舞台はダンジョン……迷宮が日常に存在する現代日本。
17才の高校生・吉常天麻《よしつね てんま》は、大学進学を選ばず、危険と隣り合わせの迷宮探索者として生きることを選ぶ。
冷めた瞳の裏には、母親への激しい憎悪と、母親を肯定する社会のルールへ
の反発が渦巻いていた。血の繋がらない戸籍上の父親からの養育費を使い込む母親を心底憎み、軽蔑しながら、吉常は剣を手に迷宮の闇へと飛び込む――そこには学歴も常識も通用しない、己の実力だけがものを言う世界が待っている。
そんな彼の日常に、突如現れたのは転校生の霧生夏海《きりゅう なつみ》。
おさげと眼鏡の愛らしい外見とは裏腹に、彼女はダンジョン探索に異様な興味を燃やす謎めいた少女だ。吉常の日常にグイグイ踏み込んでくる夏海に、最初は苛立ち混じりの戸惑いを感じる彼だったが、彼女の純粋な好奇心に彼もどこか興味を持っていた。
彼の運命が動き出すのは、迷宮での出会い。
ゴブリンの群れに襲われる夏海を、吉常は咄嗟に救う。
だが、なぜ彼女がそんな危険な場所に? 夏海の笑顔の裏に隠された秘密とは? そして、吉常が選んだ“自分の道”は、本当に彼を自由にするのか?
危険と謎が交錯する迷宮で、少年の反骨心と少女の情熱が火花を散らす!
※毎日深夜1時に1話ずつ更新していきます。
※本作、カクヨムでも連載中です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-17 01:00:00
38265文字
会話率:19%
巨乳判定を受けた女子は、18才までに結婚せよ。
そんな国に生まれた少女・高野のぞみ。
あと4年で結婚相手を見つけよ。でなければ国外追放か強制結婚。
その運命に戦慄するが、女子高生になればきっと良い男子が見つかるはず。
そう思って、この状況で
油断していた。
……だが、気が付くと彼氏なしで17才になっていた。
あと1年しかないのにどうしよう?
そんな彼女の前に非の打ちどころのない男子が現れる。
是非この男子と結婚したいと思うのだが、その男の子には好きな相手がいた。
……どうしよう?
彼女は思った「好きな相手なら、付き合ってるとは言えない。ならば寝取っても許される」
※カクヨム、ノベルアップにも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-21 20:30:43
117246文字
会話率:21%
小学生、中学生、高等生......そんなあたしの青春時代はバラ色だった。暖かい家族が居て、親友に囲まれて、大好きな彼氏まで居て......でもそれは悲しいかな、高校2年生までの話。
大事な人を亡くしてしまったあの事件をきっかけに、あた
しの人生は大きく変わってしまった。その時受けた精神的ダメージは、図り知れないものが有ったんだろう。
事件後、あたしは2つの大きな宝物を失った。1つは事件前の全ての記憶。つまり幸せいっぱいだった青春時代の記憶が全て失われたってこと。世間一般で言うところの『記憶喪失』ってやつ。
それともう1つ、失われたあたしの大きな宝物。それはなんと全ての『感情』。分かり易く言うと、喜ぶことも、怒ることも、哀しむことも、楽しむことも全て忘れてしまったってこと。
そんな訳だから、人から何を言われても無反応だし、何が起こっても無関心。過去を悔やむことも無ければ、未来に希望を抱くことも無い。それってもうただの置き物だよね。
大事な人達はどんどんあたしの前から消え去っていくし、周りからは変人扱いされるし。とにかく悲惨だった。
でもある時を境にして、これじゃダメってことに気付いたの。みんなみたいに幸せにならなきゃってね。
あたしの名前は花咲向日葵(はなさきひまわり)。若干22才になったあたしこと向日葵は、17才の時に故郷で起きた壮絶なる過去に立ち向かっていくことを決意した。それはもう想像を絶する試練の連続だった。
世の中には死にたくなる程に辛い思いをしてる人が今も沢山居ると思う。でも人生って意外と捨てたもんじゃ無いってことを、あたしはそんな人達に伝えたていきたい。
だから今あたしは、そんな自身の壮絶なる半生を記録に残しておくことにした。この記録を通じて、今辛い思いをしてる人達が少しでも希望を持ってくれたらいいなぁって思って。
そんなあたしの記録だけど、最後まで付き合ってくれたら嬉しいな。じゃあ早速記録を取り始めることにするね。乱筆だけど許して。 花咲向日葵
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-17 00:00:00
103638文字
会話率:35%
600年後の銀河。主人公クラウン(13才)はゲームチャンピオンでひきこもり生活中に人助けをし、その時に出会ったギルドのハニ(17才)、ブラスト(14才)、ヴァル(17才)に誘われギルドになった。クエストをクリアして報酬をゲットする旅を始めた
クラウンは、ペットロボの愛好家同士で、気の合うスノー(21才)と出会った。スノーをギルドに誘い入れ、クエストを通じてブラストとも再会した。3人と2匹はスペースシャトル「サイプレス号」で銀河を駆け回り、更なるクエストを通じて成長して行くのだった。そんなある日、クラウンに助けてもらったハニから応援要請がきた、、。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-15 12:23:13
107635文字
会話率:20%
その時、大陸が4つの帝国に支配されていた。
大陸の南東から北へ西へと領土を拡大していった東の帝国茗(メイ)。西の帝国との間にある大いなる砂漠のオアシス都市の連合の蘭国は茗に吸収されることを望み、3族長の娘を其々恭順の証として皇帝に差し出した
。茗らしい黒髪黒目で妖艶な美しさを持つ16才と17才の二人とは違い、濃茶色髪に榛色の瞳蜂蜜色の肌を持つ星(せい)は砂漠を東西に移動して商売をするキャラバン隊の踊り子を母に持つ妾腹の娘12才であった。後宮へ入って早々お手付きになった二人と違い、幼さの残る星は皇帝からお手付きの無い乙女の身のまま5年を過ごすことになった。
北の大国ロシノフ帝国と東の茗国に挟まれた緩衝地帯として独立を許されているヴェルボク国にロシノフ帝国が侵攻してきた。ロシノフ帝国は広大な領土全てを統治出来ておらず、西の端にある首都以外は地元の豪族が好きに統治しているのだが王家の醜聞が起こると、国民の目を反らすため度々ヴェルボク国へと侵攻を仕掛けるのだ。大国に挟まれたヴェルボク国は茗と同盟を結ぶことを願い出て、聞き入られる。
その約束の証しとして、17才になっていた側妃星は北東の国へと再度嫁ぐことになった。
嫁いだヴェルボク国の国王夫妻は先の侵攻で亡くなってしまい、急遽即位したのは14才のユーリイ。土地は痩せて寒く、資源となる鉱物も無い大国同士が隣にならないように緩衝地帯としてしか価値のない場所。ある意味捨て置かれた場所で鎖国のように細々と独立を守ってきた国。そんな国の貴族は世情に疎く年若い国王を操ろうと戯言を吹き込み、嫁いできた大国の元側妃である星に辛くあたる。ユーリイに至っては乳母の娘に騙されて初夜の晩に「お前を愛することは無い!」と宣った。それを聞いた星はユーリイに物の通りと世情を教えると共に、「この落とし前はどうつけるんだい?」と艶やかに微笑みながら脅すのだった。
そんな、コメディです。
前後編でお届けします。
元サヤ恋愛物です。元サヤがお嫌いな方は申し訳ありませんがブラウザバックでお願い致します。
年上の男性(夫以外)との匂わせがあります。
もちろん、想像の産物ですので、時代考証など出来ておりません。
妄想の賜物とお時間潰し位のゆるさでお願いします。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-29 19:13:27
8896文字
会話率:41%
代々宮中伯として財務に携わるウィンスロー家。長女オレリアはウィンスロー家の後継ぎとして、財務局に勤めている。
一筋の乱れもないひっつめ髪、詰襟で飾り気のない地味なデイドレス、それから銀縁メガネ。涼しげな目元に薄い唇、凛とした立ち居振る舞い
。それがオレリアであり、オレリアは、そんな自分を気に入っている。
オレリアは国庫を厳格に守る財務官であり——それから、王弟殿下バスティアンの高火力強火ファンだった。
『勇者な王太子殿下が魔王に呪われましたが私が即座に口付けします 〜報酬に3食とおやつと昼寝付き生活ありだと思う〜』スピンオフ作品です。
上記作品の過去話なので、単体でお読みいただけます。前作主人公カナンは登場しませんが、王太子フェリクス(17才の姿)は登場します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-25 07:00:00
8004文字
会話率:39%
とある理由で漫画専門の編集プロダクションを辞め、自暴自棄になり、自堕落な生活を送っていた響政宗(ひびきまさむね)。
27才になった彼は、フリーター時代の友人と一緒にファミリーレストランにいた。
響とその友人の話題は、『どうして編プロを辞め
てしまったのか』について。
響は漫画の編集は大好きだった、天職だと感じる程に。
しかし、彼は辞めざるを得なかった。
ひとつのケジメをつけるために。
と、そこに。響とその友人の会話に、突然割り込んできた人物。
その人物はブレザーの制服をまとった、一人の女子高生だった。
彼女の名前は、白雪麗(しらゆきうらら)。眉の上で切りそろえられた前髪が印象的な、すとんと落ちる綺麗なセミロング。響が抱いた白雪の第一印象は、「可愛らしい女子」。顔立ちはまだあどけなさを残し、しかし、とても美しく整っていて、彼女はまさに子供と大人の中間に立っていた。
そんな彼女が、むさ苦しい男二人の会話に突然割り込んできた。
「あ、あの! わ、私の漫画、読んでもらえませんか?」
白雪のこの言葉が、全てのスタートとなる。
青春をスタートする者と、青春を取り戻す者。
27才のダメ社会人と、漫画家を夢見る17才の女子高生。
そんな二人の年の差恋物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-22 17:00:00
119049文字
会話率:53%
ある日、いつも通り朝起きると、何もかもが違う世界に....
17才だったはずが14才くらいの体になっていて...どうやら異世界に来てしまったらしい。
おとなしく静かに暮らすが、一向に現実世界に戻ることはない。
結局戻らないまま、異世界での一
年がたってしまった。
学校に通わなくてもいいし、バイトしなくてもいい。充実していて思わず現実世界へ変えることを忘れていた。
そんなある日、魔王が異世界で再び行動を始めていると聞いて、「魔王倒せば全部戻るんじゃね?」と思った僕は魔王討伐に向かった。そうしたらまさかの勇者の子孫で....
魔界でも魔族の少女が一人、混乱したように辺りを見回していた。彼女もこの世界にやってきたうちの一人であった。彼とは違う唯一の点がそう、「魔族」であることだった。魔族とは魔王に仕える、もしくは魔王の血筋であるものたちのことであり、そのなかでも少女は魔王の娘だった。
彼女も現実世界に戻る方法を探したようだが、見つからないようだ。
そうなったとき彼女にはとある考えがあった。
「異世界に転生して魔王討伐すれば元の世界に戻れるって言うから、魔王側なら人間倒せばいいのでは?」
転生先が違うことで二人はどうやら対立の道に進むことになるらしい。きっと、二人の立場が判明すればこう言うだろう。
「「転生先、間違えた!」」
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-01 20:51:34
2646文字
会話率:52%
「そんなに好きなら君と結婚してもいい。」
貧乏な男爵令嬢であるカーラはメイドとして城で働く17才だ。突然有能な宰相補佐官であるクロヴィス様に声をかけられてから、王太子の婚約者やクロヴィス様の婚約者と関わるようになり、いつの間にか溺愛されてい
る話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-14 18:46:23
14119文字
会話率:32%
アサヒ 17才。日本で生まれ神社で育った、剣道2段の高校生。遠い日の記憶、今でも見る夢がある。
父と話をしている夢。
あの日父からもらったアクセサリー。
これがアサヒの運命を大きく変えていく。
夢で見るあの場所から声がする。
誰かはわから
ない。
助けを求める声がする。
気付いたときには、そこはアサヒの知らない世界が広がっていた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-26 20:30:34
21512文字
会話率:37%
わたしの名前は ポン・すけ
17才のりっぱなレディよ
両手両足に真っ白な手袋して、靴下を履いているわ
いつでも舞踏会に行けるってわけ
これはそんなわたしの優雅な日常の記録よ
最終更新:2024-09-11 17:00:00
47149文字
会話率:29%
・・・・・・・・・・・・
王国暦 421年。17才の少年・ユノが、妖精たちのすむ土地である、霊樹(れいじゅ)の里(さと)をたずねて、旅のおわりをむかえる。というはなしです。(※このものがたりは、『【異世界転移】をやってみた《3》 ―パ
ンドラの箱―』の、つづきです。)
・・・・・・・・・・・・折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-26 14:30:00
77210文字
会話率:28%
17才のガーネット=フルーベルは、王国内で権威を振るうフルーベル侯爵の一人娘。
しかし父親の失脚により、フルーベル家は爵位剝奪、一家離散となってしまう。
屋敷を追われ、盗賊に襲われたガーネットを拾ったのは、氷の辺境伯と呼ばれるリヒト=ヘル
バルト。
行き場をなくした没落令嬢に、彼は二つの選択を示した。
「君が選べる道は二つ。使用人としてこの屋敷に仕えるか、今すぐここから出ていくか」
周囲の予測に反し、ガーネットは使用人を受け入れ働き始める。
リヒトは冷たく目すらも合わせてくれないが、聡明で謙虚な彼女は、瞬く間にヘルバルト家に馴染んでいった。
リヒトにとっては誤算だった。
生粋の令嬢が使用人など務まるはずがなく、すぐに出ていくだろうと高をくくっていたからだ。
ある日、ガーネットはリヒトに、庭園の手入れをやらせてほしいと頼む。
まだ見たことのない、雪の中に咲く花を植えてみたいのだという。
許可をもらい張り切る彼女に、リヒトはやむを得ない事情から、舞踏会への同伴を依頼する。
この一件が、二人の関係を大きく動かし始め――
■■
最初は塩対応だったヒーローが、うっかり主人公に惚れてしまい、無自覚溺愛してくるお話です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-27 08:31:43
50239文字
会話率:43%
吉良姫華17才少し男性不信気味な女子高校生。目立たないように生きてきたはずが、気づいたら乙女ゲームのヒロインに異世界転生していた。毒を吐きながらどうにか攻略対象から逃げきる為、TURE END 目指して頑張ります。
最終更新:2024-07-23 19:31:28
124806文字
会話率:44%
菊池は17才の女の子。亡くなった両親のアトリエを引き継いだばかりの駆け出しの錬金術士です。
彼女には悩みがありました。
何を錬金してもゴールドになってしまうのです。
最終更新:2024-07-21 19:36:57
1436文字
会話率:39%
17才の少女の物語です。
最終更新:2024-07-08 22:33:12
593文字
会話率:0%
2097年 17才の少年を取り巻く
罠だらけの世界。
最終更新:2024-04-11 17:47:44
429文字
会話率:36%
試験的販売を始めた緊急避妊薬。
どうしても使用したい私は17才。
親には言えない。
保護者の同意なしに手に入れたい。
どうにかならないかと薬局へ立ち寄る。
しかし商品の前に佇む女性がいて…
最終更新:2024-02-11 23:36:57
4349文字
会話率:21%
杉原香奈子17才。天真爛漫で活発、勉強は大っ嫌い。陸上部所属。
半年前に転向して来た上田大樹君に恋しました。
でも彼には秘密があって……。
最終更新:2023-12-31 09:00:00
48782文字
会話率:19%
高校一年の間宮トオルは現実と異なる法則に支配された世界へ来てしまう。そこで出会った17才の少女シンドウ=サキは魔法使いだった。彼女とともに誘拐事件の解決に乗り出す。(最後に「読者への挑戦状」あり)
最終更新:2023-12-14 19:56:02
89549文字
会話率:28%
「世界を救う女神か、それとも世界を滅ぼす魔女か?」
教書への信仰がその全てを統べる国、教国。17才の赤毛の少女アイシャは、その容姿から「忌み子」と呼ばれ、辺境の朽ちかけた教会で、神父のガトーと二人で孤独に暮らしていた。
しかし嵐の夜
、教団の者たちに率いられた異教徒の傭兵たちに突如襲われる。ガトーは殺され、アイシャも殺されそうになったが、何故か西方の大国、ガラムートの者たちによって助け出された。言葉も通じぬ彼らは、アイシャのことを赤き女神イシュルの娘、イシスの生まれ変わりだと信じていたのだ。
教国からはこの世界に厄災をもたらす魔女と呼ばれ、ガラムートでは世界に福音をもたらす女神と呼ばれるアイシャ。二つの国をまたぐ野望と陰謀に翻弄されながらも、一人の少女が己の運命に立ち向かい、そして恋に生きる物語。
リムスキー・コルサコフのシャハラザードの調べに乗せて、アラビアンナイト風(当社比)少女の冒険譚を、シリアス全振りかつ、ノンストップででお送りさせていただきます!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-11 09:35:27
79143文字
会話率:47%