結婚7年目のコーネリアは夫レイモンドの浮気報告書を老執事のダレンから受け取って人生をやり直したいと考える。
────コートバル侯爵家には言い伝えがあった。羊皮紙に漆黒のペンで願いを書けば叶うのだ。
「夫は妹に譲ってやる。もっといい人を探して
見せるわ」
<時間を戻したい>と羊皮紙に書き込んだのだが、果たしてコーネリアは幸福を得られるのか?
ドロドロでふわっとした世界観です。ヒマつぶしに読んで頂けると嬉しいです。他サイトにも投稿。
トーマス編を追加しました時間がありましたら読んで下さいね。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-05 00:01:27
22301文字
会話率:48%
貧乏のどん底にいる私の前に、美貌の執事がひざまずく。
現代社会において、執事といえば、二次元かコスプレでしか存在しないもの。そもそも我が家は貧乏の極み。なんの因果か、私は、その執事が教師をしている学校へ通うことになるのだが、そこで私を待つの
は、バリバリのお嬢様がたとの陰湿な嫌がらせ。同性愛にも似た距離感の近すぎる友情……かと思いきや、こいつは、ただの女装男子。さらには、甘すぎるほどの過保護な教師との攻防だった。閉鎖された女子校の中で、コミュ障の私がどうやって生き抜いていけばいいのか?!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-09 23:56:31
15008文字
会話率:27%
第一部
主人公・白石澪(しらいしみお)は、出勤中、見知らぬ世界へと迷い込んでしまう。元の世界に帰る足掛かりとして仕事を探すも、魔法の使えない彼女に見つかったのは曰く付きの屋敷の掃除だけだった。無気力無関心の当主、腹に一物抱えていそうな美貌の
執事の元でさっそく掃除を始めてみれば、桶は逃げるしホウキは消える。この屋敷には何かある? そんなある夜、大勢の人の話声で目覚めた澪が見たものは……
第二部
死霊が住まうという屋敷で目覚めたミオは、自分が死霊使いである当主の花嫁であると聞かされる。覚えのないことに戸惑いながらも、当面の衣食住のため、ミオは幽霊屋敷の当主ミハイルと契約を結ぶことにするが――
※タグの転生・契約結婚要素は二部以降です
※時系列は第一部→第二部ですが、どちらからお読み頂いても大丈夫です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-27 16:11:14
449839文字
会話率:52%