サイコロを振る手を幻視する。いつもの、人生の始まりに見る光景だ。生まれる前に、必ず、振り直しの利かない99~0の目の100面ダイスを複数振らされる。魂に刻まれた記憶、《心のノート》にはこう記されていた。
『出目で得られたポイントの許す限
り、種族はデーモンハーフに設定しろ』
何度も、同じ時代に生を繰り返す中で、デーモンハーフとして過酷に生きた時も、致命的にポイントが足らずヒトとして生き、冒険も挫折して穏やかに余生を過ごした時も、必ず死の間際にはこう記されていた。
理由は知らないが、辿り着くために必要であるならば、今生の私もそうせねばならない。
全て振りきる。
出目は、全部が99。
過去にどれだけ試行したのか知らないが、滅多にない幸運だろう。これだけのポイントでキャラクターメイキングをすれば、今度こそ辿り着けるのではないか。
心のノートをめくる。一番最初の項を、擦りきれたそこを読んだ。
『ダンジョンの最奥を目指すこと』
『可能な限り生き続けること』
もう記した理由もわからないが、これだけは、魂に刻み付けねばならない。
・種族を選んでください
禾穀(カコク) ヒト
芭蕉(バナナ) ヒト
郁子(ムベ) エルフ
悪実(ゴボウ) ドワーフ
野老(トコロ) ノーム
蕗冬(フキ) ゴブリン
附子(プシ) デーモンハーフ◀️
昆布(コンブ) ドラゴニート
extra
狗尾草(エノコログサ) コボルト
…
・あなたの本質は
善
中立
悪 ◀️
・職業を選んでください
▶️盗賊系
…
忍者大名
神罰執行者
怪盗紳士
おしゃれ泥棒
悪漢 ◀️折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-09 16:02:59
194472文字
会話率:44%
大人になって青春時代を思い返すと、ほろにがい記憶もすてきな思い出となり、今の自分へと続いている。この短編は、大人になったあなたに送る、美しくも儚い、物語です。
月夜のお供にどうぞ。
最終更新:2023-02-05 20:48:06
2144文字
会話率:13%
服装はキャラ設定の第一歩!
現代恋愛作家の皆さんは、ヒロインにどんな服を着せていますか?
これは、「女子の服の知識が無さすぎて服装描写が出来ない!」「とっかかりのイメージすら湧かないよ!」
という「女子のファッション難民」な作家さん(特に男
性)に向けたお助けエッセイです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-01 18:06:12
3571文字
会話率:6%
帝国陸軍大佐の侯爵のパパンと、その娘のおてんば令嬢が仕立て屋に入って楽しくショッピング。
最終更新:2023-01-29 11:00:00
1946文字
会話率:49%
僕の彼女はめちゃくちゃかわいい。きれいだし、おしゃれだし、優しいし、料理もうまい。そしてお金持ち。片や僕は貧乏な大学生。そんな彼女が僕と付き合ってくれたことには、彼女にしかわからない理由があった……。
最終更新:2023-01-27 12:29:57
10762文字
会話率:56%
おしゃれなカフェにと意気揚々と向かう男1人が敗北するお話。
最終更新:2023-01-22 18:31:46
986文字
会話率:9%
除光液のにおいは、敗北のにおい。
左手のマニキュアを落としながらわたしはうなだれた。
それでも、塗りたいなら塗ろうよマニキュア。
最終更新:2023-01-01 23:13:00
975文字
会話率:4%
みどりちゃんのママはぬいぐるみのお洋服を作る天才なんです! そんなみどりちゃん。おともだちのぬいぐるみのお洋服作りをママに頼んで……。出来上がったその晩の出来事何です。
❅「冬童話祭2023」参加作品です。
最終更新:2022-12-19 15:00:00
1548文字
会話率:35%
何気無く年を重ねて、いつのまにか若者を卒業してた
ごくごく普通の中年が主人公。
そんな主人公がいつものように眠りにつくと、いきなり声をかけられる。
「やぁ、お目覚めですか?」
目に写ったのは男でも女でもなくて、
いや、そもそも人間でも
ない。
えっ?兎さん。。。??
アリスインワンダーランドは確かに不思議な国の物語だったけど中年が主人公ではなかったような。。
混乱しながらも表にでた言葉は
『あっはい、こんばんは』
とかいう、そう!若者には決して出来ないであろういぶし銀の経験がなせる当たり障りの無い反射の言葉でした。
【なんか親近感がある、主人公が夢の世界でワンダーでおしゃれな兎が案内してくれる扉の先には様々な世界が広がっていて旅をします。夜寝る前等に読んでいただいて次の日を少しでも楽しく迎える事が出来る人が増えますように!!アンパンマンはいつも正しい!】折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-20 01:05:30
1735文字
会話率:18%
髪の毛を巻いたのも、
メイク覚えたのも、
おしゃれに気を使うのも、
アナタ
全部全部、貴女のためになっちゃったね。
——『恋』と『友情』、あこがれの狭間に、
君を好きになった。———
惹か
れ合う清らかな二人の
純愛ラブストーリー。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-17 13:45:43
1031文字
会話率:0%
次世代フルダイブ型ゲーム機が開発され、早一年。
理事長が生粋のゲーマーであることから、私立女子高にも新しい部、新設と共に無理くり導入されることとなった。
「はぁ……。せっかくおしゃれで可愛いカフェを作ろうと思ったのに……。理事長めぇ!
!」
「まぁまぁ、いいじゃん? ボクは楽しいよ」
「そりゃ、椎菜は好きなこと出来てるしな」
今日もカフェオンライン部では、一年無料パスを賭け、格闘ゲーム《KAMAAGE》で火花を散らす。
「ようこそ! カフェオンライン部へ!」
※一応、VRゲームを題材にしていますが、リアルの学園生活をメインに書くつもりです。
なので、対比は、
ゲーム:学園生活=3:7
を予定しています。ご了承ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-11 22:00:00
320132文字
会話率:39%
おばあちゃんは、最近元気がありません。
髪の毛は、ぼさぼさ。
服は、いつも同じ。
お化粧もしていません。
アルファポリスさんにも掲載しています。
最終更新:2022-09-08 17:41:48
660文字
会話率:32%
ファッションモデルをやっていた女性彩花(あやか)。
しかし気づかないうちに彼女は鏡の地球と呼ばれる場所へ白ひげのおじさんによって転移させられる6
そこはよく本や漫画で見たような異世界だった。
でも、何かが足りない。そうおしゃれ。ただ、隠
す、守るためだけの服をもっと着るのを楽しんでほしい!!
そう思い彼女はこの世界に新たな楽しみを作り上げる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-07 23:21:31
11232文字
会話率:68%
僕がかつて働いていた住宅展示場は、かつて南海ホークスの本拠地であった、取り壊し前の難波球場であった。
二十五年ぶりに訪れたその地はおしゃれなショッピングセンターに生まれ変わり、当時を偲ばせるものは球場から少し離れた居酒屋が並ぶ狭い路地だけ
だった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-30 10:07:11
2123文字
会話率:19%
前髪も作ってストレートな丁度いいカールな髪でおしゃれな女の子。
そんなの憧れる、けど。
※ベリーズカフェにも投稿しています。
最終更新:2022-07-25 18:53:06
495文字
会話率:0%
雑誌社に勤める男・那珂川は、パンティ職人・田中への取材をするためにやって来た。
厚いアクリル板を挟んで、パンティ職人・田中が半生を語った。
最終更新:2022-07-16 23:32:19
4129文字
会話率:19%
寝惚けて両眼がうまく開かない、午前何時かもすぐに判らない深夜、突如としてスマホのコール音が鳴り響く。
学校を卒業してからニート同然の生活を送っている奴に、配慮の欠片も無い連絡をしてくる同級生を、フジミヤは名前を見なくてもすぐに判る。
ど
うせ電話を繋ぐと、無駄に透き通った天然ボケ女の小声が聴こえて来るんだと、いつものヒラナカだと、あえて面倒そうにして右耳を澄ます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-26 02:00:00
2633文字
会話率:55%
春から中学三年生になる文香。
今度誕生日を迎える祖母のリクエストは、「都会のおしゃれなヘアサロンに行きたい」だった。
カクヨムでも公開しています。
最終更新:2022-04-28 22:10:59
4123文字
会話率:39%
ノージック王国第三騎士団の非正規騎士レオナルド・バッカスは、四十歳の定年を前に、貴族である上司から、田舎の村の代官になってみないかと持ちかけられる。
税収はそれほどではないが、自然に恵まれ、領民たちは善良で、何より、おいしい田舎料理とどぶろ
くがある。平民出のレオナルドにとっては、貴族向けのおしゃれな料理より、田舎の素朴な料理のほうがごちそうだ。
願ってもない話に、レオナルドはその村の代官となることを了承した。
現地に赴任し、長年の騎士団務めの疲れを癒やそうと思うレオナルド。
だが、ある雨の日に、突然珍客が現れた。
公爵令嬢だという彼女は、レオナルドに出し抜けに言った。
「わたしをもらってください」と。
なだめようとするレオナルドだったが、彼女は引き下がらず、そのまま村に居着いてしまって――?
※アルファポリスにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-28 17:40:07
267134文字
会話率:46%
オトメ・アイリンは可愛いものが大好きな女の子!
毎日、おしゃれには気を使っています。
しかし、もうすぐ16になるのに、女の子必須のあのアイテムを持っていないのです。
なんで、買ってくれないの~~~!
その理由を知り、意気消沈したオトメ。
しかし、伝説の街・オーパイに行けばその問題が解決することを知ります。
しかし、オーパイはどこにあるかも分からず、長い旅路の果てにようやくたどり着ける場所。
そこでオトメは冒険者になって、オーパイを目指すことにしますが...
その過程でも問題は山積み。
果たして、オトメは旅に出ることができるのか?
仮に旅に出れたとして、まともな冒険者生活を送れるのか?
マイペースキャラからいじられキャラに変貌していくオトメの受難劇。
是非、ご覧ください!
〇アルファポリス様にも掲載しています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-26 20:00:00
155614文字
会話率:60%