ガルド村のラウズ・アリアドネは魔法植物や魔法薬に心を奪われ、それらに没頭する二十五歳の青年である。
気分転換に外で本を読んでいた彼は、友人であるリュー・ドラッカからラウズ宛の手紙を受け取る。その手紙の差出人は、リューと同じ友人のガルム
・ニーズホッグからであった。
王都が擁するヴァハムル騎士団副団長にまで上り詰めた彼女の近況報告に若干引いたりしながらも手紙を読み進めていたラウズは、彼女が自分のことをヴァハムル騎士団の『魔法薬指導顧問』に任命したという旨の内容を確認し、断るために王都へと向かうが……
前にいるなら何でも切っちゃう鉈を振り回し、後ろにいるなら魔法植物や傷を癒したり、炎を刃に乗せたりする魔法薬を使って味方を援護するという、敵に回すと厄介すぎる青年の物語が、始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-04 15:14:16
32946文字
会話率:60%
子供の頃にした指切りを守れる人はどのくらいいるのだろうか。ドラマを見ながらふと、自分がした約束を思い出した。決して真っ直ぐな道のりではなかったけれど、それでもこれだけは言える。――約束は、誓いに変わったのだと。
最終更新:2024-03-20 15:53:31
1837文字
会話率:46%
ジュエリーショップで、未練(みれん)がましくマリッジリングを見(み)ている私。指輪を買って、パートナーに愛を伝(つた)えたい……
『トリあえず』というお題で書いています。
カクヨムに投稿済みです→https://kakuyomu.jp
/works/16818093073949166388折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-19 13:17:41
800文字
会話率:30%
「ユウ! 最強の夫婦になろう! オレとケッコンしてくれ」
「え? いやよ、ワタシ、他に好きな人いるもの」
こうしてオレの十年の想いを込めたプロポーズは大失敗に終わった。
オレの差し出した白い指輪。
愛する人の指が通ることはなく、乾いた
風が吹き抜け、オレの薬指に嵌めた黒い指輪を撫でた気がした。
白と黒。この世界は二つの神が作り出したと言われている。
白神と黒神の二神は互いを愛し合い支え合う事で世界を作り、人々にもそうするよう力を与えたと言われていた。その力は『エンゲイジ』。想うことで力が増す神の力。
それを人のアイディアによってより強固としたのが『マリッジ』と呼ばれる指輪を使った魔法だった。
白の指輪と黒の指輪を愛する者同士が嵌め、永遠を誓い合う事で互いの想いを確かめ合い力を高める素晴らしい魔法。
なのだが、オレはその魔法に失敗した。
想いあうことで力が湧いてくる世界で最強なのは仮面夫婦!?
ウラとオモテのドタバタハイファンタジーラブコメの短編版!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-16 12:19:42
7920文字
会話率:40%
「指輪を返してもらおう」
するりと、薬指から誓いの指輪が抜かれます。
私の春は始まる前に終わってしまったようです。
婚約破棄され無職になった元聖女ルゥは、慰謝料代わりにもらい受けた屋敷をストリップクラブにすることを思いつく。
必
要なのは、金と人脈、根性と処世術。
世間知らずのルゥは、金を集め、人を集め、ありとあらゆる準備に奮闘する。
※ストリップダンスの描写があります。
ストリップダンスの描写がある話には、タイトルの末に「※」を入れています。「2話 ハダカデオドル……? ※」以外は読まなくてもストーリーに影響しないようにしておきます。苦手な方は避けてください。
カクヨムでも公開中です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-08 12:32:49
129340文字
会話率:41%
61歳の初老男がAS(アルコール・ソサエティ)の自助グループに入り、断酒を一生涯続ける決心をする。アルコールを止めるために、三つの顔と名前を持つことになった。
まずは今までの自分の顔と名前。二つ目は自助グループASの顔と『はやて』のニックネ
ーム。三つ目は小説家の顔と『飛鳥疾風』のペンネーム。ジャズシンガーも『飛鳥疾風』のステージネームとなる。
自助グループ代表のルリに恋ごころを抱く。しかし彼女の左手薬指には銀色の指輪が輝いていた。
初老男がアルコール依存症からの回復、恋、小説家、ジャズシンガー等、セカンドライフの人生模様を描く400枚の長編小説。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-14 12:45:03
33933文字
会話率:43%
結婚して夢中で愛し合っていたのに、子供が出来ると旦那様より子供に手がかかるようになってしまい、放おっておかれた旦那様は浮気をしてしまう。
浮気はあくまでも浮気という男と、男が浮気するなら女もしてもいいじゃないと言う妻。
妻は肉体的浮気
はしないけれど、心の本気はしてしまったのかもしれない。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-14 21:00:00
3249文字
会話率:50%
忘れられなかった元カノとの予期せぬ再会。左手の薬指には兄から贈られた指輪が光っていた。子供も産まれ、幸せに過ごしていると思っていたのに、別れると聞かされ止まっていた時間が動き出す。1度切れた糸が再び繋がるまで。再会してからの数年はサラッと過
ぎ去ります。
*視点の切り替えがあります。
*鬱展開はありません。NTRもありません。
*カクヨムにも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-10 22:48:55
57153文字
会話率:64%
家賃回収代行業者の私がナイトクラブを訪れたのは家賃を滞納している少女を見つけるためだった。少女の代わりに家賃を払っていた〝右手薬指に指輪をはめたその人〟の元に辿り着いたけれど、そこには老紳士と二人の少女の死体が。
〝右手薬指に指輪をはめ
たその人〟と二人の少女が死んだ理由、そしてナイトクラブで出会った少女が後を追って死のうとした理由とは。そして、私が〝右手薬指に指輪をはめたその人〟を裏切った理由とは――?
***
12000字ほどの一話完結のお話。
カクヨム(https://kakuyomu.jp/works/16817330665430066957)、pixiv(https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=20562828)でも公開中。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-17 22:12:44
11964文字
会話率:48%
「この病院は、本来入院する必要のない健康な子ども達から臓器を摘出して、売り捌いているのよ!」交際していた女医は、その電話を最後に忽然と姿を消した。
行方不明になった彼女の生死をはっきりさせる為、悪事を暴こうとする白雪氷室は、あるアイド
ルグループの一員としてデビューが決定した、ある秘密を抱える入院患者の愛知桔梗と出会う。
「氷室先生、私と浮気してよ」
浮気をすれば病院の悪事を全て話すと口にした桔梗に、氷室の返答は…?
☆
沖縄で働く氷室の元へ、あるドキュメンタリー番組の映像が飛び込んでくる。元国民的アイドルの愛知桔梗が、氷室の情報提供を呼びかけていたのだ。
テレビ番組の取材スタッフと言葉を交わした氷室は、6年ぶりに桔梗と再会する。
彼女は、「自然消滅した女医と氷室がまだ交際しているつもりならば、自分と浮気する覚悟はできたか」と問いかけてきて…?
☆
桔梗との交際を真剣に考え始めた氷室の元へ、自然消滅したはずの女医がやってきた!?
「あたしは氷室の彼女をやめる気はないわ」新たな恋を始めようとしていた氷室は、年上と年下。二人の女性に翻弄されることになり…?
☆
■「☆」区切り、章ごとのあらすじ。全4章・55万字程度、ネトコン参加予定作品。
■恋愛要素は2章から、年の差(10↑)注意
■本格的な浮気・もう遅い要素は3章
■1章・3章(後編)・4章にサスペンスドラマ的な要素あり折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-16 19:22:03
631305文字
会話率:37%
馴染みの神様達は、私の薬指から小指に掛けて、摩るように撫でる。
特に言葉を交わさない時に見られる仕草だった。
手、全体を使って触れないところを鑑みるに、何か意味があるのだろうか?
注意事項1
起承転結はありません。
短編詐欺に思われたら申
し訳御座いません。
注意事項2
恋愛要素は欠片も御座いません。
此処に二重線引きたいですね。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-11 18:29:53
983文字
会話率:31%
何気ない日常。
いつものように井戸端会議をするママさん3人。
その何気ない会話の中で不意に飛び出す『たくき君』と言う謎の男の子。
怪現象と共に、次第に仲良くなって行く息子に対し、母である世奈は静かに戦う。
それは幼い息子を害から守る母
性愛。
異形の物との恐怖との戦いだ。
※この小説では作者が実際に体験した具体的な霊現象や幽霊を見る方法が登場します。
もしも変な物を感じたり違和感を覚えた場合は下記の事を行って下さい。
塩(粗塩)を肩に撒き、取り憑いた箇所(例:肩や後頭部(風門))に感じる違和感を空中で掴んで放り投げる。
その時、強く息を吐き、邪気を身体から出す。
黄金に輝く自分を想像する。
(イメージは魂の輝きに直結し、悪霊が寄ってこなくなる)
後頭部より下(風門)に左手薬指をさし。
「この手 我が手にはあらず 常世にいます くしの神 スクナヒコナの苦手なり
この苦手にてまじなえば いかなる 霊(:または病)も消えずと言うことはなし」
と唱える。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-30 20:59:01
27735文字
会話率:40%
ビールを飲む僕に話しかけてきたのは、薬指に指輪をはめたビールの味を知らない女性
最終更新:2023-07-25 11:21:00
531文字
会話率:60%
薬指に嵌まった、夏の日の思い出の話。
最終更新:2023-07-04 10:02:43
1196文字
会話率:20%
婚約破棄だ。
幸せは突如として崩れ去った。
帝国に聖女として認められ、献身的に活動していたフレインには聖騎士・アンドリューという婚約者がいた。
アンドリューはフレインの魔力にしか興味がなく、彼女との生活には冷めていた。
仮初の生活
を送る一方で、多くの魔力を得たアンドリュー。時が満ち、ついにフレインに対し、婚約破棄を言い渡す。
しかし、彼女の左手薬指には『幸運の指輪』がはめられていた。
これは上級聖騎士・エゼキエルが贈ったものだった。彼はフレインの危険を察知。危うい彼女に不安を覚えていたのだ。同時に、アンドリューの動向を注意深く見守っていた。アンドリューには
不自然な点も多く、犯罪に関わっているという噂も耐えなかった。
エゼキエルのおかげで危機を脱したフレイン。二人は深い関係に結ばれ、聖女は約束された勝利を掴む。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-18 23:39:17
3378文字
会話率:38%
優秀で、特に努力しなくても、大抵のことは人並み以上にできた布施光一。
あるとき、彼は無気力ではなくなった。
恋をした。
相手は、同じ職場の柳沢沙希。光一より、五つ年上。
けれど、彼女の左手の薬指には、いつも指輪が着けられている。
最終更新:2023-06-06 19:45:56
10408文字
会話率:28%
推しを生きがいに働いていた雨宮雫(あめみや しずく)。
いつも通り、推しを生きがいに働いていたそんなある日のこと。推しが出ている作品の聖地でもあった出張先で事故に遭ってしまう。
遠くなっていく意識の中で聞こえていた周りの騒がしい声が段
々と静かになっていった。
これはもう死ぬんだな、推しの最後も見れずに私は死ぬんだ。
そう思ったのを最後に、意識は途切れて何も聞こえなくなった。
冷たくて寒い、深い恐怖の淵にいた。
でもそれは、だんだん暖かいものに変わっていった。
遠いところから聞こえる声。
それに返事をするために起き上がった。
死んだはずなのに、生きている感覚に驚きながらも目を開けるとそこには愛してやまない推しの姿。
混乱する中で状況を整理しようにも、目の前の情報についていくことができない。
左手を見ればそこには綺麗な指輪が薬指に嵌っていた。
何度も妄想した推しと結婚しているなんて、誰が想像した?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-05 17:08:51
3385文字
会話率:19%
かつて追放した少女を求めて、王子は悪役令嬢の元を訪れる。再会した彼女の薬指には、指輪がはめられていた… pixivにも同作を投稿する
最終更新:2023-05-27 05:43:05
1919文字
会話率:55%
『最強夫婦が仮想世界で爆誕しました☆』
大人気のフルダイブゲーム〈ファンタジオ〉……〖ユニークスキル〗を使って戦闘を繰り広げる刺激的で魅力的なそれは、一般男子高校生、生炬万煉二の夏休みを彩る最強のアイテムだった。
期末テストで高得
点+母への土下座+来月のお小遣いを使い果たしてまで手に入れたVRゲームだが……
ログインした煉二改めプレイヤー《kAgAri》を待ち受けていたのは、アバターランダム作成による『ゲーム内での性転換』だった!
「なんでだよっ!」
さらにそれだけでは留まらず、謎の銀髪美少女《Yukifry》になんと突然結婚を迫られる! やったね!
「薬指、空いてる?」
「なんでだよ!?」
話を聞けばハイパーバーチャルアイドル《鳩尾えぐる》のイベントがあるらしく、グッズ獲得のために巻き込まれたらしい。
そんなユキフライさんはかなりヤベーやつで、周りからは〝エグフライ〟だとか〝冰魔の狂姫〟だとか呼ばれていた。
そんなにヤベーなら断ればいいだろって? ……恋愛したことない男子高校生が美少女に結婚してくれと言われてまともな思考が出来ると思うか!?
押しに負けたカガリちゃんだったが、それでも恐るべき順応性で性転換も新婚生活(チュートリアル)も乗り越える!
スカートは恥ずかしいけど……俺の嫁がかわいいって言うならいいよね!
……これは、とある夫婦(美少女?×美少女)が推しのために奮闘する、オーバーキルアクションストーリー……なのか!?
それともただの推し活か……!?
まぁとにかく!
好きを貫け、少年少女よ!!
これは『好きなもの』に一直線な物語である!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-13 11:11:42
11837文字
会話率:44%
【カクヨム週間ジャンル別ランキング3位! カクヨムで完結まで全話公開中!】
高校を卒業してから頭角を現した俳優───御崎葵《みさきあおい》には好きな人がいた。
同じ事務所に所属し、同じ高校だった佐倉柊夜《さくらひいよ》。
彼女は若い頃から
女優として活躍しており、高校時代は学校中の人気者であった。
当時の葵は自分に自信がなく、周囲からも孤立していた日陰者で陰キャと呼んでも差し支えはない人間。
柊夜とは正反対。故に、柊夜とは釣り合わないと諦めていた。
だが、大人になった今では柊夜に負け劣らずの人気俳優になっている。
しかし、今更気づいたところで彼女の薬指には指輪がついており───
「もっと早くに自分の容姿と才能に気がついていれば……」
もしかしたら、この初恋も実ったかもしれない。
そんな後悔を抱いていると、葵は不運な事故で命を落としてしまう。
そして、目が覚めると───
「な、なんで高校の入学前の俺に戻ってるんだ……!?」
どういう原因か分からないタイムリープ。
しかし、これはチャンスだった。
「陰キャだった頃の俺を磨いて、佐倉を振り向かせてみせる」
そう決意し、葵は見た目を変え、もう一度芸能界に足を踏み入れるべくドラマやテレビにも出演する。
事務所社長の娘、モデルやアイドル、話すこともなかったクラスメイト。友人すらいなかった一度目の人生で交わることのなかった人間関係も生まれていくようになった。
───これは元陰キャの天才俳優が過去に戻り、初恋を成就させるために奮闘する物語。
強キャラ状態での、青春リスタートのお話である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-13 18:00:00
122552文字
会話率:32%