ごく普通の少年「桜井夕」は、昔から耳鳴りや幻聴のような微かな声に悩まされてきた。
しかし、ある時それらがはっきりと聞こえるようになり、それが並行世界の自分自身の心の声だと判明する。
一人目は、神秘に満ちた世界で、魔法使いの卵として寄宿学校
で学ぶ『ファンタ』こと『僕』の『ユウ』。
二人目は、前世紀終わりに週末戦争により滅亡した世界で、サバイバーとして生きる【ポスアポ】こと【ボク】の【ゆう】。
三人目は、科学技術が発達した代わりに環境破壊が酷い世界で、裏社会に潜む[サイパン]こと[オレ]の[U]。
そして、現代日本に生きる、「俺」こと、「コモン」の「夕」。
それをお互いに理解した4人の”ゆう”達は、互いに協力し合う事に決めた。
ファンタジー世界な『ユウ』は、様々な魔法のアイテムと魔法の技術を。
ポストアポカリプスな世界の【ゆう】は、銃器やサバイバルの技術に変異能力を。
サイバーパンク世界な[U]は、電脳化による情報処理や高度技術によるガジェットを
そして……平和な現代日本に生きる夕は、ファンタジー世界のアイテム経由での、各”ゆう”への物資供給役として。
そうやってうまくやって来た”ゆう”達だが、ある時平和な現代に生きる「夕」も異変に巻き込まれる。
目の前で倒れ伏す同級生、そして目の前で今にも襲い掛かってきそうな無数の人面犬。
平和で何の変哲もない「コモン」な世界だと思っていた世界は、裏では妖怪や迷宮がある伝奇世界で……?
同時に、何の変哲もない高校生だった「コモン」の「俺」にも秘密があって…?
これは、並行世界の自分に支えられながら、平和に見えて実は平和ではない世界を救う物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-22 12:00:00
158238文字
会話率:16%
物の怪に襲われたことをきっかけに、自殺願望を持つ人に近づくと耳鳴りと頭痛がする能力を手に入れた主人公、言咲優心と霊感少女の可愛川秀華が織りなす物語。
主人公×ヒロインが主です。
最終更新:2024-04-07 13:24:10
25435文字
会話率:36%
大きな金融会社の偉いところにあたる、
代々受け継がれてきた真邊(まなべ)家の一人息子、真邊(まなべ)大子(たいし)。
彼は子供の頃から病弱で、学校もいけずに寝込んでばかりの日々を送っていた。
中学生になる頃には身体を丈夫にしようと、散歩や家
の手伝いをはじめる。高校生になった大子は、手伝いや通学をできるまでに回復したのだが、ある時期から謎の耳鳴りに悩まされていた。
いつ耳鳴りが起こるかわからないため
原因を探す彼の物語がはじまる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-04 03:33:08
3991文字
会話率:17%
蝉の声が聞こえてくる
あのずっと聞こえていたのに突然今気が付いたような夏の感覚
気にすると煩いと感じるあの感覚
しかし、分かっている。
今は夏ではないし、昼でも無い
これは幻聴なんだ
蝉の声ではない
そんな風に聞こえる耳鳴りなんだ
遠
くから子供の声がする
校庭で騒ぐ子供たちの声のような
笑い声が混じって何人もいる
これもそうだ
分かっている。
子供はいない
声はしない
今は夜で、部屋は無音だ
全ては幻覚だ
分かっている。
俺は正常
分かっているから。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-15 19:01:01
8839文字
会話率:11%
自意識中毒者が耳鳴りに心を痛めたりする小説。
キーワード:
最終更新:2023-11-27 01:16:50
4750文字
会話率:0%
ある夏の朝、僕は家を出て仕事に向かった。駅に向かって急いで走っていたその時だった。入道雲がものすごい勢いで形を変えていく。鼓膜を破るほどの轟音が耳に突き刺さり、周りの人々が耳を抑える。僕は自分の目を疑った。入道雲の隙間から見えたのは巨大なミ
サイルのようなものだった。僕は命の危険を感じた。走馬灯さえ見た気がする。ただ、そんなことよりも、僕はただ走っっていた。近くにあったシェルターに僕は間一髪飛び込んだ。ドーン、と大きな音を立て、シェルターの窓は砂埃に覆われ、景色は無と化した。耳鳴りがする。頭が痛い。僕の意識はゆっくりと遠ざかっていった。
これは平凡だった僕がこの世界の謎を解く物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-14 22:52:32
5694文字
会話率:54%
とある晴れた休日、海浜公園に足を運んだサラリーマン、藤原良太。背広を整え、たばこを取り出し、火をつけて一服を楽しんでいる彼の足下には、突如として襲ってきた暴漢がぶちのめされて踏みつけられている姿があった。周囲の一般人や観光客がざわつくなか、
不意に耳鳴りとともに爆音が響き渡った。人々は慌てふためき、車も一時停止を余儀なくされた。藤原も顔をしかめながら、他の人々と同じく空の彼方に視点を合わせた。空から隕石のような大きな物体が落下してくる様が見える中、強い光があたりを覆いつくした。砂浜に幾何学的な模様を作り出し、光の柱が立てられ、神秘的な粒子を吐き出しながらその中心に薄っすらと人影のようなものを確認できた。空からは火の玉が、地面からは謎の光が降り注ぐ。藤原はタバコの火を消しながら、目を細めて事の次第を見続けていた。飛び交う怒号、逃げ惑う人々、この世の終わりだとその場で立ち尽くす面々が映し出す混沌の中で、藤原良太は呟いたーーー「いや、どうすんのこれ」。
―――――三つの世界が出会ったこの日を、後に東のラグナロクと呼ばれることになる。
しかし、この出来事は終わりではなく始まりであることを知る者は、まだいない。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-04 06:00:00
96716文字
会話率:57%
長年続く耳鳴りの激化、日々深刻になっていく目眩で日常生活も創作活動もできない状態の作者が、脳神経科にかかった結果、深刻な閉所恐怖症を抱えながらMRIという閉鎖空間での25分の検査に挑む、スリルとサスペンスと情けなさに満ちたパニックエッセイ。
最終更新:2023-05-22 21:00:00
5719文字
会話率:9%
「はぁ……」
疲れた。
しがないサラリーマンの男は今日も今日とて始発の時間に出社し、終電を過ぎてから帰宅するという生活を送っていた。
そんなある日の事。
仕事帰りに買った甘い物を車の中で食していると不意にスポットライトを思わせる
光が当たった。
精神的に参っていた彼は今までの人生を振り返る。
「スポットライトが当てられるような立派な人間になりたかった」
そう自分に失笑し、助手席に置かれたコンビニ袋に手を伸ばす。
その瞬間、後ろから強い衝撃が彼を襲う。目の前が真っ暗になった。
息が出来なくなり、藻掻く力もない。
激しい耳鳴りが鳴り響く中、彼は数刻もしないうちに意識を失った。
そして目が覚めるとそこには……。
性転換異世界転生ファンタジー。
転移した先の世界には何かあるのだろう。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-28 00:00:00
258204文字
会話率:38%
仕事の疲れからか、最近耳鳴りがする。そして、耳鳴りがしている時は、妙なものを見るようになった。いわゆる幽霊だ。始めは面白がり、そのままにしていたが……ある日の深夜。喉が渇いてキッチンで水を飲もうとしたところで、耳鳴りが起き、部屋の中に幽霊
が見える。だが、いつもとは違う感覚で……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-20 07:00:00
1046文字
会話率:50%
高校3年の秋、そろそろ受験も近いと言った頃のこと。
主人公、|柊木隼人《ひいらぎはやと》は今日も今日とていじめられていた。
受験も近く、いじめっ子たちからの暴力やカツアゲは日に日に増しており、そろそろ生きるのも疲れてきた…なんてため息を吐き
ながら、購買にパンを買いに行こうと足を進めた瞬間…
突如として地震が起こった。
日本にありがちな小さな地震なんてものじゃない!それこそ大震災なんて言われるレベルで大きな地震。
掃除用のロッカーがガタン!と大きな音を立てて倒れるほどの地震に恐怖せずにはいられないだろう。
それどころか、地震は収まることを知らずに更に震度は大きくなるばかり。
やがて、隼人の耳元でキーンと激しい耳鳴りが起こり、気がつくと…
あたり一面に若々しい緑色の草が生え茂っている、まさに大草原なんて言える場所。
そこに一つ、大きな建物がポツンと聳え立っていた。
いや、その建物は先ほどまで見る影もなかったもので、突然元からそこにあったかのように現れた。
それの正体は……僕たちの通う学校そのものだった?!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-23 20:26:31
47060文字
会話率:48%
耳鳴りがしたので書きました。
最終更新:2022-06-15 22:11:43
234文字
会話率:0%
幼い頃から耳鳴りと頭痛に悩まされ、人と関係を持つことを恐れる少女、満輝(みつき)。
彼女は下校中、激しい耳鳴りと頭痛に襲われる。そしてその場で道端で蹲り、気絶してしまう。
知らぬ何かに抱えられ、突如聞こえたのは羽音。気が付くと、彼女は家の前
にいた。
その出来事から数日の事である。気品のある麗人と出会うのは。
彼は『崇島』と名乗り、少しづつ少女と交流を深めていく。
それは互いにとって、幸か不幸か。
(作者)
今までの登場キャラ、一切出ません。マジで出ません。暫く出ません。寂しい!!
(読者様)
いや、出せよ。出せば良いだけの話だろ。
皆さまにとって、思い入れのある子って何方でしょう?
女キャラなら三狐神様、男キャラなら飛梅様な作者です。
え、ロキとアレニエ? 彼奴らは別格なんで。
此方も完結済。ご興味ありましたら、お付き合い頂けると嬉しいです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-21 15:28:17
25667文字
会話率:31%
夜中に叶多は漫画原作者という夢をこのまま追いかけるべきか悩んでいた。そこに、急に強い耳鳴りが襲う。目の前が発光し、意識を失う叶多。目を覚ますと、そこに広がっていた光景は・・・
最終更新:2022-05-04 00:12:59
3974文字
会話率:71%
俺は、とある縁により繋がった刑事に呼び出された。
老朽化した市営団地の一室で、住人が亡くなったものの縁者がないため、部屋のものを一式処分しなければならないという。少しでも価値のあるものがあれば、俺(リサイクルショップ)に売って、小遣いを
稼ごうという算段である。
俺が呼び出されたということは、亡くなった人は病院で亡くなったのではなく、ここで何かしらの形で亡くなったということである。部屋を見る限り、金目のものはない。気になるのは散乱している石だ。刑事曰く、元々大学教授で石の研究をしていた人らしい。聞くところによると、遺体は腐敗が進んでおり、眼球がなかったそうである。想像しただけで吐き気がする。
唯一価値のありそうな学術書のようなものを買い取ったが、1冊のノートが紛れ込んでいた。ノートには、石の中に住み着くORDA(オルダ)という虫の生態が記されていた。
その日から俺は耳鳴り悩まされ、生活もままならなくなった。耳鳴りがひどく、道端でうずくまったとき、ある男に声をかけられた。
「ORDA持っているなら早く出してくれないか。耳が痛いんだ」
こうして俺はORDAにまつわる事件に巻き込まれることとなった…折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-20 00:48:11
238143文字
会話率:60%
鮎川一季は妻との二人暮らしで、会社を定年退職し、居間のソファの上に寝転がって一日中テレビを見る日々を送っていた。彼は定年になる前から難聴になっていて、益々テレビの音や妻の話し声が聞こえにくくなっていた。ある朝、蝉しぐれのようなうるさい耳鳴り
を聴いて目が覚めた。それから空耳を聴き、幻聴を聴くようになった。そして、幻聴の声の主と会話ができるまでに成長(?)した。幻聴によって、かれは深い迷路にはまり込んでいった。そんな夫を一緒に暮らす妻はどう見ていたのか。答えは最後に明かされる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-15 00:00:00
49859文字
会話率:75%
それでも、生きてゆきたい。
キーワード:
最終更新:2022-02-09 20:19:20
218文字
会話率:0%
耳鳴りが聞こえ続けている
キーワード:
最終更新:2022-02-06 23:00:00
202文字
会話率:0%
日常を共にするには苦痛な耳鳴り
キーワード:
最終更新:2021-03-28 23:00:00
227文字
会話率:0%
頭痛がした
何かと思えば金属音
キーワード:
最終更新:2020-05-21 23:00:00
232文字
会話率:0%
俺、高宮透吾は学校帰り、アニメショップに寄り、大好きな作品の新刊予約を済ませて気分よく帰路に着いていた。そんな時、突然激しい目眩と耳鳴りが起きて立っていられず地面に片膝を付いたんだけど、その地面すら揺れている?と思いつつ目眩や耳鳴りに耐えて
いたが、ふと、どちらもピタリと止み安心したが、膝を付いていた筈の地面がアスファルトではなく、高級そうな赤い絨毯になっていた。は?何これ。周りを見れば明らかに日本人ではない貴族風の人達ばかり――…いや、日本人も居たわ。俺を含めて六人しか居ないけどね。これは、まさかの異世界転移?しかし、俺達を呼び出しただろうお貴族様達がロクでもなさそうな人達しか居なさそうなので――…俺、能無しのフリをして逃げる事にしまーす!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-07 17:34:30
49015文字
会話率:40%
初投稿
何事も分からないことばかり、今が大丈夫ならそれでいいじゃない?
どうなるかなんて分からないけど、取りあえず今のままで
いつかきっと何かが変わるはずだから
でも気を付けて、分からないことはきっと何よりも恐ろしいから
最終更新:2021-12-26 22:09:25
1934文字
会話率:0%