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Ep:ユリゼンの星
夜が溶けだし天体を覆い隠す。
非常識のその裏側を覗き見てはいけない。
その夜空とふれてしまったなら。
記憶を失った女性の話。
Ep:メリーの水槽
魔術は数式だ。
魔力を代入して起こす現象。
ぐるぐると回り、愛しい人との夢は醒めず。
だから魔術は奇跡を起こさない。
仮初の時を過ごす女性の話。
Ep:
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ラブコメのつもりで書きました。異論は認めます。
普通の現実世界の裏側には魔術という存在がある世界です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-14 18:00:00
7475文字
会話率:29%
──過去にちょくちょく問われたから最初に言っておこう。ステイタス画面とやらは開かない。自らの能力を数値化などこの世界ではあり得ない。
記録されている上では七〇〇年前から続く、異なる世界から転移してくる者たち。彼らを保護するにあたり、諸
国は互いのしがらみを一時的ではあっても棚上げして、彼らの就労支援をはじめとした数々の法を制定した。魔力を含有する相当量の鉱石が転移に伴うこともあり、彼らを難民指定、保護対象とすることに誰も異論を挟まなかった。永住許可を得て戸籍を与えられた転移者たちは独立生計を営み、納税者として生活を送る。
そんな、望んでもいないのに就労しなければならなくなった転移者たちの物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-06 04:26:03
191053文字
会話率:51%
リヴァイスという、ほどほどに剣と魔法の異世界
ぼっちを乗り越えようとし始めた主人公の身の回りが
ぼっちにはしんどい状況になりつつあるだけのお話し
- お知らせ -
短編集の予定でしたが、いつのまにか連作となりました。
リヴァイス100から新章ウェイト編となっております。
初見の方はリヴァイス50から(出来れば01から)お読みいただければ幸いです。
過去作一覧
逃亡系召喚者ウェイト編(100〜107):
異世界観光者シジマ編(91〜99):おっさん召喚者ノアル編(83〜90):
ヒモ系召喚者アマツ編(78〜82):異世界狩人フォリス編(66〜77):
異能系召喚者サイリ編(50〜65):リヴァイス・オムニバス(01〜49)
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-29 10:00:00
18962文字
会話率:17%
リヴァイスという、ほどほどに剣と魔法の異世界
ぼっち属性だった主人公の身の回りが
徐々に騒がしくなるだけのお話し
- お知らせ -
短編集の予定でしたが、いつのまにか連作となりました。
リヴァイス100から新章ウェイ
ト編となっております。
初見の方はリヴァイス50から(出来れば01から)お読みいただければ幸いです。
過去作一覧
逃亡系召喚者ウェイト編(100〜106):
異世界観光者シジマ編(91〜99):おっさん召喚者ノアル編(83〜90):
ヒモ系召喚者アマツ編(78〜82):異世界狩人フォリス編(66〜77):
異能系召喚者サイリ編(50〜65):リヴァイス・オムニバス(01〜49)
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-15 10:00:00
25314文字
会話率:20%
リヴァイスという、ほどほどに剣と魔法の異世界
自ら変わろうとしている主人公が
一皮剥けちゃっただけのお話し
- お知らせ -
短編集の予定でしたが、いつのまにか連作となりました。
リヴァイス100から新章ウェイト編
となっております。
初見の方はリヴァイス50から(出来れば01から)お読みいただければ幸いです。
過去作一覧
逃亡系召喚者ウェイト編(100〜105):
異世界観光者シジマ編(91〜99):おっさん召喚者ノアル編(83〜90):
ヒモ系召喚者アマツ編(78〜82):異世界狩人フォリス編(66〜77):
異能系召喚者サイリ編(50〜65):リヴァイス・オムニバス(01〜49)
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-08 10:00:00
18214文字
会話率:25%
日常に感じる文句をツラツラ、異論、反論もあるでしょうが。
※カクヨムにも掲載しています。
最終更新:2024-04-19 08:20:35
61142文字
会話率:10%
世界は祝福さてれている。そんな世界で生きる、1人の少年と1体のウサギのぬいぐるみのお話。世界を眺めながら、生き方と死に方を探す、そんな物語。
「世界は綺麗だけど、ボクの方が綺麗だよね。異論は認めない」
「異論はナイ」
最終更新:2024-04-17 17:58:51
5585文字
会話率:52%
乙女ゲームの世界に転生した私は|驚愕《きょうがく》した。
ゲーム登場キャラクターではない、平民のパン屋の娘・サラに転生したのだ。
けれど、私の推しこと平民から王族へと駆け上がる、乙女ゲームのヤンデレキャラクター・ルークに早く会いたくて
、ゲームの学園生活が始まる前に会いに行ってしまう。
晴れて両思いになったのに、最高のエンディングを彼に与えたいと考えてしまった私は、ルークを王族入りする算段を立てる。
彼の気持ちを考えずルークを王族にしてしまった為に、平民のサラは彼の命令に逆らうことも、異論を唱えることすら出来なくなってしまった。
捕まえられた鳥は飛ぶことを許されず、籠の中に閉じ込められ憂愁に閉ざされる。
※この話は『転生令嬢策に溺れず、花が咲く』の対の話になります。
※16000文字まではハッピーエンドと共通。その後、ED分岐により話が分かれます。ハッピーエンドとバッドエンドの違いが楽しめたら幸いです。
※通常、私生児に王位継承権を与える事はないと思いますが、あくまで乙女ゲームの中の世界という事を念頭に置いてください。
※目標3万文字以内!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-06 18:46:52
28184文字
会話率:36%
諸君、異世界の存在は信じるか?
俺は信じる!
異論は認めない!
色々あって異世界に行った平凡な医大生の俺は、平凡な人間として転生する。
現実でも平凡なのに、異世界でも平凡かよ!
そこはもう少し夢を見させてくれよ!
と言ったのも束の間、神
様から能力を授かった俺。
ちょっとした戦をきっかけに、魔法戦士の少女、イサネに出会う。
どうやら、この世界の王、大魔法使いが魔王に乗っ取られたせいで、世界がめちゃくちゃになっているらしい。
本当に異世界って感じのストーリーだな…
まぁいいや。勇者平凡は高らかに出発。
楽しい冒険が始まると思いきや、え?俺たち、命狙われてる…?
能力と知恵と経験でピンチを切り裂く、平凡勇者の旅が始まったのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-25 12:00:00
12932文字
会話率:40%
あらすじ
享年30歳の独身男性。気づいたら、実績全達成して、全クリした幻獣育成ゲームの世界に転生しました。
使用していたキャラ、アインとして。
相棒の幻獣たちは問題なく受け入れてくれるし、周りの人たちとも上手くやれてるから、心配はないと思う
んだ。
ただ一人、最後まで最強の幻獣使いの座を争ったライバル、ニコラウスを除いて。
ニコラウスだけは、アインになった俺を訝しみ、何かと突っかかってくる。
適当に彼をあしらって、相棒の幻獣たちとのモフモフライフを満喫するのだが……。
「王命で、不本意ながら貴方と一緒にSS級任務を遂行することになりました。これから、貴方の家に同居することになりますが……、異論はないですよね?」
と、寝耳に水で始まる、ニコラウスとの同居生活。
いやいや、異論ありまくりですが!? なんだけど、流されてニコラウスと四六時中過ごすことになる俺。
俺の穏やかなモフモフライフはいずこへ……。
登場人物紹介
アイン
最強の幻獣使いの座に就く、18歳の青年(中の人は享年30歳の独身男性)。
漆黒の髪と菫色の瞳が特徴。
好奇心旺盛で、楽観的。何事にも首を突っ込まずにはいられず、それが元で度々トラブルを巻き起こしている。
最近は、その行動が落ち着き、彼の周りの人たちは良い兆候だと喜んでいる。
ニコラウス
かつて、アインと最強の幻獣使いの座を争った、20歳の美丈夫。
腰まである長さの銀髪と翡翠色の瞳が特徴。
品性方向で、思慮深く優しい。
その気質と美貌から、老若男女に人気。
アインとは犬猿の仲だが、彼の実力は認めている。
最近のアインの行動が彼らしくなく、唯一、アインのことを本当にアインなのか疑っている。
※アルファポリス様、カクヨム様にも、同じ作品を投稿しています。ご了承お願い致します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-15 23:00:00
14814文字
会話率:39%
これは、どこまでが夢なんだろう。なんて全部わかっているのにね。
ここはきっと異世界で、わたしは自分自身の力で生き抜くしかないんだ。
これは私の処女作なので、生暖かい目で見守ってほしいです。誤字脱字もぜひ教えてくれると嬉しいです。
最終更新:2024-03-12 21:08:42
10099文字
会話率:31%
みなさんは星評価1についてどう思いますか?
この作品はそのことについて私の見解を述べたものです。
最終更新:2024-02-14 14:46:00
627文字
会話率:0%
フルダイブ型VRMMO『アンリミテッド・オルタオンライン』。世界中で爆発的な人気を誇り、常に品薄な状態が続いているそれを、発売から五ヶ月後の今日にやっと手に入れた俺は、何故か身体がゲームで作ったアバターそっくりの美少女になってしまう。
し
かも、ゲーム内で課せられた制約により、「一切の魔法が発動しない」という半ば呪いの様なスキルを賢者という職業とともに獲得する。
魔法が使えない賢者など役に立たない、と思われていたが、スキルは組み合わせ次第で無限の選択肢へと派生する。
「…魔法陣で殴ればいいじゃん。」
これは、魔法が使えない賢者が、魔法陣(鈍器)を片手に最強の階段を駆け上がる物語。
「魔法陣は鈍器です。異論は認めません。」
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-19 00:00:00
26828文字
会話率:36%
ここはぁ!私がぁ!書き出し祭りに対して全感想をする場所だァ!
ちなみに第20回なので目標の作品が第何回のやつかはちゃーんとご確認ください。いいね?
んで最近分かったんですがわかめさんは嗜好だけでなく思考とか感性がイかれてるので、その上での全
感想になります。それでもいいなら読んでね。
異論は受け付けるし文句は大丈夫だがこう読んでしまったのは事実だから!!
──で。前回前々回でここでここの感想欄以外じゃ返信できねえよ!って言ったけど……まぁ。いいや。ここ以外で御礼感想とか言ってもいいですけどその場合私は把握漏れしまくりますので。Twitter上で返すならできるだけ私がまとめ感想を投稿した!!ってやったツイートに書いてください。それなら私も把握できます。お礼言われて作品ツッコミされたら私も返したいので…お願いしますね……
(理由?私がフォロー外からの垢からの通知切ってるから)
<いつもの格言>
人に感想を書いて欲しいのであれば
自分も人へと書き記すべきである
ワケ=ワ=カメ(193〜)折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2024-01-13 21:37:59
31038文字
会話率:1%
遥か太古の昔。人々は一つの神を敬い、崇めていた。
そして、人々はこの世界の覇者となり、全てを手に入れた。
しかし、何事にも終わりは訪れる。
神代・古代文明として現代でもその名は遺るが、遺されたのは稀に出土されるアーティファクトとその名
だけであった。
終わりの理由は明白。
当時崇められていた唯一神は、この世界で出来ることをし尽くしてしまい、遠い世界へと旅立ってしまった。
そのことが滅びへと起因していた。
遺されたのは、滅びから免れた小さなコミュニティが幾許かである。
遺された人々ではあるが、神のいない世界では長く生きていけない。人は神が作りしモノだから。
そんな終焉を迎える世界に、一条…いや、十二条の光がさした。
この世界オフィーリアを管理していた神であるが、居なくなったのは神であり、その分体とも言える下級神は未だ神界に遺っていた。
『我らの父である神はこの世界から消えた』
『次の神を決めねばならぬ』
『私は嫌。面倒だから』
『誰も貴様など選ばぬわっ!我以上にこの世界の神に相応しいモノはおらぬっ!そうだなっ!?』
『テメェも選ばれねーよ』
『ここでごちゃごちゃ言っていても埒が明かないわ』
『それに放っておくと、奴ら人はすぐにでも死んでしまうぞ?』
『先ずはこの世界を、放っておいても問題ないレベルまで進化させるべきではないかのぅ?』
『僕もそう思うよ!この世界を統べる統一神は、それから決めない?もちろん抜け駆けしたりしたら、みんなで追い出すからねっ!』
『異論ない』
『好きにすれば良い』
『……』
『うん。じゃあそれで決まりだね!統一神を決めるルールは、またみんなで決めよう。それまではこの世界が壊れないように、みんなで協力しようねっ!』
人知れず、神達が世界のルールを決めた。
〜〜〜あらすじはここまで〜〜〜
〜〜〜お知らせ〜〜〜
最初は三人称視点ですが、すぐに主人公の視点へと切り替わります。
十二神の一人、デュオニュソス(バックス又はバッカス)は物語の都合上出てきません。
ギリシア神話に興味のない方は普通に読めますので、お気になさらず。
後、名前はそこから取りましたが物語は全くの別物ですので悪しからず。
よろしくお願いします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-05 20:14:14
448790文字
会話率:35%
グランディア王国の王都のはずれにある小料理屋ツキジで若女将として働く少女、シャオ。
幼い頃、孤児で路頭に迷っていた彼女を公爵が引き取り、10歳になってからは料理屋に住み込みで働くようになった。
平凡に、平和に、慎ましく暮らしていく事を願って
いた彼女だったが、公爵から直々に魔法学園への推薦状を渡される。
「…行きたくないで「異論は認めん。」…鬼!!」
半ば強制的に魔法学園への編入をさせられた。
しかも公爵の可愛い娘に悪い虫がついていないか定期的に見張り報告をしろという命令付きで。
絶対にそれが本命である。
しかもいざ編入してみると・・・
「また会えるなんて俺ら呪われた赤い糸で繋がってんじゃない?」
「黙れ変態。」
無駄に顔だけ良い変人に目をつけられ付き纏われるし、クラスは問題児クラスと名高いEクラスに配属されるし、編入させられたけど学園に入れるほどの魔法も私は使えない!
ただ平凡に暮らしたいだけなのに。一体どうしてこんな事になったのか。
これは私が平凡な人生を望む物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-20 00:48:22
6276文字
会話率:45%
「マリー。君には今日限りでパーティを離脱してもらう。今すぐ故郷に帰れ」
勇者ユウがパーティの魔術師、マリーを解雇した。
仲間たちも勇者の決定に異論なし。
マリー抜きで魔王軍の四天王に挑むが、絶体絶命のピンチに陥る。
最終更新:2023-10-08 05:59:14
2714文字
会話率:35%
はじめまして。サクユウと申します。このエッセイは独断と偏見で女性向けに生息するイケメンとの恋愛事情(商業誌)を探索し&ハンティングし、読んだ後に再度検索するための個人的備忘録として始まりました。
大人のシーンが嫌な方はバックし
て下さいね。もちろん未成年の方も。未成年の方はここで妄想して大人になってからお楽しみ下さい。
さて、サクユウは少女漫画の甘酸っぱいときめき(もちろんそれはそれで好きなんですけど)では物足りなくなり、ついにパンドラの箱を開けてしまったのです。あぁ、なんて事を…。
しかし、そこは玉石混合…もとい、あらゆる嗜好の共生社会だったわけです。しかしこの世界は旬の移り変わりが激しく、「あっ」と思った時には儚くなることも多いのです。
そこで、個人的に刺さったものを寄せ集めて『2023年度に読んだ超・個人的これはすごいロマンス小説リスト』を作ってみようと思い立ちました。
もちろん異論もあるかと思います。だって完全に『好みの世界』ですから。ですがファッションと同じく、流行り廃りの早い世界。
作者の方々が苦労して産み出したイケメンとのあれやこれやな大人の世界をより多くの方が愛するきっかけになれば嬉しく思います。
エッセイ自体は念のためのR15です。不定期投稿です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-04 20:46:00
12499文字
会話率:6%
整えられたシーツ。
二人で資金繰りをして、ようやく借りた狭い部屋。
妹……いや、『彼女』と過ごしたこの部屋で
ーー彼女だけが、消えていた。
これはホラー。異論は認めn…ごめんなさい認めます。
最終更新:2023-07-31 13:34:36
1158文字
会話率:7%
「君を愛することはない。私は呪われているのだ」
結婚初夜、リズリィは王太子であるクライドにそう告げられた。
彼は過去に魔女と口づけを交わし、女性を愛することができなくなってしまったと言う。
弟を守るために政略結婚に応じたリズリィは特に異論な
く、それを受け入れた。
ある日、クライドから呪いの真相を聞くことになったリズリィの顔が見る見る青ざめていき……。
もしかして魔女ってわたしのこと!? と気づく物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-03 18:19:22
9159文字
会話率:32%
※他サイトさまにも投稿しております
※全3話で完結します
【キャッチコピー】
汝、簡単に婚約破棄することなかれ
【あらすじ】
「シンシア・バートン。今日この場を借りてお前に告げる。お前との婚約は破棄だ。もちろん異論は認めない。お前は
それほどの重罪を犯したのだから」
シンシア・バートンは、父親が勝手に決めた伯爵令息のアール・ホリックに公衆の面前で婚約破棄される。
そしてシンシアが平然としていると、そこにシンシアの実妹であるソフィアが現れた。
アールはシンシアと婚約破棄した理由として、シンシアが婚約していながら別の男と逢瀬をしていたのが理由だと大広間に集まっていた貴族たちに説明した。
それだけではない。
アールはシンシアが不貞を働いていたことを証明する証人を呼んだり、そんなシンシアに嫌気が差してソフィアと新たに婚約することを宣言するなど好き勝手なことを始めた。
だが、一方の婚約破棄をされたシンシアは動じなかった。
そう、シンシアは驚きも悲しみもせずにまったく平然としていた。
なぜなら、この婚約破棄の騒動の裏には……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-02 14:06:21
10942文字
会話率:22%
イブの逆境超克、第一弾、【シャンドラーの遺書】。
私、ルドルフ・シャンドラーは、ここに遺言を綴る。
私の全財産、つまり、屋敷、宝石、車、美術品、その他の物体たちは、全て子供達に、均等に分けることとする。そして、長男には、私の立ち上げた
会社の経営権を譲る。もし異論がある様なら、社内できちんと話し合ってくれ。詳しい事を書いた紙は、私の机の引き出しに入っている。
さて、本題に入ろう。
もし私が死に、この遺書が家族の手に渡ったのなら、それは私が他殺されたということだ。必ず、誰が私を殺したのか、見つけ出してくれ。
世界一の探偵と名高い日暮隆司探偵、そして私の大学時代の恩師、ジョンソン教授を、私の死の真相を探すため、屋敷に招いてくれ。
健やかなれ。シャンドラーの幸運を、願っている。
三日前、IT企業のCEO、ルドルフ・シャンドラーが死んだ。彼の遺書には、自分は他殺で殺されたと綴られているが、真相は…?
一体、彼の言葉の意味は?彼は本当に殺されたのか?
主人公のアメリカ人女性探偵、イブ・ジョンソンが、若い女性という逆境を乗り越え、事件を追ってゆく!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-19 10:04:34
51996文字
会話率:56%