営業経験のない三人に突然、辞令が言い渡される。「これは会長の遺言です」。世界一の天才と謳われた会長の遺品は、三十歳を迎えた彼と彼女らと時空を超えた運命の出会いを果たす。こんな会社で、こんな仕事がしてみたいと思わせる経済小説。明日から、あなた
の仕事が楽しくなる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-20 14:23:29
51284文字
会話率:39%
「外食大手の創業家出身の社長が解任された」ー担当企業の衝撃ニュースをよりによって他社に抜かれる形で経済新聞記者の深堀圭介は知る。失意の中、取材を進める中で、この解任劇の裏にいくつもの謎が隠されていることに気付いていき……。どんでん返し続きの
エンタメ経済小説。
〜登場人物〜
①深堀圭介→本作の主人公。入社4年目の27歳。記者という仕事にやりがいを感じられない日々を送っていた。4月に外食担当になった直後、いきなり特ダネを抜かれるという大失態をしでかす。
②常木翠玲→圭介の交際相手。入社8年目の29歳。花形の総合商社を担当しており特ダネ記者として内外から評価されている。だが、当の本人は記者という仕事に息苦しさを感じ始めている。
③輝川誠→シャインベーカリーの創業者、輝川龍造の一人息子。15%の株式を持つ第2位株主。21年4月に隆造が航空機事故死したのをきっかけに、同社の社長に就任。だが、1年後に星崎によって解任される。
④星崎直倫→シャイン株の20%を保有する筆頭株主、東洋キャピタルから送られてきた。社外取だった22年4月に誠の解任を主導し、自らが社長に就任する。元々は旧・東都経済新聞社の記者だった。
⑤青木俊一→旧・東経出身。圭介の所属する企業部第7グループの担当デスク。風貌と言動から「若頭」の異名を持つ。物事を深掘りできない圭介を「アサボリ」と呼び、日々、激詰めする。
⑥米山尚志→旧・毎朝出身。第7グループのキャップ。青木から激詰めされる圭介を度々助ける。性格は青木と正反対で穏和。
⑦小宮山翔子→圭介と同じく外食担当。「コミショウ」という呼び名とは裏腹にかなり陽キャ。「バイブス上げていきましょう」が口癖。
⑧鴨崎議範→シャインのメインバンクのわかば銀の頭取。解任された誠を強力にバックアップする。
⑨霜田洋成→圭介の親友。現在は総合商社の最大手、富川通商に勤務する。海外の有望外食チェーンを日本に進出させるため、日々、世界中を飛び回っている。
⑩亀井幹児→圭介の親友。公認会計士。最大手の帝都監査法人に勤める。度々、圭介に有益な情報をもたらす?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-03 17:36:08
217190文字
会話率:36%
農林銀行に勤める山本は、企業向け融資を担当し、行内ではその実力に一定の評価を受けている。しかし仕事を頑張れば頑張るほど倒産リスクの高い取引先(通称:破綻懸念先)を任されるようになる。一般的に破綻懸念先の担当は、細かく回収を行い、取引先に自己
破産を迫ったり、返済期間の長期化による問題の先送りをすることが多いが、山本は、当該企業に抜本的な経営改革を迫り、金融機関が債権放棄を行う再建計画を策定して企業を再生するのだ。
企業再生で企業は生き返り、雇用も維持されるが、取引先も赤字部門の廃止、代表者など役員の更迭、リストラや給与の一律削減など痛みを伴う改革となることから、成功したとしても、関係者から心情的に決して感謝はされない。また手間暇かけて、自分の行内の担当ラインや関係部署を説得しても、自分の銀行の債権を放棄するのだから、評価もされず、出世コースに乗ることはない。地方支店の破綻懸念先を担当し、企業再生したら、次の地方支店に赴任する、そんな山本の転勤を行内の人間は、「ドサ回り」と呼び、破懸先(はけさき)の山本と揶揄していた。
山本は、札幌支店への転勤を機に、「白銀水産」の担当をすることになる。白銀水産のメイン銀行は、北都銀行であり、農林銀行は準メイン銀行の立場。これまで山本は、自分がメイン銀行である先の再建計画を取り仕切ってきたが、初めて他の金融機関のメイン先のサポート役に回ることになる。北都銀行から、白銀水産に企業再生のために出向として派遣されている経理部長の藤沢と山本は、意気投合。道東地区で一番の水産会社である白銀水産の経営を再建するためお互いの銀行の垣根を越えて、企業再建に向けて取り組んでいく。
水産会社は一般の企業と比較し、明確な赤字部門を見つけるのが難しく、再建計画作成には苦戦する。また農林銀行の方針や、行内の権力争いも相俟って、再建計画は迷走する。検察の捜査、国税、自衛隊、漁船の拿捕、子どものいじめ、一本の稟議は、匝る。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-24 07:11:19
115109文字
会話率:40%
時は1959年。この話は10歳の少年とその仲間が挑む昭和の経済小説です。
武とお菊さんがテロ組織ピーチ・ボーイズの資金源を断つため、東京に戻ってきたところから話が始まります。
なお、このストーリーは少年と猫の冒険『勝手に他人の半生を書いてみ
た』の第4章です。
第1章『僕と猫と米沢牛』、第2章『僕と猫と明珍火箸』と第3章『僕と猫とゲートキーパー』を読んでいなくても、理解できるように書いているつもりですが、念のために第1話にあらすじを掲載しています。
第1章~第3章は以下の通りです。
(第1章)僕と猫と米沢牛
https://ncode.syosetu.com/n7847ia/
(第2章)僕と猫と明珍火箸
https://ncode.syosetu.com/n9893ib/
(第3章)僕と猫とゲートキーパー
https://ncode.syosetu.com/n8883ic/折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-06 16:17:04
38745文字
会話率:37%
織田信長の一生を描いたものがたり。
以前、ライブドアブログに書いていたのですが、何故か私意図せぬまま、勝手に
あちこち削除されて読めない状態になっていたので、途中で執筆を放棄せざるおえなくなってしまいました。
「小説家になろう」ではそのよう
な事もないと思い、もう一度、最初から物語りを再編することにしました。
メディアファクトリーから発売されている「恋する信長-信長物語-」はこの作品のスピンオフになります。
もし、興味ある方は合わせてお読みいただければ幸いです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-30 21:06:30
15686文字
会話率:39%
決して固くない、経済小説を目指しています。
なお、この小説はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。また、掲載されている小説の著作権は作者にあります。作者以外の方による小説の引用を超える無断転載は禁止しており
、行った場合、著作権法の違反となります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-11-29 01:03:08
3717文字
会話率:30%
10億円のノルマ。
それは氷山の様に日の丸証券浦和支店の営業部隊に重くのし掛かった。
新卒2年目川島はこのノルマにどう立ち向かうのか?
事実を元にした経済小説です。
最終更新:2020-10-21 20:46:10
4847文字
会話率:31%
美貌の未亡人を助けて難事件に挑む悟郎と史郎。大人の恋愛ミステリー
ヘッドハンターの矢吹悟郎は、軽井沢近くの高速道路で起きた事故に遭遇し、事故車に乗っていた紗希と再会する。紗希は、大学時代に準ミスキャンパスに選ばれるほどの美人で、男子学生たち
のマドンナ的存在。33歳になった紗希は、今、ゼネコン東郷建設の社長夫人になっている。
その夫の東郷社長が、或る日、不審死を遂げる。悟郎は紗希の依頼により、その調査に協力する。一方、東郷建設の内部では、後継社長の座を巡り、激しい社内抗争が始まり、未亡人の紗希は否応なく巻き込まれて行く。
ラストは手に汗を握るシーンの連続、猟奇殺人鬼は誰か?危機に陥った悟郎と紗希は助かるのか!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-13 10:17:12
58933文字
会話率:62%
たった数週間の仮想通貨取引にて大金を手にした主人公、幸坂。
彼は二日酔いに痛む頭での専務とのやり取りの末、その金を元に職場の株を買い取ると言ってしまった。
半ば乗せられる形で社長補佐となった彼は、立派な経営者になれるのだろうか!?
『会社
とは』『株主とは』『経営者とは』などについて気軽に読める、自称ゆるふわ系経済小説です。
(エイプリルフールの勢いに任せて書いた)
(続きが気になると思われた方はブクマと評価をお願いします!)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-04-07 18:18:52
19863文字
会話率:32%
株取引を行う経済小説です。
最終更新:2019-08-03 20:49:21
1587文字
会話率:0%
エミィの世界第二弾。
天気の良い土曜日の朝、リビングで小学五年生のエミィとそのママ、二人でテレビを見ていると、ある政治家が消費税増税の延期を示唆するニュースが放送される。
そのニュースが発端で二人は消費税のことで意見が分かれてしまう。
そこ
に経済に詳しいパパがやって来る。二人は優しいパパに消費税のことを聞くと、消費税の逆進性の問題点を教わることになる。
仲の良い親子のハートフルな経済学習ストーリーです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-06-16 00:00:00
19387文字
会話率:66%
小学五年生の授業で、「国の借金問題」について大人と一緒に国借金問題について学び、各家庭でできることを考えてくるという宿題が出される。
小学五年生の愛蒔エミィは、学校から帰ると、優しく、経済に詳しいパパと一緒に国の借金問題について、インターネ
ットなどを駆使してファクトを学んでいく。国の借金問題について学んだエミィは、どのように国の借金にどのように向き合えば良いのか考えをまとめる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-04-08 20:00:00
11992文字
会話率:68%
本作品は高校2年生の主人公三木秀人が、母や妹の会話の中から日常の疑問点を考察する物語です。題材としては主に経済を扱い、キャッシュレス化や消費経済の在り方を扱います。ジャンルとしてはあまり見かけない経済小説であり、社会問題を物語の登場人物を
交え解説していこうと思います。まだまだ未熟ではありますが、一度読んでいただきコメントを頂ければ幸いです。よろしくお願い致します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-04-12 23:05:55
2618文字
会話率:0%
「俺の信じてたものってなんだったんだ?」
技術革新により全ての原子力発電所が稼働停止になった近未来。
原子力エンジニア達は路頭に迷い、傷つき、虐げられ、最後に下した決意は______
ヒューマンドラマ小説です。経済・恋愛小説要素あり。
完全フィクションで、実際の団体、個人、企業とは一切関係ありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-03-02 23:57:14
29695文字
会話率:75%
都市部と山間部を結ぶローカル線「二木粟生井鉄道」は、経営状態が彼岸花畑。
最年少の三木栄駅員は、一年掛かりで準備して、ある計画を実行する。
同時に、三木駅員の知らないところで二木粟生井鉄道活性化連絡協議会……通称「二木鉄の乗客を増やす
会」が発足した。
ビミョーな萌えキャラ「二木あおい」でネット炎上。敵は、巨額の赤字と社内の逆風。
萌える商魂で、廃線に向かう列車のポイントを存続路線に切り変える戦いが始まった。
三木駅員と二木あおいは、叩かれても、倒れても、同じ空の下で架線を共有する仲間と共に回生ブレーキを作動させ、脱線を防ぎながらひたすら前に進む。
※完結済みを予約配信。毎日更新で2018/05/20に完結します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-05-20 12:00:00
104700文字
会話率:26%
【短編 No.14】
その空間を満たすのは、いつだって悲喜交々(ひきこもごも)の喧噪だった。
オフィス街の中心部にあって、一際目を引く高層ビル。その上層階を占有する中堅投資銀行のディーリングルーム。
フロアに所狭しと並ぶデスク。
夥おびただしい数の液晶ディスプレイ、取引専用の端末、電話機と、それらの間を慌ただしく動き回る様々な肌の色のディーラー達……
――――――
当作品は夕凪もぐら様主催 2017年 忘新年会企画【帰り道を探して】参加作品です。
2017.12.31 初掲載折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-12-31 22:41:09
6397文字
会話率:42%
「債務奴隷解放宣言」あらすじ
大垣 壽雄
大滝龍二は、夢のすべてをかけて育ててきたレストランチェーン「フロンティア」を倒産させてしまう。きっかけをつくったのは大滝が連帯保証した友人の会社「森山商事」の倒産である。「
フロンティア」の経営破たんを決定的にしたのは光陽銀行の形を変えた貸しはがしである。
自己資本比率の低い多くの中小企業は銀行と言う名の株主の奴隷である。利益がでなくても利息と言う名の配当をとられ、返済として資金をもぎ取られる。借りれば返さなければならない。返せば借りなければならないことの繰り返しである。利益が出れば高い税金で持っていかれる。自己資本の蓄積など夢物語である。
大滝は自分の手で任意整理する道を選び一店舗ずつ撤退する。会社の整理は一段落するが、無一文の身に残されたのは、多額の負債と離婚という結果であった。満身創痍のなかで、かすかに残された闘志を培養し、復活への狼煙を上げる。
大滝は、比較的資本のかからない塾を経営するかたわらら乞われて経営コンサルタントの道を歩み始める。地方のコンサルタントは、何でも屋にならざるを得ない。自らの体験を活かし中小企業の再生支援を続け、着々と信頼を得ていく。しかし、あるクライアントの社長には自殺をされたり、ある会社のM&Aのときには手形のパクリ屋に狙われたり波乱は続く。
クライアントのために銀行相手に戦うときもしばしばある。
大滝を慕う店舗デザイナーの草野明美は復活を目指して悪戦苦闘する孤独な大滝に魅かれ大滝のスタッフを申し出る。
大滝は自分の仕事の理念を「債務奴隷解放宣言」として連帯保証人になったために苦悩する人たちの援軍になることを誓う。
大滝は居酒屋チェーンの「花車」の経営顧問を引き受け、お家騒動などの危機を乗り越え再生への道を歩み始めるさなか社長の竹中が急病で倒れる。緊急役員会で、大滝は副社長に選任される。局地戦に強いFC加盟店も増え、営業成績が好転し始めたおり、竹中社長が退院・復帰する。
大滝は臨時役員会で突然竹中から社長に推されるが、自分は意欲ある中小零細企業の前に立ちはだかる難問や矛盾を切り裂くような仕事を続けたいといって辞退する。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-08-15 16:39:19
226188文字
会話率:42%
日本の誇り、技術のT芝 が経営危機で売りに出されることになった。国内からの白馬の騎士は待てど現れず、日本の技術の危機に大臣の苦悩は深まるばかり… 。Yahoo!ニュースコメント欄に掲載された 2分で読める経済小説。
最終更新:2017-04-09 16:05:23
780文字
会話率:0%
晃次の父親は百貨店「双葉」の社長。ある日晃次は父親から次期社長に指名されてしまう。
「双葉」の復権と、恋人・彩香への愛で板挟みになる晃次は、それを逆手に次々と奇々怪々なアイデアを提案する。
経済小説の皮を被った恋愛小説の皮を被ったコメディー
小説。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-12-03 17:03:32
1696文字
会話率:21%
大手自動車メーカー「イズミ自動車」の企業城下町に移り住んだ最内家を取り巻く、仕事、家庭の問題を書き下ろした。組織的に行われたリコール隠蔽問題、企業城下町特有の近所付き合いなど、大手メーカーの陰の部分を浮き彫りにした。
最終更新:2016-06-09 20:52:56
142254文字
会話率:30%
20XX年。日本は、バブル崩壊後の失われたウン十年にあえいでいた。
そんな中、突如名古屋城が金色に染まり、尾張藩主・徳川宗春が現れた。
彼は、八木公方(はちぼくくぼう)の呪いのために「むだづきゃー」の心を忘れた日本人を、魔剣・怒吝嗇斬(ど
けちぎり)で解放するために"てゃーむすりっぷ"してきたのだ!
キンキラキンと味噌と名古屋と無駄遣いが満載の、日本一頭の悪い経済小説。
※Pixivとの重複投稿になります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-04-09 03:30:46
16253文字
会話率:49%