かつて、イシュマーク王国を獣魔軍より救った、五英雄と呼ばれた者達がいた。
戦いから10年後。
五英雄の一人、すっかり中年となった盗賊のヴァラードは、たまたま買い出しで町に出た際、町長の息子とその婚約者の婚約破棄騒動を目撃する。
そのあまり
の理不尽さに、彼は思わずそこに口を挟むと、自身の|口《・》|か《・》|ら《・》|出《・》|ま《・》|か《・》|せ《・》で裏にある詐欺を明るみに出し、婚約者であったティアラに婚約破棄を受け入れ、新たな道を歩むよう諭したのだが……。
その数ヶ月後。
ティアラはヴァラードの住む山の家に押しかけ、その恋心を伝えにやってきた。
過去の戦いで、婚約者であり聖女であるメリナを失っていた彼は、その話を聞かせ諦めさせようとするも、恋人でなくとも側にいたいという彼女に根負けし、二人は同居生活を始める事になる。
そんな中、自分の留守中、家に王都シュレイドの兵士が訪ねてきたのを目撃したヴァラードは、真意を知るべく、兵士が滞在する村を訪ねたのだが。
そこで出会ったのは、十年前に彼が助け、彼を師匠と呼ぶ二人の少女。アイリとエル。
そして、壊滅したはずの獣魔軍の兵士と名乗る、敵の姿だった。
おっさんの盗賊であるヴァラードと、彼を慕い、彼を師匠と呼ぶ三人の少女。
そして、彼が持つ|奇跡の神言《口から出まかせ》の秘密。
師匠とも英雄とも呼ばれたくない男が、まるで運命に導かれるように、哀しき過去や昔の仲間との因縁を乗り越え、新たな未来の為、師匠として、そして英雄として、彼女達と共に運命に立ち向かっていく。
しょぼん(´・ω・`)さんらしい、相変わらず王道を行く、新たな英雄の物語。
是非お楽しみください!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-28 20:00:00
260308文字
会話率:36%
主人公は聖騎士団に所属する女聖騎士。
とあるきっかけで左遷され、辺境の地にある町へ飛ばされる。
だが、左遷先の町を裏で支配していたのは魔王の娘。
その秘密を知ってしまった女聖騎士は殺されてしまう。
しかし、女聖騎士の物語はそこで終わらな
かった。
魔王の娘の手によって、主人公は暗黒騎士として蘇る。
そして、魔王の娘から与えられた任務は、自分を左遷した聖騎士団の壊滅であった。
※
私の過去作『悪役令嬢な魔王の娘と優等生生娘な女聖騎士の板挟みになり、町長の息子の気苦労が絶えません』の続編です。
これ単体でも読める様にしてありますが、前作を読んだ方がより楽しめるかもしれません。
・悪役令嬢な魔王の娘と優等生生娘な女聖騎士の板挟みになり、町長の息子の気苦労が絶えません
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折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-22 13:27:22
103528文字
会話率:34%
世界の辺境の村にアイテムが無限に出てくるダンジョンが出現する。
村には冒険者が集まり、その冒険者が落とす金で村は町へと発展するが、そのダンジョンは町長が魔王と契約して出現させたものであった。
町は繁栄したものの、町長は魔王に加担する悪として
国や善側の存在に町ごと消されるのではと怯える事に。
魔王の事を秘密にしたい町長であったが、ある日魔王の娘が直々に町へとやって来てダンジョン経営の指揮を執り始める。
そして時を同じくして、善側である聖騎士団はダンジョンがある町に目を付け、そこに女聖騎士を派遣して監視を始めてしまう。
町長の息子である主人公は、魔王の娘の存在が女聖騎士にバレないようにするため、日夜悪戦苦闘の日々を送り始める事となる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-24 07:35:08
105842文字
会話率:47%
ある日、父の仕事のため、高校二年生ホウクンは大都市から小さな町へ引っ越した。彼は町長の息子、夢の中で見たような少年、ケイショーと出会った。だんだん何かが忘れることを覚えるホウクンはケイショーと関係があるイケメンヨウシンを知り合いになった。自
分の過去を探しながら、その三人の都市以外ゆったりする高校時代が始まった。これは、彼たちの物語だ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-11-23 21:20:40
1082文字
会話率:28%
戦争に徴兵された神父に代わり、一人で町の教会を守るシスター・フェシア。泥沼化する戦争で家族全員を失った彼女は、夜は息子を戦地に送った母親たちの懺悔を聴き、昼は戦火に身を投ずる男たちに神の祝福を与える。
彼女の幼馴染ダグは町長の息子。町長の
えこひいきで徴兵をずっと免れていると、町民からの風当たりは厳しい。しかしそんなことを気にすることもなく、彼はいつも彼女に明るく笑いかける。
戦争と十字架に翻弄された、年若い男女の物語。 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2009-09-09 02:45:47
14877文字
会話率:35%
妖精の国シーノールから人間界に降りてきた精霊や妖精。人間の町カーレフで家事を日課とする青年エドノルイス。彼を女と間違えて口説き落とそうとする町長の息子ギル。…それは一つの悲劇から奇妙な過去へとつながる。その森はすべてを知っていた。そして、す
べてを受け入れようとしていた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2008-10-01 08:09:50
16901文字
会話率:16%