何もかもが違った姉妹の話。前編が姉の、後編が妹の立場から見えてくるもの。
過去の風習を参考にはしていますが、設定はふんわりしています。
身分の差についての表現があります。ご注意ください。
最終更新:2024-11-19 00:08:12
5254文字
会話率:47%
彼女はまさに安楽椅子探偵ならぬ、安楽御簾探偵!
平安時代、権大納言 花房家には、変わり者の次女がいた。
華やかな姉、可憐な妹に比べれ、地味な顔立ち。女だてらに漢詩を読みこなす彼女は、皆から、頭でっかちな「土筆(つくし)」姫と呼ばれ
ていた。
ある日、野心家な父が、今をときめく近衛中将、藤原時峰(ときみね)を婿にしたいと、「家に招いて、しこたま酒を飲ませ、三女の菫の寝室にぶち込んで既成事実を作る」という、とんでもない謀略を企てた。
男嫌いの菫に泣きつかれ、菫の代わりに時峰と対峙する土筆。色男と名高い時峰に警戒する土筆だったが、会ってみると、時峰は意外と紳士的だった。それどころか、土筆に悩みを打ち明ける。
その悩みとは、友人の姫が何者かに殺されたらしいーーーというもので……
中将の話を聞いていた土筆の頭に、ある考えが浮かんだ。
事件を解決に導く探偵は、御簾の向こうにいる。洞察力優れた彼女の平安探偵譚を、ご覧あれ。
※R15。一般的な推理小説レベルの描写が出てきます。
※5〜7話で一つの話となるように書く予定です。
※区切りの良いと頃までは、なるべく一気に更新しましすが、話の切れ目(章の区切り)で更新があきます。ノンビリ更新、ご容赦ください。
※時代考証甘めにてご容赦ください。参考文献は完結後に掲載の予定です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-06 23:07:08
179922文字
会話率:40%
テンプレにありがちな美人の姉とおとなしめな妹――の、自分は要領が良いと思っていた姉が別にそんな事はなかった話。
最終更新:2023-12-04 06:00:00
6367文字
会話率:0%
容姿は一緒のはずなのに、華やかな姉と似てない双子の妹の話。
ヴィヴィアンヌは双子の姉のヴィクトリアと違い、あまり人に好かれるタイプではない。しかしひょんなことから愛する相手と婚約者になれた。だが、その婚約者を姉が狙う。果たしてヴィヴィアン
ヌのこれからは?
アルファポリス様でも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-11 16:28:44
3347文字
会話率:72%
美しく華やかな姉たちや、ある意味奔放な妹に挟まれた四女のセリ。周囲の心無い囁きによって、彼女は息を潜めるようにして地味に暮らしていた。そんな彼女に目をつけたのが、王国内でも知らぬものはいない、といわれるほど華麗な「王子さま」だった。戸惑う以
前に気がつかない彼女と、今までとは勝手の違うやりとりを楽しむ王子の交流譚。姉妹と王子シリーズの四女セリの恋物語(?)※Asymmetryという個人サイトからの転載となります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-04-28 17:29:13
32591文字
会話率:35%
第二王女ミシェルは、明るく華やかな姉の第一王女レベッカとは違い、人前に出ようとせず、舞踏会の日にはいつも一日中書庫にこもりきりの読書少女。
そんな中、姉の婚約者である和葉国第一王子、超美形で有名の零がミシェルの前に現れる。
最初は全く関心も
示さなかったミシェルだが、妙に気が合い、二人は国王である父や姉のレベッカの目を盗んで会うようになる。
そのうち互いに向ける想いが違う方向へ行くのにも気がつかないで。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-08-01 21:50:25
25200文字
会話率:29%
紫音には誰もが憧れる3つ年上の姉藤花がいる。華やかな姉に比べ平凡な紫音には姉の存在がコンプレックスとなっていた。高校に入学した紫音は2年の貴輝に一目ぼれ。比べられることを覚悟の上で姉がかつていたテニス部に入部した。
ある日貴輝から告白される
紫音。姉じゃなく自分を選んでくれたことに戸惑いながらも嬉しく思う紫音。二人は付き合いだすのだが……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2009-10-24 13:21:17
30129文字
会話率:26%