“こんな世界、間違ってる”
そう叫んだきみはもう居ない。
結局何が正しいとか、間違ってるとか、そんなの関係なかったんだと思う。
ただきみを、奪われたくなくて、必死で逃げた。
そこには正義も希望も無かっ
たけど、初めての「自由」を、君はくれた。
────照りつけるような太陽と、眩しすぎて見れないほどの青空。
そして、忙しく合唱する蝉の声。
「もう…そんな季節か」
高校3年生になった夏木美海は、授業中、風に誘われるように、窓の外を眺めた。
着々と、夏の気配が近づいてきていた。
もう何度目かの、巡るだけの季節のひとつ。
その度に、あの夏を思い出す。
本当は、あの夏きみに伝えたかったこと。
これは、ぼくときみの、炎夏の逃走劇。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-07 13:19:47
82199文字
会話率:28%
潮風に誘われて、ひとつ目の嘘をついた
キーワード:
最終更新:2024-06-26 07:49:15
344文字
会話率:0%
「村の近くにある洞窟がダンジョンになってたって昨日父ちゃんが言ってたから、ちょっと行ってみようぜ!スライム倒すと最初の1回だけ必ずスキルがもらえるらしいぞ!」
お姉ちゃんの幼馴染みでいつもお姉ちゃんと一緒に遊んでくれる近所のお兄ちゃんに
そんな風に誘われて、少年はお姉ちゃんの後ろに隠れながらおっかなびっくりダンジョンへと足を踏み入れる。
そして、そこでどんなに力が弱い者であっても1撃で倒せるというスライムを目を瞑りながら「えぃっ!」と解体ナイフで切りつけて倒すと、≪ガチャをする者≫という称号と、≪1連ガチャ≫と≪10蓮ガチャ≫という2つのスキルが手に入った。
少年が試しにそのスキルを使ってみると、洞窟の地面に魔法陣が浮かび上がってそこから虹色の光と共に豪華な赤い宝箱が出現。
「な、中に何が入ってるのかな?」
「こんな見た目豪華な宝箱なんだから、すっげー武器とか入ってるんじゃないか!?早く開けてみようぜ!」
「ナユタ、良いものが入ってると良いね♪」
ドキドキわくわくしながら3人が宝箱のふたを開けると、中には丸くなって眠っている黒猫の姿があった……。
◇◆◇
これは時と場所は違えど、幸せを奪われた者達が自分の中にある嘘偽りのない気持ちに従って行動することで話が紡がれていく物語。
黒猫は少年の安全を第一とするため、少年に力を与えることをせず、
勇者と大聖女は少年を危険に晒したくないから、少年を村に置いていくことを決意し、
水晶の巫女はもう愛を交わし合えない人と瓜二つな姿をしている将軍を言いなりにするため、水晶玉で未来を占い、
将軍は魔王に殺された恋人の復讐のため、未来を占うことができる水晶の巫女にその身を捧げ、
日焼けハーフエルフの副官は子どもの頃エルフに追放されて魔物に殺されそうになっていた自分の命を救ってくれた将軍に報いるため、日々兵達の訓練や王都を脅かす魔物の掃討に力を割いている。
そんな登場人物達が織りなす【愛と復讐と悲しみの物語】ここに爆誕!
少年は家族を取り戻すためにある1つのことを決断する……
◇この物語を最後まで読んだ時、あなたの頬は涙で濡れているかもしれません◇折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-12 04:42:32
396993文字
会話率:40%
本を読むのにハマり、何かの可能性に駆られ書いてみました。様々な考察待ってます。
最終更新:2023-02-16 04:13:24
1123文字
会話率:0%
自分を出せず、誰にも心を開けず、全てを鬱陶しいと思う。だけど、構ってほしい、一人にしないでとも思う。少し前まで何も考えず楽しく過ごしていたはずなのに…。
葛藤を重ね、家出を決意した少女の物語。
ただそれはあまりにも普通ではなかった。
同じ頃、一人前になって一人立ちをする為、旅に出た少年がいた。少女はその少年と出会いさまざまな冒険をしていく。
不思議な少年との旅で変わっていく少女の心。
予想外な展開が待っていた。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-17 02:10:02
255832文字
会話率:38%
夏川李央、19歳。期待と不安を抱えて大学生になった。
憧れていた《華やかなキャンパスライフ》は、カッコつけて入学式中ずっと仏頂面を浮かべていたことで、見事に打ち砕かれる。
友人も作れず、恋人もできず、退屈な講義を受けながら空虚に過ご
した1週間。
ある金曜日の心理学講義の授業にて。
同じグループになった滝田健司に、こんな風に誘われる。
「サークル作ろうぜ」
自信に満ち溢れているが大学デビューっぽいケンジ、冷静で事務作業得意だがオタク気質なカナト、新聞部部長のミステリアスな情報屋ミナガワ先輩……個性豊かな仲間たちと波瀾万丈な事件に満ち溢れた、キャンパスライフの予感が吹き始める。
カクヨムでも連載しています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-09 19:00:00
123815文字
会話率:47%
【毎週月・水・金の18時に更新予定!】
恋愛小説「秋風に誘われて」の舞台から数年後、「銀杏(いちょう)大学」に入学したヒロインの「美琴」が、恋人や同級生、ゼミの先生などから、公益社団法人全国経理教育協会が令和2年度より施行を開始した、中小企
業庁等が後援している「中小企業BANTO認定試験」について学ぶことにより、(主に中小企業における)経営学についての知識を学んでいくストーリー。
現在、専門学校や短大、大学に通っていて、近い将来職業人として社会に巣立とうとしている学生の皆さんや、 経営管理の知識を習得しようとするビジネスパーソンの皆さん、必見です!!
挿絵:西卯月そら(Twitter: @24udukisora)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-12 18:00:00
37292文字
会話率:77%
【毎週火曜日 16時更新!】
届かぬ思い、すれ違う時間。
男は何を思い、女は何を感じるのか?
大人の階段を登りつつある、思春期を少し卒業しかけた高校生たちの物語。
この作品は「エブリスタ」「アルファポリス」「剣世炸 novel site
(自サイト)」にも掲載しております。
挿絵:西卯月そら(Twitter:@24udukisora)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-07-30 16:00:00
144176文字
会話率:68%
【毎週月曜日と金曜日の18時更新!】
恋愛小説「秋風に誘われて」に登場するヒロインの「美琴」が、片思いをしている先輩や同級生、顧問の先生から簿記についての知識を学んでいくストーリー。リアルで「簿記」を学んでいる方、必見です。
※2019年
度 日商簿記検定出題区分変更に対応
※このストーリーでは、日本商工会議所並びに全国経理教育協会が主催する簿記検定の内容について語っております。また、この作品は「アルファポリス」にも掲載しております。
※タイトルの先頭に★がついているストーリーは、なろう限定公開です!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-07-29 18:00:00
141621文字
会話率:92%
風に誘われるまま、空を漂う綿毛が一つありました。
ゆらゆら揺られる間、ふと地上を見下ろすと、そこには虹色に輝く美しい花畑が広がっていました。
優雅に咲き誇り、人間たちの目を魅了する。その姿はたんぽぽにとってとても刺激的なものでした。
「綺麗な花を咲かせて人間たちを魅了したい」
そんな夢を、たんぽぽは抱いたのです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-11-23 22:29:46
4949文字
会話率:42%
栞は「タロットカード」と旅をしていますが~
その始まりのお話です。
キーワード:
最終更新:2019-11-18 03:29:49
3380文字
会話率:31%
「HJ大賞2019」
これは私が初めて書いた日常をもとにしたフィクションstoryです。
ネガティブな事柄から希望をみつける自分を癒す物語です。
最終更新:2018-06-19 10:47:38
3480文字
会話率:3%
ある日ふと海辺を歩いていた『僕』は、潮風に誘われ風を感じ取る手段を考えいる最中、
そこですれ違った"人"が持っていた『かざぐるま』を見てある仮説を立てる。
その仮説を立証する為に愛車である場所へと向かうと決めたが、途中で
自分の記憶や感覚に少しづつ違和感を覚え始める『僕』。
そんな中、『僕』は背筋が凍るようなものを助手席に乗せるはめに。
『かざぐるま』、『助手席の存在』、『僕』の謎を解くべく、ある場所から転々とするストーリーです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-08-01 08:00:00
12308文字
会話率:21%
ある日、不思議な声が聞こえる少年は神社で見知らぬ少女と出会う。
その日から少年の日常は一変した。
島の中で繰り広げられる少年少女達の日常系非日常!
笑いあり、涙あり、ドタバタありで何でもあり!
最終更新:2018-08-04 19:13:40
98808文字
会話率:37%
秋の早朝、秋の風に誘われて趣味の釣りを、デジカメ持参で出かけると、その隣では本職の漁船が船出前、その瞬間を書きました。
最終更新:2018-01-21 15:22:36
342文字
会話率:0%
風に誘われて、夜の街を散歩する主人公の物語。短編小説です。この作品はカクヨム、pixiv各サイト様にも神無月そらとして投稿し、私のtwitterアカウントでも公開しています。
最終更新:2018-01-05 09:31:33
3592文字
会話率:14%
私は血のつながったお姉ちゃんが欲しい、と幼い頃に神様に祈っていた。
少し大きくなって、そんなの無理と分かるようになった。
でも、本当に私には姉がいたのだ。
そして、10代半ばになって姉に巡り会えた。
(別作、「西サハラからの風に誘われて」の
後日談です。)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-10-29 19:30:47
11976文字
会話率:15%
1960年、バレンシアの名うての娼館の女主人、カサンドラ・ハポンの一人娘、アラナは、スペイン空軍士官に任官し、NATO軍の一員として、西サハラ共和国に派遣されていた。
そこで、彼女は、任務中に出会ったフランス陸軍の士官と恋に落ち、母の反
対を押し切り、彼と勝手に婚約し、関係を持った。
それを知った母カサンドラは苦悩する。
アラナの出生には、本人には知らせていない秘密があったのだ。
それは、自らのスペイン内戦の際の余りにもつらい、苦い想い出の中で、僅かに射している甘美な想い出だった。
だが、今や、その甘美な想い出まで、つらい、苦い想い出と化そうとしている。
そして、それによって生まれた物が彼女を訪れようとしていた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-03-19 07:02:09
35928文字
会話率:19%
秋になって線路際の桜並木の枯れ葉が、北風に誘われていろんな所へ旅立っていきます。‥そして、最後の一枚になってしまいました。北風は「君はどこへ行きたいの?」と言います。でも、最後の枯れ葉は「私はずっとここにいたいんです!」と言います。困った北
風は‥折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-06-22 15:52:46
2844文字
会話率:39%
残業続きに終電を乗り逃したその日、風に誘われた男が辿り着いた先は異世界だった。
時を同じくして、人気の無い風を司る女神はこの日、信者0人となり途方に暮れていた。
剣と魔術と、人と女神。
これまでの常識が通用しないこの世界で、男は風を
抱き、剣を取る。
世界最弱の、風の女神の名の下に。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-09-24 13:09:34
19099文字
会話率:8%
GWの始まり、日差しは既に夏の装い…。
最終更新:2015-05-07 09:05:53
200文字
会話率:19%
家族に捨てられた主人公の初希は風に誘われるようにトンネルの中へ入っていった。一体トンネルの向こう側はどうなっているのか?初希の踏み出した小さな一歩が運命を変えてゆく…。
キーワード:
最終更新:2008-05-25 18:53:16
1166文字
会話率:36%