家出した少女、杜若苺來≪かきつばたまいら≫は吸血鬼に囚われてしまう。この世界で人間は食料だ。捕まったら最後──、と自分の運命を覚悟するも、この地の領主である冷血公ヴィクターに助けられた。
元の世界に戻してやろうとするが、家出してきた苺來は全
力で拒否をする。
何千年も生きてきたヴィクターにとって、人間の事情には多少詳しい。帰りたがらないマイラを少しの間だけ置くことにするが、想像以上に居心地の良いヴィクターの元で残りたいと苺來は考えていた。
人間が食料だと言うのであれば、愛玩≪ペット≫にしてもらって可愛がってもらうしかない、と──。
※タイトルはアレですが、えっち展開はありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-20 13:50:52
29327文字
会話率:33%
王宮魔法薬師のステラは毎日身を粉にして働いていた。
子供の頃に父を亡くし、父が賜った名誉称号権を叔父に奪われて以来、父の名誉を守るためただひたすら仕事に追われる日々。
ある日、重大な調合ミスをしたとして責任を取らされたステラは王宮魔法薬師
の身分を剥奪されてしまう。
左遷という体の永久追放をくらったステラは、巨大な山脈と運河を越えた先にある『ヴェクタニア君侯国』で新しい暮らしをスタートさせる。
そしてある事情から君侯家への忠誠が薄れ、バラバラになりつつあった諸侯たちだったが、ステラを永住させたい!というバラバラだったはずの意見を一致させたことで、ステラの元には人間、魔族、鳥人、人魚族、獣人といった種族が事ある毎にやってくるようになった。
こうして王宮では散々「女として枯れている」と影で笑われていたステラだが、亡き父の教訓を思い出し、自由な環境を手に入れたことにより、やっと本来の自分を取り戻し、さらなる才能を花開かせていく。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-10 12:37:38
9821文字
会話率:31%
「バグのなくなった世界にあなたは不要よ!! あなたをこの世界から追放させてもらうわ」
世界の穢れであるバグをたった一人で浄化していたクリアーは、ある日、我儘メスガキ女神のヘラから解雇を宣告されてしまう。
「俺をクビってマジで言っ
てます?」
「ええ、あんたなんていなくても大丈夫ですもの。汚らわしいバグを持っているあんたはこの完璧な世界には不要なの!! そもそもここ最近はバグなんて発生していないじゃないの!!」
「それは俺が事前にバグを浄化していたから、大事になっていないだけでですね……」
「うるさい!!そうやって、仕事をしているふりをしているだけだってノイズも言っていたもの!! 早く異世界に堕ちなさい!!」
「にぎゃぁぁぁーーー」
説得もむなしく異世界に追放されたクリアーを待っていたのは、空は曇っており、草木は枯れている前の世界とは違いバグに侵されまくった世界だったのだ。
そんな世界で彼は……
「うおおおおお!! バグだらけだぁぁ!! バグ選び放題じゃん。最高かよ!!」
歓喜の声を上げる。元々バグが好きのクリアーからしたらこの世界は最高の場所だったのだ。そして、彼が石化バグに侵された異世界の女神と出会いそのバグを浄化し解放することによって物語ははじまることになる。
新たな人生を楽しみながら彼はふと思う。元の世界を追放されたけど、俺が居なかったら放置されている無限増殖バグの対処ってどうするのかな?
一方、クリアーを追放したヘラたちは彼の忠告通り世界に広がっていくバグによって自然が破壊されたり、魔物が凶暴化したりと色々な災難に巻き込まれていくのだった。
これは元の世界を追放された一人の少年が、自由を得たことによって、女神と共に新しい世界を楽しみながら救済する物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-16 12:02:37
39742文字
会話率:54%
父さんが再婚して、新しい母さんと三人の姉がウチにやってきた。
はじめは新しい家族なので皆と仲良くしようと思っていたのだが、姉の三人は俺と接する時によそよそしくなったりなど……目に見えて嫌われてしまったようだ。
住み慣れた家だったのだが、
姉たちに嫌われたことにより居心地が悪くなってしまい、高校を卒業したら家を出て行こうと決意する。
そんなある日、俺はひょんなことから長女を押し倒してしまい──とある事件から姉たちと甘々な関係が始まるイチャラブコメディ! 学校では美少女から猛アタックを受ける青春ラブコメディ!
二つのラブコメを堪能出来る作品となっております! 主人公の甘々な高校生活をご堪能ください!
・長女=衣緒(いお)
・次女=奏美(かなみ)
・三女=鈴乃(すずの)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-16 17:15:55
233877文字
会話率:47%
木が枯れているか否か。
調べる方法としては、枝を折ったり、樹皮をはいだりするのがポピュラー。
ときにその方法で、意外なことが発覚してしまったりするとか……。
最終更新:2022-03-17 23:00:00
3431文字
会話率:4%
☆ 猫被りの為のメソッド、連載中☆
「今までの提出書類の不備:0」の総務部高感度ダントツ第一位男が書類不備?
旅費精算のミスを発見してしまい、困惑する総務の梶川祥順(かじかわよしゆき)。
当の滝川浩和(たきがわひろかず)とのやり取りで判明
したミスの原因は、なんと失恋だという。
ひょんなことから始まった友人関係だったが、浩和は予想もしない祥順の一面を暴いてしまう事となる。
知れば知るほど振られるような人間には思えない浩和と、知れば知るほど私生活が枯れている祥順。
この二人、仕事では同じベクトルだが私生活はまるで正反対。
仕事以外は結構ダメンズな祥順とスパダリ系挑戦大好き男な浩和。
よくある仕事中のミスをきっかけに、男達(+α)の恋模様が描かれていく。
*リバップル、百合ップルあります。
*現時点における内容の三分の一は料理の話です。
*ムーンにて「書類不備の【裏側】」という番外編を掲載しています。成人している方は是非!
【毎週金曜、20時更新/1話あたり2,500~3,000字程度】折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-24 20:00:00
510288文字
会話率:40%
惰性でも、マンネリでも、なんでも、やめない、続けていたい、
キーワード:
最終更新:2021-03-20 19:18:59
484文字
会話率:0%
筆者の愚痴です。愚痴なため何が起こるかわかりません。なので保険として残酷な描写、ボーイズラブ、ガールズラブをつけています。また、筆者の年齢により青春、スクールラブもつきますが枯れていると言っても過言ではないので保険で終わるでしょう。
アンチ
はノーサンキューです。
どうしてもアンチしたい方なら別にいいですが、愚痴をアンチされてもねぇ〜折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-04-02 04:12:06
656文字
会話率:0%
なぜ僕はここにいるのだろう。抱えた頭は物理的な痛みではなく、現状という精神的な痛みによってもだえる。
「前を向け周。そして、胸を張って歩け」
横にいる都和は人懐っこい笑みを浮かべ僕を攻め立てる。
門をくぐりぬけた僕は下を向き、お腹を前
に出して項垂れながら一言。
「女の子になったからって、姫小百合女学園に編入する意味がわからないんだけど……」
「男ならハーレム作るとかはどうなんだ?」
「僕は……枯れているもんで」
「その歳でかよ!」
昔、某小説サイトで書いていたものをリメイク。シナリオを変えて完結しなかったから完結を目指し、ゆっくり目に更新予定。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-07-19 01:19:33
170933文字
会話率:42%
町外れの孤児院で暮らす少女セルカはある日、裏庭の畑の脇に蹲っている旅の青年を発見する。続いて、枯れている野薔薇も発見する。
アルドワーズと名乗った青年は薔薇を枯らしたのは自分だと言い出し、困惑したセルカは孤児院の主であるクレフと共にアル
ドワーズから話を聞く。
アルドワーズは自分は人間でない何かだと主張、同族を探して旅をしているという。お金がなくて行き倒れたというのを聞き、クレフは孤児院へしばらくの逗留を勧める。いまひとつアルドワーズを信用しきれないセルカだが、クレフの決定だからと渋々受け入れることに。
奇妙な闖入者を迎え、セルカの騒がしい日々が始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-06-14 22:59:49
88665文字
会話率:61%
「僕はサキ。淫魔(インキュバス)です」とそんな男が我が家にやって来た。
家と会社の往復で毎日を過ごす、ちょっぴり枯れているOLこと私、ユキ。
「愛のないセックスなんてお断りだ!」と毎晩彼の誘惑を断り続けたら。
「愛があればヤラせてくれるん
ですね!?」と何故か好意を持たれようと前向きな努力を始め出した。
「いや、悪魔として努力の方向間違ってるんじゃ……」という私と淫魔の同棲生活なお話。
☆R15範囲内で性描写がありますのでご注意ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-04-02 22:02:44
8184文字
会話率:33%
TVのカレー特集に釣られた自称:世捨て人が本格カレーを作ろうと買い物に行き、カレー入れを買ったつもりで魔法のランプを購入してしまう話です。そしてランプの魔神は多分帰れないフラグ・・
(※略して「カレジン」という題名にしたくて、自称:枯れて
いる爺が主人公ですが、活かしきれていません。自称なので結構働き盛りの壮年期辺りの予定でした)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-08-07 02:31:58
3489文字
会話率:45%
チューリップが枯れていたので
わたしは、そのチューリップに言いました。
「枯れてしまって、可哀想。
あなたは、可哀想なチューリップだね。」
すると、チューリップは言いました。
「私は枯れているけれど、可哀想ではないですよ。」
チュー
リップが強がっているので、わたしは慰めました。
「無理をしなくていいわ。
本当は、枯れてしまってツラいんでしょう。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-08-04 11:54:47
1449文字
会話率:23%
愛することに躊躇してはならない。
自覚するよりも早く。日をまたげば枯れているかもしれないから。
奪われるよりも早く。二度と華を咲かせないかもしれないから。
美しかろうと醜かろうと、無垢のままの愛の原石を二人で磨くほど心地よい行為はないのだか
ら。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-07-30 14:59:21
741文字
会話率:0%
残業続きのOL=Aこと私の一人称。行きつけのごはん屋さんでおいしいご飯を食べて心も体も満たされた帰り道、意外な男に遭遇し…
最終更新:2014-01-31 00:00:00
2703文字
会話率:14%
大学生にしてはいささか枯れている女の子のお話。
最終更新:2012-04-07 21:26:47
5725文字
会話率:29%
あれから、卒業してから、私の枯れているよふな景色、ええ、まるでモノクロームみたいだわ。
最終更新:2009-08-03 20:48:49
2253文字
会話率:0%