「アレクサンダー・ライオネル・ド・マリポルト王太子殿下。あなたとの婚約を破棄させて頂く」
声高らかに宣言したのは、グウェンドリン・ルッツ侯爵令嬢だった。
短編からの連載版です。
新旧対照表
1.落下篇=短編版・新しい婚約破棄
2.覚
醒篇=短編版・新しい婚約破棄2
3.駆落篇(前)からが新展開です。
1と2に毛が生えた程度の加筆あり。全11話です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-14 21:59:20
73705文字
会話率:33%
「アイリーン・セラーズ公爵令嬢! 私は、お前との婚約を破棄し、このエリザと婚約する!」
「はいわかりました! すみません退出してよろしいですか!?」
ある夜会で、アイリーンは突然の婚約破棄を突きつけられる。けれど彼女にとって最も重要な問題は
、それではなかった。
視察に来ていた帝国の「皇太子」の後ろに控える、地味で眼鏡な下級役人。その人こそが、本物の皇太子こと、ヴィクター殿下だと気づいてしまったのだ。
更には正体を明かすことを本人から禁じられ、とはいえそのまま黙っているわけにもいかない。加えて、周囲は地味眼鏡だと侮って不敬を連発。
「私、詰んでない?」
何がなんでも不敬を回避したいアイリーンが思いついた作戦は、
「素晴らしい方でしたよ? まるで、皇太子のヴィクター様のような」
不敬を防ぎつつ、それとなく正体を伝えること。地味眼鏡を褒めたたえ、陰口を訂正してまわることに躍起になるアイリーンの姿を見た周囲は思った。
……もしかしてこの公爵令嬢、地味眼鏡のことが好きすぎる?
一方で、その正体に気づかず不敬を繰り返した平民の令嬢は……?
笑いあり涙あり。悪戯俺様系皇太子×強気研究者令嬢による、テンション高めのラブコメディです。
◇
同タイトルの短編からの連載版です。
一章は短編版に5〜8話を加筆したもの、二章からは完全書き下ろしです。ゆっくり更新になりますが、こちらもどうぞよろしくお願いいたします!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-03 23:12:44
176330文字
会話率:58%
ソフィーアは、予知夢の能力を持っていた。
彼女は公爵家に嫁いでから一週間後、自分の義娘になった公爵令嬢のレベッカが、数年後に王子を毒殺しようとした罪で破滅する予知夢を見た。
公爵家で愛を与えられなかったレベッカは愛に飢えてしまって、王子に愛
を求めすぎて逆に疎まれ、王子に近づく令嬢を虐めて、さらには毒殺しようとしたのだ。
「レベッカ嬢が可哀そう…!」ソフィーアはレベッカが子供の頃から愛されていれば、こんな破滅の未来にならないことがわかった。
レベッカはまだ十歳、破滅の未来まではまだ時間がある。
「私が愛して、破滅の未来を回避するわ!」そう決意し、レベッカ嬢と家族として絡み始める。
一方、公爵家当主のアラン、ソフィーアの夫であり契約結婚をした相手。
ソフィーアはアランを説得しながら、レベッカと家族の中を築こうとする。
しかしそんな中、ソフィーアの一言がアランの琴線に触れた。
ソフィーアはまた予知夢なのか、明晰夢なのか、よくわからない夢を見て…。
「ソフィ、君が私の妻になってよかった」「えっ、アラン様!?」
これは予知夢なのか、それとも単なる夢なのか…?
※こちらは短編からの連載です。
3/17、短編が日間総合1位獲得!
短編までの内容は6話までなので、短編を読んだ方は7話からお読みください。
よろしくお願いします!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-20 21:00:00
104269文字
会話率:44%
公爵令嬢のアサリアは、皇太子のルイスに婚約破棄された。
ルイス皇太子が聖女のオリーネに浮気をして、公爵令嬢なのに捨てられた女として不名誉な名がついた。
それだけではなく、ルイス皇太子と聖女オリーネに嵌められて、皇室を殺そうとしたとでっちあげ
られて処刑となった。
「嫌だ、死にたくない…もっと遊びたい、あの二人に復讐を――」
処刑される瞬間、強くそう思っていたら…アサリアは二年前に回帰した。
なぜ回帰したのかはわからない、だけど彼女はやり直すチャンスを得た。
脇役のような立ち振る舞いをしていたが、今度こそ自分の人生を歩む。
「たとえ本物の悪女となろうと、私は今度こそ人生を楽しむわ」
※短編からの連載版となっています。
短編、日間総合1位(5/1)
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-16 17:56:10
138123文字
会話率:45%
宮廷に聖女として務めているスピカ。
彼女は圧倒的な治癒魔法の才能で国民たちのために尽力してきた。
その成果を認められて第二王子との婚約も決まっていたが、突然転機が訪れる。
「ポーション技術の発展により聖女の力は不要となった。今すぐに宮廷か
ら出て行け」
治癒効果を持つ魔法薬『ポーション』の普及によって、聖女の治癒魔法は必要がなくなった。
そのため別の人を愛していた婚約者の第二王子から解雇宣告と婚約破棄を受けて、スピカは途方に暮れることになる。
それでもまだ誰かの傷を癒してあげたいと思っていた彼女は、流行りに乗って自分でもポーションを作ってみることにした。
すると……
「私のポーション、なんかおかしくない?」
聖女の魔力が宿ったポーションは規格外の効力を発揮! 売り出した途端に大反響! 隣国の第一王子がやって来て高待遇で宮廷にご招待!? やがてスピカの作ったポーションは『聖女の秘薬』と呼ばれて話題になり、その噂は元婚約者の耳にも届くことになって……
短編からの連載となります折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-09 22:06:05
103305文字
会話率:30%
読書様からの要望により、短編からの連載版になります。
短編では描き切れ無かった細かい所を記載していきたいと思います。
短編と少し設定が変わっている所がありますがご了承下さい
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
ふと目が覚めると赤ちゃんになって
いた。Why?私を覗き込む金髪美人のお母さんを見て、あ、異世界転生だ!と気付いた私でした。前世ではラノベを読みまくった知識を生かして、魔力?を限界まで使えば総量が増えるはず!
よし、魔力チートを目指してエンジョイするぞ♪
これは神様にあった記憶もない楽天家な少女が前世の知識で異世界を満喫する話です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-22 07:00:00
61792文字
会話率:45%
スタッカード公爵家が三女のアーシャは、『ツギハギ公爵令嬢』と呼ばれている。着ているドレスがツギハギで、髪や瞳の色も別々であるからだ。
ある来賓会のことである。アーシャは妾の子であるという自身の境遇と、それに伴う公爵家内の虐めを噂話にされたこ
とに怒り、暴れてしまい……そして、その帰り道で、自分の婚約者であるゴードンと姉のバーバラが逢引をしている現場にも遭遇し……?
――アーシャの夢は、幸せな結婚をしてほのぼので温かい家庭を作ること。果たしてそれは叶うのか。
最後はハッピーエンドです。ざまぁもあります。
※、短編からの連載化になります。短編は短編、連載は連載なので、良くなるように頑張りました。文章や描写の修正、展開の追加等々で別物になってます。
※、2020/8/22完結しました。短編と文字数を比べると最終的に4倍くらい物語のボリュームが増えました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-22 22:07:56
51235文字
会話率:30%
『無能王子』――そんな呼ばれ方をしている俺、レドゥ・アルヴァレスには前世の記憶がある。
それは、かつて『賢者』と呼ばれた男の記憶だ。
だが、賢者の力を持っているからこそ、俺はその力を隠していた。
あくまで俺の目的は働かないこと――そのはずな
のに『吸血鬼』に絡まれて、さらに一人の少女が姿を現す。
「私は『審魔機構』所属の魔術師――ミナキ・サキライです」
世界的に有名な魔術組織の名前だが……まあ、それは俺が作った組織なんだが。
※短編からの連載版となります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-06-29 12:42:47
29794文字
会話率:40%
多額の報酬につられ請け負ったバイトの内容は、とあるご令嬢の代役。
ご本人の代わりに、今日も今日とて婚約者様に群がる女子生徒たちを蹴散らします! というか、ご自身で蹴散らせられないのに、なぜに王子様キャラを演じて女子生徒を侍らせてるんですか?
は? 俺にも理由がある?
※以前投稿した短編小説「バイトで、学園のアイドルの婚約者役やってます」「バイトで、悪役令嬢の代打やってます」をベースにした連載小説です。※R15は保険です。そこまでいちゃつけるかは未定。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-01-10 23:28:53
31224文字
会話率:35%
「お前って可哀想だね、姉と違ってブスだとか」
あの、すみません。それって初対面の女の子に向かって言う台詞ではないと思うのですが!
性悪不良先輩×性悪平凡後輩でお送りいたします学園スパイラブ(?)ものであります!
※予告短編からの連載作品でご
ざいます折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-03-27 21:11:43
7455文字
会話率:25%