明治維新が起こり、文明開化の波が押し寄せてきた。僕は幕末の頃は剣術道場『屠龍館』の内弟子として修行していたが、今はO阪で蕎麦屋を営んで、妻と二人で暮らしている。
この時代のO阪は無法地帯で、ならず者とのトラブルは日常茶飯事だ。そんなO
阪に東京の警視庁から藤田五郎という警察官が派遣されてきた。
藤田は幕末の頃は、斎藤一と名乗り、新選組の三番隊・隊長を務めていたらしい。
その藤田の話によるとO阪に、明治政府の転覆を企てている高田源兵衛(旧名・河上彦斎)という元維新志士が潜伏しているという。
さらにO阪の町に、桜庭春花と名乗る銃の名手で、自称「政府に雇われた戦闘員」の巫女も現れた。
僕も木刀片手に、警察に協力して、高田一派との戦いに助力する。明治の無法街O阪で、壮絶な戦いが、今、始まった。
幕末『剣客未満』屠龍の剣の続編。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-20 16:17:58
14806文字
会話率:45%
2028年。雪深いトムラウシ山で猟を生業としている吉村 零は、ある日猟の最中に凍死寸前の男を拾う。非常に奇妙な格好で、餓えた狼のような眼をした男だった。そして、明治十六年。北海道に赴任してきた一人の警官が吹雪の中で姿を消した。彼の名前は藤田
五郎。元新撰組3番隊組長、斎藤一であった。
時代に取り残された孤独な狼たちは、深い闇の中でもがき続ける。その先にあるは絶望か、希望か。
新撰組の斎藤一が好きで、それから始めたような小説です。
巷の逆トリップに自分の好きな物をぶちこんだらどうなるかなと思った自己満です。史実と異なる設定等多少あります。ご了承ください。
拙い文章力なので、ちょくちょく修正が入ると思います。すいません。
エブリスタにも連載中です
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-04-28 20:05:33
250292文字
会話率:36%
【藤田五郎が京都であの人の亡霊に遭う話】
新選組三番隊組長であった斎藤一は、明治に入り藤田五郎と名乗り、警視官の職にあった。職務で訪れた京都で出会ったのは……
※「御蔭の宿」様主催アンソロ本『MAKOTO☆PIA3』(油小路事変)に、雪
街神楽名義で参加した作品の加筆修正です。
※note、pixiv、エブリスタ、セルバンテス、カクヨムに掲載。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-01-22 09:00:00
3925文字
会話率:39%
クラスメート達と共に異世界転移されられ、クラスメート達がチートな『権能』という不思議な力を使いこなすことが出来るようになっている中、一人『権能』を貰えなかった主人公こと神崎裕翔。
彼は他のクラスメート達のように優れた魔法も使えるようになるこ
とはなく、他のクラスメート達のように身体能力が高くなることはなかった。
そのため、彼は足手まといとして、クラスメートたちからも疎まれ、異世界転移をさせた国からも用済みとして暗殺させられてしまった。
そんな彼の死に際に、彼の『権能』は発動した。
彼は、『権能』を持っていなかったのではなく、『権能』がまだ目覚めていなかったのだ。
そして、発動した彼の『権能』は————『不死』
それは、決して死なない。しかし、痛みは残る。
身体能力が上がるわけでも、魔法がうまく使えるようになるわけでもない。
ただ、死ななくなるだけな『権能』であった。
これは、そんな『権能』を持つ彼が、異世界で再生する物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-08-04 09:00:00
2330文字
会話率:16%
幕末を生き抜いた青年はやがて老人となり天へと召された、はずだった。
是は心は老人のまま、青年の身体で新たなる地へと降り立った男の物語。
最終更新:2017-03-25 13:00:00
64272文字
会話率:30%
思いつきで京を訪れた男の名は藤田五郎。以前は斎藤一として闊歩していたこの町で、彼はかつての同朋、沖田総司の忘れ形見と出会う。忘れ形見に思い出す今は亡き同朋、初めて会った男に聞かされる父の姿。まるで短い夢のように、それでも確かに幕末の動乱の残
り火に身を焦がし二人は明治を駆け抜けた。※モバスペでも掲載中折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-10-14 12:14:01
7242文字
会話率:17%
元新選組隊士、斉藤一が藤田五郎と名を改め、会津藩士たちとともに改易の地斗南へやってきた。新選組と副長土方歳三の墓を探したいという感情を持て余し、海峡を越えて函館へ。函館や余市の地で様々な人々に触れあううちに、戊辰戦争と土方歳三を忘れられなか
った藤田に心境の変化が訪れます。
【pixivに以前掲載していたものです】折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-01-10 11:49:02
4841文字
会話率:34%
幕末の京都(文久3年)
幼い日にツクヨミと名乗る謎の男から襲撃を受けた少女、武者小路凪は自身の恩人である中里の支援を受け、激しい修行ののち、延命のために戦う。
浪士組、ツクヨミ、松平容保、武者小路、彼らの野望が儚くぶつかり合う。
歴史的事件
に関しては可能な限り史実に沿っていく予定ですが、人物についてはかなり多くの歪曲を含んでいます。どうかご注意を折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-03-13 17:52:39
79174文字
会話率:38%
時は明治30年。舞台は今のお茶の水学園の前身であるである東京女子高等師範学校。その女高師の守衛で女高師の守衛藤田五郎は、かつての新撰組三番隊体調斉藤一である。彼の本郷の家に下宿している、女高師の女学生みどりと友人の澄とコトの三人の女学生、五
郎の息子でみどりの許嫁の勉らが中心で織りなす、日常と事件。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-08-07 19:35:06
2000文字
会話率:63%