小説の悪役に穿越して、主人公を避けて、小説のヒロインたちと関係を絶とうと思っていたのに、なぜかこれらのヒロインたちが毎日私の周りを囲んで、恋愛までしようとしてくる。なんてことだ、小説の中で悪役として生き残るのはこんなに難しいのか!?
最終更新:2025-02-23 19:00:00
347350文字
会話率:40%
大きな戦争が終わり、退役したレシプロ飛行機が日常の足として使われている、そんな世界で――。
人との関わりを避けていたイスカは、たまたま同級生の天乃さんを助けたことで、二人きりの登下校をすることになってしまう。
白髪碧眼でなんでもこなす
、完璧美少女の天乃さん。
一緒に空を飛ぶうちに、二人の距離はゆっくりと近付いて……あれ、この人こんな性格だったっけ……?
クラスメイトから友達へ。友達から親友へ。
すれ違ったりからかわれたり、お互いのトラウマを救ったり。
そうして二人は、自分の気持ちに気付いていく。
飛行機を舞台に繰り広げられる、ピュアなじれ甘学園ラブコメ!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-23 18:47:27
84221文字
会話率:38%
一夜の過ちだなんて思いたくない。私にとって彼とのあの夜は、人生で唯一の、最良の思い出なのだから。彼のおかげで、この子に会えた────
私、この子と生きていきますっ!!
シアーズ男爵家の末娘ティナレインは、男爵が隣国出身のメイドに手を
つけてできた娘だった。ティナレインは隣国の一部の者が持つ魔力(治癒術)を微力ながら持っており、そのため男爵夫人に一層疎まれ、男爵家後継ぎの兄と、世渡り上手で気の強い姉の下で、影薄く過ごしていた。
幼いティナレインは、優しい侯爵家の子息セシルと親しくなっていくが、息子がティナレインに入れ込みすぎていることを嫌う侯爵夫人は、シアーズ男爵夫人に苦言を呈す。侯爵夫人の機嫌を損ねることが怖い義母から強く叱られ、ティナレインはセシルとの接触を禁止されてしまう。
時を経て、貴族学園で再会する二人。忘れられなかったティナへの想いが燃え上がるセシルは猛アタックするが、ティナは自分の想いを封じ込めるように、セシルを避ける。
やがてティナレインは、とある商会の成金経営者と婚約させられることとなり、学園を中退。想い合いながらも会うことすら叶わなくなった二人だが、ある夜偶然の再会を果たす。
それから数ヶ月。結婚を目前に控えたティナレインは、隣国へと逃げる決意をした。自分のお腹に宿っていることに気付いた、大切な我が子を守るために。
けれど、名を偽り可愛い我が子の子育てをしながら懸命に生きていたティナレインと、彼女を諦めきれないセシルは、ある日運命的な再会を果たし────
生まれ育った屋敷で冷遇され続けた挙げ句、最低な成金ジジイと結婚させられそうになったヒロインが、我が子を守るために全てを捨てて新しい人生を切り拓いていこうと奮闘する物語です。
※いつもの完全オリジナルファンタジー世界の物語です。
※この作品はカクヨム、アルファポリスにも投稿予定です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-23 18:44:57
149035文字
会話率:46%
暮らしの中に書くネタあり。日々の中で書くことを通して考えた事や、インスパイアされた事件や作品など、とりとめもなく、まとまりもなく書き散らすエッセイです。
このエッセイではネタバレありの前提です。ネタバレが嫌な方は、避けてお読みください
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最終更新:2025-02-23 18:40:00
49386文字
会話率:2%
吸血鬼の令嬢、シエル・フォン・バートリーは恋愛占いが趣味。
「いつか運命の恋人に出会えるはず!」と信じ、今日もワクワクしながら占いを試してみる。
しかし、その結果に彼女は凍りついた。
――運命の恋人:ベルナルド・ノヴァ
そ の名
は、人間界でも吸血鬼界でも恐れられる“最強のヴァンパイアハンター”だった。
「そんなの絶対にありえない! これはきっと占いの間違いよ!」
そう信じたかったのに、なぜか彼との偶然の出会いが増えていく。
しかも、ベルナルドは彼女の正体を知らぬまま、妙に優しく接してくるのだ。
「お前、ずいぶん血の気がない顔をしてるな」
「そ、それは生まれつきよ!」
避けようとするのに、心はどんどん惹かれてしまう。
でも、もし彼に吸血鬼だとバレたら、きっと私は――。
宿命に抗う令嬢と、運命に翻弄されるハンター。
これは絶対に結ばれてはいけない二人の、甘くて危険な恋の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-23 18:12:40
30448文字
会話率:34%
この世界に完全に失望したと自称する高校生、見崎渚は、過去の生活を逃れるために新しい環境へ転校することを決めた。
彼は過去のトラブルを避け、平穏な学園生活を望んでいたが、「顔の美しさで並び立つ第一位」と称される三人の美少女との出会いにより、本
来平穏に過ごしたかった学園生活は一変し、複雑になり始める。
彼が避けたかったラブコメが自らのもとにやってくるだけでなく、校園や町の暗がりには見過ごせない秘密の戦線が隠されているようだ。
そうして、渚の新たな学園生活を舞台に、青春と熱血を巡る物語が幕を開ける……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-23 17:31:12
124017文字
会話率:41%
魔法も魔術も苦手な少年がいた。その少年は、ギリギリのラインで憧れの学園に合格。通える事になった。
しかし、そんな少年には他の者にはない特別な力があった。
それは、女子とエッチな事をするとお互いに力が増すと言うもの。しかも、エッチな事をされた
女子はおっぱいが大きくなる!?(一部の女子だけ)
少年の周りは、気がついたら女子ばっかになり、ハーレム状態。お互いがお互いの事を想い、交わり、強くなって行く!エッチが世界を救う鍵となる!
エチエチなバトルファンタジーが、ここに開幕!
物語が進んでいくと、少年達の世界と、地球が繋がったり、勇者召喚が起こったり、ドラゴン、神獣が現れたりと、盛り沢山な内容になります!
基本的には、バトルファンタジーが主体となっております。そこにエッチな要素が少ないかもしれないのですが加えさせて頂きます。
男性、女性共に楽しんで頂けたら、幸いです!
作者の趣味嗜好で、偏りすぎな内容になるかもしれないので、先にご承知おきください。
※「龍 岳」としては、初のエッチバトルファンタジー作品となっております……!
直接的な表現を避ける為、物足りなさがあるかもしれません……!(おっぱい、お尻、乳首、おちんちんは、そのまま書かせて頂きます)。ですが、ご満足して頂けるように頑張ります!
どこまでが大丈夫なのか、正直ラインが分からないので手探りにはなりますが、エッチなバトルファンタジーを書いていきます!
目指せ! 1万PV!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-23 16:48:00
55483文字
会話率:48%
ヘビをふんだら因果応報な結果となった少女のお話。
家族だけでなく町中から疎まれる少女がヘビを踏みつけたことでヘビからも恨まれる話。
そこはかとなく少し昔の日本に似たファンタジーな世界のお話。
※ヘビを踏む表現がありますがヘビは無事です
。
苦手な方はお避けください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-23 15:14:25
5567文字
会話率:55%
私は、乙女ゲームの世界に転生した結果、まさかの悪役魔女・リアになってしまった!?火刑という悲劇的な結末を避けるため、なんとか攻略対象たちを回避しつつ生き延びたい……。
だけど、自分の運命が徹底的に書き直されていることに気づいてしまった。
主人公のリングを取り戻すだけで、どうして攻略対象のイグニス兄弟に目をつけられたの?最終的にはイグニス家に貰われる羽目に!?あんな悪魔みたいな兄弟に会いたくないのに!!!
それから、道端で死にかけのドラゴンを助けたら惚れられてしまったり、魔法学院に入学した途端に他の攻略対象たちにつきまとわれたり、さらには町を救ったことで有名な魔導士になっちゃったりと……もう平穏な生活なんてどこにもない!
なに!?私、聖女にならなきゃいけないの!?待って、それってラスボスを倒すため?いやいや、そんな話聞いてないから!!どうしてこうなったーーー!!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-23 15:10:00
20992文字
会話率:29%
A.N.0012年。
|Noa《ノーア》-|Tun《トゥーン》連邦は宇宙を完全に征服し、元兵士だった獣人族達は宇宙に根を伸ばし、繁栄していた。
しかし、同時に連邦の成り立ちに異議を表する者達がテロ組織を結成し、国内の情勢は日に日に悪くなる一
方であった。
そんなNoa-Tun連邦の第三の首都星系と呼ばれるセレステラ星系第二惑星で、一人の少女の憧憬と成長の物語が幕を開ける。
――――憧れを胸に抱いた少女は、白銀の翼を持って反逆する。
※当作品は『SFゲームの世界に転移したけど物資も燃料もありません!艦隊司令の異世界宇宙開拓紀』(N0059IZ)の本編後アフターのスピンオフです。
『艦隊司令』本編を前提とした描写などは基本的に避けていますが、本編を先に読んでいただけるとより楽しめますので、そちらもよろしくお願いします!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-23 15:00:00
19380文字
会話率:36%
鬼と戦いたいわけじゃない。
だけど、鬼は人間を嫌い、人間は鬼を恐れる。
それが世界。人間にとって、そんな世界を旅するのは危険なのかもしれない。
けれど、立ち止まれなかった。
約束があったから。
それはとても大切な約束。それを果
たそうとする道中、結果的に鬼を求めようとしてしまっている。
誰も鬼との争いを避けられるなんてないと諦めているだろう。鬼は戦いを好むから。
まして、鬼に話しかける人間なんて、皆無なはずだ。
だけど、僕は鬼に会えば話しかけてしまう。
「どうして戦う?」
と。
バカだって笑われるだろう。
けど、僕は聞いてしまう。
だって、僕は戦いを好まない鬼を知っているから。
そんな鬼と、ある約束をしたから。
この作品は、「アルファポリス」においても、公開しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-23 14:36:24
16124文字
会話率:35%
テンペスト
神出鬼没の天災は、町を襲う黒雲となっていた。
世界に広がる町には、ある祭りが行われている。
大小様々、形はいろいろあるなか、共通の目的が一つあった。
テンペストを避けるため、鎮めるため、と。
そのための儀式。
人はみな、祭りに疑問を抱くことはなかった。
そんななか、旅を続けていた。
人が恐れ、避けようとするテンペストを追って。
ある人物を捜すために。
顔もよくわからなけらば、名前も知らない人物を。
エリカという女の子とともに。
わかっている。
事情を知った人からは、怪訝に思われたり、好奇な目で見られることも少なくない。
それでも、僕らは旅を続ける。
テンペストを追うことが危険だと知っていても。
二日に一回のペースで更新していこうと思います。
もしよろしければ、評価、ブックマーク登録、よろしくお願いいたします。
励みとなりますので。
応援よろしくお願いします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-06 14:36:04
574730文字
会話率:29%
私は矛盾を許せないーー。
小説の中の『元』悪役令嬢に転生した私は、小説通りに進めば簡単にパッピーエンドを迎えられる人生。勝ち確なのに、それでも、小説の悪役令嬢の中の人『元アラサー女子』の矛盾した行動が気になってしょうがない。この私なら矛盾の
ないやり方でフラグを追って断罪を避けられる(…はず)。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-23 13:30:00
1871文字
会話率:12%
『おめでとうございま〜す! 貴方様は厳正な抽選の結果、見事他の世界への転生権を獲得いたしました!』
事故で死にかけた男“灰谷開斗”。彼は死に際にヒヨリと名乗る超越者に魂を掬い上げられる。このまま行けば昨今流行りの異世界転生。望んだチート
を手に入れて、約束されたバラ色の来世間違いなし……の筈だったのだが。
「チートはいらない。今のまま生き返らせてほしい」
『そうですか……では、楽して無双するベリーイージーの来世を捨てる代わりに、現世に戻るためだけに難易度ベリーハードのご依頼を受ける覚悟、ございますか?』
それは、世界を救う勇者の物語……ではなく、自分が救われるために勇者を救う物語。
頼りになるのは己の身体と、自らと勇者に迫る危険な未来を大雑把に知らせる予言システム。そして相棒のお喋りな白いコウモリ(に化けた超越者)のみ。
迫るは無数のデッドエンドとバッドエンド。時には避けつつ時には払い、生存ルートを掴み取れ!
こちらの作品は、ネオページにて最新話まで先行公開。ハーメルン、カクヨム、ピクシブにて後発公開しています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-23 12:11:33
158410文字
会話率:46%
事故で死んだと思った神坂昴(コウ)は、次に目を開けた瞬間、目の前に自動車大の何かが迫っていた。
かろうじて避けると、それはなんと竜の頭。
そしてその竜は、容赦なくコウに襲い掛かる。
コウは、満身創痍になりつつも奇跡的に竜の急所を突いたのか、
竜を打倒することに成功する。
しかし致命傷を負い、そのまま死ぬかと思われたが――。
生き延びた彼はその後多くの人々と出会い、助けたり助けられたりしつつ、その世界を旅していく。
普通の日本人らしからぬところがあるコウの、異世界での旅が始まる――。
※昴は本来『コウ』とは読みませんが、意図的にそう読ませています(日本の呼び名の自由さ故……)
※第三章(51話)までは基本毎日投稿します。
※カクヨムにある同名タイトルと内容は同じです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-23 12:10:00
913617文字
会話率:28%
他サイトにて公開していた作品(現在非公開中)を大きく書き換えて此方で投稿しました。
此処は魔法・魔術が存在する世界
人間の他に、獣人や亜人、エルフ等が共存している…
雪栗鼠(雪リス)の獣人『ラヴィ=ロゼベルタ』伯爵令嬢には秘密がある…それ
は死に戻ってること。
前回は普通の人間だった。公爵夫人『ラヴィアリス』は豹変してしまった夫に殺害され命を落としてしまったラヴィアリスは死後の世界で真実を…自分が居た世界が恋愛小説の世界だと知ってしまった。それも、物語の主人公…ヒロインの為だけに作られた世界で自分が【悪役令嬢】と呼ばれる存在だと知った。
意識を失い、目を覚ますと幼少期に戻っていたが、なんと獣人になっていた!?それも白いエゾリス…雪栗鼠と呼ばれる稀少な獣人に
自分だけじゃない!家族も知り合いも…見知った顔全員が獣人になっていた!
死に戻りのはずだが似た世界に転生してしまったのか!?しかし自分の知識は通用する…かつて自分の居た世界なのは確かだ
真実を知ってしまった自分への罰なのかも知れない、違う所は他にもあった幼い頃に顔合わせをするはずの婚約者(夫)と出会う時期が違った…両親の事故に自分も巻き込まれた事…
二度と同じ目に遭わない為に見知らぬ土地に移り『ラヴィ=ロゼベルタ』伯爵令嬢として生活するが神の悪戯.運命なのか…かつての夫…シエル公爵の息子『ジェド=シュヴァルツ』に出会ってしまった。
しかしあちらは彼女の事を知らないようで…
事故に巻き込まれローライト伯爵家は亡くなった事にしたのだが…小説には一切登場しない未知の土地に移ったのに…
二度と関わらないと決め、彼を避けるが何故か絡まれてしまう…
前回と同じようで違う世界で…生き延びる為彼と関わりたくない令嬢と何故避けられてるのか、彼女が気になる公爵子息のすれ違い?物語…
あらすじから失礼いたします。分かりやすく説明したいます。
多くの作者様の素敵な悪役令嬢作品や異世界転生、逆行モノとは少し違い、『悪役令嬢本人』が『小説の世界』と知ってしまったと言う話です。
でも過去に戻ったら自分を含めた全員が人間ではなく、獣人だった。異世界転生したのではなく、小説の世界がそのまま獣人のいる世界になったという事です。設定もシナリオもそのまま、違うのは人間だけの世界ではなく、獣人や亜人、エルフがいる世界になったと言うことです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-23 12:00:00
52530文字
会話率:47%
魔法文明が栄えるアン ナブ キ シェア ラと呼ばれる異世界は、
5000年前にメーと呼ばれる魔法や魔術の元となるマナを生み出す微生物を失った、ムシュ イム アン キと呼ばれる世界と違い、
管理人と呼ばれる者を頂点に、彼女の部下である神仏の代
理人を名乗る者達が支配者として君臨する世界だった。
アン ナブ キ シェア ラの神仏の代理人達は、アン ナブ キ シェア ラに住む人々を虐げて、贅沢三昧の日々を送っていたのだが……
40年前に、見るに見かねた管理人が、
神仏の代理人達を駆逐する為に、違法な方法でムシュ イム アン キから戦力となりそうな人材を召還した。
しかし、管理人の思惑通りには行かなかった。
ムシュ イム アン キから違法に召還された者達の多くが、神仏の代理人達側に付いたからだ。
そして、管理人よりも更に上の立場である、管理者からの干渉を避ける為に、彼達は神仏の代理人達と協力して、アン ナブ キ シェア ラを閉じた世界にしてしまったのだ。
その後、神仏の代理人達は、各々が、管理人のポジションに自分が収まろうと考えて仲違いを始めた。
そして、ムシュ イム アン キから違法に召還された者達は、この争いを煽りながら、自分達の社会的な地位を高めていった。
そんな中、神仏の代理人達が、自分達の勢力を増強する為に、ムシュ イム アン キの人々を違法な方法で召還し始めた。
そして、4人の男女が、
ムシュ イム アン キからアン ナブ キ シェア ラに違法な方法で召還されたのにも関わらず、理不尽な理由で、召還された国から追放される事とになった。
これは、そんな4人の男女が、行商人となり、アン ナブ キ シェア ラを当てもなく旅をする日々を描いた物語になります。
ーーーーーー
本作品は、空想科学や都市伝説・神話の要素を盛り込んだ、SF風味の物語となっております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-23 09:30:00
60728文字
会話率:24%
この作品はpixivにも掲載しています。
人類が生まれる遥か昔、華という名の神が終わらない夜という名の世界を呑み込み、無に変える闇と戦った。
華はその力で終わらない夜を打ち砕くも、力を使い切って消滅してしまった。
華が消滅したことにより神
と妖の楽園は崩れ、神刀華ノ夢によって二つに分断され、何とか完全消滅だけは避けた。
伝説の戦いから数百億年の間、華の力は華の子孫たちに宿ってきたが、途轍もなく長い時と共に変化した伝承によって華の力は恐怖と絶望をもたらす力として忌み嫌われるようになった。
そんな状態が続いていた七万一千年前のとある日にアヴァンヘスクという島で終わらない夜が蘇った。
だが、終わらない夜は忌み嫌われ、始祖神グローニアの末裔と言われる一族から追放された立華 香澄という華の力を覚醒させた者によって復活後すぐに打ち砕かれ、再度消え去った。
終わらない夜を打ち砕いた立華 香澄は伝説の剣士と呼ばれ、一族への帰還が許されるも、一族に戻らず、黄金の月煌月との戦いで共闘した者に感謝を伝えるため、南の海を越えた先にある大陸へ渡った。
伝説の剣士立華 香澄は黄金の月煌月との戦いで共闘した者に感謝を伝えると、その者から忠告や約束と共に土地を譲り受け、大陸に王国を築いた。
その忠告とは、この土地にはとある呪いがあり、一つ約束を守らなければいけないというもの。
その約束とは、この地で生まれた白髪の子を七歳まで覚醒した華の力を持つ者に預けなければいけないというもの。
預けることを怠れば、全て闇に消える。という忠告だった。
その約束が守られ続けたアーヴァン王国は、七万年という長い間、神に服従する人々が人を敵視する妖から守られ、共存を望む人と妖が膨大な富を得て幸せに暮らす妖と人の楽園として繁栄し続けた。
しかし、その楽園は一人の人間が約束を破ったことで、昼空に広がった夜空の中で消え去った。
「・・・」
白い剣を支えにする大人っぽい白髪ツインテール少女と黒鞘に納まった刀を持つ大人っぽい黒髪ツインテール少女は錆びた金属柱の頂上から灰色に染まる地平線を見ていた。
これは華という名の神の力を受け継いだ少女とグローニアという名の神の力を受け継いだ少女の話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-23 08:23:53
385518文字
会話率:43%
伯爵令嬢であるリゼは日々を楽しんでいた。
しかし、ふとした拍子に神に呼び出され、前世における記憶の一部と加護(チートではないらしい)を与えられる。
記憶を得て判明したことがある。
前世の乙女ゲーに酷似している世界に転生しており、リゼは悪役
令嬢の取り巻きキャラだった。
公爵令嬢の命令でどのルートでもヒロインに嫌がらせをし、悪役令嬢と共に断罪され消される運命にあるのだ。
さて、どうするか。
物語開始までに三年の猶予がある。
目立たず、いざというときに逃げられるようにレベリングに励むしかない。
悪役令嬢やヒロイン、攻略キャラたちを避け、授かった加護(この加護、本当にチートではないのですか……?)を活用し、強くなる!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-23 07:11:57
1913067文字
会話率:51%
「推しを殺すなんて、絶対にいやぁぁぁぁ!」
流行り病から目覚めると、前世でドはまりしていた少女漫画『アイリスの瞳』の災厄の令嬢と呼ばれるリディアナ・フローレスに転生していることに気が付いた!
彼女の推しはリディアナの現在の婚約者で、
ヒロインの相手役の第一王子レオハルト……ではなく、当て馬ポジション、第一王子の親友である辺境伯の嫡子フィンリー。そのフィンリーは物語の終盤、ヒロインであるアイリスを庇い、リディアナによって殺される。
「どう考えてもフィンリー様の方がいい男じゃん! アイリス見る目ねぇ~~~!」
などど言っている場合ではない。今はまだ十歳、物語の開始まであと五年、もがけるだけもがくわよ!
推しの命を守るために! 自身の断罪を避けるために! 家の没落を防ぐために! そしてフィンリー様のイケおじ姿を拝むのよ!
第一王子? あんな不誠実な男、アイリスにくれてやるわ!
くれてやるって……言ってるんだけど……も……!?
あれ!? なんか王子様……思ってたんと違う成長してません!?
いやいやいやいや! 兎にも角にも人生の命題は推しの生命を守ること!
「彼のためなら命だって惜しくない!」
リディアナのどたばた奮闘記、スタートです!
※こちらはリメイク作品になります
加筆修正して一部変更しております折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-23 07:00:00
234347文字
会話率:52%
レミリアは前世の記憶を持つ悪役令嬢だ。
前世で大人気だった乙女ゲーム『ラブマリ』の世界に転生してしまったマリロイド王国公爵令嬢レミリアは、卒業式での断罪を避けようとあらゆる努力を重ねるが、どういうわけかつまらない冤罪に冤罪を重ねられ、
結局は断罪コース。
よりにもよってヒロインが選んだのはレミリアの婚約者、王太子アルベルト。ヒロインがこのルートを選んだということは、レミリアは国外追放だ。
「レミリア・ディーヴァ! 君との婚約は破棄させてもらう! 君の醜悪さには耐えられない!」
「この国の未来の聖女への数々の所業、とても許されるものではない! よって国外追放とする!」
案の定の展開に、これまでの努力を思うとガックリと力が抜けないわけではなかった。
そして同時にこう思った。
(もうどーでもいいわ!)
この時のためにしっかり保険は掛けていたのだ。
「真実の愛だけで国を守れると思うなよ!!!」
そう捨て台詞を吐いて向かったのは大賢者ジークボルトのいる隣国ベルーガ帝国。
「先生! 私あの国潰します!」
「どうぞどうぞ」
いつの日か自分を蔑ろにしたあいつらに一矢報いる為に、イケメン師匠とイケメン兄弟子と共に、今日も今日とて修行の日々。
だが、レミリアが手を下す前だというのに故郷のマリロイド王国は勝手に滅亡へ向かっていく。
「ちょっとちょっと! 私がやるまで滅びないでよ!?」
滅ぼしたいほどムカついているけれど、いざそうなると躊躇われる。それが故郷。
「もう君は自由だ。好きに生きていいんだよ?」
そんな師匠の言葉を間に受け、本気でやりたいように生きる、そんなレミリアの自由を求める物語。
※この作品は他サイトでも掲載しています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-25 18:11:55
132283文字
会話率:49%
サボり癖のあるテレビ局記者、岩木レンは、仕事を避けていた矢先に突発的な殺人事件の取材を強いられ、現場に出向くことに。そこで偶然犯人に襲われ命を落とすが、次に目を覚ましたとき、彼は異世界のテレビ局「エルドラ・ヴィジョン・テレビ」の記者として転
生していた!
ファンタジーな世界で、ドラゴン族との和平交渉や魔法使いの事件を追いかけるという非日常の取材が待っているが、レンは相変わらずのマイペース。異世界でもサボりたい気持ちを抑えつつ、嫌々ながらもカメラとメモ帳を手に現場へ向かう。現代での経験(?)が役立つのか、それとも全く新しいスキルが必要になるのか――彼の異世界記者ライフは、波乱万丈(?)の幕開けを迎える。
果たして、岩木レンはこのファンタジー世界で「ちゃんとした記者」として活躍するのか? それとも、またサボり続けるのか? 彼の転生後の物語は、予測不能な展開で始まる!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-23 07:00:00
233766文字
会話率:36%