室町時代から伝わる剣術の流派の宗家に生まれた主人公・昌晴は、祖父の教えにしたがって人を殺す。しかし、そのことは昌晴に想像以上の混乱をもたらし、修験道の魔術的な世界観のなかで意識がもうろうとし、ふときづくと異世界に迷い込んでいた。現地の言葉
が分からず、浮浪者のごとき生活を長く送ったあと、とある男との出会いを切欠に、生きる道を見つけてゆく。帝国騎士マキシム・ヴォイドの誕生である。……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-30 01:30:00
158686文字
会話率:26%
異世界とこの世界とで戦争している時代に生きる俺は「この世界は腐っている」と決めつけ、断定していた。
俺はこの戦争に対して、「無意味」であると感じ。無駄に人を巻き込み、巻き込まれ、殺している世界を変えて救ってやると起想している俺は、&quo
t;融和派"としてこの国の内政から崩そうとする。
しかし、世の中上手くいかないことだらけ。
俺は政治家から身を引き、軍部侵略科の指揮長に委任するも、それから今に至るまでの五年間、彼は今だに苦悩していた。
『俺の矛盾はどこに向かっているのだ』
俺こと、ゲイヴ=エヴィスと、パートナーの少女、レンによって繰り広げる戦争ファンタジーをどうぞ興じてください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-03-06 12:09:00
33136文字
会話率:30%
弓庭幸矢(ゆば・さちや)は男子大学生である。
弓庭幸矢には秘密がある。
怪物どもを駆除する任務がある。親友の牝猫だけが知る秘密である。
ただしそれは夢でのことだ。
そして弓庭幸矢には知らないことがある。
幸矢が夢で闘ってい
る間、怪物どもが現実にも襲来していること。
怪物どもの狙いは幸矢の身体であること。
しかし弓庭幸矢は守られてきた。
牝猫が怪物どもを駆除してきた。猫耳少女に变化して闘ってきた。
猫耳少女は愛しい人のために強烈な物理力を行使してきた。
人類は知らなかった。
弓庭幸矢が夢の中で化物を駆除することの意義を知らなかった。
秘密にされているために人類は知らなかった。
その秘密は破られることになる。
ほんのちいさな出来事がはじまりとなって、破らることになる。
それはとある森の奥のこと。ある年の春の日のこと。
注意!
・本編はけして柔らかい文章ではありません。また文章の密度も高いです。目と精神力には優しくありません。硬めの文章が好みの方にはほどよいかもしれませんが保証できません。
・ルビが多用されております。おおきな画面での閲覧を推奨します。
・設定解説が過剰傾向にあります。設定厨、解釈厨の方へ推奨します。前後に*が配された行はコラムとして理解してください。世界観の理解が捗るかと思いますが、スキップしても支障はおそらくありません。
・それでは拙い物語ですが、なにとぞ御笑覧を。謹んで感想、批評を乞い願います。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-01-31 07:00:00
216472文字
会話率:42%
スーヴニール――思い出の品、形見。
昏き、暗き迷宮の最奥にて、冒険者を待ち魂を狩る死神。
彼は何を考え、いつから存在しているのか。
そして、迷宮の大いなる仕掛けとは。
死神という、迷宮の闇側である彼を主役に、物語は進んでいきます。
シリ
アスかつ、硬めの文章で敢えて書いておりますので、若干読みにくい箇所もありますが、ご容赦頂けたら幸いです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-03-02 12:00:00
16909文字
会話率:47%
架空の世界を舞台とした騎士物語です。
ジャンルとしてはファンタジーですが、硬めの文章であり、「主人公の精神描写」と「戦闘」に重点をおいています。このため、軽快な展開や会話を主としたラノベを期待されている方には、少々読みづらいのではないかと思
います。「リアルな世界観」、また苦しみながらも困難に立ち向かう「血が通った騎士」にどっぷりと浸かりたい方に楽しんでいただけたら幸いです。
また、感想をいただけたら嬉しいです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-01-12 13:00:00
143410文字
会話率:31%