母と双子の兄を魔獣フェンリルに殺され、刻印を刻まれたエルディアは、男として騎士団副団長ロイゼルドの従騎士となります。
魔獣に呪われながらも敵討ちを目標に頑張るエルと、色々振り回されながらもあたたかく見守るロイの師弟のお話です。魔法も剣もとっ
てもチートな令嬢従騎士と天然過保護な騎士のほんのり恋模様も。
果たしてエルは魔獣を倒して呪いの刻印を解くことができるでしょうか。
第二章は、死んだはずの兄が生きていることを知ったエルは、兄と刻印の主である狼を探し始めます。 従兄弟の騎士や他国の皇子などエルの周囲は複雑になってきて、過保護な師匠ロイはやきもきしてしまいます。隣国との戦争も始まる中、エルは無事兄に出会うことができるでしょうか。
第三章は、ルフィの主であった隣国の皇子が皇帝となり、エルはその皇妃として望まれる事に。その背景には魔獣の契約者である双子の争奪と、フェンをめぐる陰謀があった。フェンは、なぜフェンリルに異端の獣と呼ばれたのか。ルディとルフィはなぜ刻印を受けたのか。エルはその謎を解き、フェンを救う事ができるでしょうか。
このお話はアルファポリスさんでも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-15 23:03:20
323182文字
会話率:39%
永劫回帰それは、神をも殺す禁断の思想である。
しかし、その神をも殺す思想こそが、神によって作られたものだったことが、新たに発見された黙示録から判明する。
それは、獣の刻印を持つものは何度でも苦しみの世界を繰り返さなければならないという
ものだった。
その神の考えを良しとしない者たちは、悪魔と呼ばれ、神と戦う者もいた。しかし、それこそが悪魔によって仕組まれたものだと気がつくものはいない。
そんな中で反対に聖なる刻印を持ち、悪魔を打ち倒すもの達が出現した。そのもの達を国民は聖者とよんだ。
そんな世界で暮らす神父は獣の刻印を持つものであったが、神を恨むわけでも無く、悪魔を打ち倒すわけでも無く、のらりくらりと教会で今日もサボっていたため『働かざる男』の異名をつけられていた。
しかし、そんな生活をいつまでも続ける訳にはいかない。神父は生まれて初めて神父という仕事に向き合うことにした。
ある日、神父の元へと知り合いの聖者レヴィアが訪れた。それから彼の止まったままであった物語の歯車は噛み合ったように動き出す。
この作品はアルファポリスにも掲載しております。尚アルファポリスとは若干ないようが異なる部分がございますが、大幅にストーリーが変わったりはしませんのであしからず。
作者の知識不足や実力不足で違和感等があるかもしれません。もし、内容や解釈に食い違いがありましたら申し訳ございません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-15 01:43:57
89227文字
会話率:42%
ダンジョン、それは未知。なぜ作られたのか、誰が、どのように作ったのか……何もかもが不明瞭なその存在には、しかし、人々の欲望が、希望があった。
そんな未知に希望を見出した少年……ベスティア・サーベラスは、仲間から役立たずと言われ、パーテ
ィを追放されてしまった。
しかし、彼はそれでも、流行病で未だ意識のない妹のために、最難関ダンジョン『奈落』に挑む。
これは、希望のために地を這い進む、ダンジョン攻略者たちの泥臭いダークファンタジー……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-22 22:21:03
136970文字
会話率:40%
聖書の黙示録を聖句と聖句を照らし合わせて丁寧に読み解いていきます。
最終更新:2020-06-19 06:42:53
2282文字
会話率:10%