタジーの世界が現実の物となった。
ダンジョンタワーの研究が進んでいくにつれ人類にも《魔力》や《スキル》・《ジョブ》と言った力に目覚めていく者達が現れた。
その後、魔力やスキル・ジョブに目覚めた者を《覚醒者》と呼び覚醒者の内、ダンジョンやダンジョンタワーの攻略を生業とする覚醒者を《冒険者》とダンジョンやダンジョンタワーの謎を解明しようとする者を《探求者》と呼ぶようになった。
覚醒者と探求者は個々の長所や短所を補うため、《パーティー》を組始め、しばらくして、ダンジョンやダンジョンタワーの利益を効率よく得るため、パーティー複数集めた組織、《クラン》を結成しダンジョンやダンジョンタワーの攻略を始めた。
ダンジョンタワーやダンジョンの内部には金銀財宝はもちろん、見た目より多くの物が入る鞄、《マジックバック》や入れた物が無限に増殖し涌き出てくる壺、《増殖壺》などの原理は不明だが便利な道具や魔力を帯びた武器などのお宝が発見されダンジョンタワーで一攫千金を狙おうとする動きが活発になった。
数多くのクランが結成された反面、大きな力を持って犯罪に手を染めるクラン、通称 《ブラッククラン》やスキルの解明に伴い、大きな力の制御が出来ず能力を暴走させる者が現れ出し事件や事故が多発していった、人々は魔物の脅威より、覚醒者の脅威に怯え、世界の秩序が混沌としていった。
この事を問題視した各国の政府は急遽、クランをまとめ監視するための組織《ギルド》を結成した。
ギルドの結成により覚醒者関連の事件・事故は減少していった。
減少のきっかけを作ったのは、ギルド直轄の構成員、通称、《ギルドマネージャー》と呼ばれる手練れの覚醒者達がいたためであった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-21 06:15:44
3541文字
会話率:64%
――毎日が魔法の世界みたいにキラキラしてた――
コンプレックスだらけの少女、松山緑依風。
やんちゃだが面倒見のいい少年、坂下風麻。
ピアノが大好きな少女、相楽亜梨明。
医者を目指す優しい少年、日下爽太。
四人の少年少女を中心に起こる、
恋、友情、命をテーマにした青春ラブストーリーです。
◆タイトルはファンタジー風ですが、物語は現代が舞台です。
思春期の少年少女の日常を綴っていきたいと思います。
今後の展開で、少しだけ流血表現などはあるものの、グロテスクな表現はほぼ無いと思われます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-18 22:26:30
1218348文字
会話率:46%
――日常を彩る魔法のカケラは、きっとどこかに落ちている――
『マジックストーリー』の番外編を書いた、短編集です。
ちょっと寄り道気分で、みんなのお話を覗いてみてください。
最終更新:2022-10-03 00:00:00
46145文字
会話率:42%
『姫騎士デュエル』
それは美しい姫騎士たちが、安全かつ公正なルールの下でド派手な魔法戦闘を行う、極上のバトルエンターテインメントである。
ヤマト・リンドウはそんな姫騎士デュエルの1部リーグ『ゴッド・オブ・ブレイビア』で、前年2位の強豪チ
ームのデュエル・アナリスト(データ分析担当)をしていた。
……ついさっきまで。
「だってそうでしょ? 個人ランキング2位のキャサリン・マオが、ただのデータ分析しかできない裏方の男ごときに、なんであれこれ言われないといけないわけ?」
男に色々と口出しされるのは不愉快だという理由で、ヤマトはクビにされてしまう。
姫騎士デュエルの世界は一事が万事、女尊男卑なのだ。
しかし捨てる神あらば拾う神あり。
ヤマトはチーム『ライトニング・ブリッツ』のオーナー、ミューレからスカウトされた。
しかしライトニング・ブリッツはオフに不祥事を起こし、姫騎士やスタッフがごっそり辞めたすっからかんのチーム。
最下位確定、シーズン中にチーム解体まであると言われている最弱チームだった。
しかも新たに採用した姫騎士はというと、
・魔力量は膨大ながら、運動神経が壊滅的で、去年は4部で1勝24敗だったリュカ・フリージア
・ツンケンしていてまともに会話すらしてくれない、今季初参戦の訳ありルーキーのマリーベル
の2人だけ。
チームの拠点は昨年、廃校となった小学校。
懐事情は借金まみれの真っ赤っか。
「開幕戦は3日後だ。なんとか頼むよ」
ヤマトは最弱チームに勝利をもたらすために、裏方として奮闘する!
―――――――
◆姫騎士デュエル・マスタールール(統一規則)
・第1条 ガードアウトした姫騎士は敗北となる。
・第2条 ガードアウトした姫騎士を故意に攻撃してはならない。
・第3条 デュエルの続行が不可能となった姫騎士は敗北となる。
・第4条 事前に申請したマジックウェポンを1つまで持ち込むことができる。
・第5条 1対1で雌雄を決すべし。
第5条補足 ただしチーム戦、タッグ戦などは別とする。
・第6条 姫騎士道に基づくべし。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-18 07:20:00
173813文字
会話率:46%
チートマジックアイテムである「俺」の話
最終更新:2024-04-16 18:00:00
113994文字
会話率:65%
旅の剣士ロスは路銀稼ぎのために潜ったダンジョンで魔術師を助ける。人付き合いが得意ではない2人の成り行きで始まったぎくしゃく冒険譚。
最終更新:2024-04-14 18:54:54
32602文字
会話率:56%
悲惨な人生を神の手違いで送っていた透渚(トオルナギサ)は異世界で、チートな我が家を手にした。
『手違い』と『傑作』が存在する世界で、渚のやり直しが始まる。
時に悩んで時に笑って、仲間と家と共に歩み成長する青年ののし上がり劇が開幕ー!
最終更新:2024-04-13 19:01:27
46375文字
会話率:31%
晴れてプロゲーマーになった岩崎美咲は、過去の名前を変えて新しいキャラクター名で活動を開始した。
最初の頃は、サディクション期待の新人というキャッチフレーズがあり、ゲーム配信をすると同時接続数が2万人を超えて好スタートだった。
選んだゲ
ームはエレメントフィスト。
美咲がプロゲーマーになるきっかけとなったゲームなだけに愛着もあり、しばらくはこのゲームをメインで活動をしようと考えた。
しかし、美咲の戦い方が合気道をメインとしたやり方だったので、自分から攻めたりはせずに相手の打撃を捌いて投げるのがほとんど。
故に、派手な戦いを好む視聴者は次第に離れて行ってしまい、残ったのはリアルでも合気道を習っている視聴者のみになってしまった。
この頃になると、美咲の同時接続数は40人ほどと激変してしまう。
美咲は悩み、監督やチーム仲間に相談をする。
合気道の他にも謎解きが得意だったため、監督からとあるMMOゲームをやってみないかと提案される。
ゲーム名は「スペルマジック」
このゲームはRPG系だが、他のゲームと違ってクエストの発生方法や進行具合、クエストを受けたはいいけどマップ上に道しるべが一切表示されない。クリアに必要なのはNPCとの会話の内容や、クエストに関係する情報の謎を解いて行くしかない。
美咲はこれを聞いて興味を持ち、早速スペルマジックにログインをする。
だが、最初に転送される街へ着いたが、チュートリアルの開始はされずに、それに関するアナウンスもない。マップを開いてもクエストマーカーなどの表示はなく、美咲は愕然とした。
ゲームシステム面は予習をしてきたのに、それ以外の予習はしなかったため手当たり次第、街を探索する。
だけど、その最中にあるプレイヤーから陰湿な嫌がらせを受けてしまう。
しかし、このことがきっかけで美咲はスペルマジックでプロとしての実力と知名度を上げようと決意する。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-11 09:40:06
5447文字
会話率:37%
株式会社MHG(マジックハンディーガール)
大魔法使いヨコイケイスケが、魔法使いと非魔法使い(ノーマル)を繋ぐ架け橋となるため、設立した魔法の開発研究をする会社。
しかし、自然破壊や魔法の軍事利用により世界から魔法の源である魔素が消滅してし
まった、魔素が消滅し魔法使いは魔法を使う事が出来なくなる。
大魔法使いヨコイケイスケも例外ではなく、魔法使い達はノーマルにより弾圧されていく。
世界からはじき出されたヨコイケイスケは、死の間際、マスコットキャラクターのルルルンの声に導かれ、異世界へと転生する、そこには魔素が溢れ、魔法が使える世界であった、新たな世界でヨコイケイスケは夢を掴むため再起を誓う、変わり果てた自分の姿に悩みつつも・・・ヨコイケイスケは再起動する。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-09 16:42:09
150158文字
会話率:63%
異世界で手品師が魔力切れの魔王様をサポート。
登場する手品は実在するものばかりです。
最終更新:2024-04-07 18:28:29
161616文字
会話率:67%
ある日ある時、何の前触れもなく異世界とかにあるようなダンジョンが出現!
中を覗けば魔法に魔物、摩訶不思議なマジックアイテムその他わんさか。
だがいい事ばっかりじゃない。時間経過で魔物が溢れ出てくる仕様で、さあ大変!
欲望のままにダンジョン
でアイテム拾い集めるもよし、どんどんダンジョン潜って自らを鍛えるのもよし!
世はまさに、ダンジョン時代の幕開け直前!
これは人より早くダンジョンに入ったせいで、ダンジョン時代の最先端を走ることになった二人の少年の物語……
小説家になろう初投稿になります。
至らない面多々あると思われますが、どうか一つよろしくお願いいたします。
主に次回予告を載せているブログです。続きの一端がのぞけます。時々違う事をほざいている時もありますし、ギリギリの更新の時も多いですが、見てみてください。
https://zm07415.hatenadiary.org/
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四半期間ランキング44位
年間ランキング93位
第9回ネット小説大賞に参加いたします!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-06 00:00:00
1069196文字
会話率:47%
VRMMOソードアンドマジックを入手した雲母実力(うんも じつりょく)。
その自由度の高いゲームでのステータスはLUK特化型で……!?
最終更新:2024-04-04 07:20:00
45631文字
会話率:29%
ルイス・デュランは、若い頃からプログラミングを学び、20歳になるころには国の"サイバー攻撃対策本部"の責任者になり、世界に名をとどろかせていた。しかし、ルイスの国は敵国によって名の知れたプロの暗殺者グループ、"
ルーベン"を雇われ、ルイスはその標的になった。
ルイスは敵国の調査をしている最中に自分が狙われていると知りましたが、護衛をつける時間もなく、24歳という若さで亡くなりました。しかし、この事件の一部始終を見ていた神様が可哀想に思い、異世界に転生させてくれたのだ。これは、そんな天才プログラマーが異世界で冒険していく物語である。異世界での冒険が始まる中、ルイスは自らの才能を駆使して新たな旅路に挑むことになる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-02 23:14:09
840文字
会話率:50%
十五歳の女の子と、大人への憧憬。
YA小説のつもりです。
最終更新:2024-04-01 11:54:45
5572文字
会話率:37%
古槍 紙月(ふるやり しづき)二十二歳。男性。大学生。趣味は資格取得。そんなどこにでもいそうな経歴の持ち主である紙月は、ある日突然、自分が見知らぬ世界で化け物に襲われているという現実に遭遇する。ゲーム内の相棒であったMETOの助けもあり、
ゲームの魔法を使って化け物を退ける紙月。どうやら紙月たちは、ゲームの体で異世界に飛ばされてしまったらしい。その上、頼りの相方は小学生!? 訳が分からないなりに紙月は決意する。俺が何とか守ってやらなくちゃ!
ハーメルンでも連載中!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-01 00:00:00
711000文字
会話率:43%
魔法科と呼ばれる学科をもつ高校─『龍空(りゅうくう)高校』。生徒達は魔法の正しき使い方と知識を学ぶため、日々勉学に勤しんでいる。
蔵の奥で発見した刀─『夜桜』を手に取った瞬間、絶滅魔法に分類される魔法─『夜叉魔法』の力を覚醒させた少女─
『レビィ・サファイア』は、魔法科をもつ龍空高校へと転校することとなった。
そして転校初日、レビィは同じ絶滅魔法の1つ─『閃風魔法』の使い手である少年─『シャイン・エメラルド』と出会うのであった。
この2人の出会いが、世界をも巻き込む壮大な物語の幕開けとなるのであった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-28 17:00:00
198498文字
会話率:51%
高橋頼信は大学時代、仲間たちとゲームを制作しようと立ち上がった。しかしよくあるイザコザによって頓挫し、夢半ばのまま社会人になった。30歳目前のある日、かつての夢を追いかけるには今しかないと辞表を胸に出社したが、その途中で記憶が途切れている。
そして気が付けば、洞窟の中だった。
そこでは獣人が闊歩し、魔法の媒介となる魔石とやらを採掘しているらしい。
というか頼信は、自分が鉱山に安置された現地人の遺体に、魂が憑依した存在らしいと知らされる。
混乱する頼信だが、同じように現代日本からこの世界に来ていた健吾という人物の手引きを受け、向かったのは領主の館。
そこには獣耳と尻尾を生やした美少女領主と、その従者の女の子がいて、魔法を使ってみろと指示されるが――。
頼信の心残りは、夢だったゲーム制作だけ。
この異世界でゲームを作るのか、それとも元の世界に戻る方法を探るのか。
いずれにせよ最優先なのは、世知辛いこの世界で生き残ること。
その鍵となりそうなのは、魔法の媒介となる魔石、そしてそこに刻まれる魔法陣。
頼信はゲーム制作のために蓄えた無駄知識で、異世界無双……する、のか?
◆この作品は「カクヨム」にても掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-28 03:59:00
685433文字
会話率:33%
IT企業務めの社畜……吉田ユキは、ある日、働きすぎて死んだ。
気が付くと、異世界の魔王の街の住人ユキ・リバイスに転生していた。
どこかのゲームの世界のような街で、悪役サイドと思われる魔王の街に転生したが、重役とか貴族ではなく、単なる平民の
中等部生。
中等部にて魔法を学んだユキであったが、魔法補助具と呼ばれる補助なしでは魔法を使うことができない無才であった。
しかし、好奇心から魔法補助具の構造を探究していくと、仕組みがプログラミングに類似していることに気付く。
それに気づいたユキは魔法補助具をハックし、マジック・ロジックを組み込むことで、便利な道具を作り出すことに成功する。
戦闘においても応用できるその技術であったが、魔法補助具なしでは魔法を使えないユキは高等部に進学できず、高等部の用務員に就職した。
ただ、前世の学生時代でそこそこ苦労していたユキは進学できなかったことは大して気にしておらず、改造した魔法補助具を利用して、雑用をこなしつつ穏やかな日々を過ごしていた。
しかし、ある日、氷の魔女と呼ばれる高等部の生徒会長であるアイシャ・イクリプスにその様子を発見されてしまう。
そんなアイシャはユキに、厳命を出す。
冷蔵庫を作れ。
なんやかんやあり、アイシャの手引きにより学園に編入されることになってしまったユキは穏やかな学園ライフを送りたい本人の想いとは裏腹に、バキバキに成り上がってしまうのであった。
※なんと読むだけでシューティングアクションゲームのプログラミングの雰囲気がなんとなくわかるようになる!(誇大広告かもしれない)
※デバッガー募集中!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-26 15:21:23
106987文字
会話率:38%
魔法族は二百年前に途絶えてしまった。それは魔女狩りにあったとか、排斥されたとかそういうことではなく、純粋に力の衰退によるものだった。
しかし、魔法族の出現自体も突然変異だったという記述が残るくらいだったので、今でもときどきちょっとだけ不思議
な力を使える魔法もどき《マジックイミテーション》が生まれてくることがあった。
ライラ・リゲルは父親と二人暮らしをしていた。父一人子一人で幸せに暮らしていたが、二年前、父親は病気で亡くなってしまう。残してくれた遺産もあり、何とか大学の卒業を控えていたある日、借金取りの男がライラの元を訪れる。
もう顔も覚えていない蒸発した母親が、ライラの父を保証人に危ないところで金を借りていたらしい。
そんな借金取りがまともに応じてくれるわけもなく、なんと三日以内にお金をかき集めなくていけなくなったライラは、家をひっくり返して見つけた初めてみる父の形見の短剣を持って買取店に駆け込んだ。しかし駆け込んだのはただの買取店ではなく、一般の鑑定士には見れないものをみる「アルデバラン鑑定所」だった。
鑑定所の主、鑑定士カラット・アルデバランは、不思議な力を宿した目を持つマジックイミテーションで、その力を使って他の鑑定士では見ることができないものをみていた。個人で鑑定業を営むカラットはその力も相まって界隈では有名だったが、どこで噂が湾曲したのかその名前のせいか持ち込まれるのは宝石や鉱物に関する鑑定依頼ばかり。
カラットはオダマキ通り商店街の裏通りにある店で宝石、ときどきその他の工芸品ほか美術品の鑑定依頼を助手の少女ユーリエと共に待っていた。
最近あまりに宝石の依頼が続き辟易していたカラットは、無償でライラの短剣を見てくれるという。
この依頼が、ライラの運命を突き動かし、カラットとユーリエの運命もまた動かしていくこととなることなど今はまだ誰も知らない。
※この物語はフィクションです。実在の人物、団体、事件などとは一切関係ありません。
※この作品は「カクヨム( https://kakuyomu.jp/works/16817139558249305543 )」にも掲載しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-25 18:32:37
115183文字
会話率:39%
【マジックパンク!】【バイオレンスアクション!】【人が死ぬ!】
剣と魔法と銃の世界、超巨大都市国家クイントピア。
魔法使い、冒険者、そしてギャングが支配する街。
「それじゃ今日をもってお前はクビだ。ジョン」
クイントピア東区を支
配するギャング組織『ヒュドラ・クラン』のヒットマンだった俺は、クランの敵を殺し尽くしたその日に、親父――ヒュドラ・クラン組長ブルータル・ヒュドラに殺されかけた。
だが子が親の都合で死ぬなどファックオフだ。
俺はその場で親父をブッ殺し、慰謝料代わりに親父愛用の8ゲージショットガンを奪って南区に高飛びした。
そんなわけで当座の危機を逃れた俺だったが、生きていくためには金が必要だ。
俺は南区を支配する冒険者ギルドの門を叩き、過去を隠してE級冒険者『バックスタブ』として登録を済ませた。
しかしその直後、俺を追ってきたヒュドラ・クランのカチコミ部隊が冒険者ギルドに装甲トレーラー突撃。冒険者ギルドの1階で血みどろの銃撃戦が発生し、ヒュドラ・クランの内紛はたちまち区を跨いだ大抗争へと発展した。
おかしい。ヒュドラ・クランはこんな見境のない真似をする組織ではない。きっと組長を失ったクランの内部で、どこぞの誰ぞが好き勝手を始めたに違いない。
俺はギルドマスターに話をつけ、妙な経緯で知り合った女冒険者3人と行動を共にすることとなった。そして次々と襲ってくるヒュドラ・クランの追手を順番に殺しながら、一連の事件の真相を探り始めた。
冒険者ギルドとヒュドラ・クラン、血で血を洗う闘争が幕を開けたのだ。
※小説家になろう、カクヨムで連載中。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-24 14:30:00
411400文字
会話率:44%
全身黒タイツに、角刈り。
そして背中に亀の甲羅のようなアーマー。スニーカー。
そんな奇妙な姿の男性に出会ってしまった人間たちの物語。
(テイストとしては世にも奇妙な物語のような話を目指してます)
最終更新:2024-03-23 11:05:50
31396文字
会話率:15%