梅雨のバケツをひっくり返したような大雨
最終更新:2019-06-05 07:53:50
830文字
会話率:0%
バケツをひっくり返したかのような豪雨の中、俺はずぶ濡れのまま正面に映る店へと吸い込まれていった。
マスターに渡されたタオルで水気を拭いながら、カクテルを頼む。それを口に含んで安堵が広がる中、マスターの言葉に衝撃を受ける。
「雨、というのは口
実ですよね?」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-05-11 17:50:53
3657文字
会話率:48%
子どもたちへ。
そして、子を持つ親たちへ。
*
うっひっひ、いっぱい釣れた! お母さんびっくりするかなぁ。
春香はバケツを片手に意気揚々と帰路についていた。帰路といっても、家の前の堀から玄関までほんの五メートルくらいだ。
春香、五歳。
当時、件の堀は整備前。土の堀であった。
こっそりくすねた煮干しやスルメ(お父さんのおつまみ)をタコ糸に結わえ、その辺で拾った棒につける。
一時間もしないうちにバケツの中はザリガニでひしめき合っていた。大きくなったらザリガニ漁師になろうかな。
「見てー! 大漁!」
台所に立っていたお母さんは、振り返るなり目をぎょっと見張った。
「あんたそれどうすんの!」
どうしよっかなー。そうだ!
「飼うー!」
両手を振り上げて叫ぶ春香。バケツから跳ねたザリガニが三匹、床に落ちた。
カクヨム、エブリスタ掲載折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-05-10 00:39:48
7962文字
会話率:25%
とある地方の国道で、トラックに轢かれそうになった少女の身代わりに男子高校生が死んだ。女神が舞い降りてきて「貴方にスキルを一つと、望む世界に転生させてあげましょう」と言った。男子高校生は喜び「魔法力レベル999と、ハーレム展開をお願いします」
と頼んだ。望みは叶えられ、男子高校生の足元に出現した魔法陣により男子高校生の魂は異世界へと転生した。そう、よくある展開。
しかし、普通じゃなかったのは、その光景の一部始終が衆人環視の中で行われたことだった。街はバケツをひっくり返したような大騒ぎとなった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-04-09 02:56:45
3314文字
会話率:28%
鄙びた温泉街に続く道路脇の馬鹿でかい駐車場を有した土産物屋。
トイレ休憩に大型観光バスや家族連れの車が停まる。
ガチャガチャや観光会社の看板がずらりと並ぶタバコ臭く、昭和の終わりと平成の初めにタイムスリップさせる入り口を通り抜けると、老店主
自慢の奇抜な電池玩具が出迎える。
ラジカセ犬を偲ばす馬の玩具がひんひんぱからぱからと紐で繋がれたポールの周囲を駆け巡る。
びかびかと光る蛍光グリーンの馬体から流れるは「ウィリアムテル序曲」。彼の道化じみた珍妙な様に訪れた客は噴き出したり、小馬鹿にしたり。
ある日、店にやって来た美しい女の人形に馬は恋をした。
しかしプライドの高い彼女にも蔑まれ、馬は落ち込みつつも密かに想う。
──果たして馬の想いは成就するのか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-03-12 17:24:03
10395文字
会話率:22%
君もバケツを被らないか?
朝起きたはいいけれど、なんてこったい! 頭からバケツが外れない!
どうしよう、これじゃあ二度寝と日向ぼっこが……出来た!
何の問題もなさそうだけど、このままじゃあれだしとバケツを外しに行くことに。
え、なんだって
。信仰の欠片が四つ必要? え、違う?
個人的趣味の為に……えぇ、素直に集めて来ます!
スライムくんとも駆ける(多分)ファンタジー。
君もバケツ……被る?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-03-05 20:04:15
8415文字
会話率:80%
恋人に試される話です。少し苦しくなる話です。
苦い話で、酷い話です。寝れなかったので書きました。
「好きなら二度と離れるな」
最終更新:2019-03-03 03:46:46
1358文字
会話率:11%
この作品はカクヨムにも掲載しています
最終更新:2019-01-12 17:00:00
9240文字
会話率:9%
バケツト町の西に広がる草原にぽつんとある廃村跡,バケット町の慣習で西にあるからオータムを付けてオータム・リーブ村と呼ばれながらも通称ヲタ村。アンナ領として復興の最中,その近くで発見されたダンションの話をはじめます。
『箱庭シリーズ』の
[EPISODE 2 after]に相当します。
・2ndとは『箱庭シリーズ』[EPISODE 2]です。
・3ndとは『箱庭シリーズ』[EPISODE 3]です。
・方角と季節の連想イメージ
東>春 南>夏 西>秋 北>冬
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-11-28 23:26:24
62679文字
会話率:39%
きゆうくんが絵の具遊びをしているとゆっくり動くものを発見しました
最終更新:2018-11-09 16:12:15
665文字
会話率:0%
はきだめ、ごみ捨て場。
削除する可能性が高いひとりごと。
キーワード:
最終更新:2018-10-29 12:04:27
2360文字
会話率:0%
今年もハロウィンの夜がやって来た!ぼくはお菓子を入れるバケツを持って、うきうきと住宅街を練り歩く。
この作品はpixivにも掲載しています。「Trick or Circus」/ [pixiv] https://www.pixiv.net/
novel/show.php?id=10295869折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-10-27 23:32:47
1086文字
会話率:37%
突然の死。
脚立から落下し、バケツの水で窒息しした掃除屋。
気がつくとそこは真っ白な世界だった。
すると自称神が現れ言った、「お前、哀れ過ぎん?」
最強の掃除屋になって異世界を救うためにがんばるぞい
最終更新:2018-08-16 07:00:00
920文字
会話率:89%
地球とテンプレな異世界とがくっついた。そっから結構な時間が経った。
時代が変わり、技術が変わり、価値観が変わり、人も変わった。
そんな世界でも、変わらない"モノ"──貴方の一番身近にあって、でも中々気付けない……これは、
"変わらないもの"を求める一人の少年を中心に、世界が動く物語。
因みに、著作の『俺、自分の能力判らないんですけど、どうしたらいいですか?』のリメイク版です。
原型はほぼ留めていません。
それから、お試し投稿なので、不定期更新かつ、突然の仕様変更などバリバリ行って行くので、ご了承下さい。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-08-14 07:26:10
6280文字
会話率:44%
永遠のチュートリアルを生きる個性埋没系ポンコツ主人公レイさんは、ヘス女神様にダンジョンクリエイターに任命され、見知らぬ草原へと飛ばされてしまったようです。
しかしポンコツさんには、ダンジョン運営ノウハウなどありません。
というわけで、ヘス女
神様はナビとしてナビ・ナビさんを遣わすことにしました。
ポンコツさんには、多くの試練が訪れます。
果たしてポンコツさんは、
崩壊の危機や理不尽な攻略者を乗り越え、
山のようなモンスターにバケツを与え、
頻出する新設定と新機能に屈せず、
ダンジョン運営を成し遂げるのことができるのでしょうか。
…たぶん無理だと思いますが。
==============
月曜日更新のダンジョン運営物語です。
主人公の性格というかキャラがふわっとしてますが、他は大丈夫です。多分。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-08-13 00:00:00
139017文字
会話率:59%
昔々、入植者達が言った。「あの山はバケツをひっくり返したみたいだ」それから山はbucketと呼ばれる様になる。此れはその山を象徴とした鉱山鉄道の何気無いお話。
注意)
蒸気機関車が描写したくなって書いた特に何も起こらないお話です。
作者は
蒸気機関車が好きなのですが動画で走行シーンを見る程度で、運転や鉄道についてあまり詳しくありません。変な所があると思いますがスルーして下さい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-07-15 10:32:42
4007文字
会話率:45%
奇病にかかり魔法学校を泣く泣く退学したものの、故郷まで帰るお金も身寄りもないため、学校のあった副都市の領主家で洗濯女として働きだしたポポ
噂のイケメン剣聖さまに人並みに憧れる、花盛りの17歳
そんなどこにでもいる、平凡だけど頑張り屋な少女の
住む副都市に、憧れの剣聖さま御一行がやってきた
領主の家に剣聖さまが泊まることにドキドキしていた少女は、仕事場(物干し場)に転がる白銀のバケツに気がついた
あれ、誰かの忘れ物?え?このバケツ、中身入って……ぎゃああ、頭あああああっっ!?
※:スプラッター要素は一切ありません折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-07-03 00:06:58
9899文字
会話率:29%
わたしは物心がついたときからポリバケツと一緒に生活している。
しかもこのポリバケツは無敵なのだ。
理由はわたしにもよくわからない。
そんな非常識な世界で、わたしたちは懸命に生きている。
※この作品は作者が過去にモバゲー小説
(エブリスタ)に投稿したものを、加筆修正して掲載しております折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-03-27 23:26:52
8005文字
会話率:19%
魔法と科学どっちにも特化しなかった世界。
ある村は魔法はマッチやバケツの代わりくらいで、また、ある町では魔法は移動のための燃料であり生活にかかせないものであったり。
人々はそれぞれの村や町で独自の文化を発展させていった。
大陸の辺境に住
む歌の民と呼ばれる一族の青年、ナバリは幼い頃に聞いた古い御伽話に出てくる、精霊との約束の地「千寿の桜花」を探すため、世界を回り旅をする。
主人公車両イメージ:カワサキ W800折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-03-22 21:15:06
9642文字
会話率:35%
雲の上から、大切な人の名前を呼んだ。私は休日の朝、ふと目が覚めると、脱衣場の天井が雨漏りをしていることに気付く。そこにバケツを置いた私は、水滴の落ちる小気味良い音に耳を澄ませる。遠い家族との絆と、雨音のリズムのお話。(他サイトでも掲載してい
ます)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-02-22 19:57:31
3943文字
会話率:0%